2012年11月28日水曜日

温泉に行かない日(120) 来月の12日は何をしますか?[1]

神の配剤なのか、世の必然なのか、CIAの陰謀なのか、北朝鮮の策略なのかは解りませんが、兎に角12月は忙しいという事になってます。
忙しい忙しいと忙しがっている人に限って余り忙しくはないというのが定説になってますが、でもまあ年末に関しては誰彼問わず多少なりとも忙しいのは申し方がないのかもしれません。

さて、今年は西暦で言うと2012年ですかね[2]
キリストという宗教家兼実業家のおにいさんが生まれてからもう2012年もたつ[3]のかと思いますが、それはさて置き兎に角今年は2012年で、そして今月は11月であります。
ふうん、つまり来月は2012年12月だな。

12月には多分「12日」もあるだろう。
いや。
「多分」なんてファジー(死語?)なものでなく、必ずあると断言出来ます。
思っても見てください。
例えば29日という日の事です。
こいつなんか普段はなりを潜めているのに、4年に1回くらい誰にも断ることなく勝手に発生したりする曖昧且つ模糊なヤツですが、それに引き換え「12日」というのは確固たる地位を保有していて、年や月に関係なく必ず存在する心強い存在ですよね。
野球で言えば昭和時代のON砲のようなもの。
確実にヒット、或いは場合によってはホームランをカマしてくれます。
絶対的に確実という事ですな。
という事は、あと暫く待てば確実に2012年12月12日は訪れると考察出来る訳だよねえ。

「時」というものがあります。
ある日太陽が昇る瞬間から、次に太陽が昇るまでを24に分けて、それを「時」と呼称してるんだよな、多分もともとは。
従ってこれまたON砲の如く、毎日欠かさず間違いなく漏れなく誰が何と言おうと「12時」というものが存在します。
という事は、 あと暫く待てば確実に2012年12月12日12時は訪れると考察出来る訳。

「分」というものがあります。
ある日太陽が昇る瞬間から、次に太陽が昇るまでを24に分けて、それを「時」と呼称しており、それを更に60に分けたものを「分」と呼称してるんですよね、多分もともとは。
従ってこれまたON砲の如く、毎時欠かさず間違いなく漏れなく誰が何と言おうと「12分」というものが存在する訳です。
という事は、 あと暫く待てば確実に2012年12月12日12時12分は訪れると考察出来る訳。

「秒」というものがあります。
ある日太陽が昇る瞬間から、次に太陽が昇るまでを24に分けて、それを「時」と呼称しており、それを更に60に分けたものを「分」と呼称しており、それを更に60に分けたものを「秒」と呼称してるんですよね、多分もともとは。
従ってこれまたON砲の如く、毎分欠かさず間違いなく漏れなく誰が何と言おうと「12秒」というものが存在する訳です。
という事は、 あと暫く待てば確実に2012年12月12日12時12分12秒は訪れると考察出来る訳。

恐らく2012年12月12日12時12分12秒は世界中分け隔てなく、確実に、この地球上、ひいては全宇宙全ての存在に訪れますね。

神の配剤なのか、世の必然なのか、CIAの陰謀なのか、北朝鮮の策略なのかは解りませんが、兎に角12月は忙しいという事になってます。
でも、その多忙中に訪れる「2012年12月12日12時12分12秒」。

凄いな。
年の上2桁を除き、全て12で構成される瞬間。
なかなか出会える機会じゃありません。

忙しい中、その瞬間を楽しみません?
多くの人は昼飯中だろうけど、その一瞬だけは箸を休めて楽しもうよ。
一緒に飯喰ってる仲間とその瞬間拍手するだけでもいいんだ。
ジンセイに置けるちょっとした楽しみとしてね。

次に同じ様な感じの瞬間が訪れるのは、2111年11月11日11時11分11秒ですかね。
あと約99年、お互いそのときまでは何とか生きながらえたいものですなあ。
無理か(^^ゞ

[1]
今回は2012年12月12日12時12分12秒についての雑記ですが、タイトルに付いている番号「120」というのは完全に偶然によるものです。
この回ではいろいろ狙いましたが。

[2]
私は中年以降ハッキリと右に傾いていますが、その割に和暦(元号)による年表示の不合理性に辟易している一人であります。
実務的に言えば和暦は全く効率的ではない[4]です。
しかし言うまでもなく和暦の存在価値はあるに決まっているので、公務私生活問わず、最初は西暦、必要に応じて和暦を補うというスタイルを取ってます。

[3]
西暦ってのはイエスの生誕年が基準になっている割には、一種の定説として「イエス生誕は、実は紀元前4年より前なんだぜ。吃驚だろ」という話もあり、頭の悪い俺に取っては分かりにくい話です。
解りにくいということを棚に置いとけば、だからこの部分はその説に従えば、
「キリストという宗教家兼実業家のおにいさんが生まれてから少なくとももう2016年以上もたつのか」
というのが正しい表現かもしれない。

[4]
地球上の多くの国家や個人が使っていることからもわかるとおり、西暦は効率的且つ合理的です。
欧米は勿論、馬鹿ガキ国家中国やくそったれ国家韓国、更には発狂国家北朝鮮、更にこっそり書き加えるならば我が日本国とかも含めて、外交的な文書に関しては全て西暦を使用しています。
それはいちいち自国の暦に換算することなく誰もがすぐに理解できるからです。
当たり前でしょ。
例えば日本が支那に何か文書を送る時、平成24年11月28日とか書いても解らないからね。
個人的に言えば、例えば「今から何年前に何とかいうのが流行ったよね」とかいう話の時に、「昭和○○年くらいに何とかいうのが流行ったよね」という表現をするのにいちいち換算が必要だから、計算の苦手な私は和暦は使いません。

