ワタクシの煩悩はこれほどまでに強いのか?
14時ちょい過ぎくらいまで、
「あかん。これ以上のキャッシュアウトは許されへん!今日はゼッタイに外出禁止じゃ!」
たるオブセッションに凝り固まっていた癖して、15時を少し過ぎるともうどうにもこうにも我慢出来なくなって、結局はみよし湯に出かけてしまった根性なしのわたくしでありました。
だって、今日すっげえ寒かったんだもん。
暖ったかいお湯に我が身を任せたくなったんだもん。
しかも、変なスー銭じゃなくて、ちゃんとした「銭湯」でそうしたかったんだもん。
仕方ないでしょ。
で、クルマに乗りこんだ訳です。
10分程度のドライブで、そうですね、開店(っていうのかな)後30分程過ぎた15時30分過ぎに着いたのですが、案の定銭湯の前の3台分ある駐車場[1]は満車。
なのに、そのうちの1台が丁度出車している所で、その後に無事止められた。
うーん、出車した若いにいちゃん、すげえな。
わざわざ車で来て、もうひとっ風呂浴びて帰宅するとは。
粋と言うか、いなせと言うか、江戸っ子っぽいって言うか…
まあいいや。
とにかく薄ら寒いので、300円払ってさっさと脱衣して浴室に入り、ケツの穴とおちんちんを慎重に充分に洗い清め、早く体を温めたい一心で、あの秀逸な構造の浴槽に身を投じた訳です。
身を投じたと言ってもそれは比喩であり、どっぽーんっと入った訳じゃないですからね。
先客たるジジイの迷惑にならぬよう、静かにそーっと身を投じたんですよ。
で、その先客たるジジイの腕や背中をふと見ると、何だか所謂「彫り物」がしてある。
ううむ、元々「彫り物」とか言われるのは、別にヤクザの人々の専売特許ではなくて、裸体系職業の人々(まあステレオタイプ的に言うと、例えば一心太助とかの片肌脱いでなきゃ仕事ができない感じの職業の人)が心意気を示す為にやってたらしいですね。
このジジイは果たしてどっちなのか?
裸体系職業の心意気方面なのか、ヤクザ方面なのか?
でもこのジジイは、じっと気持ち良さそうに目を閉じたままお湯に浸かっているだけです。
果たしてこのジジイは俺にとって危険なのかどうなのか、そう考えながら浴槽を出て頭と体を石鹸で洗いながらふと右を見ると、さっきのジジイとは別人のジジイが私同様体を石鹸で洗っていて、その背中にはやや小振りではあるが見事に彫られた薬師如来っぽい感じの仏様が…
あかん、だめだ、ヤバい。
こっちのジジイは、モノホンだよ。
だってあなた、なんてったってアイドル、じゃない、薬師如来ですよ。
今日日のバカな若いヤツや変なガイジンがシャレで彫ってる(というか、貼ってる)薔薇とかとは違うもん、それって。
気合いが違いますもん。
先日カイシャで受けた「不当要求防止責任者研修」(まあ簡単に言うと、カイシャにやってきたヤクザへの対応を学ぶ研修)で上映されたビデオに出てきた怖いヤクザを思い出しました。
また、浜松地区はY口組の勢力範囲で、意外にヤクザ人口が多い事も思い出しました。
石鹸の泡を薬師如来に飛ばさぬよう気をつけて体を流し、さっさと浴槽に入りました。
少しくビビりながら入浴していると、ついに薬師如来の方も浴槽に入ってきました。
二人の彫り物ジジイにサンドイッチにされてる状態です。
先客のジジイは以前として瞑目したまま、ピクリとも体を動かす事なくお湯に浸かっていて、それはそれで不気味です。
薬師如来の方のジジイはどうやら加齢により体の節々が堅くなっているらしく、わたしともう一人の彫り物ジジイに向かって軽く会釈してから、お湯の中で屈伸したり、浴槽の縁に掴まって体を延ばしたり、「うー」っと唸りながら体をねじったりし始めました。
その様子が実に気持ち良さそうであり、なんというか危険な香りは全く漂ってきません。
寒がりで関節痛持ちのジジイがでかい浴槽で体をほぐしているだけのことの様です。
で、もう一人のジジイは、まあ言うまでもなく依然としてじーっと気持ち良さそうに目を閉じたままお湯に浸かっているだけです。
ビビって損した。
私も急に気が抜けてしまって、薬師如来ジジイと同様に浴槽の中で柔軟体操なぞ始めたりして、みよし湯を存分に楽しんだのでありました。
[1]
みよし湯の入り口正面には3台分のパーキングスペースがありますが、番台のおばさまに伺った所、温泉向かって左側の方にあと数台分のパーキングスペースを確保しているとの事です。
でもこの辺は結構狭い通りで周辺にコインパーキング等もないので、出来れば遠州鉄道(所謂「赤電」)等の公共交通機関を使った方がいいかもです。
そうすればとなりの炉端焼の店や、とりひちでいっぱい引っ掛けて帰れるしね♪
14時ちょい過ぎくらいまで、
「あかん。これ以上のキャッシュアウトは許されへん!今日はゼッタイに外出禁止じゃ!」
