2012年12月31日月曜日

平山温泉龍泉荘(5)

今年最後の温泉は、今月16日に行った倉真赤石温泉だと思ってたんですが、本日大晦日に予定されていた所用があっさりとキャンセルになり、それならば冬場に相応しく如何にも温泉らしい温泉に行っちゃおうという訳で、平山温泉龍泉荘に足を伸ばしました。
予定が無くなったとはいえ流石に今日は大晦日でありますので、どんな伏兵的所用が飛び出すやも知れず、時間を節約するため新東名高速道路を使うという大盤振る舞い。
ホントにあの道は危険で、ふと気付くとメーターは常態的に1**kmを指しており、緩く長い下り坂等だと瞬間的に1**kmをマーク。
それが私だけじゃなくて周りの車殆どがそうという有様。
快適なドライブを約*時間**分、現地に到着。
駐車場からの長い石段を下りつつ、
「最初にここに来た時は何ともなかったのに、今じゃこの石段に膝が笑いかける有様か」
とやや気落ちして、玄関の引き戸を開けておばちゃんに¥500を払い、男湯へ。
浴室へのドアを引き開けた途端に鼻をくすぐる硫黄のいい香りがして、浴室内は朦々たる湯気に満たされており、いつもの事ですけど「ああわざわざ遠くから来てよかったなぁ」とつくづく思います。
中には先客が数人。
私よりやや年寄りのおじさんとじいさんの中間、マニアっぽい若いヤツ、あと普通な感じの爺さんが数人。
これだけでも結構満杯感ありで、ここでこんなに入浴客がいるのは初めて見ました。
おじさんじいさん中間の人と普通な感じの爺さんたちは、入り口手前の最も暖かい浴槽で汗をかいており、マニアっぽい若いのは窓側右手のややぬるい浴槽に長く全身を伸ばして独り占め。
私の好きな窓寄り左側の一番狭い浴槽、云うまでもなくこの浴槽は最もぬるい訳ですが、そこはがら空き[1]
下半身を良く清め、早速そのお気に入りの浴槽に肩まで浸かり「はあぁー」っと息を吐きます。
お湯を見ると、結構そこそこの量の白い湯の花がゆらゆらしています。
今までその事には気付かなかったのですが、もしかしたら昨日一昨日と休みでしたので、それによるものかもしれません。
やはり良い温泉なんですね。
古い銭湯や温泉では良くある事ですが、隣の女湯からは盛んに喋り声が響いてくるのに、かたや我が方、男湯は誰一人として黙して語らず、窓の外を流れる風の音と、浴槽から溢れ出すお湯の音しか聴こえません。
そう、ここは完全なる源泉掛け流しであります。
で、そのまま暫く黙ってお湯に浸かってたんですが、その静寂を破ってマニアのヤツがいきなり驚くべき行動に出たので、そいつ以外の全員が目を丸くしてしまいました。

マニアはぬるめの浴槽から一番熱い浴槽にざんぶと移動し、何を思ったか浴槽に入ったまま洗面器を使って頭に湯をざばざばかけ始めたのです。
洗い場じゃないぞ、浴槽内だぞ。
そもそもここの温泉は温泉そのものを楽しむというコンセプトが強く、「浴室内」(浴槽内の間違いではないよ)での洗髪や、泉質に影響する為、石鹸の使用さえ控えてくださいということになってます(浴室内にキチンと掲示してあります)。
それを知って知らずか、いや、知っていたとしても浴槽内でお湯をかぶる等と言う事は温泉に限らず入浴時の常識以前の話でしょう。

わたしも爺さんたちもそこにいた全員、吃驚し過ぎて声も出なかったんですけど。
でも、こいつの為にならないし、いや違うな、こいつの事なんてどうなっても良いんだけど何より折角上質な温泉が汚れるし気分が悪いので、
「おい。あほかオマエ。もう出てけよ」
と流石に怒気を含んだ声をかけると、似非マニアはこっちを睨みつけて体も拭かずに脱衣場に出て行きました。
浴室を後にするときまで非常識なヤツだ、全く。
似非マニアの余りに非常識な行動に他のヒトたちは毒気を抜かれてしまったのか、暫くしたらみんなぽつりぽつりを浴室を後にして行きました。
きっとみんな、今年最後の日に良い時間を過ごそうと思ったんだろうにね。
私の方はまだ入り足りないので、一人浴槽に浸かってました。
暫くすると、またお客さんが入ってきました。
自動車整備工場主っぽい雰囲気の爺さん。
続いて、地方銀行支店次長っぽい感じのすだれハゲ。
続いて、パンチパーマの爺さん。
浴室内にはあともう一人、最近河童っぽい頭髪になってきている中年男。
即ち私。
この4人はもう兎に角圧倒的に寡黙であり、ただもう瞑目したままひたすら温泉に浸かっているだけ。
パンチパーマと河童(即ち私)に至っては暫くすると浴槽の縁を枕にして眠り込んでしまう始末。
いやあ、ホントに落ち着くんですよねー、ここ。
浴槽内で寝れる温泉は、大抵良い温泉ですがここも例外じゃないです。
変なヤツが一人いて、一寸気分を壊しかけたけど、あとは極めて上々。
今年最後の温泉とするのに相応しい場所でした。


[1]
ここの温泉の非常に秀逸な浴槽形状については、こちら©MITSU@KARIYA)のサイトにある解りやすい写真資料をご覧下さい。
手前の一番大きな部分が最も暖かい浴槽で最大4人程度、右手の浴槽が中間の温度で同2〜3人程度、一番向こう側で岩の陰に隠れている部分が最もぬるく、同1〜2人程度、夫々入浴可能です。 
浴槽中央岩の手前から一番大きな浴槽に先ず温泉が注がれ、それが右回りで満たされて行くという仕組みで異なった温度の浴槽を3つ作り出しています。
旧赤石温泉白樺荘の瓢箪型浴槽も同じ仕組みでした。 

温泉に行かない日(132) 静岡ローカルのテレヴィCM

は、ヘンなのが多くて凄い。
特に大村洋品店(静岡県静岡市葵区馬場町6:054-250-0037:公式サイトなし)のCMが限界を突き抜けてると思っていて、その事を書こうと思ったんだけど、何か最近温泉関係から外れたポストが増えてきてるし、大晦日に書く様な事でもないと思った為パス。
今から少しの時間「大晦日に訪れるべき温泉銭湯は何処か」を検討した後実行します。
やっぱ大晦日に書くべきのは、そっち方面の事でしょうからなあ。

2012年12月29日土曜日

温泉に行かない日(131) 温泉で眼鏡を装着する人は果たして本当に出歯亀か?

前回ポストの後、入浴時におけるコンタクトレンズの着用(装着?使用?まあ何でもいいや)の可否について本当に気になり始めた私です。
前回ポストを纏めると、
私はド近眼、且つ老眼だが、近眼用眼鏡しか付けていないので手元の文字が見えず、業務執行に多大な困難を強いられている。
従って、近眼用コンタクトレンズと老眼鏡を併用することでその状況を解決したいが、コンタクトレンズを常用する事で心配なのは、コンタクトレンズをしたままで果たして入浴可能か?
という感じですかね。
こんなに短く纏められるのなら、前回のポストも最初っからこういう感じにしておけば、限りあるデジタル資産を無駄遣いせずに済むのにと我ながら感じる訳ですが、それはさておきましょう。
なんでこんなに拘るのかというと、要するに私は大変なめんどくさがりやだからであります。
先日眼科に行っていろんな検査をしてもらい、コンタクト使用は問題なしと判断されました。
その後トライアル用のコンタクトレンズを5日分貰えたので早速昨日から使い始めてるんですが、その感想は、
大変快適な視界を得られたし、老眼鏡による手元視界もベリーグッド。
だが、装着したり外したりするのがめちゃめちゃ面倒で時間がかかる。
というものです。
まあ慣れればもっと早くなるかもですけど、面倒な事は変わりない。
万が一「コンタクトレンズ入れっぱで入浴はダメ、ゼッタイ」なんて事になれば、入浴前にコンタクトレンズを外して眼鏡へスイッチし、風呂上がりにまたコンタクトレンズをはめ直すとかいう感じで眼鏡とコンタクトレンズを状況により使い分けないといけない事になり、それ自体がめんどくさいです、おれにとっては。

で、私には既述の通り友達が極く少ないため周囲の人に訊く事も出来ず、ネットで一寸調べてみたのですが驚きました。
こんなアホな悩みを抱えているのは儂だけかと思っていたら、意外に多くのヒトビトが同じ悩みを抱えてるんだな。
「教えてなんとか」系のサイトで、もうやんなるくらいひっかかりますな。
またこれとは別に、コンタクトレンズメーカ各社のサイトから入浴に関する注意をコピペして纏めているサイトなんかもあって、結構楽しかった。
まあ全体を通してみれば、
コンタクトレンズを入れたまま入浴しても基本的には構わない
という感じだと思われます。
ただ、
洗顔時に瞼を強く擦ったりするのはやめてくれ
とか、
殺菌用塩素やシャンプー、石鹸なんかががコンタクトに吸着しちゃうかもだから気をつけた方がいい
とか、
泉質の強い温泉なんかもコンタクトレンズに何か影響を与えるかも
とか、
コンタクトレンズが流されないようにしてくれ
万が一流されてもメーカや販売店に泣きつくことはやめてくれ
等の意見も出されていました(小学校の学級会か)。
この辺に気をつければ、まあOKって事かな。

ところがですな、このような調べものをしている過程で、少し驚いた意見を目にしました。
それは、入浴中における眼鏡の使用に関する事です。
昨日カイシャの昼休みに入浴とコンタクト、或いは眼鏡についてネットで調べてたら、なんと、
入浴時には眼鏡着用でさえ罷り成らん!
とゆーよーな意見を発見したのであります。
今これを書いているのは自宅で、カイシャで見てたそのサイトをどうしても再発見出来ないのですが、確か要するに、
  • 入浴中に眼鏡をかけているヤツは間抜け野郎に見える
  • 同性好きで悪質な出歯亀じゃね? 
  • 浴室に眼鏡のままで入室し敢えてわざと眼鏡を曇らせ、周りをどっかんどっかん言わせようとして失敗してるだけのあざといヤツ
  • そもそも風呂屋で眼鏡かけたまま風呂に入ってるよーな基地外をオレは見た事ない
等々、等々…でした。
要するに故なき誹謗中傷の類いであり、あまりロジカルではない。
オレ、今まで第三者にこんな見方されてたのかと少し消沈。
ただ、中には、
  • 落とすとレンズ割れて危険でしょ。そうなると他人にメーワクかけるからやめとけ
  • 見えん不便さは解らんでもないが、浴室内の様子を友達とかに教えてもらえば、けつまづくことはないだろ
  • 眼鏡のコーティングが剥がれるから、悪い事を言わないやめとけ
等と言う至極御尤もな意見もあったんですけどね。
儂は入浴時、自宅以外の温泉銭湯等では通い慣れた場所であっても必ず眼鏡をしてます。
以前は確かに「眼鏡のコーティングが剥がれる」のが嫌だったし(実際に剥がれます。特にサウナなんかだと覿面です。剥がれると基本その眼鏡は使いもんにならん)、当時視力は何とか0.1くらいを確保してて(今は0.01未満)、浴室内が朧げでも見えてたから眼鏡を外して入浴してたんだけど、やはり数回はけつまづいてしまったし、一度は脚指の爪をはがしかけて流血してしまい、寧ろそっちの方で他人にメーワクをかけた、というか不快感を与えちゃった事があります。
友達に先導してもらいなさいというがあなた、私は一緒に風呂行く同性の友達もいないから、浴室内の様子は自力で探らねばなりません。
だから今は、眼鏡をして入浴してます。
そんな私は間抜けな出歯亀でしかもあざとく、要するに基地外だという事なんですな。

よおし、わかった。
それならそれで結構だ。
今後公衆浴場や温泉の入浴時、必ず眼鏡を付けたままにしていてやる。
眼鏡を外すのは金輪際やめてやる。
間抜けだ出歯亀だあざといだ基地外だ?
おお、上等じゃねえか、受けてやら。
云いたかぁねえがな、てめぇこちとら、この世に生を受けて40年余、ずーっと「間抜けだ出歯亀だあざといだ基地外だ」と云われ続けてる筋金入りのヘンタイだぜ。

ははは、全く意味のないポストになってしまった。
許せ。

2012年12月27日木曜日

温泉に行かない日(130) コンタクトしたままで温泉入浴は果たして可能か?