2012年11月26日月曜日

永楽湯(1)

激熱の仁王門湯を後にし、向かったのは永楽湯(名古屋市中区大須1-19-2永楽アパート1F:052-231-4990:¥400でサウナは別途¥100:営業時間確認を失念<(_ _)>:公式サイトなし)です。
仁王門湯からは伏見通りを挟んで西側、名古屋高速白川IC南にある銭湯です。
大須観音周辺と異なり、静かな住宅街の中にある銭湯で、これは仁王門湯と同様にコインランドリーを従えてます。
表の自動ドアを抜けて中に入ります。
普通の銭湯だとこの時点で男女別の行き先がはっきりわかるのですが、ここ永楽湯では構造的にそれがよくわからなくて、ひょっとして表の自動ドア自体がすでに男女別に分かれているのでは、とも思いました。
ですので一旦表に出て確認してみましたが流石にそんなことは無いので、意を決して中に入りました。
その瞬間、
「きゃああああぁ~~~~!出歯亀~!出歯亀が出たわぁぁ~!」
という黄色い悲鳴が辺りを振るわせ、番台に座ったおじさんにフルボッコにされる…
というようなことは無く、前室(っていうのかな、待ち合わすことが出来るようなスペース)を過ぎたところに番台は存在し、そこから男女別に分かれるのでした。
浴室手前にある流しに黄色い洗面器が積んであり、これを手に浴室内に入るというたまに見かけるシステムですので初めて行く人は気をつけて下さい。
ちなみにその洗面器ですが、よくあるケロリン桶ではなく、花王石鹸提供のもので、私は初めて見ました。
ケロリン桶のあの重量感は大変に好ましいものですが、こちらの花王桶は軽く仕上がってますので、じいさんばあさんには楽かも知れません。

何か名古屋にある銭湯の基本的構成は似通っているようで、先程訪れた仁王門湯と同じような作り。
主要浴槽+水風呂+電気風呂+バスクリン風呂(当日はジャスミン)+全身シャワー(但し故障中(^^ゞ)で、浴室の外にサウナがあるという感じ。
主要浴槽は2分割されていて、一つは静止湯、もう一つはバブルバスでどちらも同じ温度。
電気風呂には手を入れてませんが、バスクリン風呂も同じ湯加減であり、幸いなことに私にとって誠に好ましい温度でした。
さっきの仁王門湯はホントに熱すぎてゆっくり浸かれなかったんだけど、こちらは誠に快適。
先程の分を取り戻す感じで少し時間をかけてじっくり湯船を楽しめました。
もう少しいたかったのですが、時間もだいぶ差し迫ってきていたので、後ろ髪を引かれる思いで浴室を後にすると、入れ違いに脱衣場に入ってきた刺青兄さんが「寒い寒い」と弱音を吐き、手をこすりながら素っ裸の体を震わせサウナに飛び込んでいきました。
あの手の職業の兄さんが寒がるというのは新発見であり、何か妙にシンパシーを感じてしまいました。

2012年11月25日日曜日

仁王門湯(1)

朝8時47分浜松始発の特別快速に乗り10時13分名古屋着。
今日は何時もの様な車ではなくJRを利用しての行動です。
勿論正規料金ではなく、貧乏人に相応しく駅前の安売りチケット屋で格安切符を購入した上での在来線利用であります。
三連休の最終日、車なんか使ったら目的地で駐車場捜しで苛つく事且つ移動時間が読めない事必定であり、それに引き換え汽車を使えば帰りには何処かで一杯引っ掛ける事も可能であります。

目的地は名古屋大須。
直前のポストで書いた通り、今回のテーマは「名古屋大須の2銭湯一挙制覇は果たして可能か?」
であります。
浜松地区での一般的な状況で言えば通常は、銭湯は15時開店であります。
ただ、それはあくまで浜松での常識であり、他の地区では朝っぱらから営業しているかもしれない。
ネットを検索すればそう言った情報はいとも容易く入手出来るんでしょうが、それじゃあつまんないでしょ。
こんな朝早くの汽車に乗ったのはこういう理由であります。

JR名古屋駅を降り、地下鉄に乗り換え国際センター駅下車。
こればっかりはネットで知識を得ていた圓頓寺商店街を歩いて時間をつぶし、更に徒歩で約20分、大須観音に到着。
まず目指すのは仁王門湯(名古屋市中区大須3-37-20:052-241-2658:¥400でサウナは別途¥100:14時-23時:公式サイトなし)。
大須交番前の仁王門通商店街を暫く東に向かい、有名なピッツァ店の所を北に折れると左手に目的地はあります。
時刻にして13時頃。
建物に掲示された営業案内を見ると、開始は14時との事だったのですが何故か爺婆たちが大挙として銭湯内に入って行きます。
まあ、これは地元民向けの営業枠であるかもしれないと思い、矢張りの時間通りに入ろうと決めて一旦大須観音に戻り、近くのコンビニで食料調達して境内で摂取し、更に時間があったので近くにある大須演芸場(←公式サイトは非常に見にくいです:愛知県名古屋市中区大須2-19-39:052-221-1782:¥1500)に行きました。
そこで(極少数の観客のうちの一人として)桂文珍師匠の2番弟子である桂珍念快楽亭ブラックの落語を楽しみ、色物のマジックショーや三味線漫談を聞き、14時になるのを待って再度現地へ。
 

