2011年5月24日火曜日

温泉に行かない日(15) 桶の中身

お風呂、特にスー銭とかの客によく見られるのは、100均とかで売ってそうな手頃な大きさの篭に入浴グッズを入れてる人。
成る程確かにシャンプーや歯磨きセットや櫛なんかを入れるのに便利そうなので、わたくしもそういうのを買おうかなと前から思っていた。
で、そうだなあ、一年一寸前くらいかな、事務所で女性社員が「うーん、偏頭痛がするぅ、ケロリン買おうかなぁ」と言いながら内外製薬のサイトを見ていて思いついたのが、ケロリン桶を篭代わりに使ったらいい感じじゃないかということ。
カイシャの出張で出向いた岐阜でLoftに寄り、早速購入し入浴グッズ収納用として使っている。
収納力も申し分なく、お洒落でもあるし、大変気に入っている。
でも、いろんな問題が発生してきたのだった。
  1. 銭湯等では今もケロリン桶を使っている所が多く、下手をすると桶ドロボーと間違われる。
  2. 他の客が浴場備品と間違えてしまい、掛かり湯等でわたくしの桶を使用したりする。
  3. 特に宿泊施設系の日帰り温泉の場合だが、車を降り⇒フロントでカネを払い⇒宿泊客が多く屯している施設内を通過して⇒浴室に入る、という浴場へのアプローチの全ての仮定で、無垢な宿泊者達の好奇に満ちた視線を感じる
等が主なものである。
それらに対する自分なりの回答・対策だが、上記記載番号に対応して記載するなら、次の通りである。
  1. 桶には自分の名前を印字したテプラを貼付し、さらに入浴する前に職員に「これはオレのだかんな」と申し送っておく。
  2. 桶を空っぽにせず、必ず何かを入れておく。
  3. 視線に慣れる
まあしかしこれらは実はたいした問題ではない。
それより最大の問題は、ケロリン桶を使うことにより温泉通ぶっているわたくし自身の事である。
自分は俗物だなあと本当に納得し、たまに自己嫌悪に陥ったりしている。

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たぶん。