幼少の砌よりド近眼です。
加えて最近は老眼でもあります。
老眼と近眼が同居すると言うことが俄には信じがたかったため[1]、その辺に少し詳しい知人に聞くと、
「中年過ぎの近眼持ちは殆どそうなるよ」
と答えてくれました。
ふ~ん、そうなんだ。

現在やってる仕事はPCを多用する、というか寧ろ殆どPCのみを使っている状態なんですが、机に置いたペーパーベースの資料を見ながらPCで何かをするのが非常に辛くなってきました。
兎に角、手元の資料の文字がぼやけちゃって、全く見えないんだよね。
で、対応策として最近してるのが、
近眼用の眼鏡をかけたその上から、更に老眼鏡をかける
という技であります。
これが個人的に頗る都合がいい。
視線を移動させるだけでPCと手元の資料の両方を快適に見ることが出来るから。
ただその技には弱点もあり、端的に言って、
他人から見ると、単なるアフォにしか見えない
という点です。
実際、この間事務所内でその技を駆使して、極くマジメに仕事をしていたところ、通りがかったうちの会社の役員に、
「あほかお前は、ふざけてんのか」
と言われてしまいました。
そりゃそうだろう。
俺が彼の立場だったらそう言うよ。
また、事務所には外からのお客さんも沢山訪れるのですが、そういう人たちがそんな私を見れば確かに常軌を逸していると思うに違いないだろうしなあ。
そんな状況も続けられないので、大きな決心をしました。
すなわち、
50歳目前にして初めて近眼眼鏡を捨て、コンタクトレンズにスイッチする事にしたのです。
その上で老眼鏡をかければいいじゃないか。

話は若干変わるが、私は温泉銭湯が好きだ。
普通の人より回数的に多めに温泉銭湯に行ってると思います。
でね、普段温泉銭湯に入るときは、大抵眼鏡を付けっぱなしだ。
だって、眼鏡なしでは一歩も歩けない程のド近眼だから、多分脱衣場から浴室へのドアさえ見る事が出来ないし、上手く浴室に入り込めたとしても桶やなんやかんやに蹴つまずいて浴槽に入る事はほぼ不可能だと思うから。
決して誇張して言ってる訳ではなくて、温泉好きな「どきんちゃん」なら納得してもらえる筈。
そんな私が、眼鏡からコンタクトにスイッチした場合、とても心配な事があります。

果たしてコンタクトを填めたまま入浴は可能なんでしょうか?
例えばその状態で顔を洗ったら、コンタクトが外れたり、眼球の裏にコンタクトが回り込んでQQ車で眼科直行とか、そういう心配はないのでしょうか。

コンタクトにスイッチするのに当たり心配なのは、実にその点だけなんです。
眼科で貰ったコンタクトレンズのパンフにも記載がないし、誰か実際の所を教えてくれませんかねえ。

え?なんだって?
カイシャとかの友達に訊けって?

私の信条は「敵は多く、友達は少なく」です。
だから私には、カイシャでさえ友達が少ないから聞くヤツがいないんだよなあ。
ネットで調べるのも癪だしなあ。

[1]
トシを取ると老眼になるから、その分近眼が直るんじゃないかと思っていたのですが、両者はあくまで別物なんだそうです。
どうも私は、遠視=老眼、という勘違いをしていたようです。

2012年12月26日水曜日

2012年12月24日月曜日

温泉に行かない日(128) 兵庫伊丹の4銭湯一挙制覇は果たして可能か?

わたくしですが、中部地方某県某政令指定市に居住している中年です。
わたくしが住んでるこの街ですがね、まあ、普段の生活をする範囲では別に何の問題もないし温暖だし、可もなく不可もなくという感じですが、時々やはりほかの都市がうらやましくなるときがあります。
なんでかっていうと、ここには温泉とか銭湯が少ないんですよね、ほんとに少ない。
いわゆる「スーパー銭湯」はそこそこあるんだけど、昔ながらの銭湯や温泉は殆どないんですわ。
まあ、温泉とまでは言わないよ。
そこまでは言わない。
でも銭湯がない、というかどんどん潰れているというのはつまらない話だよねえ。
よその場所では、街中に銭湯が結構生き残ってたりしてるんだがなあ。

先日は名古屋大須の銭湯2ヶ所一気に撃破し、意味なく無駄な感じで銭湯的に勢いに乗る私でありますが、要するに他都市にある銭湯にちょっとした興味を覚え始めているということです。
興味を覚えるも何も、住んでるとこに銭湯が殆どなくて、かつどうしても銭湯に行きたいとなれば、ヨソの街に行くしかないもんね。
ということで、ずいぶん前に伊丹の銭湯「力湯」等にも訪れたりしているせいか、伊丹市内にどのくらい銭湯があるか改めて調べてみたくなりました。
別にわたくし、伊丹には縁もゆかりもまったくないんですがね。

地元以外での銭湯所在を調べる時、一般の人が書いたブログなどよりも私が信頼を置いているのはiタウンページであります。
それによると、伊丹市内には少なくとも以下に示す4銭湯が存在すると思われます[1]
  1. 橘温泉(兵庫県伊丹市桜ヶ丘1-3-8:072-782-2246)
  2. ぎょうぎ温泉(兵庫県伊丹市昆陽南3-8-21:072-784-6690)
  3. 昆陽温泉(兵庫県伊丹市昆陽東4-13-12:072-781-5396)
  4. 力湯(兵庫県伊丹市伊丹3-2-2:072-782-0481)
そのうち4.の力湯は入湯済みですので、あと3ヶ所をできれば何とか一気に制覇したい。
そのために何か作戦を考えたい。
で、ちょっと地図に落としてみました。



ううむ。
なんか結構至近範囲に集中しているなあ。
ちなみに、地図左方、伊丹美鈴郵便局西にあるのが「ぎょうぎ温泉」で、右方JR福知山線伊丹駅西にあるのが「力湯」。
両者を仮に徒歩で結ぶとすると、道程距離は約2.5㌔、時間にしてそうだな20~30分ってとこかな。
直径2㌔ちょっとの範囲内、30分圏内に銭湯が4ヶ所も存在する。
ほんとにうらやましいよなあ。

以前、鎌倉周辺の銭湯について書いたときにも感じたことですが、そこそこの規模の都市ってのは、今この時代であっても、街の中で銭湯が何とか生き延びることができる包容力があるんだなということを改めて感じます。
逆に、銭湯がバタバタ廃業するような都市ってのは、もう先がないのでは?とまで感じちゃいますね。

まあ、そんなことはどうでもいいんですけど、兎に角来年早々には、
「新春伊丹市内の銭湯徒歩総まくり大会」
と題して、4銭湯一挙制覇を狙っていきたいと思います[3]ので、どうぞよろしく。

このように4ヶ所が集中しているのであれば、一挙制覇は充分に可能だろう。
午後2時くらいから開始して4ヶ所めぐり、各所30分ずつ滞在したとしても、日帰りが可能だろうな。
ふふふ、いけるぞいけるぞ。

参加者は今んとこ私だけという極めてコンパクトな大会ですが、もし参加ご希望のかたがいらっしゃいましたらどうぞお申し出ください。

いるわけないか。

また今後、こういう感じで市域や町域単位で銭湯を一気制覇というお遊びをしていきたいと思っています。
時間はある。
大丈夫だろう。
しかし金がない。
求むスポンサー。

[1]
個人系サイト等によると、伊丹市内に存在する銭湯としてこの4ヶ所のほか、次の銭湯に関する記載があったりします。
  1. 河鹿温泉(兵庫県伊丹市大鹿2-20)
  2. 新旭湯(兵庫県伊丹市桑津2-2-7)
  3. 新温泉(兵庫県伊丹市伊丹4-11-14)
  4. 稲野湯(兵庫県伊丹市稲野3-21)
  5. 第一桜湯(兵庫県伊丹市伊丹1-8-21)

などですが、いずれもiタウンページやGoogleマップではヒットせず、おそらくすべて廃業しているものと思われます。
1.は理容店?、2.は不動産屋か集合住宅?、3.はもしかしたら新温泉の建屋がそのまま残ってる?、4.は住所自体が消滅してる、5.は不動産屋?
5.なんてのは本当に力湯の目と鼻の先なので、やはり至近すぎる距離での共存は無理だったのかなあとも感じます。
あとひょっとしたら第二桜湯[2]なんてのがあったのかもしれないねえ。

[2]
かつて東京・原宿と鎌倉に「第二桜湯」ってのがあったらしいとネットで確認しましたが、伊丹の第一桜湯との関連はどこにも書いてませんでした。
偶然の一致なんだろうな。

[3]
第1回新春伊丹市内の銭湯徒歩総まくり大会のタイムスケジュール例。
2013年1月1日開催の場合。

A)貧乏なのでJR在来線利用の場合で、4銭湯間の移動は全て徒歩(タクシー等は使用禁止)
自宅最寄りのバス停8:34⇒路線バス⇒9:10自宅最寄りのJR駅
 ☆電車発車までの時間を利用し駅構内で立喰蕎麦摂取&車内飲酒用アルコール類調達
自宅最寄りのJR駅9:48⇒JR在来線⇒11:46JR大垣駅
JR大垣駅12:12⇒JR在来線⇒12:47JR米原駅
JR米原駅12:50⇒JR在来線⇒14:20JR尼崎駅
JR尼崎駅14:27⇒JR在来線⇒14:33
JR伊丹駅14:33⇒徒歩⇒14:35AEON MALL伊丹(遅めの昼食)
AEON MALL伊丹15:25⇒徒歩⇒15:30力湯(入湯30分)
力湯16:10⇒徒歩⇒16:20橘温泉(入湯30分) 
橘温泉16:55⇒徒歩⇒17:05昆陽温泉(入湯30分)
昆陽温泉17:20⇒徒歩⇒17:30ぎょうぎ温泉(入湯30分)
ぎょうぎ温泉18:10⇒徒歩⇒18:40JR伊丹駅
 ☆電車発車までの時間を利用して近隣でアルコール・食料調達
JR伊丹駅19:12⇒JR在来線⇒19:28JR大阪駅
JR大阪駅19:30⇒JR在来線⇒20:55JR米原駅
JR米原駅21:02⇒JR在来線⇒21:34JR大垣駅
JR大垣駅21:39JR在来線⇒23:07JR豊橋駅
JR豊橋駅23:10JR在来線⇒23:43自宅最寄りのJR駅
自宅最寄りのJR駅23:43⇒バスがないため徒歩⇒25:15自宅
ううむ、こりゃどう考えても無理だ。
特に一番最後の1.5時間の行軍がしんどい。

B)くそ贅沢にも車で移動の場合(高速利用)
自宅12:00⇒東名・伊勢湾岸・東名阪・新名神・名神・中国・R171⇒15:30力湯(入湯30分)
力湯16:10⇒徒歩⇒16:20橘温泉(入湯30分) 
橘温泉16:55⇒徒歩⇒17:05昆陽温泉(入湯30分)
昆陽温泉17:20⇒徒歩⇒17:30ぎょうぎ温泉(入湯30分)
ぎょうぎ温泉18:10⇒R171・中国・名神・新名神・東名阪・伊勢湾岸・東名⇒21:10自宅
うーんこれは矢張り車利用だなあ。

2012年12月21日金曜日

温泉に行かない日(127) みよし湯の柚子湯、残念だなあ

本日は冬至で、確かに朝は寒かったねえ。
でもさっき、お昼ご飯を買いにコンビニに行ったときは何だか暖かかった。
変な感じの冬至ですが、冬至は冬至ですね。
冬至と言えば柚子湯で、きっと多くの銭湯で柚子湯をやってくれるんだろうな。
この間の日曜日、「準」行きつけ銭湯であるみよし湯に行って来たのですが、矢張りそこにも「12/21 柚子湯やります」という掲示が出ていたので、やあこれは楽しみだなあ、と思っていたのですが、本日は所用があり断念せざるを得ません。
考えて見れば、柚子湯も含めて街の銭湯で「変わり湯」に入った事がありません。
次の5月には、菖蒲湯にはいりたいもんですね。
必ず行きます。