併設のコインランドリーを横目に見ながら富士山デザインの暖簾をくぐり中に入って番台のおばちゃんに400円支払い板場へ。
私の行きつけのみよし湯とはいろんな所が随分異なっていて、何か建物が近代的ですね。
どうも近年改築したようで、ホントに近代的かつ清潔です。
ロッカー等の設備の一部は、古い建物のものをそのまま再利用しているようで、その部分からは昭和時代の古き良き時代の面影が感じられます。
いいぞいいぞ。
浴槽に入ると、室内のまあ広い事。
天井のまあ高い事。
数人の入浴客が既におり、皆さん熱心に体を洗ってます。
浴槽には誰も入っていない。
その浴槽は、主要浴槽・超音波浴槽・水風呂の3つ。
他にサウナ(別料金)と全身シャワー(ってのかな)も装備されてます。
主要浴槽は4分割されていて1つは電気風呂です。
先ずは全身を石鹸で綺麗に清めてから良く確かめもせず、適当な感じで一つの浴槽に入った所、これがもう極めて熱い。
私は熱いお湯は非常に苦手なのだ。
熱い銭湯に関してはこちらで書いている通りですが、それを遥かに凌駕する熱さです。
実は、浴室に入った時何となく予感はしていたのですが、何人か客がいるのに誰ーれも浴槽に入っていない場合は、お湯が熱いケースが多いです。
何も考えず最初に入った浴槽はその中でも最も激熱の物だったらしく、入った途端皮膚がぴりぴりしました。
もしやこれは電気風呂だったか(私は電気風呂にもとても弱い)と思ったのですがそうではなく、単にお湯が熱すぎてお肌がぴりぴりしてたようです。
1分も耐える事が出来ず、這々の体で湯船から脱出。
うーむ、これは手強いぞ。
パネェな、仁王門湯。
名前に相応しく激しい湯加減だ。
この湯加減がデフォだとすると、大須の住人は可成りの江戸っ子、それも強情な江戸っ子ですね。
その後、手で触った感じでは最も温(ぬる)い浴槽に身を沈めましたが、その湯加減でさえ私の限界値を遥かに越えた熱さであり、降参。
鏡を見ると首から下がはっきりと赤色化してましたけど。
巴湯の一番湯を圧倒する熱さ。
参りました。
しかしこれで一湯制覇。
後一つ残ってます。

温泉に行かない日(119) 名古屋大須の2銭湯一挙制覇は果たして可能か?

別に所用はないけれど、本日は早朝より名古屋は大須に出かける事にしました。
まあ実際のところ所用が全くない訳ではないんだけど喫緊ではなく、つまり本日どうしても行くべき理由はないのですが、まあ時間もあるし天気も良さそうだし、ぶらりとしに行く事にした、ということですな。
大須と言えばコメ兵(名古屋店本館情報:愛知県名古屋市中区大須3-25-31:052-242-0088:10時30分~19時30分:定休水曜) なんですが、わたくし小学生の砌にはテレヴィジョンで「いらんものは、コメヒョ~へ売ろ~っ!」なんて言うコマーシャルが盛んに流れていましたが、今時はどうなんでしょうなあ。
大須へは数年前に行きましたが、実際目の当たりにしたコメ兵は、小学生の頃抱いていた怪しげな「質屋」というイメージでは全くなく、セコンドハンドではあるけれどきちんと品質保証された高級ブランドを扱う店、という感じでした。
あとは大須演芸場とか、大須観音とか、狭いけど賑わっている通路とか、本場イタリアで賞を取ったピザ屋とか、そんなイメージがある商店街です。

浜松と名古屋は天と地程に距離が離れているという訳ではないけど、かといって毎週行こうかという距離でもないので、どうせ行くなら、もし銭湯があるのなら入りたい。
と思って先程調べました所、地下鉄大須観音駅から徒歩圏内に2軒もの銭湯があるじゃないですか。
流石だなあ。
ナゴヤは世界の人たちから「偉大なる田舎」扱いされてるけど、そんな事ないよ。
この周辺に住む庶民の文化としてこの2つの銭湯を継続せしめていると思うのだけど、そういう人たちが田舎者である訳がない。

本日は大須にある2つの銭湯、即ち仁王門湯(名古屋市中区大須3-37-20:052-241-2658:料金・営業時間は不明:公式サイトなし)及び永楽湯(名古屋市中区大須1-19-2永楽アパート1F:052-231-4990:料金・営業時間は不明:公式サイトなし)にも行ってみたいと思います。

二つともに行けたらいいなあ。

2012年11月24日土曜日

みよし湯(7) & みどり湯(1)

で、結局優柔不断な私はやや遅めの午後になって、予てより気になっていたみどり湯(静岡県湖西市新居町新居1127:053-594-0344)に行く事に決めました。
みどり湯はここでも書いてるように、浜松市の西隣である湖西市(旧新居町)にある銭湯で、今年の1月くらいから行きたいなあと思ってた銭湯ですが、その割に約1年放置してました。
行きたいと思った温泉や銭湯なのに長期間行かないまま放置というケースが私にはたまにあり、平山温泉龍泉荘なんかがその好例です。
特に街の銭湯なんかはあっさりと廃業してしまうケースが多いので、本当は兎に角早く行かないとまずいとは解っているのだけど、ケツが重いというか、めんどくさがりというか、本当に自分の性格が嫌になります。
平山温泉龍泉荘は幸いな事に営業を継続してくれているからラッキーなんですけどね。

車で国道1号線バイパスを西に走り、新居の関所の辺りまで行き、旧新居町という宿場町に相応しい狭い道をくぐり抜けた所にみどり湯はありました。
駐車スペースを心配していたのですが、みどり湯の道を挟んだ向かい側に3台分の駐車場が確保されていて一安心。
全部空いています。

ん……?
全部空いている?