たるオブセッションに凝り固まっていた癖して、15時を少し過ぎるともうどうにもこうにも我慢出来なくなって、結局はみよし湯に出かけてしまった根性なしのわたくしでありました。
だって、今日すっげえ寒かったんだもん。
暖ったかいお湯に我が身を任せたくなったんだもん。
しかも、変なスー銭じゃなくて、ちゃんとした「銭湯」でそうしたかったんだもん。
仕方ないでしょ。
で、クルマに乗りこんだ訳です。
10分程度のドライブで、そうですね、開店(っていうのかな)後30分程過ぎた15時30分過ぎに着いたのですが、案の定銭湯の前の3台分ある駐車場[1]は満車。
なのに、そのうちの1台が丁度出車している所で、その後に無事止められた。
うーん、出車した若いにいちゃん、すげえな。
わざわざ車で来て、もうひとっ風呂浴びて帰宅するとは。
粋と言うか、いなせと言うか、江戸っ子っぽいって言うか…
まあいいや。
とにかく薄ら寒いので、300円払ってさっさと脱衣して浴室に入り、ケツの穴とおちんちんを慎重に充分に洗い清め、早く体を温めたい一心で、あの秀逸な構造の浴槽に身を投じた訳です。
身を投じたと言ってもそれは比喩であり、どっぽーんっと入った訳じゃないですからね。
先客たるジジイの迷惑にならぬよう、静かにそーっと身を投じたんですよ。
で、その先客たるジジイの腕や背中をふと見ると、何だか所謂「彫り物」がしてある。
ううむ、元々「彫り物」とか言われるのは、別にヤクザの人々の専売特許ではなくて、裸体系職業の人々(まあステレオタイプ的に言うと、例えば一心太助とかの片肌脱いでなきゃ仕事ができない感じの職業の人)が心意気を示す為にやってたらしいですね。
このジジイは果たしてどっちなのか?
裸体系職業の心意気方面なのか、ヤクザ方面なのか?
でもこのジジイは、じっと気持ち良さそうに目を閉じたままお湯に浸かっているだけです。
果たしてこのジジイは俺にとって危険なのかどうなのか、そう考えながら浴槽を出て頭と体を石鹸で洗いながらふと右を見ると、さっきのジジイとは別人のジジイが私同様体を石鹸で洗っていて、その背中にはやや小振りではあるが見事に彫られた薬師如来っぽい感じの仏様が…
あかん、だめだ、ヤバい。
こっちのジジイは、モノホンだよ。
だってあなた、なんてったってアイドル、じゃない、薬師如来ですよ。
今日日のバカな若いヤツや変なガイジンがシャレで彫ってる(というか、貼ってる)薔薇とかとは違うもん、それって。
気合いが違いますもん。
先日カイシャで受けた「不当要求防止責任者研修」(まあ簡単に言うと、カイシャにやってきたヤクザへの対応を学ぶ研修)で上映されたビデオに出てきた怖いヤクザを思い出しました。
また、浜松地区はY口組の勢力範囲で、意外にヤクザ人口が多い事も思い出しました。
石鹸の泡を薬師如来に飛ばさぬよう気をつけて体を流し、さっさと浴槽に入りました。
少しくビビりながら入浴していると、ついに薬師如来の方も浴槽に入ってきました。
二人の彫り物ジジイにサンドイッチにされてる状態です。
先客のジジイは以前として瞑目したまま、ピクリとも体を動かす事なくお湯に浸かっていて、それはそれで不気味です。
薬師如来の方のジジイはどうやら加齢により体の節々が堅くなっているらしく、わたしともう一人の彫り物ジジイに向かって軽く会釈してから、お湯の中で屈伸したり、浴槽の縁に掴まって体を延ばしたり、「うー」っと唸りながら体をねじったりし始めました。
その様子が実に気持ち良さそうであり、なんというか危険な香りは全く漂ってきません。
寒がりで関節痛持ちのジジイがでかい浴槽で体をほぐしているだけのことの様です。
で、もう一人のジジイは、まあ言うまでもなく依然としてじーっと気持ち良さそうに目を閉じたままお湯に浸かっているだけです。
ビビって損した。
私も急に気が抜けてしまって、薬師如来ジジイと同様に浴槽の中で柔軟体操なぞ始めたりして、みよし湯を存分に楽しんだのでありました。
[1]
みよし湯の入り口正面には3台分のパーキングスペースがありますが、番台のおばさまに伺った所、温泉向かって左側の方にあと数台分のパーキングスペースを確保しているとの事です。
でもこの辺は結構狭い通りで周辺にコインパーキング等もないので、出来れば遠州鉄道(所謂「赤電」)等の公共交通機関を使った方がいいかもです。
そうすればとなりの炉端焼の店や、とりひちでいっぱい引っ掛けて帰れるしね♪
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コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。