2012年12月16日日曜日

みよし湯(8)

午前中には倉真赤石温泉に行って体をあっためてきたばかりなんですけど、流石今は冬。
今日は結構気温の高い日ではあったのだけど夕方にはだんだん体が冷えてきて、こりゃたまらん、銭湯だ銭湯だという気分になり、そんな時にはみよし湯に限ります。
車に飛び乗って(いや、実際には飛んで乗ったりはしないが)みよし湯のある東へ走りました。
車中、今朝国道1号線バイパスから非常にクリアに見えた富士山のてっぺんを思い出したりしながらほどなくして現地に到着すると、おおなんと駐車場が満車。
いや、よおく見ると西側の駐車場に何とか1台ねじ込めるスペース発見。
3回くらい切り返しを繰り返し、殆どフランスにおける超人的な路上縦列駐車の状態で駐車完了。
後ろの人、車出せたのかしら。

車は満杯だったんだけど中は程よい混み具合。
服を脱ぎながら浴室内を覗き見れば入浴客は5人。
長く伸ばした髪を後ろに束ね、全身を刺青で覆った大柄な人が、隣に坐ってるカタギらしき爺さんと大笑いしながら話してる。
ううむ、シュールだなあ。
で、私の方は、その髪束ね兄さんが浴槽から出て丁寧に体の雫を拭き取っている横をすり抜け浴室へ。
午前中既に倉真赤石温泉で体を綺麗に洗ってはいますが、他の入浴客の気分を害さぬ様、石鹸を使って、だけど形だけささっと体を清めて入浴。
うわ、流石に熱いねえ。
激熱ではないけど、熱いなあ。
でもまあ銭湯はやっぱこうなくっちゃ、と最近感じるようにはなってきました。
浴槽に入り、限界に達して一旦洗い場に出て体を冷まし…、という事を3回程繰り返し、非常に満足な気分になって浴槽を出ました。
いやあ、今日は結構幸せな一日だったな。
みよし湯を車で後にして10分程あと、自宅近くのスーパーで買い物をしようとしてたらみよし湯仲間からケータイにメールが。
「今からみよし湯いくよー」
うーん、残念。
まあこんなこともあるね。

倉真赤石温泉(8)

今年も遂に押し詰まって参りました。
押し詰まるという言葉の意味が小学生の頃からイマイチ解らなかった訳ですが、ジジイ手前になった今も解りません。
でも、実際マジでおしつまりんぐな状態である事を肌では感じる今日この頃です。
こんだけ押し詰まってる割には何か愚にもつかない選挙が行われているようで、選挙の結果ジンセイが押し詰まってしまう感じの候補者も沢山発生しそうですが、ここは公民たるワタクシ、選管より届いた選挙券(っていうのか、あれ)を握りしめ投票所に向かい、小選挙区の投票用紙には「市川房枝」、比例区の投票用紙には「大日本愛国党」、最高裁判所の裁判の人の欄には全員にバツ印を夫々記して[1]、爽やかな気分で投票所を後にした訳です。

その爽やかな気分のまま向かったのは倉真赤石温泉。
今年残された週末で自由になりそうなのは今日位であり、あとは全部予定が詰まっています。
従って、倉真赤石温泉が2012年私の地元で最後を飾る温泉となりますかね。
まあ、それに相応しい温泉である事は言を俟ちません。
実はこの温泉を選択したのは別の理由もあり、一つは例の可愛いミニカレンダーを入手する事[2]、もう一つは前回訪れた時、愛用のケロリン桶を現地に忘れていたのでそれを年内に回収したかったという事です。

押し詰まってるから道路も詰まってるかなと思いつつ国道1号線バイパスに乗ったのですが、磐田の辺りの2車線化工事がいつの間にか完了しており、車の流れは劇的に良くなってました。
一時間で温泉に到着。
私が本日一番目の客のようです。
わーい一番湯だ、うひひ嬉しい。
先ずはお目当てのミニカレンダーを1枚入手。
修会長に勧められて更にもう1枚入手。
これまたうひひ、嬉しい。
これでカイシャの事務所用とクルマ用が整った。
嬉しいぞ。
次はケロリン桶。
会長に、
「ねえ、黄色いケロリン桶の忘れ物あったでしょ?」
と訊ねると、
「うん、そういやああったな。確か女湯に置いてあったからそのままにしてある」
との事。
何故男子たるわたくしのケロリン桶が女湯にあるかというと、それは即ち前回私が女湯に入ったからである事は明白です。
この事実は別に私が「会長の静止を振り切って、実際に女性が入浴中の女湯に闖入した」等の犯罪行為を行った事を指し示すものではないのでご注意ください。
「今日もまだ男湯のほうが整ってないから、まず女湯でゆっくり暖まってよ」
と会長に言われたため、そのご指示通り二つ並んでる浴室の左側である女湯へ。
こんな感じで女湯に入れられる事が3、4回はあるな。
「女」と書かれた暖簾をくぐり脱衣棚を見るとちゃんとケロリン桶は健在で、黙ってご主人様を待っていた様子。
偉いぞ、ケロリン。
で、早速裸になって浴室へ、そして浴槽へ。

この温泉の湯加減は、私にとって本当にベストマッチ。
ややぬるめで長く入っていられる。
灰白色の湯の花が踊るお湯は、柔らかいというか、優しいというか、誠に柔和な性質で、30分も入っていればもう本当に完全に脱力状態。
しかしだからといって体が温まらないかというとそんな事は全然なく、湯船から上がっても中々湯冷めがしない強力な底力を持った温泉です。
一旦出て、休憩所で会長と暫く世間話をして、再度浴室へ。
今度はちゃんと男湯です。
私の後から来たお客さんとともに浴槽に浸かって、温泉とか道路の話をしてお湯を楽しみ、着衣して休憩所に戻ると何だかお客が一杯です。
森繁久彌主演の「社長シリーズ」の主人公が生やしてた様なチョビ髭を生やした爺さんとその奥さんが素早く宴席を開いており、チョビ髭社長は持ち込んだ料理[3]をあてにしながらアサヒスーパードライをチェイサーにいいちこのロックをぐびぐびやっている。
いいなあ。
俺も呑みたいね。
でも車なので我慢。
若い夫婦者と思われる別の2人組もいて、そちらは会長に何か鍋を作ってもらって旨そうに箸を入れている。
いいなあ。
俺も喰いたい。
まあこっちは問題ないけど、また今度にします。
その他にもおばさんと小さな女の子等もいて中々商売繁であります。

ここの入浴料金は¥1050と決して安くはないのだけど、これだけお客さんが訪れてくるという事実が、パッケージとしてのここの温泉の良さ、つまり、泉質の良さ、会長の良さ、全体の風情の良さ等々を示していると思います。

ちなみに本日は流石に、例の屋上にある源泉非加熱掛け流し風呂はやっていなかったようです。

[1]
この人選についてはブログ右上にある「自己開示」をご覧下さい。
確か前回も同様な感じで投票しました。
記憶では確か、あの小さな投票用紙に候補者全員の名前を書き出し、全部にバツ印をつけてやったかな。
私はこれを個人的に「積極的棄権」或いは「挑戦的無効投票」と呼んでおります。
選挙権は捨ててはなりませんが、働きそうなヤツがだ~れもいなかったら、その旨意思表示をする必要があると考える為です。

倉真明石温泉 ミニカレンダー
こざかしいデザインの変更一切なし!
只1点、2012が2013に変わったのみ!
へびのイラストがカワイイ!
実際にはイラストのような露天はなし!
© ame/ill-health(ruephas) 2012
[2]状況にもよるようですけど、Googleで「倉真赤石温泉」まで文字入力すると、自動推測で「ミニカレンダー」と出るケースがあるようです。
実用性が高いので今では私の愛用品となってます。
[3]
ここ倉真赤石温泉は、社長お手製の料理を出してくれるけど、持ち込みもOK。

2012年12月12日水曜日

温泉に行かない日(126) 今日は2012年12月12日なので

12時12分12秒ころにはこんな事をしていました。
いい年こいた社会人なのに、すみません。
昼飯も惜しんでこんな事してました。
シャシンに映っているPCの画面は日本標準時(JST)を表示しているサイトのものです。
殆ど正確な時刻を表示している、んですよね、多分(^^ゞ
ちなみに、この写真を撮った人物曰く、
「連写機能は使用してません」
とのこと。
一発勝負。
素晴らしい。
2012年12月12日12時12分12秒
© ame/ill-health 2012

2012年12月9日日曜日

源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月(1)

浜松市浜北区にサンストリート浜北という西友系大型ショッピングモールが出来たのはいつの事かな。
調べると驚いた事にWikipediaにちゃんと記載があり、それによると2007年にオープンしているようです(こんな田舎の商業施設の事まで載ってるんだ。それだったら俺の事も書いてくれよ、わはは。冗談) 。
で、その当時、そんな大型ショッピングモール内に天然温泉が湧いているという話も耳に入ってはいたのですが、このブログで時々書いているように私は本当に人混みが大嫌いで、人間が無闇矢鱈に蝟集する大型ショッピングモールを毛嫌いしている人間のため暫く様子見の時期が続き、そこに初めて行ったのは開業2年後である2009年1月。
どうも私は行動力にだいぶ欠けているようですな。
その入浴施設は源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月(静岡県浜松市浜北区平口2861 サンストリート浜北1階:053-584-6199:¥700が基本で各種メニューで異なり、早朝割引等も導入されている:9時−24時が基本で施設・曜日で異なる:年中無休)です。
ははあ、もう3年も前の話になるのか。

当時行く時は、沢山人が集まるの場所が嫌いということも手伝い、
「そんな場所にある温泉施設だから、まああんま良くねえ感じだろ」
と思い込んでいたのですが、いざ実際に入ってみると予想に反して、
うーん、まあまあじゃないか
という感じでした。
最近になり、勤めている会社の福利厚生施設に指定(正確に言うとカイシャが入っているベネフィットステーションの対象施設)になり、タオル付きで安く入れるようになったため、本日再訪。
車の車外温度計は何と0℃。
結構な強風の中、自宅から20分程度の短いドライブで現地へ。
現地着は8時過ぎでした。
営業開始は平日9時ですが、休日は1時間早く8時ですので、もう開店しています。
受付でベネフィットステーションのカードを見せて下駄箱の鍵を渡し、代わりにタオルとロッカー鍵付きリストバンドを受け取ります。
施設内での各種料金精算はそのリストバンドで全て可能という、最近スーパー銭湯でよく見られる方式ですな。

で、早速入浴。
ここは結構多くの種類の浴槽があって、内湯は主要浴(静止湯)と人工炭酸泉、外にはジェット機能付きの寝湯・源泉掛け流し岩風呂(露天風呂)・個人用壺湯・遠赤外線サウナ等があり、これらについては基本料金だけで全て利用可能。
安いなあ。
更には別途料金を支払えば、所謂岩盤浴(ここでは薬石汗蒸房と呼称しているようです)とか家族風呂も利用出来ます。
でも私はこれら殆どの浴槽やサービスには目もくれず、屋外一番端っこにある源泉掛け流し露天風呂にただひたすらシツコク入り続けていたのであります。
並みいる先客の爺たちをかき分けるようにして浴槽に入り込み、瞑目して入り続けていたのであります。

源泉掛け流し露天風呂の泉質は塩化物泉であり、浴槽横にある掲示によれば、その名称の通り、加温のみの「源泉掛け流し」だそうです。
別の場所に掲示されている温泉分析表には「加水」いう表現が用いられていますが、恐らく別の浴槽を指しているようです(が、私には解らないですけどね)。
2009年のときは、やや茶色がかっていた様な記憶があるのだけど、今日改めて見てみると比較的澄明な色。
記憶違いかな?
浴槽の所にあった掲示によれば、湧出時点での湯温は30℃前後であり、これはまあ当然最低限の加温は必要でしょう。
で、浴槽での温度は39℃。
ベストですよベスト。
温度的には私にドストライク。
しかし私にとってはベストでも、他の客にはぬるすぎるようで、常連と思われる爺どもが検温に来た店員に対して盛んに、
「おいぬるいじゃないか。もう少し温度を上げないと風邪引いちゃうぞ」
「店長呼べ店長」(真顔で。ホントにこういう事言うヤツが世の中にいるんだな、はは)
とか言っていましたが、解ってねえなあ爺ども。