到着時間は16時前後。
この銭湯は初めてなので営業状況の情報がなかったのですが、一般的な銭湯であればまあ15時開店で21時に閉めるというのが普通だと思います。
銭湯には大抵一番風呂好きの固定客がいるもので、16時と言えばそういった地元固定客が風呂から上がるくらいの時間。
従って普通であれば数台の車が停まっていても不思議ではないと思うのだけど、1台も停まってない。
駐車スペースに車を停めて、銭湯の建物に向かいましたが、銭湯特有のあの暖簾がかかっていないです。
どうもやってないみたいです。
今日は土曜日で、銭湯によっては土日は休みの所もありますので、ここみどり湯もそういう営業形態かもしれません。
建物の全面上部に掲げられた「湯りどみ」という緑色の文字も撤去はされていませんし、駐車スペースも確保されているし、廃業を示す様な掲示もなかったし、だから廃業ではないと思いたいです。

こんなこと電話一本掛ければすぐに解る事だと思うのだけど、何となく自分の目で確かめたい性格なので、年内近いうちの平日夕方に再度訪問して状況を確認してこようかなと思いました。
何て言うんでしょう、「廃業感」みたいなものをそんなに感じなかったので、三連休の半ばでもあるし、臨時で休んでる可能性もあるしね。

で、みどり湯を後にして向かったのは、自分ではもう既に定番銭湯として確固たる地位を占めているみよし湯。
夕方17時過ぎという時間に来たのは初めてこのみよし湯を訪れた時以来。
そのときは結構混んでたんで、「今日も混んでるんじゃないかなあ」と思いつつ現地に到着しました。
で、駐車場は…

ん……?
全部空いている?

おいおいまたかよ。
でもダイジョウブ。
こちらの方はちゃんと電気はついてたし、もう見慣れた感のある富士山デザインの暖簾もかかってたし、ちゃんと営業しています。
出入り口から硝子戸越しに浴室を見やれば、予想に反してお客さんは極少なく、私の他には2人だけ。
そのうち一人も私と入れ違いで浴室から出てきました。
入湯料300円と石鹸代20円を支払い、浴室に入って体を清め早速浴槽に入ると今日はそんなに熱く感じない。
適温であります。
熱くないと感じるのは、どうも巴湯に行き始めて以来「銭湯は熱い」という考えにとらわれているような気がしてる為かも知れません。
事実、暫く入っていると正に流汗淋漓。
誠に気持ちがいいです。

ここみよし湯の浴槽は銭湯の規模の割には大きくて、感覚的には巴湯の倍くらいあります。
それをたった2人で使うのですから大変のびのび出来ます。
2人と言ってももう一人のおじさんは念入りに体を洗っているので浴槽は私の独占。
もう何も言う事なかったです。

40分程銭湯を楽しんで浴室を出て、コーヒー牛乳を一気飲み。
旨かったですねえ、ふふ。

温泉に行かない日(118) 高齢化の私と稲村ジェーン

最近温泉に行けてないので、「温泉に行かない日」ポストばかりが続きます。
今月これまでの6ポストのうち、何と4ポストまでが「温泉に行かない日」であり、残りの2ポストのうちの一つは単なる記憶の呼び戻しという惨憺たる状況。
今日こそは何処かに行こうと思ってます。
今回も温泉には関係ない内容でゴメンナサイ。
大抵の人と同様、私だって休みの日くらいゆっくり起きたいと願っているのですが、高齢化が進んできた為か平日であろうが休みであろうが6時前後に起床するという心身状態になってしまい、今朝も起床は5時過ぎ。
やる事もないのでこれを書いてます。

時々、遥か以前に買った本とかCDとか、場合によってはレコードをもう一回味わいたいと思う時があります。
私の場合は特に、新しいものへの所謂「冒険」が怖い、即ち今流行っているものに手を出すのが好きではない(めんどくさい)性向が強いため、昔のものを好む傾向があります。

昨日、何の前触れもきっかけも要因もなく、不意に「稲村ジェーン」(SOUTHERN ALL STARS and All Stars:1990年9月1日発売:VICL-57:ビクター音楽産業株式会社<現 ビクターエンタテインメント>:TAISHITA:¥3000<発売当時の税込価格>:CD記載のタイトルはInamura Jane*:廃盤) が聴きたくなりました。

稲村ジェーンというのは1990年に発表された映画で、監督は桑田圭祐。
玄人筋には不評な映画でしたが、パンピーで素人な私には充分に楽しめた映画でした。
で、不意に聴きたくなったというCDはこの映画のサウンドトラックです。
世間では意外にこの作品を知らない人が多い様な気がします。
例えば「希望の轍」って曲。
SOUTHERN ALL STARSのライブで演奏されると大盛り上がりになるこの曲は多くの人が知ってますが、どのアルバムに入っているか大抵知らない。
試しに週明けにでもカイシャの同僚に訊いてご覧。
大抵「んー、そう言やぁサザンのどのアルバムだったっけ??」という反応が多い筈。
希望の轍はこのアルバムの収録作で、細かい事を言えばSOUTHERN ALL STARSの曲でさえないです[1]

