今回は、ややイリーガルな内容を含んでいます。
ビル・ゲイツに見つけられたらヤバいなあと、ビクビクしながら書いています(^^ゞ
ビル・ゲイツに見つけられたらヤバいなあと、ビクビクしながら書いています(^^ゞ
個人的な大騒動を繰り広げながらも何とか大手術に成功し、今では極めて快適に動いているロートルMacBookですが、あと一つやり残しが。
それはデカくなったHDDにパーティションを切って、Windowsをインストールするというものです。
前の環境で入れていたのは、まあ告白しますが元パソコン屋の怪しげな男からイリーガルっぽくタダで譲り受けた業者用プレリリース版とかいうXPのコピーCD。
その男は何者かに、想像するにビル・ゲイツに雇われたエージェントに消されてしまったようですが、俺はビルに殺されるのはイヤだし、最新バージョンであるWindows8とやらの正規版を購入しようと思いました。
そこで一寸調べてみると何ですかこれは?
ワシのような全く新規の客はどれを買えばよいのだ?
さっぱりわからん。
どうも、DSP版たらいうのを選べば安くてよいらしいのだが、32Bit版と64Bit版という2種類があって何がどう違うのかワシにはよくわからん。
しかもどちらにしてもDOS/Vパーツと一緒に買う必要があるらしく、その一緒に買ったパーツがおじゃんになればOSのライセンスもそれと共にお陀仏と相成るらしい。
そして価格的には1万円前後で、何かビミョ~に高い。
で、自作DOS/Vパソコンが趣味の男(昔複数の社員でやってたたおやかに勤務中で、主に「B」君として登場していた男)に相談したら、
「浮いているVistaがあるから無償貸与しましょうか」
との有り難い話。
わたしその辺詳しくないのだけど、彼は今はパッケージ版のWindows8を使っていて、そのVistaはライセンス的には浮いているような状態になっているらしい。
ただ、どっかに仕舞いこまれていて発掘するのに時間が欲しいとのことでした。
よしよし、いいぞ。
しかし多分これはライセンス的には問題があるんだろうなあ。
というのは、B君からはVistaを無償で借り受けるのですが、そのVistaというのはアップグレード版らしく、XPがインストールされているのが前提となるらしい。
ところがB君、Vistaの媒体は持ってるんだけど、XPの媒体は既に捨ててしまったらしい。
VistaをインストールするHDDにXPが入っていれば全然問題は無いけれど、もし入っていなくてもXPのCDがあればこれまた問題ないらしい。
ところがそのXPのCDは、少なくとも私は持っていないわけです。
とすると、冒頭書いた、
「元パソコン屋の怪しげな男からイリーガルっぽくタダで譲り受けた業者用プレリリース版とかいうXPのコピーCD」
を使わざるを得ないのですが、その部分が限りなくクロに近いグレイということになりそう。
実際のインストールでは、Vistaの認証は当然行うけど、XPについては「所有確認」的に一旦CDをドライブに入れるだけで、特に認証のプロセスはないと言うことなので、ビルにバレる可能性は限りなく低いだろうということ。
一応今の計画では、1TBのうち80GB位の空間をWindowsに割り当て、そこにVistaとOFFICE及び適当なブラウザをインストールして、一通りの事が出来る環境を整えようという感じです。
Windows環境を整える主目的は、前にも書きましたが、車に付けているカーナビの地図データを自分でダウンロードしたいというものなのですが、専用アプリがWindowsでしか動かないという偏屈な出来上がりなのでやむなく整えるという感じであり、その環境を使って仕事したりするつもりは全くありません。
なので最初は本当にギリなスペースだけ割り当てればいいかなと思っていたんですが、事前の想定以上にデカいHDDを付けることが出来たので、少し多めに割り当てようと思ったです。
実際どんなもんなんだろうと思って一応、私の事務所にあるWindows PCの状況を確認してみると、
- 銀行EB専用で使っているNote PC(WindowsXP SP2)
C:⇒40GB
D:⇒35GB
合計⇒75GB - 私が事務所でメインに使っているデスクトップPC(Windows7 Pro SP1)
C:⇒40GB
D:⇒40GB