ここの考え方として「少しぬるめのお湯を少し長めの時間楽しみましょう」というのがあるようで、文句言われてた店員もそう答えてました。
そりゃそうでしょ。
塩化物泉は湯冷めしにくい泉質です。
だから低めでいいんです。
ゆ〜っくり、じんわ〜り時間をかけてあったまってほかほかになって、幸せな気分になって出ればいいんです。
だいたい「ぬるくて風邪引きそう」なくらい辛いんだったら他の浴槽に移ればいいだけの話ですから。

というわけで、 爺どものお門違いなクレームを軽やかに聞き流しながら、約50分程も居座り続けたのでありました。
居座ると言ってもここの浴槽は結構深いため、実際にはず〜っと中腰の姿勢キープでしたけど。

まあ、あの様な場所にある温泉とは思えない、比較的よい温泉ですよね。
惜しむらくは、源泉掛け流し浴槽がやや狭いという言う事かな。
湧出量の兼ね合いもあるだろうからあれはあれで仕方ないのかも知れない。
しかしテレビはいらんだろ。
前回は付いてなかったテレビが露天に付いていて、あれは雰囲気ぶち壊しだ。
なにが哀しゅうてプリキュア見ながら温泉に入らにゃあならぬのだ。
邪魔だ邪魔。
直ぐに撤去して欲しいよ[1]

それ以外は、まあ合格。
内湯にある人工炭酸泉もグッド。
和合の湯のシステムより良いものである事は確実で、肌理の細かい炭酸が体にまとわりつきます。
ただ常時、砂糖水に蝟集する蟻の如く爺さんたちが群がって激混みであり、競争率が高いのが玉に瑕。
でもチャンスは充分にあるよ。

源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月。
平日早朝が狙い目であります。
兎に角、ここの纏めは「意外にも結構いい感じの温泉」という事になりましょう。
場所柄だけで判断してはなりません、と自らに言い聞かせている所であります。
今後は先入観にとらわれず、いろんな場所に訪れてみようと思った次第です。

[1]
どうも私は、以前から「温泉にテレビは邪魔」という主義に傾いているようです。
でも、実際どう?
要らんでしょ、あんなの。
温泉ってのは心を静かに休める場所なのに、テレビ何かあったら寧ろ疲れちゃうよ。
尤も、私は日常生活においても殆どテレビを見ない人間ではあるけれど。

2012年12月6日木曜日

廃湯跡を歩く(1)

中年過ぎから温泉とか銭湯に目覚める人は私も含めて割合多かったりするんですかね。
その辺、よくわかんないねぇ。

私は基本熱がり(誤変換に非ず。まあ「暑がり」でもありますが。だから夏は好きではない)なので風呂は余り好きではないのにも関わらず、温泉とか銭湯に惹かれてしまったのは全く自分でも訳がわからないのです。
いやあ、風呂、嫌いなんですよねえ。
実際の所、以前も書きましたが自宅の風呂の浴槽に浸かるのは、そうだなあ、数ヶ月に1度かな。
まじですよ。
最近のように寒くなってきても殆どシャワーで事を済ませており、少なくとも自宅では「入浴」とは無縁なセイカツであり、それは子供の頃からの事です。
先日も実家に帰った際、風呂に入るのがめんどくさかったため、
「今日は(「も」かな)風呂はいいや」
と言って酒を飲み続けていたら、年老いた母親が、
「全くぅ。あんたはホントに子供の頃から風呂嫌いで困るわ」
と言っておりました、ははは。
でもホントに自分でも解んないんだよなあ。
風呂が嫌いなのに銭湯とか温泉が好きってのは、精神的に分裂してるよなあ。

風呂が嫌いなのに、熱がりなのに銭湯とか温泉が好きという二律背反な俺ですけど、事実としてその通りなのでしかたないよねえ。
家の風呂を使わずして銭湯に行く時は屢々なのですが、その瞬間「家では殆ど湯船につからないくせにして、銭湯に行く」ということに関して全く葛藤を感じないのですな。
変人だと思う。
しかし、好きなものは仕方ない。

好きなのはいいんだけど浜松近辺には温泉が少なく、銭湯も2つしか残ってません。
一回行って気に入って、もう一回行き、更に再度行ったらあっさり潰れてた銭湯がありましたし、行った事がないので一縷の望みを抱いて行ってみたら、哀しい事に案の定潰れてたという銭湯もあります。
それを体験すると、本当に残念な気になるんだよ。
時代が移ろうと、かつて当たり前だった事が当たり前じゃなくなって行くじゃない。
銭湯もその類いでさあ、今はまだ存在している銭湯ってのは残念ながら「当たり前」の存在じゃなくてさ、「頑張っている」とか「文化財的だ」とか「何とか支えよう」っていう評価になりつつあるじゃない。
もちろんお互い、その意気や良し!ですけど、なんか複雑な気分にもなりません?
銭湯とかってそんな力を入れなきゃ語れなかったり、体験(この「体験」という言葉が出てくるのがそもそもオカシイよね)出来ないような存在じゃなくて、普通な感じであるべきなのにね。
でも実際そうなっちゃってるんだな。

経済という野郎は北朝鮮よりも無慈悲であり、銭湯を経営する側もそこに通う客側もそれぞれ感じている「何とかこの銭湯を生きながらえさせたい」という願いを軽やかに無視して、どんどん銭湯を潰して行く。
斯くして銭湯建家は壊され、アパートになり、駐車場となり、或いは更地となり、物理的にも記憶からもこの世から消されてしまう。
「ああ、あの銭湯か。ありゃあ良かったよ。ガキの頃毎日通っててさあ、親父は風呂上がりにみかん水飲んでたけど、オレはずんぐりした瓶のヨーグルト喰うのが愉しみだったな」なんていう体験と記憶がある人はまだ幸せだよね。
私には、それがない。

じゃあせめて、その「親父はみかん水で、子供はヨーグルトに喜びを感じ、勿論二人とも浴槽を愉しんでた」銭湯の跡地に行ってみて、当時に思いを馳せてみてはどうかな、と最近思い始めました。
題して、

「廃湯跡を歩く」

私が敬愛する宮脇俊三氏が、晩年のライフワークの一つとして取り組んだ鉄道廃線跡を歩く(JTBパブリッシング:キャンブックス:¥1631:ISBN9784533023378:他シリーズ全10巻)、それを少しだけパクってるのは言うまでもないです。
すみません宮脇先生。
あんな格調高い文章は書ける訳がないけどね。
実を言うと既に、
  • 大栄湯
  • 松の湯(松之湯)
  • ミシマの泉
  • 葉山温泉(足湯)
  • グランドホテル鳳陽
等々、かつて営業していた温泉・銭湯の跡地を意図せず訪れています。
その事をもう少しちゃんと書ければなあと思うのです。
短い文章になるだろうけど。

今後、折りを見て書いてみたいと思います。

2012年12月3日月曜日

温泉に行かない日(124) 静岡新聞及び中日新聞の激しい報道姿勢に賛同する

© 静岡新聞社 2012
先日は「基地外の米兵単独行動禁止」に関しての、静岡新聞による勇気ある報道についてお伝えした所でありますが、更に本日、間髪おかず、正に自らへの援護射撃が如くの報道が同社からリリースされました。
「基地外の飲酒全面禁止」
まあ、基地外であるからこそ飲酒したいという事情があるやもしれませんがそこはそれ。
在沖縄米軍自ら「基地外の飲酒はまかり成らん」と宣言した以上、それを正確迅速に伝える義務がメディアにはあり、単にそれを忠実に実行した結果が左の記事であります。
「基地外における飲酒全面禁止」
とは敢えて書かず、様々な解釈が可能になる余地を残すため、
「基地外飲酒全面禁止」
と表現する。
誠に天晴れな報道姿勢であります。

果たしてこの「基地外」シリーズ、いつまで何処まで続くのやら。
Check it out!であります。

それに加え、強力なブロック紙である中日新聞も、
「基地外は飲酒禁止」
という誠にストレートな物言いで静岡新聞に追従しているのを昼飯時に発見。

阪神ファンたる私としては基本、中日新聞は嫌いなんですが、今回限りは「敵ながら誠に天晴」と称揚する次第であります。
© 中日新聞社 2012

温泉に行かない日(123)[1] iPhoneでマウスオーバーは果たして可能か?

マウスオーバーという技がありますね。
技なんていうと大仰だな。
機能と言った方が良いかも知れないです。
具体的にはこんな機能です。
このブログの右上の方に『「今後は関西!」宣言』ってのがあります(2012年12月29日現在。将来的には消しているかもしれません)が、そこに出ているくいだおれ太郎のシャシンにマウスを滑らせて見てください。
そうすると、くいだおれ太郎君がぴくっと動いて幾つかのベタな関西弁を喋ります(喋ると言っても実際には表示されるだけで音声は出ませんが)。
クリックする必要はありません。
ただあてるだけで喋りますが、これがマウスオーバーという機能で、いろんなウェブサイトで見る事が出来ます。

さて話変わって、私は古風な人間ですので巷間で流行ってるiPhoneやiPadは持ってません。嘘です、金がないから持てないだけだ。
私は意外にも生粋のAppleユーザで、相当前からMacを使い続けていて、部下たちもそれを知っているから、
「AさんもiPhoneにすればいいじゃん」
等と良く云われますが、 私は元々ケータイは殆ど使いませんし、出先でWeb閲覧をする必要性を余り感じないし、月々のコストも大変だし、そもそも多くの人が持っているアイテムを持つのが嫌いという天の邪鬼な性格によりどっちも持ってない訳です。嘘です。金がないから持てないだけだ。
ですが、カイシャの部下たちは全員iPhone持ってて、iPadを併用する若いおねえちゃんもいます。
一寸貸してもらったんですが、実際使ってみるとありゃあ随分便利なもんですなあ。
特にiphoneのretinaモデルはとても見やすくて、あんなに小さなディスプレイにいろんな情報を表示出来る。
ゼッタイ欲しいとは思わなかったけど、出先への同行者が持ってたら、それはそれで便利だろうとは感じたですね。嘘です。絶対欲しいと思っちゃった。
で、昼休みの時間に部下のiPhoneを拝借していろいろ試して使ってたんですが、どっかのサイトに行った時、冒頭に書いたマウスオーバーの機能がなければ見れないページがありました。
シャシンが載ってて、その下には「マウスオーバーで画像が変化します」と書いてある。
その変化を見れないと、内容が分からないという訳です。
で早速、そのシャシンの上に指をさーっと滑らせたんですが、画像は変化しない。
ふうむ、オカシイな。
 「おい。iPhoneでマウスオーバーっぽい感じの操作はどうやれば出来るんだ?」
と所有者に訊いてみると、
「え?マウスオーバーってなんですか。ああ、はいはいあれね。指滑らしゃ良いんじゃないですか」
「できねえよ。オマエやってみろ」
「……うーん、確かに出来ませんね」
こういうときはいろいろ試してみるに限る。
  • 画像を指で長押し 
  • 素早く何回かタッピング 
  • 本体を机の上に置き、左右の人差し指で同時にタッチ 
  • 一人が本体を自分の掌に載せ、その上で本体を水平にぐるぐる回転させながらもう一人がターゲットをうまいことタッチ
  • 照度が問題と看破し、非常用懐中電灯で本体周辺をより明るくしてから小指でタッチ
  • 寧ろ明るすぎる事が問題と反省し、狭くて真っ暗な倉庫の中で親指で長押し
  • 部下とともに、イエス・仏陀・アラー・毘沙門天・天皇陛下・ウチの社長等、八百万の神や重要人物に祈りを捧げてからじんわり長めにタッチ
しかし努力の甲斐なく、何れも撃沈。
特に一番最後は最も力を注いだメソッドでしたが、大変残念な結果に終わってしまいました。 
他にそれっぽいオペレーションを思いつきません。
大問題とは言いませんが、困った問題であります。
いろいろやってみましたが、どうしても出来ない。

