2011年5月12日木曜日

温泉に行かない日(11) お酒とお風呂の両立

は、難しい。
わたくしは、車が好きで、温泉が好きである。
従って、大抵の場合、車に乗って温泉に出かける。
車で行くのは他にもいくつか理由があって、公共交通機関を利用して行くよりは結局は安価で、短時間で移動出来るし、そもそも車じゃないと行けない温泉も多い。

そこで困るのは、風呂上がりのビールである。

わたくしは、温泉も車も大好きであるが、それと同じくらいに酒が好きである。
だから温泉で汗を流した後は、矢張りビールで喉を潤したいと思う。
それはとても美味いものだ。
缶ビールのプルタブをぱきっとあけて、一気に喉に流し込むあの快感。
その後落ち着いてから、日本酒をゆっくりと味わうあの楽しさ。
でも、車だったら、それは出来ない。

まあはっきりと書くが、20代の頃(だからもう20年も前の話だな)は世間的には普通に飲酒運転が行われていたし、思い切って告白すれば、うーん、私もかつては何度かやった事を否定はしない。
ただし今はやっていない。

こう見えても、おじさんになって分別がやっとついてきたのか、それは最低限人間としてやっちゃいけない事と解っているし、酒を飲んだときの自分がどんなにヤバい状況なのかも「人から聞いて」解ってるし(酒を飲むとしばしば記憶が飛ぶ)、だからカイシャをクビになるリスク、もっと言えば酔っぱらい運転で他のヒトを殺してしまうリスクを負ってまで飲酒運転はしたくない。

しかし、やはり風呂上がりの一杯は、捨てられない。
こたえられない。
では、どうするか。

ということで、一度は否定したが、やはり温泉同好会を作るしかあるまいと思い直している。
会長職は言うまでもなく、酒が嫌いで、でかい車を持った奉仕精神で溢れ返った善人が適当であろう。
で、会長職を出来そうな人物が何人か目に浮かぶ。
彼らを上手く籠絡して会長に奉り、車を運転させて好きな温泉に行き、湯をゆっくり堪能してから、ぱきっとプルタブをあけ、んぐんぐんぐとビールを飲んでぷはーと言おう。
明日から早速組織化を目指して動いてみよう。

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たぶん。