CDが入った棚を暫く捜し、端っこの方から見つけました。
久しぶりに見るジャケット。
買ってからもう22年たってるんでケースは変色してますが、中身は全然当時のまま。
傷一つなく問題なく再生出来ました。

全部で11作品が納められていますが、私のフェーバリットは8番目の東京サリーちゃん[2]
歌詞がめちゃくちゃで解らない」という事で一部に知られた曲ですが、私は単純に楽曲そのものがハードロックぽく、且つThe Beatlesっぽくもあって好きで、「世に万葉の花が咲くなり」が発売されたあとのライブでこの曲が演奏された時は飛び上がって喜んだものです。
しかし他の客はどうも余り面白くなかったようで、素晴らしいパフォーマンスだったのにも関わらず、やや引き気味でした
音域が私が歌えるエリアに嵌っている為、カラオケでは時々歌ったりします(他の客はライブの時同様ドン引きですけど。特に「女陰に粉」の部分とか)。

しかしなんですなぁ、どうもトシを取ると懐古的な傾向も強くなる事よ。
新しいものへの興味が薄れてきて困るんだなあ。
高齢化は、私に早起きを強いたり新しいものへの興味をなくさせたりと私のジンセイにいろいろ陰を落とし始めているなあと思いつつ、でもヤッパリ一昔、二昔前くらいにあったり生まれたりしたいろんな事の方が、今のものよりも優れていた気がするぞ、それはそれでいいんじゃないと開き直ったりする私であった。
まあ老人の繰り言でありますので、聞き流してくだされ。

でも、稲村ジェーン、いいですぜ。
今から早速iPodに入れて車で聴けるようにします。
残念ながら映画はDVD化されてませんから見れませんし、CDも廃盤になってますから新品は買えません。
ただCDに関して言えば程度の良い中古品は多く出回っていますし、レンタルCDショップに行けば多くの確率で在庫があります[3]
是非お試しあれ。

[1]
正確には「稲村オーケストラ」というバンド(かな?)の曲です。
クレジットを見ると、
Words & Music:桑田圭祐
Arr:T.KOBAYASHI & K.KUWATA
となっていて、演奏にはVocalの桑田以外にはSOUTHERN ALL STARSのメンバーは参加してません。
意外でしょ。 
T.KOBAYASHIとは、80年後半から90年のSOUTHERN ALL STARSのサウンドに大きな影響を与えた小林武史のこと。
なお、このアルバム以降では、 
  • HAPPY! 
  • 海のYeah!! 
  • バラッド3 〜‎the album of LOVE〜‎ 
SOUTHERN ALL STARS名義の3ベストアルバムに収録されています。 

[2]
ソース不明ですがライブ映像で、視聴にはニコニコ動画へのログインが必要です。
いやあしかし桑田が若いですなあ。
楽曲的にはエンディング部分のアレンジがオリジナルと違い物凄くカッコ良くなってます。 

[3]
稲村ジェーンは、私が持っている90年に発売されたものの他に98年と08年に再発売されてますが、08年発売版はリマスタされた音源ですので、借りるならそちらがいいかもしれません。

2012年11月23日金曜日

温泉に行かない日(117) 雨の三連休に行くべき温泉を検討する

このトシになっても「勤労感謝」という言葉の意味が全然わかんないんですけど。
わたしゃー仕事が全く嫌いで「糊口を凌ぐ為、已むなく仕事をせざるを得ない」感じで仕事場に行ってますので、勤労そのものには特に感謝の意を感じた事はなく、可能であれば仕事なんてしたくねえという嫌悪の気持ちの方が強いです。
だから個人的には本日は「勤労嫌悪の日」です。
まあどうでもいいけどさ。
兎にも角にも本日はおやすみであります。

恵まれた一部の人間的には三連休という事らしく、何時もの如く浮かれた大量のバカどもが国内国外を激しく移動している筈であります。
しかし、そいつらの出端を挫くが如く、天からは雨が降り注いでおります。
しかも結構しっかり降っております。
ザマアミロだな、浮かれたバカども。

天の邪鬼な私は、こういう状況が非常に好ましいわけです。
降雨のため、浮かれたバカの数も多少減るかもしれないし、その分世の中は落ち着きを取り戻すかもだしね。
選挙はまだ公示前なので、ただただ自分の名前を連呼する事しかする能力のない埒もないバカが乗った車も巷には迷い出てきてはいないので静かだし、意外に温泉行きの好適日かもしれない。
では、どこに行くべきか考えてみましょう。

休みともなると、バカ一族の一員たる私もご多分に漏れず遠くに行きたい気持ちが強くなるものです。
少し脚を伸ばして、例えば久しぶりに森林露天風呂とか、愛知県道1号線を抜けて湯の島温泉に行くとか頭の中でいろいろシミュレーションしてみますが、いずれもなんだかしっくり来ない。
お気に入りの温泉紹介サイトである日帰り温泉に行こう!愛知県刈谷支部のページをいろいろ捲って考えてみましたが、天候のせいなのか体調がイマイチなのか解らないけど、どの温泉にも引力を感じない。
という事でだらだらとしているうちに無情にも時間は無駄に過ぎ去って行き、何だかめんどくさくなって高橋幸宏の近著、心に訊く音楽、心に効く音楽( 株式会社PHP研究所:PHP新書820:¥760税別:ISBN978-4-569-80640-2)を読んだりしてました。
そうこうしてるうちに、出かけるのがもう何だか面倒になってきて、夕方になったらみよし湯にでも行こうかな、こんな日は意外にも街の銭湯がいいかもしれないなあ、と思い始めたとき、携帯にメールが入りました。
和合の湯からのメールです。
読むと、誕生月の人には1回分の無料入浴券を進呈って書いてある。
ここは当月が誕生月になる客にはいろんな特典をくれるんですね。
そうか、そうしよう。
貧乏な私にとっては、1回分とはいえ無料券は大変有り難い。
ということで、結局は自宅から最も近くにあるスーパー銭湯である和合の湯に今から出かけようかと思います。
この程度が私に最も相応しいのでしょうな。
竜頭蛇尾。