マウスを使わないから、マウスオーバーも使えないというわけなのか。
それだったら「フィンガーオーバーという機能をつけてくれよ」などと無茶いこと思う素人な感じの私ですが、考えるまでもなくiOSってのは当然Mac OSやWindowsとは全然異なったプラットフォームなんだろうから、出来ないものは出来ないんでしょうね[2]
いや、違うか。
iOS用に特化してソースを書けば出来るんだろうけど、その場合はPCからブラウズしてるユーザはマウスオーバー出来ないからそっちが困るか。

まあいいか、どっちみち俺iPhoneもiPadも持ってねえし、関係ねえや。
でももし、iPhoneやiPadで普通にマウスオーバー出来るようになったら、私買いますよ[3]
正直な所、
「ざま見ろiPadやiPhoneのユーザーどもめ。貴様らはマウスオーバーできんけど、わしのMacBookだったら普通に出来るぜ」
という、精神医学で云う所謂「お前のかーちゃんでーべーそー」的感覚に陥ってしまいました。
ああ俺って本当に精神が貧困だなあ、と思った次第です。 

[1]
投稿番号が前後していますが、このポストを書く事を思いついて下書きしてる間に、他のポストが先行して公開された為です。

[2]
先日カイシャにいるSE上がりのスタッフに訊いた所、両者はやはり基本的な所でいろいろ仕様が異なっているようで、マウスオーバーもそうですが、PCでは当たり前に出来るいろんな操作・機能が、iOSでは出来ないらしいです。
例えば、ドラッグ&ドロップ・部分的スクロール・動画再生(フラッシュが使えないらしい)等が出来ない、或いは出来るけどオペレーションがとても難しいのだそうです。
このような基本的機能が使えないと、操作している時に苛つく事必定ですので、矢張り当面買う事はあるまい[3]な。

[3]
本当は金がないので買わないだけだが、悔しいので一応理屈をこねているだけです。
金があれば今すぐにでも欲しいぞ。
特にiPadは。
とほほ。

くいだおれ太郎 Copyright © cui-daore-taro.com. All Rights Reserved.

2012年12月2日日曜日

温泉に行かない日(122) ジャンキー大山ショウの台詞を今こそ全て起こしてみる

せんきゅー!
せんきゅー!
おぅ、れでぃーす & じぇんとるめん!
なさーん んばんはぁ!
うこそ らっしゃいましたぁ!
はははは。

あー、実は私は、
猛烈に、んたまがゆいのでぇす。
ふふふふふ。
あー、何故かというとぉ、
んきんにぃ、ったのですぅ。
あぁ、もう一つの理由はぁ、んなにぃー、じらみをうつされましてぇ、
はははは。
あー、どんな状態かというとぉ、
らさきいろにぃ、れているのです。
んたまがぁ、かくぅなってまして、
もうホントーに、ゆくてまるのです。
らさんも、かるでしょう?
ははははははははは。

んたまには、んそれーたむが効くと言われてますがぁー、
まあ、私の場合は、んかんをけてます。
あれはもうー、つにもちがいい!
ははははははははははは。

え、さてぇー、このぉ、んたまのなしですがねぇー、
女の人の場合はどうなるんでしょうねぇ?
んこがぶれることがあるのでしょうか?
まぁー、ボクが思うに女の人の場合ぃ、
かいんこに付ける薬はぁ、
富山のまんきんたまがいいのでしょうっはっはっはっはっは。
いやぁ、まあこりゃ冗談ですよぉ。
女の人はぁ男の人の場合と違いますからぁ、
あー、くれたんたまがありませんからぁ!
包帯が巻けません。
んたまがれちゃうもんねえ、ありゃあ。
ははははははは。
せんきゅーせんきゅうー。
えー、でぇ、女の人の場合はですねえー、
えー、くほんをんこに貼り付けて、
ろんぱすをんこに貼っても構いませんがぁ、
手で直にこう、掻けないようにする事ですねぇ。
かいんこやぁ、らさきんこはぁ、
こりゃもう、ぜんっぜん頂けませんからねぇ。
ははははは。
ではぁ、いしゅう!
ははははは。

せんきゅー!
せんきゅー!
せんきゅううううー!
はははは。

2012年12月1日土曜日

温泉に行かない日(121) 基地外の米兵について

基地外
© 静岡新聞社 2012
そりゃあそうだろうなあ。
これは全く妥当、アタリマエの判断でしょうね(^^ゞ
そんなキケンなヤツを一人で野放しにしたら、ネットカフェ店内で放尿とかする事必定だろうからなあ。
ろんたまを きしゅつして ほんちんから ちうにょう[1]
なぁんてことは、これはもう、ぜんっぜん頂けませんからねぇ、はははは、ははは、は(アンダーラインの部分は伊武雅刀の声で音読の事)。
怖いねぇ、基地外の米兵。
桑原桑原。
しかしあれか。
単独行動禁止という事はなんだ、集団行動ならOKってことっすかね?
基地外の集団行動。
単独より破壊力強くねえか?
おいおいダイジョウブか?正に狂気の沙汰だぜ、よお司令官。

[1]
原典はこちらおよびこちら
「ろ」と「き」を入れ替え。
「ほ」と「ち」を入れ替え。 

2012年11月28日水曜日

温泉に行かない日(120) 来月の12日は何をしますか?[1]

神の配剤なのか、世の必然なのか、CIAの陰謀なのか、北朝鮮の策略なのかは解りませんが、兎に角12月は忙しいという事になってます。
忙しい忙しいと忙しがっている人に限って余り忙しくはないというのが定説になってますが、でもまあ年末に関しては誰彼問わず多少なりとも忙しいのは申し方がないのかもしれません。

さて、今年は西暦で言うと2012年ですかね[2]
キリストという宗教家兼実業家のおにいさんが生まれてからもう2012年もたつ[3]のかと思いますが、それはさて置き兎に角今年は2012年で、そして今月は11月であります。
ふうん、つまり来月は2012年12月だな。

12月には多分「12日」もあるだろう。
いや。
「多分」なんてファジー(死語?)なものでなく、必ずあると断言出来ます。
思っても見てください。
例えば29日という日の事です。
こいつなんか普段はなりを潜めているのに、4年に1回くらい誰にも断ることなく勝手に発生したりする曖昧且つ模糊なヤツですが、それに引き換え「12日」というのは確固たる地位を保有していて、年や月に関係なく必ず存在する心強い存在ですよね。
野球で言えば昭和時代のON砲のようなもの。
確実にヒット、或いは場合によってはホームランをカマしてくれます。
絶対的に確実という事ですな。
という事は、あと暫く待てば確実に2012年12月12日は訪れると考察出来る訳だよねえ。

「時」というものがあります。
ある日太陽が昇る瞬間から、次に太陽が昇るまでを24に分けて、それを「時」と呼称してるんだよな、多分もともとは。
従ってこれまたON砲の如く、毎日欠かさず間違いなく漏れなく誰が何と言おうと「12時」というものが存在します。
という事は、 あと暫く待てば確実に2012年12月12日12時は訪れると考察出来る訳。

「分」というものがあります。
ある日太陽が昇る瞬間から、次に太陽が昇るまでを24に分けて、それを「時」と呼称しており、それを更に60に分けたものを「分」と呼称してるんですよね、多分もともとは。
従ってこれまたON砲の如く、毎時欠かさず間違いなく漏れなく誰が何と言おうと「12分」というものが存在する訳です。
という事は、 あと暫く待てば確実に2012年12月12日12時12分は訪れると考察出来る訳。

「秒」というものがあります。
ある日太陽が昇る瞬間から、次に太陽が昇るまでを24に分けて、それを「時」と呼称しており、それを更に60に分けたものを「分」と呼称しており、それを更に60に分けたものを「秒」と呼称してるんですよね、多分もともとは。
従ってこれまたON砲の如く、毎分欠かさず間違いなく漏れなく誰が何と言おうと「12秒」というものが存在する訳です。
という事は、 あと暫く待てば確実に2012年12月12日12時12分12秒は訪れると考察出来る訳。

恐らく2012年12月12日12時12分12秒は世界中分け隔てなく、確実に、この地球上、ひいては全宇宙全ての存在に訪れますね。

神の配剤なのか、世の必然なのか、CIAの陰謀なのか、北朝鮮の策略なのかは解りませんが、兎に角12月は忙しいという事になってます。
でも、その多忙中に訪れる「2012年12月12日12時12分12秒」。

凄いな。
年の上2桁を除き、全て12で構成される瞬間。
なかなか出会える機会じゃありません。

忙しい中、その瞬間を楽しみません?
多くの人は昼飯中だろうけど、その一瞬だけは箸を休めて楽しもうよ。
一緒に飯喰ってる仲間とその瞬間拍手するだけでもいいんだ。
ジンセイに置けるちょっとした楽しみとしてね。

次に同じ様な感じの瞬間が訪れるのは、2111年11月11日11時11分11秒ですかね。
あと約99年、お互いそのときまでは何とか生きながらえたいものですなあ。
無理か(^^ゞ

[1]
今回は2012年12月12日12時12分12秒についての雑記ですが、タイトルに付いている番号「120」というのは完全に偶然によるものです。
この回ではいろいろ狙いましたが。

[2]
私は中年以降ハッキリと右に傾いていますが、その割に和暦(元号)による年表示の不合理性に辟易している一人であります。
実務的に言えば和暦は全く効率的ではない[4]です。
しかし言うまでもなく和暦の存在価値はあるに決まっているので、公務私生活問わず、最初は西暦、必要に応じて和暦を補うというスタイルを取ってます。

[3]
西暦ってのはイエスの生誕年が基準になっている割には、一種の定説として「イエス生誕は、実は紀元前4年より前なんだぜ。吃驚だろ」という話もあり、頭の悪い俺に取っては分かりにくい話です。
解りにくいということを棚に置いとけば、だからこの部分はその説に従えば、
「キリストという宗教家兼実業家のおにいさんが生まれてから少なくとももう2016年以上もたつのか」
というのが正しい表現かもしれない。

[4]
地球上の多くの国家や個人が使っていることからもわかるとおり、西暦は効率的且つ合理的です。
欧米は勿論、馬鹿ガキ国家中国やくそったれ国家韓国、更には発狂国家北朝鮮、更にこっそり書き加えるならば我が日本国とかも含めて、外交的な文書に関しては全て西暦を使用しています。
それはいちいち自国の暦に換算することなく誰もがすぐに理解できるからです。
当たり前でしょ。
例えば日本が支那に何か文書を送る時、平成24年11月28日とか書いても解らないからね。
個人的に言えば、例えば「今から何年前に何とかいうのが流行ったよね」とかいう話の時に、「昭和○○年くらいに何とかいうのが流行ったよね」という表現をするのにいちいち換算が必要だから、計算の苦手な私は和暦は使いません。

2012年11月26日月曜日

永楽湯(1)

激熱の仁王門湯を後にし、向かったのは永楽湯(名古屋市中区大須1-19-2永楽アパート1F:052-231-4990:¥400でサウナは別途¥100:営業時間確認を失念<(_ _)>:公式サイトなし)です。
仁王門湯からは伏見通りを挟んで西側、名古屋高速白川IC南にある銭湯です。
大須観音周辺と異なり、静かな住宅街の中にある銭湯で、これは仁王門湯と同様にコインランドリーを従えてます。
表の自動ドアを抜けて中に入ります。
普通の銭湯だとこの時点で男女別の行き先がはっきりわかるのですが、ここ永楽湯では構造的にそれがよくわからなくて、ひょっとして表の自動ドア自体がすでに男女別に分かれているのでは、とも思いました。
ですので一旦表に出て確認してみましたが流石にそんなことは無いので、意を決して中に入りました。
その瞬間、
「きゃああああぁ~~~~!出歯亀~!出歯亀が出たわぁぁ~!」
という黄色い悲鳴が辺りを振るわせ、番台に座ったおじさんにフルボッコにされる…
というようなことは無く、前室(っていうのかな、待ち合わすことが出来るようなスペース)を過ぎたところに番台は存在し、そこから男女別に分かれるのでした。
浴室手前にある流しに黄色い洗面器が積んであり、これを手に浴室内に入るというたまに見かけるシステムですので初めて行く人は気をつけて下さい。
ちなみにその洗面器ですが、よくあるケロリン桶ではなく、花王石鹸提供のもので、私は初めて見ました。
ケロリン桶のあの重量感は大変に好ましいものですが、こちらの花王桶は軽く仕上がってますので、じいさんばあさんには楽かも知れません。

