市町村が経営する浴場というのはあちこちにある。
市民への福祉提供目的なので、いずれも大抵料金が安いのが特徴じゃ。
ワシはまあ貧乏ではないけど当然金持ちでもないので、安く気軽に風呂を楽しみたい場合はたまさか利用する。
この手の施設としてはこれまで、
- やすらぎの湯(静岡県浜松市天竜区龍山村戸倉711-2)
- 春野福祉センター すみれの湯(静岡県浜松市天竜区春野町宮川1330)
- 望月プラザ もりの湯(静岡県周智郡森町森50-1 森町保健福祉センター)
- 湖西アメニティプラザ(静岡県湖西市吉美3294-48)
これに加え、相当前じゃけど福田健康福祉会館 リフレU(ふくでけんこうふくしかいかん りふれゆー:静岡県磐田市宇兵衛新田186-1:053-858-3038:¥310:10:00〜18:00:ポイントカードあり♪:駐車場潤沢)というところに行ったことがある。
今日はここに再訪してみた。
ところでワシはこのブログで温泉銭湯のことを書く際は、原則としてその写真を載せんという変な主義を貫いとるが載せんだけであって(今回も写真は無いじゃよ)、記録用に可能な範囲で写真を撮ってはおる。
そしれそれらはすべてGoogleフォトにアップロードしておる。
写真には何れも撮影日付等の基本情報に加えGPSの位置情報も持っておるため、住所情報をキーにある程度の検索ができる。
この機能を使ってリフレUに以前いつ行ったか調べてみたが引っかからんかった。
どうも前回訪れたのは相当以前でガラケー時代の事のようじゃ。
記憶にあるのは浴槽ではなくサウナで、何か電気コタツのほれ、赤くなって熱を発するやつがあるじゃろう、ああいった物が壁に並んで取り付けられておる変な感じということだけで、更衣室や浴室浴槽の記憶が全く無いのは情けない限りじゃ。
現地に着くと停まっておるクルマの数が案外少ない。
人混みがダイキライなワシとしてはこれは嬉しい。
受付で料金310円也を支払うんじゃが、これは入浴料だけではなく一部を除き館内のいろんな設備の利用料も含まれておる。
ワシはフィットネスには全く興味が無いため詳しくはないが、動かん自転車みたいなやつとか、ぐるぐる回るゴムの帯の上を狛鼠の如く走り続けるやつなど基本的な用具はこの310円で利用できるようで、これは中々良いことじゃろうと思う。
裸になって浴室に入ると、入浴客はワシ含めて4人。
浴室の窓側には結構広めの浴槽がある。
温泉ではないのじゃが浴槽に満たされたお湯が何だか緑っぽく色づいて見えるが、これは浴槽の材質によるものじゃろう。
シャワーで体を清めてからお風呂に身を沈めてみたが、やや熱め。
これだとあまり長いこと入るのはワシには無理じゃろう。
浴槽には緩いジェットがあるのみで他のギミックが無いのがいい。
また、当然のことながら循環+塩素殺菌をしておる。
塩素の方はまあまあ強めで、鈍感なワシでさえ塩素臭がはっきりと分かる程度なんじゃが、特筆すべきはお湯の浄化方法としてはそれだけではなく、浴槽縁の上部一部を僅かに、そうじゃな3〜4mm程度低くさせてそこから少しだけじゃけどお湯をオーバーフローさせておることじゃ。
そしてオーバーフローさせたお湯は循環させることなくきっぱりと捨てておる。
お湯の上部には体毛や垢などが浮いておるが、浴槽下部にある循環用の配管ではそれらを吸い込んで濾すことは当然できんので、これはなかなか工夫しておるなと感心した。
感心しつつも、しかしお湯が熱い。
その事もあってワシは以前気になっていたサウナを試してみることにした。
ワシは多分基礎代謝が他の人より活発のようで、直ぐに汗をかく。
若い頃から暴飲暴食(最近は流石に食が細くなってきた)でしかも運動嫌いな割にあまり太っていないのはこのせいじゃと思う。
ちょっとの暑さ(熱さ)で直ぐに大量の汗をかき、ヌルヌルして気持ちが悪いためサウナや岩盤浴はあまり好きではない。
そんなワシじゃが兎に角入ってみることにした。
サウナの部屋の大きさは5〜6人ならば余裕で入れる程度のものじゃが、武漢ウイルスの影響で最大3人に制限されとる。
ワシが入った時にはワシしかおらんかった。
通常のサウナだとその温度は概ね90℃と聞いたことがあるが、それに比べて温度は相当低い。
室内のハリガミを見ると、
「ここのサウナの温度は55℃と低いけど、だからといって特に高齢者は長いこと入っとると体に毒じゃからね」
というような事が書いてある。
なるほどね。
普通のサウナじゃと3分と入っておれんが、ここはサウナ用12分時計が一周するくらいは何とか入っておれた。
おれたが、もう全身汗まみれじゃ。
たまらず外に出てサウナ室の横にあるシャワーで冷たい水をザバザバ浴びて体を冷やして凌いだ。
浴室内に置いてある椅子で10分ほど休んでから、最後に浴槽に体を沈めてから出ることにした。
ここリフレUはこのようにまあまあいい感じの施設じゃったが、残念なのはお客の方じゃった。
時間的に地元のおじいやんが多かったんじゃが、殆どは掛け湯をせぬまま浴槽に入ってくる。
酷いのになると、掛け湯をせぬまま浴槽にINして、脇や股間を濯いでから体も拭かずにサウナ室に入るという言語道断なクソジジイさえおった。
この辺、なんとかして欲しいものじゃが、冒頭書いたとおり塩素臭が結構強いのはこの辺に理由があるのかも知れん。
温泉銭湯コスパ算出表
泉質ポイント |
1.0
|
風情ポイント |
1.0
|
やぎさんポイント |
0.0
|
入浴料 |
310
|
温泉コスパ |
0.6
|