2012年11月18日日曜日

温泉に行かない日(116) 安易なBeaujolais Nouveauブームを叱咤する

なんだお前ら、日本人の癖にちゃらちゃらしやがって。
なんだあ?Beaujolais Nouveauだあ?
だあぁぁほ!
この中でBeaujolais Nouveauが三度の飯より好きな奴は誰だ!
んん、ああぁ~ん、お前かぁ~~
貴様、一歩前に出ろっ!
目を見開け、歯を食いしばれ!
大和魂を貴様に注入してやるわ!

と、流石にここまでは行きませんけどね、でもまあ嫌いな酒の一種ですかね。
ていうか、正確にはこの酒をありがたがって飲む一部の人が嫌いなのかもね。
わたしがこの酒(を飲むヤツ)に対して悪意を抱いたのは、あれは確か1992か93年頃のことです。
まだ20代で、当時は大阪のIMPという建物に入っていたシステム販売会社で働いてました。
その会社はただでさえ安く長時間働かされるところだったんですけど、毎月第3週というのはいろいろ忙しい時期で、かつその会社で業務用に使用していたIBMのSystem/36が異常に遅く、処理が次の日にかかってしまうこともたびたびでした。

で、その時も処理がなかなか終わらないため、いつものように1階エレベータホールにある灰皿でタバコでも吸おうと(当時はおおらかでしたなあ)と思って、事務所のある17階から降りました。
IMPというのはMID都市開発㈱(旧:松下興産)が京橋でやっている商業ビルで、当時は下層階(1~3階)は商業テナント(要するに小売店や飲食店ですな)が入っていて、上層階は会社のオフィス、で、眺めのよい最上階は確かアサヒビールが運営するレストランがあったって感じのビルです(今はどうなってるか知らないが、7~8年前に訪れたときはやはり衰退感が隠せなかった)。
下層階のテナントエリアは当然ながら深夜になると営業していないので、普段だったらタバコを吸いに降りてきても薄暗く、人っ子一人いません。
ところがその時は様子が違っていました。
0時過ぎの深夜というのにも関わらず、エレベータホール横にある1軒の店からは明るい照明があふれていて、そこではシックな服で身をまとったオレと同じくらいの年齢の若い男女が10人くらい集まっていて、ワイン飲んでるんだな、チーズか何かをつまみにしながら。



その時はよくわからなかったんだけど、アッパーな階層のやつらが、多分結婚式の2次会か、新規開店記念のパーティーか何かをやってるんだろうと思いました。
いずれにしても思ったのが、
「こいつら上手くバブルの風に乗っているヤツらだな、くそったれめ」
当時はバブルが弾けきる寸前の頃です。
今、バブルっぽい感じで浮かれているのは馬鹿で恥知らずで傲慢な中国人ですが、当時は一部の日本人も同じくらい浮かれてたんですね。
高級そうな服を着て、高そうなワイン飲んで、楽しそうに談笑してる、オレと同じくらいのトシのヤツら。
それに引き換え我が身はなんだ。
夜中に1人でクソ遅いオフコンにつながるPS/55に浮かんだ5250PC画面を相手に、会社支給の青くてダサくて小汚いジャンパーを着て、収益の集計しているオレ。
それを思うとむかつきと落胆が同じくらいの量でわたしを満たし、ため息をついて17階に戻りました。

今考えるとあれはBeaujolais Nouveauのパーティだったんだね。
いやだね、金儲けの話でも楽しげにしながら飲んでやがったんだろうな。
「サンテ!」とか言いながらね。

じゃあBeaujolais Nouveauが三度の飯より好きだっていうやつに聞くがな、以下の日本語表記のうち、正しいのはどれだ?


  1. ボジョレー・ヌヴォー
  2. ボジョレ・ヌヴォー
  3. ボージョレー・ヌヴォー
  4. ボジョレー・ヌーヴォー
  5. ボジョレ・ヌーヴォー
  6. ボージョレー・ヌーヴォー

わかんねえだろこの野郎。
ざまあみろ。
こんなこともわかんねヤツが自慢げにBeaujolais Nouveau飲むんじゃねえよこの野郎。
一応言っとくがな、実は俺も知らねえんだ、参ったかこの野郎。

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スミマセン、昔の話を思い出して勝手に凶暴化してしまいました。
今となってはどうでもいいことです。

さてと、しかしながら罪は人にあって酒にはないからなぁ。
来週はLa-Jann[1]に行って、グラス1杯\500のおいしいBeaujolais Nouveauを頂こうかな。
知り合いの常連に笑顔で「サンテ!」とか言いながらね。