何か名古屋にある銭湯の基本的構成は似通っているようで、先程訪れた仁王門湯と同じような作り。
主要浴槽+水風呂+電気風呂+バスクリン風呂(当日はジャスミン)+全身シャワー(但し故障中(^^ゞ)で、浴室の外にサウナがあるという感じ。
主要浴槽は2分割されていて、一つは静止湯、もう一つはバブルバスでどちらも同じ温度。
電気風呂には手を入れてませんが、バスクリン風呂も同じ湯加減であり、幸いなことに私にとって誠に好ましい温度でした。
さっきの仁王門湯はホントに熱すぎてゆっくり浸かれなかったんだけど、こちらは誠に快適。
先程の分を取り戻す感じで少し時間をかけてじっくり湯船を楽しめました。
もう少しいたかったのですが、時間もだいぶ差し迫ってきていたので、後ろ髪を引かれる思いで浴室を後にすると、入れ違いに脱衣場に入ってきた刺青兄さんが「寒い寒い」と弱音を吐き、手をこすりながら素っ裸の体を震わせサウナに飛び込んでいきました。
あの手の職業の兄さんが寒がるというのは新発見であり、何か妙にシンパシーを感じてしまいました。

2012年11月25日日曜日

仁王門湯(1)

朝8時47分浜松始発の特別快速に乗り10時13分名古屋着。
今日は何時もの様な車ではなくJRを利用しての行動です。
勿論正規料金ではなく、貧乏人に相応しく駅前の安売りチケット屋で格安切符を購入した上での在来線利用であります。
三連休の最終日、車なんか使ったら目的地で駐車場捜しで苛つく事且つ移動時間が読めない事必定であり、それに引き換え汽車を使えば帰りには何処かで一杯引っ掛ける事も可能であります。

目的地は名古屋大須。
直前のポストで書いた通り、今回のテーマは「名古屋大須の2銭湯一挙制覇は果たして可能か?」
であります。
浜松地区での一般的な状況で言えば通常は、銭湯は15時開店であります。
ただ、それはあくまで浜松での常識であり、他の地区では朝っぱらから営業しているかもしれない。
ネットを検索すればそう言った情報はいとも容易く入手出来るんでしょうが、それじゃあつまんないでしょ。
こんな朝早くの汽車に乗ったのはこういう理由であります。

JR名古屋駅を降り、地下鉄に乗り換え国際センター駅下車。
こればっかりはネットで知識を得ていた圓頓寺商店街を歩いて時間をつぶし、更に徒歩で約20分、大須観音に到着。
まず目指すのは仁王門湯(名古屋市中区大須3-37-20:052-241-2658:¥400でサウナは別途¥100:14時-23時:公式サイトなし)。
大須交番前の仁王門通商店街を暫く東に向かい、有名なピッツァ店の所を北に折れると左手に目的地はあります。
時刻にして13時頃。
建物に掲示された営業案内を見ると、開始は14時との事だったのですが何故か爺婆たちが大挙として銭湯内に入って行きます。
まあ、これは地元民向けの営業枠であるかもしれないと思い、矢張りの時間通りに入ろうと決めて一旦大須観音に戻り、近くのコンビニで食料調達して境内で摂取し、更に時間があったので近くにある大須演芸場(←公式サイトは非常に見にくいです:愛知県名古屋市中区大須2-19-39:052-221-1782:¥1500)に行きました。
そこで(極少数の観客のうちの一人として)桂文珍師匠の2番弟子である桂珍念快楽亭ブラックの落語を楽しみ、色物のマジックショーや三味線漫談を聞き、14時になるのを待って再度現地へ。
 

併設のコインランドリーを横目に見ながら富士山デザインの暖簾をくぐり中に入って番台のおばちゃんに400円支払い板場へ。
私の行きつけのみよし湯とはいろんな所が随分異なっていて、何か建物が近代的ですね。
どうも近年改築したようで、ホントに近代的かつ清潔です。
ロッカー等の設備の一部は、古い建物のものをそのまま再利用しているようで、その部分からは昭和時代の古き良き時代の面影が感じられます。
いいぞいいぞ。
浴槽に入ると、室内のまあ広い事。
天井のまあ高い事。
数人の入浴客が既におり、皆さん熱心に体を洗ってます。
浴槽には誰も入っていない。
その浴槽は、主要浴槽・超音波浴槽・水風呂の3つ。
他にサウナ(別料金)と全身シャワー(ってのかな)も装備されてます。
主要浴槽は4分割されていて1つは電気風呂です。
先ずは全身を石鹸で綺麗に清めてから良く確かめもせず、適当な感じで一つの浴槽に入った所、これがもう極めて熱い。
私は熱いお湯は非常に苦手なのだ。
熱い銭湯に関してはこちらで書いている通りですが、それを遥かに凌駕する熱さです。
実は、浴室に入った時何となく予感はしていたのですが、何人か客がいるのに誰ーれも浴槽に入っていない場合は、お湯が熱いケースが多いです。
何も考えず最初に入った浴槽はその中でも最も激熱の物だったらしく、入った途端皮膚がぴりぴりしました。
もしやこれは電気風呂だったか(私は電気風呂にもとても弱い)と思ったのですがそうではなく、単にお湯が熱すぎてお肌がぴりぴりしてたようです。
1分も耐える事が出来ず、這々の体で湯船から脱出。
うーむ、これは手強いぞ。
パネェな、仁王門湯。
名前に相応しく激しい湯加減だ。
この湯加減がデフォだとすると、大須の住人は可成りの江戸っ子、それも強情な江戸っ子ですね。
その後、手で触った感じでは最も温(ぬる)い浴槽に身を沈めましたが、その湯加減でさえ私の限界値を遥かに越えた熱さであり、降参。
鏡を見ると首から下がはっきりと赤色化してましたけど。
巴湯の一番湯を圧倒する熱さ。
参りました。
しかしこれで一湯制覇。
後一つ残ってます。

温泉に行かない日(119) 名古屋大須の2銭湯一挙制覇は果たして可能か?

別に所用はないけれど、本日は早朝より名古屋は大須に出かける事にしました。
まあ実際のところ所用が全くない訳ではないんだけど喫緊ではなく、つまり本日どうしても行くべき理由はないのですが、まあ時間もあるし天気も良さそうだし、ぶらりとしに行く事にした、ということですな。
大須と言えばコメ兵(名古屋店本館情報:愛知県名古屋市中区大須3-25-31:052-242-0088:10時30分~19時30分:定休水曜) なんですが、わたくし小学生の砌にはテレヴィジョンで「いらんものは、コメヒョ~へ売ろ~っ!」なんて言うコマーシャルが盛んに流れていましたが、今時はどうなんでしょうなあ。
大須へは数年前に行きましたが、実際目の当たりにしたコメ兵は、小学生の頃抱いていた怪しげな「質屋」というイメージでは全くなく、セコンドハンドではあるけれどきちんと品質保証された高級ブランドを扱う店、という感じでした。
あとは大須演芸場とか、大須観音とか、狭いけど賑わっている通路とか、本場イタリアで賞を取ったピザ屋とか、そんなイメージがある商店街です。

浜松と名古屋は天と地程に距離が離れているという訳ではないけど、かといって毎週行こうかという距離でもないので、どうせ行くなら、もし銭湯があるのなら入りたい。
と思って先程調べました所、地下鉄大須観音駅から徒歩圏内に2軒もの銭湯があるじゃないですか。
流石だなあ。
ナゴヤは世界の人たちから「偉大なる田舎」扱いされてるけど、そんな事ないよ。
この周辺に住む庶民の文化としてこの2つの銭湯を継続せしめていると思うのだけど、そういう人たちが田舎者である訳がない。

本日は大須にある2つの銭湯、即ち仁王門湯(名古屋市中区大須3-37-20:052-241-2658:料金・営業時間は不明:公式サイトなし)及び永楽湯(名古屋市中区大須1-19-2永楽アパート1F:052-231-4990:料金・営業時間は不明:公式サイトなし)にも行ってみたいと思います。

二つともに行けたらいいなあ。

2012年11月24日土曜日

みよし湯(7) & みどり湯(1)

で、結局優柔不断な私はやや遅めの午後になって、予てより気になっていたみどり湯(静岡県湖西市新居町新居1127:053-594-0344)に行く事に決めました。
みどり湯はここでも書いてるように、浜松市の西隣である湖西市(旧新居町)にある銭湯で、今年の1月くらいから行きたいなあと思ってた銭湯ですが、その割に約1年放置してました。
行きたいと思った温泉や銭湯なのに長期間行かないまま放置というケースが私にはたまにあり、平山温泉龍泉荘なんかがその好例です。
特に街の銭湯なんかはあっさりと廃業してしまうケースが多いので、本当は兎に角早く行かないとまずいとは解っているのだけど、ケツが重いというか、めんどくさがりというか、本当に自分の性格が嫌になります。
平山温泉龍泉荘は幸いな事に営業を継続してくれているからラッキーなんですけどね。

車で国道1号線バイパスを西に走り、新居の関所の辺りまで行き、旧新居町という宿場町に相応しい狭い道をくぐり抜けた所にみどり湯はありました。
駐車スペースを心配していたのですが、みどり湯の道を挟んだ向かい側に3台分の駐車場が確保されていて一安心。
全部空いています。

ん……?
全部空いている?

到着時間は16時前後。
この銭湯は初めてなので営業状況の情報がなかったのですが、一般的な銭湯であればまあ15時開店で21時に閉めるというのが普通だと思います。
銭湯には大抵一番風呂好きの固定客がいるもので、16時と言えばそういった地元固定客が風呂から上がるくらいの時間。
従って普通であれば数台の車が停まっていても不思議ではないと思うのだけど、1台も停まってない。
駐車スペースに車を停めて、銭湯の建物に向かいましたが、銭湯特有のあの暖簾がかかっていないです。
どうもやってないみたいです。
今日は土曜日で、銭湯によっては土日は休みの所もありますので、ここみどり湯もそういう営業形態かもしれません。
建物の全面上部に掲げられた「湯りどみ」という緑色の文字も撤去はされていませんし、駐車スペースも確保されているし、廃業を示す様な掲示もなかったし、だから廃業ではないと思いたいです。

こんなこと電話一本掛ければすぐに解る事だと思うのだけど、何となく自分の目で確かめたい性格なので、年内近いうちの平日夕方に再度訪問して状況を確認してこようかなと思いました。
何て言うんでしょう、「廃業感」みたいなものをそんなに感じなかったので、三連休の半ばでもあるし、臨時で休んでる可能性もあるしね。

で、みどり湯を後にして向かったのは、自分ではもう既に定番銭湯として確固たる地位を占めているみよし湯。
夕方17時過ぎという時間に来たのは初めてこのみよし湯を訪れた時以来。
そのときは結構混んでたんで、「今日も混んでるんじゃないかなあ」と思いつつ現地に到着しました。
で、駐車場は…

ん……?
全部空いている?

