2011年12月7日水曜日

温泉に行かない日(53) 湯谷温泉Ageinその1

遠い昔のことゆえ記憶も定かでは無いんですが、仕事に行き詰まった時期がありまして3ヶ月ほどお休みしたことがあります。
主治医からは「仕事以外は何をしてもいい」というアドバイスを受けていたためこれ幸いと、寝てるかプラモデル作ってるか夜になって酒呑んでるかの生活をしてました。
今から考えると、まあ夢のような3ヶ月だったわけですが、1ヶ月もすると、寝るのにもプラモデル作りにも酒にも飽きが来ます。
で、始めたのが湯谷温泉通いでした。

湯谷温泉には自宅から車でだいたい1時間ほど走ればつきます。
非常に適度なドライブ時間ですので、行き帰りとも楽しめます。
あのエリアでは1ヶ所だけ日帰り入浴が正式に可能な場所があり、そこは鳳来ゆーゆーありいな(愛知県新城市能登瀬壱輪23-1:0536-32-2212)と言いますが、プール併設のいかにも混みそうな施設で、そこには行きませんでした。

私がもっぱらやっていたのは旅館の日帰り、いわゆる「のみ可」の旅館を探して入ると言うことです。
一般的な人にとっては、ぱっと見には高級そうに見える旅館に入って、
「お風呂だけ入れますか?」
って訊くのは結構ハードルが高いらしいのですが、わたし自身は今も昔もそうでもなく、フロントにずかずか入っていっては確認し、OKならば入浴し、NGならばゴメンナサイと言って旅館を後にしていたわけです。
仕事に行き詰まって休んでいる者とも思えぬ積極的行動ですが、仕事と遊びは違いますんでね、ははは。

最も通ったのは、松風苑(愛知県新城市豊岡字滝上64-3:0536-32-1578)というところで、大変清潔で落ち着いていて好ましい雰囲気の旅館。
そうだなあ、3ヶ月の休職中どうだろう、30回とか40回位は通ってたかもしれません。
1回700円[1] というまあやや高めの価格設定なんですが、平日にも入浴のみの客を受け入れてくれて、大変雰囲気の良い露天風呂もあり、(恐らく加熱循環はしているものの)肌触りの良い泉質を持ってるとなれば通ってしまうのが人の情というものでしょう。
当時は本当に嬉しがって通っていましたね。

[1]
2011年12月11日追記。
本日久しぶりに現地に行ったのですが、入浴料は¥800でした。
記憶が異なっていたのか値上げしたのかは定かではありません。

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たぶん。