2011年5月29日日曜日

寸又峡温泉露天風呂美人づくりの湯(1)

颱風で人の移動が少なくなるから、普段混んでいる観光地もきっと空いている筈。
だから思い切って遠くへ行こうと決心し、西伊豆の大沢温泉に心を定めたものの、ルートを検討するとクルマで片道4時間以上かかる事が解ったため、涙を飲んで中止(だって、一日の1/3を移動に費やすなんて…ねえ)。
西伊豆はいずれ、宿泊して温泉を楽しむ事にして、今日は伊豆よりはずっと近い寸又峡に行ってきた。
上手いことに、朝5時30分頃起きる事に成功したので(高齢化の証)、一通り新聞に目を通し(我が国の政治は全く目を覆いたくなる程の惨状である事を確信した次第)、飯を炊いていなかったため、近所のスーパーで買ってあったPBのシーフードヌードルを朝飯代わりに食して出発。
結構激しい雨の中、国道1号線バイパス経由で約2時間、111kmを走りに走って目的地である町営露天風呂美人づくりの湯(静岡県榛原郡川根本町千頭368-3:0547-59-3985)に到着。
着いたのは10時少し前だったが、温泉は既に9時30分から開いており、一組の先客が丁度出る所で、彼らが出ると誰もいない理想的な状態になった。
素早く脱衣し、十分に掛け湯をしてから、どんな光の具合によるのか解らないものの、綺麗な水色をしたお湯に身を預けて、はぁ〜っと一息ついた。
浴槽には2本の竹が突き出されていて、うち1本は加熱された温泉、もう1本からは(多分)非加熱の源泉が、いずれもどばどばと注ぎ込まれている。
お湯はこの辺り、例えば接岨峡温泉会館(静岡県榛原郡 川根本町梅地187-2:0547-59-3764)や旧赤石温泉白樺荘(静岡県静岡市葵区田代1005:054-260-2021:2009年6月14日で閉鎖され新規施設に移転)に見られるようなぬるぬる系で私の好みにあっている。
聞こえてくる音は、浴槽に温泉が注ぎ込まれる音、すぐ横にある川が流れる音、雨が屋根を打つ音だけ。
他の雑音なし。
ベスト入浴人数5〜6人程度の浴槽に独りでゆったりと浸かり、何も考えないで湯に身を預ける素晴らしい1時間を過ごした。
残念だったのは、浴槽の作りがやや雑であった事。
もう少し浴槽が浅くて、全体にもう少し丁寧な作りをすればいいのにと感じた次第。

湯屋を出て、雨のなか帰途についたのが10時過ぎ。
帰宅はお昼過ぎだった。
こんな感じの「早朝温泉」はなかなかいい感じだと解ったので、次回もそうしてみよう。

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