おいおいまたかよ。
でもダイジョウブ。
こちらの方はちゃんと電気はついてたし、もう見慣れた感のある富士山デザインの暖簾もかかってたし、ちゃんと営業しています。
出入り口から硝子戸越しに浴室を見やれば、予想に反してお客さんは極少なく、私の他には2人だけ。
そのうち一人も私と入れ違いで浴室から出てきました。
入湯料300円と石鹸代20円を支払い、浴室に入って体を清め早速浴槽に入ると今日はそんなに熱く感じない。
適温であります。
熱くないと感じるのは、どうも巴湯に行き始めて以来「銭湯は熱い」という考えにとらわれているような気がしてる為かも知れません。
事実、暫く入っていると正に流汗淋漓。
誠に気持ちがいいです。

ここみよし湯の浴槽は銭湯の規模の割には大きくて、感覚的には巴湯の倍くらいあります。
それをたった2人で使うのですから大変のびのび出来ます。
2人と言ってももう一人のおじさんは念入りに体を洗っているので浴槽は私の独占。
もう何も言う事なかったです。

40分程銭湯を楽しんで浴室を出て、コーヒー牛乳を一気飲み。
旨かったですねえ、ふふ。

温泉に行かない日(118) 高齢化の私と稲村ジェーン

最近温泉に行けてないので、「温泉に行かない日」ポストばかりが続きます。
今月これまでの6ポストのうち、何と4ポストまでが「温泉に行かない日」であり、残りの2ポストのうちの一つは単なる記憶の呼び戻しという惨憺たる状況。
今日こそは何処かに行こうと思ってます。
今回も温泉には関係ない内容でゴメンナサイ。
大抵の人と同様、私だって休みの日くらいゆっくり起きたいと願っているのですが、高齢化が進んできた為か平日であろうが休みであろうが6時前後に起床するという心身状態になってしまい、今朝も起床は5時過ぎ。
やる事もないのでこれを書いてます。

時々、遥か以前に買った本とかCDとか、場合によってはレコードをもう一回味わいたいと思う時があります。
私の場合は特に、新しいものへの所謂「冒険」が怖い、即ち今流行っているものに手を出すのが好きではない(めんどくさい)性向が強いため、昔のものを好む傾向があります。

昨日、何の前触れもきっかけも要因もなく、不意に「稲村ジェーン」(SOUTHERN ALL STARS and All Stars:1990年9月1日発売:VICL-57:ビクター音楽産業株式会社<現 ビクターエンタテインメント>:TAISHITA:¥3000<発売当時の税込価格>:CD記載のタイトルはInamura Jane*:廃盤) が聴きたくなりました。

稲村ジェーンというのは1990年に発表された映画で、監督は桑田圭祐。
玄人筋には不評な映画でしたが、パンピーで素人な私には充分に楽しめた映画でした。
で、不意に聴きたくなったというCDはこの映画のサウンドトラックです。
世間では意外にこの作品を知らない人が多い様な気がします。
例えば「希望の轍」って曲。
SOUTHERN ALL STARSのライブで演奏されると大盛り上がりになるこの曲は多くの人が知ってますが、どのアルバムに入っているか大抵知らない。
試しに週明けにでもカイシャの同僚に訊いてご覧。
大抵「んー、そう言やぁサザンのどのアルバムだったっけ??」という反応が多い筈。
希望の轍はこのアルバムの収録作で、細かい事を言えばSOUTHERN ALL STARSの曲でさえないです[1]

CDが入った棚を暫く捜し、端っこの方から見つけました。
久しぶりに見るジャケット。
買ってからもう22年たってるんでケースは変色してますが、中身は全然当時のまま。
傷一つなく問題なく再生出来ました。

全部で11作品が納められていますが、私のフェーバリットは8番目の東京サリーちゃん[2]
歌詞がめちゃくちゃで解らない」という事で一部に知られた曲ですが、私は単純に楽曲そのものがハードロックぽく、且つThe Beatlesっぽくもあって好きで、「世に万葉の花が咲くなり」が発売されたあとのライブでこの曲が演奏された時は飛び上がって喜んだものです。
しかし他の客はどうも余り面白くなかったようで、素晴らしいパフォーマンスだったのにも関わらず、やや引き気味でした
音域が私が歌えるエリアに嵌っている為、カラオケでは時々歌ったりします(他の客はライブの時同様ドン引きですけど。特に「女陰に粉」の部分とか)。

しかしなんですなぁ、どうもトシを取ると懐古的な傾向も強くなる事よ。
新しいものへの興味が薄れてきて困るんだなあ。
高齢化は、私に早起きを強いたり新しいものへの興味をなくさせたりと私のジンセイにいろいろ陰を落とし始めているなあと思いつつ、でもヤッパリ一昔、二昔前くらいにあったり生まれたりしたいろんな事の方が、今のものよりも優れていた気がするぞ、それはそれでいいんじゃないと開き直ったりする私であった。
まあ老人の繰り言でありますので、聞き流してくだされ。

でも、稲村ジェーン、いいですぜ。
今から早速iPodに入れて車で聴けるようにします。
残念ながら映画はDVD化されてませんから見れませんし、CDも廃盤になってますから新品は買えません。
ただCDに関して言えば程度の良い中古品は多く出回っていますし、レンタルCDショップに行けば多くの確率で在庫があります[3]
是非お試しあれ。

[1]
正確には「稲村オーケストラ」というバンド(かな?)の曲です。
クレジットを見ると、
Words & Music:桑田圭祐
Arr:T.KOBAYASHI & K.KUWATA
となっていて、演奏にはVocalの桑田以外にはSOUTHERN ALL STARSのメンバーは参加してません。
意外でしょ。 
T.KOBAYASHIとは、80年後半から90年のSOUTHERN ALL STARSのサウンドに大きな影響を与えた小林武史のこと。
なお、このアルバム以降では、 
  • HAPPY! 
  • 海のYeah!! 
  • バラッド3 〜‎the album of LOVE〜‎ 
SOUTHERN ALL STARS名義の3ベストアルバムに収録されています。 

[2]
ソース不明ですがライブ映像で、視聴にはニコニコ動画へのログインが必要です。
いやあしかし桑田が若いですなあ。
楽曲的にはエンディング部分のアレンジがオリジナルと違い物凄くカッコ良くなってます。 

[3]
稲村ジェーンは、私が持っている90年に発売されたものの他に98年と08年に再発売されてますが、08年発売版はリマスタされた音源ですので、借りるならそちらがいいかもしれません。

2012年11月23日金曜日

温泉に行かない日(117) 雨の三連休に行くべき温泉を検討する

このトシになっても「勤労感謝」という言葉の意味が全然わかんないんですけど。
わたしゃー仕事が全く嫌いで「糊口を凌ぐ為、已むなく仕事をせざるを得ない」感じで仕事場に行ってますので、勤労そのものには特に感謝の意を感じた事はなく、可能であれば仕事なんてしたくねえという嫌悪の気持ちの方が強いです。
だから個人的には本日は「勤労嫌悪の日」です。
まあどうでもいいけどさ。
兎にも角にも本日はおやすみであります。

恵まれた一部の人間的には三連休という事らしく、何時もの如く浮かれた大量のバカどもが国内国外を激しく移動している筈であります。
しかし、そいつらの出端を挫くが如く、天からは雨が降り注いでおります。
しかも結構しっかり降っております。
ザマアミロだな、浮かれたバカども。

天の邪鬼な私は、こういう状況が非常に好ましいわけです。
降雨のため、浮かれたバカの数も多少減るかもしれないし、その分世の中は落ち着きを取り戻すかもだしね。
選挙はまだ公示前なので、ただただ自分の名前を連呼する事しかする能力のない埒もないバカが乗った車も巷には迷い出てきてはいないので静かだし、意外に温泉行きの好適日かもしれない。
では、どこに行くべきか考えてみましょう。

休みともなると、バカ一族の一員たる私もご多分に漏れず遠くに行きたい気持ちが強くなるものです。
少し脚を伸ばして、例えば久しぶりに森林露天風呂とか、愛知県道1号線を抜けて湯の島温泉に行くとか頭の中でいろいろシミュレーションしてみますが、いずれもなんだかしっくり来ない。
お気に入りの温泉紹介サイトである日帰り温泉に行こう!愛知県刈谷支部のページをいろいろ捲って考えてみましたが、天候のせいなのか体調がイマイチなのか解らないけど、どの温泉にも引力を感じない。
という事でだらだらとしているうちに無情にも時間は無駄に過ぎ去って行き、何だかめんどくさくなって高橋幸宏の近著、心に訊く音楽、心に効く音楽( 株式会社PHP研究所:PHP新書820:¥760税別:ISBN978-4-569-80640-2)を読んだりしてました。
そうこうしてるうちに、出かけるのがもう何だか面倒になってきて、夕方になったらみよし湯にでも行こうかな、こんな日は意外にも街の銭湯がいいかもしれないなあ、と思い始めたとき、携帯にメールが入りました。
和合の湯からのメールです。
読むと、誕生月の人には1回分の無料入浴券を進呈って書いてある。
ここは当月が誕生月になる客にはいろんな特典をくれるんですね。
そうか、そうしよう。
貧乏な私にとっては、1回分とはいえ無料券は大変有り難い。
ということで、結局は自宅から最も近くにあるスーパー銭湯である和合の湯に今から出かけようかと思います。
この程度が私に最も相応しいのでしょうな。
竜頭蛇尾。

2012年11月18日日曜日

温泉に行かない日(116) 安易なBeaujolais Nouveauブームを叱咤する

なんだお前ら、日本人の癖にちゃらちゃらしやがって。
なんだあ?Beaujolais Nouveauだあ?
だあぁぁほ!
この中でBeaujolais Nouveauが三度の飯より好きな奴は誰だ!
んん、ああぁ~ん、お前かぁ~~
貴様、一歩前に出ろっ!
目を見開け、歯を食いしばれ!
大和魂を貴様に注入してやるわ!

と、流石にここまでは行きませんけどね、でもまあ嫌いな酒の一種ですかね。
ていうか、正確にはこの酒をありがたがって飲む一部の人が嫌いなのかもね。
わたしがこの酒(を飲むヤツ)に対して悪意を抱いたのは、あれは確か1992か93年頃のことです。
まだ20代で、当時は大阪のIMPという建物に入っていたシステム販売会社で働いてました。
その会社はただでさえ安く長時間働かされるところだったんですけど、毎月第3週というのはいろいろ忙しい時期で、かつその会社で業務用に使用していたIBMのSystem/36が異常に遅く、処理が次の日にかかってしまうこともたびたびでした。

で、その時も処理がなかなか終わらないため、いつものように1階エレベータホールにある灰皿でタバコでも吸おうと(当時はおおらかでしたなあ)と思って、事務所のある17階から降りました。
IMPというのはMID都市開発㈱(旧:松下興産)が京橋でやっている商業ビルで、当時は下層階(1~3階)は商業テナント(要するに小売店や飲食店ですな)が入っていて、上層階は会社のオフィス、で、眺めのよい最上階は確かアサヒビールが運営するレストランがあったって感じのビルです(今はどうなってるか知らないが、7~8年前に訪れたときはやはり衰退感が隠せなかった)。
下層階のテナントエリアは当然ながら深夜になると営業していないので、普段だったらタバコを吸いに降りてきても薄暗く、人っ子一人いません。
ところがその時は様子が違っていました。
0時過ぎの深夜というのにも関わらず、エレベータホール横にある1軒の店からは明るい照明があふれていて、そこではシックな服で身をまとったオレと同じくらいの年齢の若い男女が10人くらい集まっていて、ワイン飲んでるんだな、チーズか何かをつまみにしながら。



その時はよくわからなかったんだけど、アッパーな階層のやつらが、多分結婚式の2次会か、新規開店記念のパーティーか何かをやってるんだろうと思いました。
いずれにしても思ったのが、
「こいつら上手くバブルの風に乗っているヤツらだな、くそったれめ」
当時はバブルが弾けきる寸前の頃です。
今、バブルっぽい感じで浮かれているのは馬鹿で恥知らずで傲慢な中国人ですが、当時は一部の日本人も同じくらい浮かれてたんですね。
高級そうな服を着て、高そうなワイン飲んで、楽しそうに談笑してる、オレと同じくらいのトシのヤツら。
それに引き換え我が身はなんだ。
夜中に1人でクソ遅いオフコンにつながるPS/55に浮かんだ5250PC画面を相手に、会社支給の青くてダサくて小汚いジャンパーを着て、収益の集計しているオレ。
それを思うとむかつきと落胆が同じくらいの量でわたしを満たし、ため息をついて17階に戻りました。

今考えるとあれはBeaujolais Nouveauのパーティだったんだね。
いやだね、金儲けの話でも楽しげにしながら飲んでやがったんだろうな。
「サンテ!」とか言いながらね。

じゃあBeaujolais Nouveauが三度の飯より好きだっていうやつに聞くがな、以下の日本語表記のうち、正しいのはどれだ?