[1]
<らじゃん>。
公式サイトはなし。
ググればいくらでも情報あり。
静岡県浜松市中区田町330-11:053-457-1006:日祭日はお休み。
私が好きなスタンディングバー。

2012年11月17日土曜日

浜名湖かんざんじ荘(1)

浜名湖の北東、都田川が流れ込む奥浜名湖に面して2つの宿舎があります。
一つは国民宿舎奥浜名湖で、このブログでも何回か触れている通り、非温泉ではありますが中々良い入浴施設であります。
で、もう一つは浜名湖かんざんじ荘(静岡県浜松市西区呉松町1768-1:053-487-0257:¥500:立ち寄りは土日祝の11時~14時)で、現在は遠州鉄道グループが運営していますが、かつては国民宿舎奥浜名湖同様、国民宿舎[1]でした。
この宿舎については、東名の静岡県区間を頻繁に走る人なら見た事あるかもしれません。
東名高速道路上りを走行して浜名湖SAを過ぎるとすぐに浜名湖を跨ぐS字橋にかかります。
緩い右カーブを抜けて橋上の直線区間に入った時、正面に見えるのが大草山ですが、その山上にあるホテルの様な建物が即ち浜名湖かんざんじ荘です。

かつて一度だけ行きました。
そうだな~、自宅から車で20分ってとこかな。
大変近いロケーションと言ってもいいですよね。
しかし、行ったのは1回だけ。
何故かというと、ヤな温泉好きがよく言う、
「ここのお風呂は温泉じゃないから」
という理由ではないです。
私は温泉好きではあるけど、温泉じゃないお風呂も同様に好きですから。
或いは、
「自宅から近すぎるから」
でもないです。
ここよりもっと近くにある銭湯も好きだから。

答えは、
「時間が合わないから」
です。
なにせこの浜名湖かんざんじ荘、日帰り入浴可能なのは土日祝の11時~14時というごく限られた時間帯のみ。
「時間的秘湯」
と言ってよいのではないでしょうか。
休みの土日なんて下手すると午後3時過ぎまで寝てたりぼ~っとしてたりするし、そうじゃなくてもこの時間帯は結構愚にもつかない所用で詰まったりしている事が多いからね。
ここに関してはだから、遠方の温泉に行くのとほぼ同様の段取りと心構えが必要でありました。

で、あけすけに言っちゃえば、お湯自体は全くたいしたことはありません。
塩素の香り高い水道水を沸かしただけであり、特徴はな~んにもありません。
だったら薬草湯にするとか、六一○ハップでも投入して無理やり白骨温泉化するとか(懐かしいね、この話)ちょっと工夫すりゃあいいと思ったりもします。
浴槽は大きなもので、全体はピアノをモチーフにしたデザイン。
浴槽の形はグランドピアノで湯口の辺りの浴槽デザインが鍵盤なってたりしてこじゃれてますが、まあそんなもんです。

ただ、西に広がる浜名湖側に設けられた大きな窓から望む風景は昼間の時間でも素晴らしいです。
大変素晴らしい。
これだけでも心が広くなる感じで、このお風呂のポイントはもうここに尽きます。
この角度で浜名湖を望めるポイントは他にあんまりないと思いますので、それを味わうだけで充分に価値が有ると思います。

で、思ったんですが。
西向きの大きな窓、浜名湖を一望。
となればやっぱり、光の加減が刻々と変化するすばらしい夕焼けの風景を見たいじゃないですか。
でも、通りすがりの日帰り入浴客にはそれは叶わないんですね。
だって、14時までだから。

ふうん、そおか。
なるほどね。
日帰り営業時間の意味は、そこにあるのかも。
敢えて14時までにしておいて、夕焼けを見たいと思う客には「次の機会には是非ご宿泊を」と誘導する為なのではないかねえ?

…、考え過ぎですね、多分。
宿泊客との兼ね合いや清掃、メンテナンスの都合なんでしょう、多分。

でも本当にいつか、あの大きな窓から浜名湖に沈む夕日、夕刻の素晴らしい風景を眺めたいものです。

[1]
国民宿舎ってのはもともと低廉な公共の宿(市町村とかが設置運営して、施設設備整備補助金もあったりして)っていうイメージがあったんだけど、いまじゃその補助金もなく、普通のホテルとか旅館と価格はそう変わんないね。
ちなみに何でもかんでも定義するのが三度の飯より好きな頭の固いヤツらが国民宿舎を定義すると、
自然公園国民保養温泉地等の自然環境に優れた休養地に建てられた宿泊施設・休憩施設である。日本国民の健全なレクリエーション健康の増進を図り、国民の誰もが低廉でしかも快適に利用出来る事を目的として昭和31年(1956年)に制度化された。
ということになるみたいです。

2012年11月11日日曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(3)

昨日の土曜日は午前一寸仕事、午後はカイシャの研修会で夕刻からその流れの呑み会で痛飲し、という事は普通だったら今朝は遅めに起きて一日ぐだぐだして過ごしたい所ですが、住んでいるマンションの管理組合総会が朝から開催される為、やや二日酔い気味で少し重い頭を抱えてそれに出ました。
総会は午前一杯かかって終了したので、一旦帰宅して短時間シエスタし、少し本を読んだりしながら過ごしていたのですが、何だか今日は薄ら寒く、風呂にでも入らなけりゃやってられない気分になってきたので15時過ぎに自宅を出ました。
最初はみよし湯に行こうと考えていたのですが、もし駐車場が一杯だったら面倒だと思い直し、矢張り寒い時にはしょっぱいお湯に入って暖まるに限ると、かんぽの宿 浜名湖三ヶ日に出かける事にしました。

