KAReN HAMANAKOかんざんじ荘(かれん はまなこ かんざんじそう:静岡県浜松市西区舘山寺呉松町1768-1:053−569−6433:定休火水:2021年4月29日現在、何故かGoogle Mapsから地点情報が消失しとる)については、2月時点での状況を報告したところじゃ。
公式ウェブサイトを見てみたが、イメージ写真中心の構成に変わっておってオシャレ度が更に高まっとる。
しかし、特に気になる風呂情報(風呂というと下町感が溢れてくるがワシはこの用語が好きじゃ)については何も明確に書かれておらん。
従ってその後何か進展はないか、特に風呂関係で嬉しい進展が無いか現場に行って見てきた。
当然、状況が許せば風呂に入る気満々なのは云うまでもない。
雨の中大草山のてっぺんまで登って(勿論真っ黃っ黄のスイスポくんでじゃよ)検温手指消毒を済ませて中に入っていった。
「本日はカフェは営業しておりませんが、もうすぐレストランが始まります。館内はご自由に見学していただいて構いません」
とのお言葉に甘えて早速館内を彷徨き始めた。
昼時に着いたため、懐具合が許せばここで飯を食うかとも思ったが、品書きの値段を見てワシはそっとレストラン前から歩み去った。
まあレストランは良いとして、やはり気になるのは新しくこさえられた半露天貸切風呂じゃ。
この建物はフロントがあるレベルが2階の3階建てじゃが、2つある半露天貸切風呂(朝焼けの湯・夕焼けの湯)は何れも一番下の1階にある。
前回は半露天風呂への入り口は封鎖されておって覗き見ることができんかったが、今回は扉が開け放たれており浴室内に入ることが出来る。
いいぞお。
まず「夕焼けの湯」はこんな感じじゃ。
夕焼けの湯 更衣室 © ill-health(ruephas) 2021 |
広い更衣室があり、奥にはガラス戸に仕切られた浴室がある。
夕焼けの湯 浴室 © ill-health(ruephas) 2021 |
浴槽奥の大きなガラス窓は浜名湖に面しており素晴らしい風景が眺められそうじゃ。
一番下のフロアにあるので眺望が心配じゃったが、これならばよしじゃろう。
浴槽自体も大変に大きく3〜4人だったら楽々入れそうじゃ。
雰囲気もシックな感じで、ワシのような下衆初老には似合わん感じじゃが、構わぬ。
入りたいものじゃ。
もう一つの「朝焼けの湯」はこんな感じじゃ。
朝焼けの湯 更衣室 © ill-health(ruephas) 2021 |
浴室の写真を取り忘れたのが残念じゃが、矢張りガラス戸の向こうに矢張り広い浴室があり、更にその先は出入りが出来るバルコニーになっておる。
バルコニーには、良く庭園に置いてあるようなテーブルと椅子が置かれておるので、夏などはそこに座って浜名湖を直接眺められるじゃろう。
その方向には人が居るような家や施設は無いので(強いて云えば舘山展望台があるが、まず大丈夫じゃろう)、人目を気にせず素っ裸のままで素晴らしい眺望を楽しめることじゃろう。
更衣室はリゾート施設だけあって色々と充実しとる。
朝焼けの湯 アメニティ © ill-health(ruephas) 2021 |
この広さを見ると、基本は宿泊客を優先しての利用を想定しとると思われる。
宿泊客の予約が入っておらん枠があったら、一般客にも是非門戸を開いてほしいものじゃ。
しかしこれだけアメニティが充実しとると(無論、本営業開始時に同じかどうかはわからんが)、もし一般客が利用可能だとしてもお値段が心配なところじゃが、そんな事今から心配しても仕方ないことじゃろう。
一通り見学を終えて、2階のフロントに行って半露天貸切風呂の営業具合について訊ねてみた。
「それがですね、矢張りコロナの影響で開けないんですよね」
まあそれはそうかもしれん。
まだしっかりとは予定が立っとらんとの事じゃったが、
「夏頃には何とか始めたいんですけど」
夏かあ。
うーん、まだ暫く先じゃなあと思ったが、今はもう4月下旬。
夏と云うと7月スタートというように法律で定められておるので(嘘じゃよ)、もしかしたらあと2ヶ月程も待てば入れるかもしれんなあ。
「成程。そうすると上の展望風呂もおんなじ感じですかね」
「そうなると思います」
半露天貸切風呂は一般客に開放しておるのかは訊かんかったが、先程の質問の際にはその辺の事は何も云っておらんかったし、もしかしてまだ方針が決まっておらんかもしれんし。
ただ恐らく、3階の展望風呂(湖海)は問題なく日帰り利用できるじゃろうし、そうなればもしかしてワシの長年の夢であった「あの大きな窓から浜名湖に沈む夕陽を見ながら入浴」という贅沢な時間を過ごせるかもしれん。
ああ、楽しみなことじゃ。
夏まで頑張って待つよ。