  1. ボジョレー・ヌヴォー
  2. ボジョレ・ヌヴォー
  3. ボージョレー・ヌヴォー
  4. ボジョレー・ヌーヴォー
  5. ボジョレ・ヌーヴォー
  6. ボージョレー・ヌーヴォー

わかんねえだろこの野郎。
ざまあみろ。
こんなこともわかんねヤツが自慢げにBeaujolais Nouveau飲むんじゃねえよこの野郎。
一応言っとくがな、実は俺も知らねえんだ、参ったかこの野郎。

-----------------------------------------

スミマセン、昔の話を思い出して勝手に凶暴化してしまいました。
今となってはどうでもいいことです。

さてと、しかしながら罪は人にあって酒にはないからなぁ。
来週はLa-Jann[1]に行って、グラス1杯\500のおいしいBeaujolais Nouveauを頂こうかな。
知り合いの常連に笑顔で「サンテ!」とか言いながらね。

[1]
<らじゃん>。
公式サイトはなし。
ググればいくらでも情報あり。
静岡県浜松市中区田町330-11:053-457-1006:日祭日はお休み。
私が好きなスタンディングバー。

2012年11月17日土曜日

浜名湖かんざんじ荘(1)

浜名湖の北東、都田川が流れ込む奥浜名湖に面して2つの宿舎があります。
一つは国民宿舎奥浜名湖で、このブログでも何回か触れている通り、非温泉ではありますが中々良い入浴施設であります。
で、もう一つは浜名湖かんざんじ荘(静岡県浜松市西区呉松町1768-1:053-487-0257:¥500:立ち寄りは土日祝の11時~14時)で、現在は遠州鉄道グループが運営していますが、かつては国民宿舎奥浜名湖同様、国民宿舎[1]でした。
この宿舎については、東名の静岡県区間を頻繁に走る人なら見た事あるかもしれません。
東名高速道路上りを走行して浜名湖SAを過ぎるとすぐに浜名湖を跨ぐS字橋にかかります。
緩い右カーブを抜けて橋上の直線区間に入った時、正面に見えるのが大草山ですが、その山上にあるホテルの様な建物が即ち浜名湖かんざんじ荘です。

かつて一度だけ行きました。
そうだな~、自宅から車で20分ってとこかな。
大変近いロケーションと言ってもいいですよね。
しかし、行ったのは1回だけ。
何故かというと、ヤな温泉好きがよく言う、
「ここのお風呂は温泉じゃないから」
という理由ではないです。
私は温泉好きではあるけど、温泉じゃないお風呂も同様に好きですから。
或いは、
「自宅から近すぎるから」
でもないです。
ここよりもっと近くにある銭湯も好きだから。

答えは、
「時間が合わないから」
です。
なにせこの浜名湖かんざんじ荘、日帰り入浴可能なのは土日祝の11時~14時というごく限られた時間帯のみ。
「時間的秘湯」
と言ってよいのではないでしょうか。
休みの土日なんて下手すると午後3時過ぎまで寝てたりぼ~っとしてたりするし、そうじゃなくてもこの時間帯は結構愚にもつかない所用で詰まったりしている事が多いからね。
ここに関してはだから、遠方の温泉に行くのとほぼ同様の段取りと心構えが必要でありました。

で、あけすけに言っちゃえば、お湯自体は全くたいしたことはありません。
塩素の香り高い水道水を沸かしただけであり、特徴はな~んにもありません。
だったら薬草湯にするとか、六一○ハップでも投入して無理やり白骨温泉化するとか(懐かしいね、この話)ちょっと工夫すりゃあいいと思ったりもします。
浴槽は大きなもので、全体はピアノをモチーフにしたデザイン。
浴槽の形はグランドピアノで湯口の辺りの浴槽デザインが鍵盤なってたりしてこじゃれてますが、まあそんなもんです。

ただ、西に広がる浜名湖側に設けられた大きな窓から望む風景は昼間の時間でも素晴らしいです。
大変素晴らしい。
これだけでも心が広くなる感じで、このお風呂のポイントはもうここに尽きます。
この角度で浜名湖を望めるポイントは他にあんまりないと思いますので、それを味わうだけで充分に価値が有ると思います。

で、思ったんですが。
西向きの大きな窓、浜名湖を一望。
となればやっぱり、光の加減が刻々と変化するすばらしい夕焼けの風景を見たいじゃないですか。
でも、通りすがりの日帰り入浴客にはそれは叶わないんですね。
だって、14時までだから。

ふうん、そおか。
なるほどね。
日帰り営業時間の意味は、そこにあるのかも。
敢えて14時までにしておいて、夕焼けを見たいと思う客には「次の機会には是非ご宿泊を」と誘導する為なのではないかねえ?

…、考え過ぎですね、多分。
宿泊客との兼ね合いや清掃、メンテナンスの都合なんでしょう、多分。

でも本当にいつか、あの大きな窓から浜名湖に沈む夕日、夕刻の素晴らしい風景を眺めたいものです。

[1]
国民宿舎ってのはもともと低廉な公共の宿(市町村とかが設置運営して、施設設備整備補助金もあったりして)っていうイメージがあったんだけど、いまじゃその補助金もなく、普通のホテルとか旅館と価格はそう変わんないね。
ちなみに何でもかんでも定義するのが三度の飯より好きな頭の固いヤツらが国民宿舎を定義すると、
自然公園国民保養温泉地等の自然環境に優れた休養地に建てられた宿泊施設・休憩施設である。日本国民の健全なレクリエーション健康の増進を図り、国民の誰もが低廉でしかも快適に利用出来る事を目的として昭和31年(1956年)に制度化された。
ということになるみたいです。

2012年11月11日日曜日

かんぽの宿 浜名湖三ヶ日(3)

昨日の土曜日は午前一寸仕事、午後はカイシャの研修会で夕刻からその流れの呑み会で痛飲し、という事は普通だったら今朝は遅めに起きて一日ぐだぐだして過ごしたい所ですが、住んでいるマンションの管理組合総会が朝から開催される為、やや二日酔い気味で少し重い頭を抱えてそれに出ました。
総会は午前一杯かかって終了したので、一旦帰宅して短時間シエスタし、少し本を読んだりしながら過ごしていたのですが、何だか今日は薄ら寒く、風呂にでも入らなけりゃやってられない気分になってきたので15時過ぎに自宅を出ました。
最初はみよし湯に行こうと考えていたのですが、もし駐車場が一杯だったら面倒だと思い直し、矢張り寒い時にはしょっぱいお湯に入って暖まるに限ると、かんぽの宿 浜名湖三ヶ日に出かける事にしました。

現地に到着すると雨が降り出しました。
建物に入ると、粋な浴衣を着た妙齢(高齢とは書けねえだろ、書いちゃったけど)の姐さん方がロビーに沢山いらっしゃって何だか艶やかな雰囲気。
その横をすり抜けて浴場へ。
既に通い慣れた感のある場所ですので、素早く脱衣し、先ずは内湯へ。
日曜日の16時過ぎ、宿泊客で混んでるかなと思ってましたが、意外にも適度な混み具合で温泉を楽しむのには何の問題もありません。
湯つぼに浸かり、時折口に入ってくる温泉の味を楽しみます(不潔かもしれないけど、まあダイジョウブでしょ)。
変なヤツと思われるのを覚悟で書きますが、ここの温泉、しょっぱいだけでなく、はっきり言って旨いんですわ。
昆布の出汁が効いてる様な感じと言えばいいのでしょうかね。
勿論積極的にゴクゴク飲み干すという様な事はしませんけど。

露天に移って雨の中、肩まで浸かって体を暖めます。
曇天が広がって夕闇が迫りつつあります。
外灯は点灯しておらず、明かりは内湯の大きな窓から漏れてくるものだけ。
雨の夕刻の明るさ、というかほの暗さは雪と同様、どうも七難を隠す効果が絶大のようであり、普段とは全く違った趣きで、風情豊かな感じがします。
先に露天を楽しんでいた2人のオッサンはどうも地元のみかん農家のようで、落ち着いた口調でみかん育成の話を交わしていて誠にいい感じ。
農作で疲れた体を仲間とともに温泉で癒し、明日に備える。
ああ、良き日本ですなあ。

やがてその二人もすっかり暗くなった露天を後にし、一人残された私は依然として降り続く雨の中、僅かながらではありますが浴槽から溢れ出るオーバーフローの音や、水面を叩く雨の音を効きながらあと20分程、しょっぱくて美味しくてよく暖まる温泉を堪能致しました。

2012年11月9日金曜日

温泉に行かない日(115) 広告で荒稼ぎする方法

このブログには広告が表示されるように設定されています。
何故かというと「それっぽく見える」からであります。
あるいは「何となく信用できる人が書いているように見える」と言い換えてもいいですね。
言葉を変えれば、このブログはそれっぽくもないし、信用できそうもない人が書いている、ということになるのかな、あはは。
まあ、ウェブの広告というのは読んでいる人や書かれている内容に最適化されたものが自動的に表示されるようですので、ひょっとしたら読んでいる人にとって有益な内容の広告が表示されているのかも知れません。

もう一つ広告を掲載している理由というのは「ショバ代」。
このブログのスペースは基本的に無料で提供されているのですが、日本人のメンタリティとして、何かを無料で利用する事に気が引ける(少なくとも私はそう)ので、せめて広告を表示して、このスペースの提供者(GoogleというかBloggerというか)に多少なりともプロフィットが発生するように、という気分もあります。

で、その副次的経済的効果として、私あてにも広告料が発生しているというわけであります。

ブログを始めて以来、私が(不労所得として)手にした広告料はなんと2,284円也(^^ゞ
特に先月の2012年10月などは、月商344円と過去最高を記録し、もうそろそろ確定申告の心配をし始めている今日この頃であります。
どうですか、荒稼ぎでしょう。
国税当局にこの事実を知られないかひやひやしてしまう感じです、あはは。

そして今回はなんと、その明細を明らかにしてしまうと言う暴挙をしてしまいましょう。

日付 説明金額 アカウントの残高
2009/11/10 収益 (11月、残高の移動)854854
2010/7/31 収益額 (7月1日 - 7月31日)89943
2010/8/31 収益額 (8月1日 - 8月31日)26969
2011/5/31 収益額 (5月1日 - 5月31日)571,026
2011/6/30 収益額 (6月1日 - 6月30日)1171,143
2011/8/31 収益額 (8月1日 - 8月31日)641,207
2011/9/30 収益額 (9月1日 - 9月30日)11,208
  2011/10/31 収益額 (10月1日 - 10月31日)1501,358
2011/11/30 収益額 (11月1日 - 11月30日)101,368
2011/12/31 収益額 (12月1日 - 12月31日)491,417
2012/1/31 収益額 (1月1日 - 1月31日)211,438
2012/2/29 収益額 (2月1日 - 2月29日)361,474
2012/3/31 収益額 (3月1日 - 3月31日)1161,590
2012/4/30 収益額 (4月1日 - 4月30日)711,661
2012/5/31 収益額 (5月1日 - 5月31日)341,695
2012/6/30 収益額 (6月1日 - 6月30日)741,769
2012/7/31 収益額 (7月1日 - 7月31日)741,843
2012/8/31 収益額 (8月1日 - 8月31日)791,922
2012/9/30 収益額 (9月1日 - 9月30日)181,940
2012/10/31 収益額 (10月1日 - 10月31日)3442,284


GoogleのAdSenseダッシュボードから落としたCSVから直接貼り付けているので少し見づらいかも知れません。

ただ残念なのは、「アカウントの残高」(累計残高)が10,000円に達しないと、このビッグマネーを手に出来ないという契約になっているため、この残高は正にマボロシ。
この調子でいくと、私がこのビッグマネーを手にするのは、そうだな、10年後くらいに成りそうです。
人間、地道に努力する事が大事ですね。