チャンピックス日記(4) 服用2日目

2011/8/4
昨日、仕事上極めて不快なごたごたがあったためか、はたまたチャンピックスの副作用なのか、昨夜は深く眠れず何度も目が覚め、朝は4時前からそのまま眠れない状態。
ちなみに悪夢はまだ出てきていない。
まだ風邪が抜け切っていないせいか、前頭葉の辺りが「重苦しい」と「痛い」の間くらいの感じで憂鬱。

さて毎朝の行事として、

1. 「2紙とってる新聞を取りに行き」
2. 「両方のヘッドラインをみて面白そうな方を1紙選び」
3. 「煙草を1本取り出して」
4. 「ベランダに出て読みながら吸う」

というのがあるのだけど、実は昨夜、敢えてクルマの中に煙草を置いてきた。
このような状況で且つ体調がよろしい時は、万難を排して席を蹴ってクルマに行き、根性でも煙草を吸うという行動をとるに吝かではないのだが、起床後2時間以上経過したがそこまでしようと思わない。
今のところだけど。
繰り返しになるけど、完全ではない体調のせいなのかチャンピックスのせいなのかはわからない。
昨夜買った半額お稲荷の残り1つを朝食としてとり、チャンピックス0.5㍉1錠を飲み下し、（本当は全然行きたくないんだけど）出社。

出社途上の車中で1本消費。
旨くも不味くもない感じ。
会社の近くにあるスーパーの駐車場でもう1本吸ってみるが、やはり旨くも不味くもなく、以前までのように連チャンで吸おうという気持ちはあまり起こらない。
起こらないので、そのまま出社。
意志の弱い私は「念のため」鞄に煙草をしのばせた（ダメなヤツ）。

出社後、当然禁煙。
仕事中はいままでも我慢できた。
つまり、禁煙ってのは精神の問題もあるんだろうな。
で、お昼。
ラーメン食べて一服するが、別に不味くは無い。
でも旨くも無い。
薬が効いてるのかどうかはなはだ心許ない感じ。
「1本で充分」感は確かにあるのだが…。
結局もう1本吸った。

で、夕方。
ウチのカイシャは8:30スタートの17:00終わり。
先週までだと、そうだなあ、17:10には席を立ち、秘密の喫煙場所に行って一服してから残業に突入というのが普通の日常（意味重複してるな。この場合「普通の」は余分だ）だった。
本日は17時過ぎにそわそわ感がなかったですなあ。

でもほら、人間って習慣で生きてる生物だから(*)、ふと時計をみてそれが18時を指していると知った時、
「お、やばいじゃん。行ってないじゃん。行かなきゃ」
と思い、それに基づき行動するのはある意味やむを得ないだろ。
喫煙に対する焦燥感をイマイチ欠きながらも習慣に基づき秘密の喫煙場所に行き、煙草に火をつけて吸ってみる。

うーんと、表現が難しいんですけど、なんて云うのかな、細切りにした段ボールに火をつけて吸ってるような感じの味がした。

うーんと、なんていうのかな、体調の悪い時に煙草を吸うと（ごめん許せ）、時々「うんこみたいな味(*2)だな」って感じる事があったが、それとはまた違った感じの味で、なんていうのかな、期待を裏切らせる味と表現出来るかな。
ちなみに吸ってるのはマルボロなんですけど、実感は段ボール。
確実に云えるのは、以前マルボロ吸ってた時はそれは勿論マルボロの味で、段ボールの味ではなかったという事だな。
体調悪いからね。
旨い煙草吸っても、段ボールに感じる事もあるだろうね。

帰宅し、半額になったお刺身をおつまみに缶ビール2本と日本酒コップ一杯の夕食。
普段だともうそろそろ酒の後の一服となる頃合い。
煙草はクルマに置き去りにしようと思っていたけど間違えて持ち帰ってしまったが、何故だか吸う気が起らず、今のところは家に持ち帰った煙草には手を出していない。
我慢してる感じはなく、ただ、手が伸びない感じ。
でも、吸いたくなったら吸いますよ〜。

本日、今の所のまとめ
<喫煙本数>
行きの車中で1本。
出社寸前に近くのスーパー駐車場で1本。
昼飯後に2本。
夕方、細切り段ボールを1本。
仮にこの後もう1本吸うとしても、しめて6本か…
道は遥か遠くだな。
<気分>
確かに吸いたいね。
だけど「万難を排して」感は全盛期の75%ってとこかな。
段ボールやうんこを吸いたくはないけれど、段ボールあるいはうんこ味に感じるのは、ほんとしつこいけど体調の影響も棄てきれず、薬に対してはまだ全幅の信頼を感じる事は出来てないな。
<体調>
治験では有害事象って考えがあるらしいのだが、それに例えて云うと、つまりたまたま引いた夏風邪によるものかも知れない事等を含めて書くと、

• 頭痛
• 腹部膨満感
• 鼻水
• 気管支の喘鳴

あたりかな。
本数的に言って、所謂節煙状態になっている気はするけど、それに対するイライラ感はあまり感じない。

明日は、どうなるだろうね。
不安。

(*)
だったら禁煙を習慣にすりゃあいいじゃねえか、と宣う常識人が多いと思うが、それをいっちゃあ、おしめえよ。

(*2)
云うまでもないが、わたくし47年の人生において「うんこを吸う」等と言う極めてチャレンジングな行為はしていない。
しかし、自分の心の中でそういうイメージを自由に喚起出来る人生は、それはそれでいいものじゃないか。
そう思うだろ。
ん、思えないのか君。
心寂しい奴だな、君は。