現地に到着すると雨が降り出しました。
建物に入ると、粋な浴衣を着た妙齢(高齢とは書けねえだろ、書いちゃったけど)の姐さん方がロビーに沢山いらっしゃって何だか艶やかな雰囲気。
その横をすり抜けて浴場へ。
既に通い慣れた感のある場所ですので、素早く脱衣し、先ずは内湯へ。
日曜日の16時過ぎ、宿泊客で混んでるかなと思ってましたが、意外にも適度な混み具合で温泉を楽しむのには何の問題もありません。
湯つぼに浸かり、時折口に入ってくる温泉の味を楽しみます(不潔かもしれないけど、まあダイジョウブでしょ)。
変なヤツと思われるのを覚悟で書きますが、ここの温泉、しょっぱいだけでなく、はっきり言って旨いんですわ。
昆布の出汁が効いてる様な感じと言えばいいのでしょうかね。
勿論積極的にゴクゴク飲み干すという様な事はしませんけど。

露天に移って雨の中、肩まで浸かって体を暖めます。
曇天が広がって夕闇が迫りつつあります。
外灯は点灯しておらず、明かりは内湯の大きな窓から漏れてくるものだけ。
雨の夕刻の明るさ、というかほの暗さは雪と同様、どうも七難を隠す効果が絶大のようであり、普段とは全く違った趣きで、風情豊かな感じがします。
先に露天を楽しんでいた2人のオッサンはどうも地元のみかん農家のようで、落ち着いた口調でみかん育成の話を交わしていて誠にいい感じ。
農作で疲れた体を仲間とともに温泉で癒し、明日に備える。
ああ、良き日本ですなあ。

やがてその二人もすっかり暗くなった露天を後にし、一人残された私は依然として降り続く雨の中、僅かながらではありますが浴槽から溢れ出るオーバーフローの音や、水面を叩く雨の音を効きながらあと20分程、しょっぱくて美味しくてよく暖まる温泉を堪能致しました。

2012年11月9日金曜日

温泉に行かない日(115) 広告で荒稼ぎする方法

このブログには広告が表示されるように設定されています。
何故かというと「それっぽく見える」からであります。
あるいは「何となく信用できる人が書いているように見える」と言い換えてもいいですね。
言葉を変えれば、このブログはそれっぽくもないし、信用できそうもない人が書いている、ということになるのかな、あはは。
まあ、ウェブの広告というのは読んでいる人や書かれている内容に最適化されたものが自動的に表示されるようですので、ひょっとしたら読んでいる人にとって有益な内容の広告が表示されているのかも知れません。

もう一つ広告を掲載している理由というのは「ショバ代」。
このブログのスペースは基本的に無料で提供されているのですが、日本人のメンタリティとして、何かを無料で利用する事に気が引ける(少なくとも私はそう)ので、せめて広告を表示して、このスペースの提供者(GoogleというかBloggerというか)に多少なりともプロフィットが発生するように、という気分もあります。

で、その副次的経済的効果として、私あてにも広告料が発生しているというわけであります。

ブログを始めて以来、私が(不労所得として)手にした広告料はなんと2,284円也(^^ゞ
特に先月の2012年10月などは、月商344円と過去最高を記録し、もうそろそろ確定申告の心配をし始めている今日この頃であります。
どうですか、荒稼ぎでしょう。
国税当局にこの事実を知られないかひやひやしてしまう感じです、あはは。

そして今回はなんと、その明細を明らかにしてしまうと言う暴挙をしてしまいましょう。

日付 説明金額 アカウントの残高
2009/11/10 収益 (11月、残高の移動)854854
2010/7/31 収益額 (7月1日 - 7月31日)89943
2010/8/31 収益額 (8月1日 - 8月31日)26969
2011/5/31 収益額 (5月1日 - 5月31日)571,026
2011/6/30 収益額 (6月1日 - 6月30日)1171,143
2011/8/31 収益額 (8月1日 - 8月31日)641,207
2011/9/30 収益額 (9月1日 - 9月30日)11,208
  2011/10/31 収益額 (10月1日 - 10月31日)1501,358
2011/11/30 収益額 (11月1日 - 11月30日)101,368
2011/12/31 収益額 (12月1日 - 12月31日)491,417
2012/1/31 収益額 (1月1日 - 1月31日)211,438
2012/2/29 収益額 (2月1日 - 2月29日)361,474
2012/3/31 収益額 (3月1日 - 3月31日)1161,590
2012/4/30 収益額 (4月1日 - 4月30日)711,661
2012/5/31 収益額 (5月1日 - 5月31日)341,695
2012/6/30 収益額 (6月1日 - 6月30日)741,769
2012/7/31 収益額 (7月1日 - 7月31日)741,843
2012/8/31 収益額 (8月1日 - 8月31日)791,922
2012/9/30 収益額 (9月1日 - 9月30日)181,940
2012/10/31 収益額 (10月1日 - 10月31日)3442,284


GoogleのAdSenseダッシュボードから落としたCSVから直接貼り付けているので少し見づらいかも知れません。

ただ残念なのは、「アカウントの残高」(累計残高)が10,000円に達しないと、このビッグマネーを手に出来ないという契約になっているため、この残高は正にマボロシ。
この調子でいくと、私がこのビッグマネーを手にするのは、そうだな、10年後くらいに成りそうです。
人間、地道に努力する事が大事ですね。