数少ない奈良のやぎさん情報のうち、ほぼ確実にやぎさんがおるじゃろうと確信できる植村牧場(奈良県奈良市般若寺町168:0742‐23‐2125:入場無料:11:00〜15:00:駐車場は牧場の少し北側にあり)に行ってきた。
なんでも「奈良県最古の牧場」ということじゃ。
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牧場は奈良公園から少し北にあった住宅地の中にある。
奈良県最古の牧場ということは、このあたりは最初はなんもない開けた土地で、あとから住宅地が形成されたのかもしれん。
とにかく今は住宅地のなかにあるので、普通の人がイメージする広々とした牧場ではなく、狭くはないが広くもない敷地の中に牛舎があって、主に乳牛を飼育しているのがメインの事業らしい。
じゃから牧場内の売店では牛乳や乳製品、ソフトクリームなどを売っとる。
それだけではなくてレストランも併設しており「一流シェルが手掛けるこだわりの料理、牧場の搾りたて牛乳を使った牧場ならではのメニューなどもございます」(サイトより引用)とのことじゃ。
しかしワシの目的はうしさんでもなく、美味しいレストラン飯でもなく、美味しいソフトクリームでもなく、あくまでやぎさんじゃ。
牧場の道挟んで反対側にある駐車場にクルマを停めて早速牧場に入ると、まず見えるのはやはり牛舎。
中には白黒のうしさんが立っとる。
一見、やぎさんはおらん。
ううむ…
牛舎に近づいてみると、併設してるような感じでやぎさん小屋を発見した。
屋根の上にうしさんがおって驚いたがご心配なく 作り物じゃよ © ill-health(ruephas) 2024 |
しかし出入り口はすべて開け放たれており、中にやぎさんの姿は認められん。
やぎさんではよくある話じゃが、それこそ牧場内の除草作業に勤しんでおる可能性があるので牧場内で客が入れそうなところ(感染対策で素人さんが入ってはいけないところがあるんじゃよ)には全部入ってみて探してみたが、見つからん。
これは牧場の人に確認せねばならんじゃろう。
奈良は当日も暑く、ここは一つソフトクリームでも食べながら話を聞くかと決めて売店に入った。
できたばかりの新しくておしゃれな売店に入ると、女性と(その?)お子さんがカウンター内におったので早速ソフトクリーム(¥450:コーンの中にもぎっしりソフトクリームが詰まってて、かつ美味しい)を注文し、やぎさん事情を伺ってみた。
そうしたら、
「やぎはいるんですけど、今は除草していて小屋にはいないんです」
やはりそうか。
「ははあなるほど。ではその様子を見ることは出来るでしょうか」
「敷地の奥にある職員寮の周りにいるので、ちょっとごめんなさい」
それならば仕方ない。
本日は諦めるしかないが、牧場は奈良公園からクルマで5分とかくらいの距離じゃからまたこればそれで良い。
また今度来ようかねえ。
楽しみが先延ばしされただけじゃと考えよう。
がらんどうのやぎさん小屋 しかし生活感は満載じゃ © ill-health(ruephas) 2024 |
ちなみにやぎさんたちの名前じゃが、次のとおりじゃ。
- バニラ(オス:赤いくびわ:小)
- ミルク(オス:青いくびわ:小)
- レイ(オス:黒いくびわ:中)
- シロ(メス:くびわ不明:中)
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このようにくびわの色で区別してくれとるのはありがたい。
それぞれにちゃんと名前を呼べるからの。
しかしあれじゃ、サイズを示す「小」「中」の定義がどうなっとるんじゃろか?
これも今度実際に見て確かめてみよう。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。