2013年3月13日水曜日

温泉に行かない日(165) ブレーキランプが…

昔、私が京都に住んでいて大阪の会社に勤めてた頃、会社の友人S君(寝屋川出身で、日がな一日下痢をしていたため、彼は皆から「ゲーリー」と呼ばれてたんだけど)が、
「あそこのガソリン屋、安いでぇ」
と言っていました。
その安いガソリン屋っていうのは、大阪と奈良を結ぶ幹線道路にあり、当時そのエリアはバブル崩壊寸前の時代にもかかわらず過当競争で、価格競争を可成り激しく繰り広げるガススタンドが林立するエリアだったんですね。
更に彼は言いました。
「とにかくめっちゃ安いねん」
リッターあたりの価格を聞くと、私の近所のスタンドより確かに随分安かったですね。
「でもな、そこ怪しいんや。ガソリン入れに行くたんびにな、バイトのニイチャンが『水抜き剤どうですかあ』って言うんや」
まあ、車のガソリンタンクから水分を抜くのは大切かもしれない。
「でな、俺思うんや。あっこのスタンド、安いんはあれ多分、ガソリンに水入れてるからやで。せやから更に被せる感じで水抜き剤売ってダブルで儲けよるんやって思うわ。絶対そうやで」
わははははははは。
ゲーリー佐藤くん、あ、あかん。
本名言っちゃった。
そういう特異な思考を持つゲーリーがみんな好きだったんだけどね。

で、今現在、私の話です。
私は給油は大抵近所のセルフスタンドでしてるんですが、一寸前、先月かな、
「あ!お客さん。やばいっすよ。ブレーキランプ切れてます」
「え。切れてるの」
「はい。僕見てましたから」
という事を言われました。
ふうん、切れてるのか。
「最近はケーサツ五月蝿いから、直しておいたほうがいいです。すぐに出来ますよ」
ブレーキランプ切れは確かにやばいな。
追突の危険性も高まるしな。
でも急いでたんで、そのまま立ち去りました。
でも気になって、近くのコンビニにケツからバックしながら、ガラスに映るブレーキランプを観察しても両方共ちゃんとついてる。
たまたまかな。

で、今日、先ほど。
またそのガススタンドに行って給油すると、

「あ!お客さん。やばいっすよ。ブレーキランプが切れてます」
行きつけのスーパーの閉店時間が可成り迫っていたためそれを無視して発車し、その店の車庫にバックで入れながら壁に映るブレーキランプの状態を確認すると、やはりちゃんと機能している
もしかして条件によりついたり消えたりするのかなと思って、エンジンのオンオフ・ヘッドライトのオンオフ・ウィンカのオンオフ等、いろんな状況を組み合わせながらチェックしてみたけど、完全についてた。
どういうことなんだろ?

ブレーキランプって、ウィンカやヘッドライトと違って、ドライバー一人の場合確認しづらいよね。
ブレーキペダル踏まないと点灯しないから。
踏んでいる以上、運転席から離れられないから。
でも壁やガラスに写し込めばある程度確認できることも事実。
もし客を騙して小金を稼ごうとしているのなら、ちゃちなやり口だと思います。
佐藤くん、君の危惧は20年の時を超えてビンゴだったよ。

はあ、今回は小学生の日記よりレベルが低いなあ。

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たぶん。