E:⇒70GB
合計⇒150GB
しかし、主要なアプリケーションはD:に格納していて、そこから起動するようになっているので実際にはやっぱり80GBくらいの空間はあっていいのかもしれません。
筋金入りのWindows使いであるB君に訊いてみても、
「まあ40GBもあれば、Aさん程度のド素人が普段使いする分には全く問題ないですね」
とのことでした。
ちなみに、私が使いたいカーナビ地図データダウンロードの稼働条件は、
- CPU:Intel Pentium® III 800MHz以上 もしくはこれに相当するCPU
- メモリ:512MB
- ハードディスク:100MB以上の空き容量
- ディスプレイ:解像度1024x768・発色数16ビット(65536色)以上
- CPU:2GHz Intel Core Duo
- メモリ:2GB 667MHz DDR2 SDRAM
- ハードディスク:1TB(1,000,204,886,016 バイト)
- ディスプレイ:解像度1280 x 800・ピクセル深度(って発色数のこと?よくわからん) 32 ビットカラー(ARGB8888)
つまりMacBookで作る環境的には問題なくクリアしてる(と思われる)し、会社の基幹業務で使うようなデカいアプリケーションは入れる予定は全く無いので、B君が言うとおり40GBも用意すればディスク的にもその他の条件についても問題なさそう。
でもまあ、一旦切ったパーティションサイズを後から変更するのは結構手間がかかると聞いたことがあり、後で泣くのもイヤなので40GBよりは少し大きめに切っておこうと思います。
80GBだ。
で、数日後。
B君からVistaの媒体が届きました。
帰宅してパッケージを見ると「アップグレード版」と印刷してある。
あちゃ~、新規インストール版かと期待していましたが、残念。
となるとXPをインストールしてからのアップグレードか。
少し面倒だが、まあいいや、夜は長い。
MacBookを起動し、BootCampアシスタントを起動しました。
この時点で思わぬ出来事が。
「Vista以上のWindowsが必須です」
等と表示されている。
どうもこのバージョンのBootCampはVista以下のWindowsはサポートしていないらしい。
事前にちゃんと調べればわかったんだろうが、ううむそうなのか。
しかしそこは捨てるものがなにもない男の強さ。
80GBのパーティションを切ってからままよとばかりにイリーガルXPのCDをドライブに投入し、インストールを強行。
一瞬、XPから起動できたかに見えたんですが、そのあと動作は全く停止してMacBookはそのまま黙り込んでしまいました。
矢張りダメか。
しかしそこは捨てるものがなにもない男の強さ。
Optionキーを押しながらMacOSから再起動し、再度BootCampアシスタントを立ち上げ、無謀なことにいきなりVistaのインストールを強行(^^ゞ
すると、お、意外なことにVistaが起動するではないか。
以前、Windows7はVistaの発展版と聞いたことがあるのですが、そのおかげかも知れない。
サポート外であるはずのVistaが今、堂々と起動中であります。
ディスプレイのドライバが無いためか、画面表示は粗いものの、Vistaのインストールが始まりました。
そしてプロダクトキーを入力して「OK」を押下すると、半ば想像はしていましたが、
「既存のOS(XPのことだろうな)からインストールしろ」
とのお達し。
事前の(脆弱な)計画では、この時点で一旦VistaのDVDを何とか排出し、XPのCDを突っ込めば行けるのでないかと思っていたのですが、これまた事前の予測通り、何をどうやろうと全く排出することは出来ず、その時点で正式に断念。
悲しさが溢れた気分で電源ボタンを押し、MacOSを立ち上げ、iTunesに入れた高中正義の名曲「You can never come to this place(この場所に来ることは2度とない)」を聴きながら、Windows用に切った80GBのパーティションを元に戻したのであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントどうもありがとうございます。
貴方のコメントは世界とワシとあなたを救う。
たぶん。