2019年2月11日月曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(4)

時間がなくてあまり遠くには行けないんじゃが、それでもせめて比較的ちゃんとした温泉に行きたいという時にまあまあ便利なのがこのかんぽの宿 浜名湖三ヶ日じゃ。
ここについては毎回書いている通り、意外にも素晴らしい泉質で非常に堪能できる。
公式ウェブサイトでは「循環濾過・塩素系薬剤を注入」と控えめに記載されておるけれど実際には塩素臭は皆無であり、寧ろ温泉由来のいい香りの方がより強く立っておるくらいじゃ。
湯は常に浴槽の縁上限まで満たされ、更には注がれておるのと同量の温泉が縁からは流れ出ておる。
従って、誰かが浴槽に入るとその人の体積と同じだけのお湯が流れ出るため、実質的にもう殆ど源泉掛け流しに限りなく近いという有り様じゃ。
じゃから、この温泉のポストには源泉半掛け流しというタグを貼っておる。
因みに本日は3連休の最終日なんじゃが、宿泊系施設では案外こういうタイミングは日帰り入浴にいい条件となる。
チェックアウトがあらかた済んで宿泊客は館内には殆ど居らず、昼前後であれば多くの人は昼メシ食っとるから日帰り客も少なく空いとる時が案外多い。
本日もその辺を狙って行ってみたんじゃけどその狙いはズバリと当たり、痩せ細った貧相な爺さんが身動ぎもせず瞑目したままじっと入浴しとる以外の客は皆無じゃった。
ここの浴槽は内湯に2つと露天風呂1つという構成じゃが、温泉を使用しとるのは内湯のデカい方であり、ワシとしては当然その温泉浴槽中心に入浴し、暑くてたまらんようになってきたら外に出て涼むという事を繰り返しとる。
露天風呂も温泉であれば長いこと入っておれるのでよりベストなんじゃがその点だけが残念である。
まあ、温泉の湧出量などの具合で仕方ない事情もあるんじゃろうから仕方ない。
とにかくじゃ、温泉に入りたいが時間がないなどと云う困った時にバックアップとして行ける温泉があるというのは幸せな事じゃ。
ワシ的には、この「かんぽの宿三ケ日」と湯谷温泉の各温泉旅館の日帰り入浴が「困った時に頼りになる温泉」ということになる。
時間と気力がある時には勿論朝早くから遠方の温泉を目指すんじゃけど、毎週そういった事をするのは罷り成らんからな。
それにつけても、伊豆とかの温泉地にお住みの方は温泉選び放題行き放題で本当に幸せじゃなあと思う次第じゃよ。

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