カーマニアではないけれども、わたくしは車が好きだ。
「クルマに実用性があってはならない」が持論であるゆえ、人が乗らない車が特に好きだ。
若い頃は金もないくせにトヨタの「セラ」[1]という実用性ゼロのクルマを衝動買いしたし、その後は日本で600台限定発売の「シビッククーペ」(左ハンドル)[2]等というものも買った。
今は事情により好きでもない「スイフト」に乗っているのだが、燃費は悪いわ、分不相応にも15インチ等というでかいタイヤをはいているがゆえか小回りは効かないわ、リアシートは実質的に座れないわで心的ストレスが大きい。
クルマに愛を感じていないため、滅多に洗車もしないし、車内は埃まるけである。
で、基本的に本田宗一郎ファンのわたくしはホンダびいきなので、今は「CR-Z」[3]の購入を一人密かに画策している。
…のだが、困った問題が一つある。
新たにクルマを買うことにより、今のクルマが持つ強力最大の利点を放棄しなければならないという問題である。
その「強力最大の利点」とは何か?
それは、
「クルマに対する愛がないゆえ、どんな悪路を走っても平気だし、クルマに多少の傷がついてもまったく痛痒を感じない」
というものである。
いま、悪路を駆けて山奥の温泉に行けるのは、言ってみればスイフト君のおかげである。
あの狭隘な愛知県道1号線をぐいぐいせめて湯の島温泉に通えるのも、幻の名湯であった明石温泉白樺荘に行けたのも、すべてスイフト君(*4)のおかげである。
それがもし、あの上品でかっこいいCR-Zに乗り換えたとしたら、その愛の深さで出かけるのを躊躇してしまうのは確実だ。
今、温泉への愛を選ぶのか、それともクルマへの愛を選ぶのか、重要な岐路に立たされている私である。
はは。
[1]
[2]
[3]
[4]
敢えてわざわざ画像を掲げるには及ぶまい。
車道に向かって石を投げて当たった車がそれ即ちスイフトである。
というくらい、うんざりするくらい走っている。
「クルマに実用性があってはならない」が持論であるゆえ、人が乗らない車が特に好きだ。
若い頃は金もないくせにトヨタの「セラ」[1]という実用性ゼロのクルマを衝動買いしたし、その後は日本で600台限定発売の「シビッククーペ」(左ハンドル)[2]等というものも買った。
今は事情により好きでもない「スイフト」に乗っているのだが、燃費は悪いわ、分不相応にも15インチ等というでかいタイヤをはいているがゆえか小回りは効かないわ、リアシートは実質的に座れないわで心的ストレスが大きい。
クルマに愛を感じていないため、滅多に洗車もしないし、車内は埃まるけである。
で、基本的に本田宗一郎ファンのわたくしはホンダびいきなので、今は「CR-Z」[3]の購入を一人密かに画策している。
…のだが、困った問題が一つある。
新たにクルマを買うことにより、今のクルマが持つ強力最大の利点を放棄しなければならないという問題である。
その「強力最大の利点」とは何か?
それは、
「クルマに対する愛がないゆえ、どんな悪路を走っても平気だし、クルマに多少の傷がついてもまったく痛痒を感じない」
というものである。
いま、悪路を駆けて山奥の温泉に行けるのは、言ってみればスイフト君のおかげである。
あの狭隘な愛知県道1号線をぐいぐいせめて湯の島温泉に通えるのも、幻の名湯であった明石温泉白樺荘に行けたのも、すべてスイフト君(*4)のおかげである。
それがもし、あの上品でかっこいいCR-Zに乗り換えたとしたら、その愛の深さで出かけるのを躊躇してしまうのは確実だ。
今、温泉への愛を選ぶのか、それともクルマへの愛を選ぶのか、重要な岐路に立たされている私である。
はは。
[1]
[2]
[3]
[4]
敢えてわざわざ画像を掲げるには及ぶまい。
車道に向かって石を投げて当たった車がそれ即ちスイフトである。
というくらい、うんざりするくらい走っている。
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。