2011年8月7日日曜日

国民宿舎奥浜名湖(2)

友人と出かけた掛川花鳥園に「ドクターフィッシュ」て云うんだろうか、手とか足とか水槽に入れると、小さい魚がわぁ〜っと寄ってきて、皮膚の老廃物かなにかを突っついて食べてくれるっていうのがあったので、試してみた訳だ。
まず友人のY君がむさ苦しい足を水槽に入れるとすぐに驚くべき量の小魚が彼のむさ苦しい足にびっしりと張り付き盛んにつついている。
むさ苦しい足の持ち主たるY君は「気持ちええで〜」と言っている。
次に私が、Y君に負けず劣らずむさ苦しい足を水槽に入れてみる。
矢張り暫くするとだんだんと小魚がわたしのむさ苦しい足に蝟集し始め、突きはじめた。
はっきり言って、気持ちいいという感覚は全くなく、100%くすぐったいだけだ。
お魚に突っつかれる度に「わあああ、くすぐったーい!」などという声が出てしまう程で、むさ苦しく背の低い中年のオッサンがそんなふうに声を出す姿は、端から見ればまさに阿鼻叫喚ものであろう。
まるで修行僧のようにその苦行に耐え、足を抜いた訳だ。

しかしこの稿の本論はこれではなく、以下に記す怒りが本論だ。
おさかなクン(どっかの大学の客員教授のことじゃないぞ)のおかげで足そのものは綺麗になった。
しかし水槽の水は人に取っては綺麗ではなかったらしく、どうも臭う。
であれば、さっとひとっ風呂浴びて爽やかになろうと国民宿舎奥浜名湖に行く。
本日は土曜日で(これを書いているのは日曜日ですが)、宿泊客が沢山いるのだがそこはそれ、夕食時間を狙って行けば空いている確率が高く、事実空いていた。
相変わらず素晴らしい景色を堪能して、質の高いシャンプー類を使って体を洗い、浴槽に美を浸し、サウナに入り、水風呂に入り…、と云う具合に入浴を楽しんでいた訳だ。
相変わらず気持ちがよかった訳だが、しかし後から入ってきたガキども。
てめえら及びてめえらの親は、一歩前に出やがれ。

脳足りんな今日日のガキ故、どっかの国の住民みたいにバスタオルを腰に巻いて入ってきた事まではまあ良しとしよう。
ろくに体を洗わぬまま、バスタオルのまま入浴(!)し、浴槽内で大騒ぎし「わあもう7時だ急いで出なきゃ」といって全く体を拭かぬまま、バスタオルから大量の水を滴り落としながら脱衣場に行ったもんだから、ゆかはびしょびしょ。
最近、アジア系のガイジンでも滅多にしない行状を一通りやってくれた訳です。

それをガキどもはまあバカだが、ガキなので仕方がない。
殴られる程度で許してもらえるかも知れない。
万死に値するのはそのガキどものバカ親である。
もし、バカガキどもが公衆浴場に入り慣れていないのであれば、一緒に入って一から十まで手取り足取り教えてやるべきであった。
事情で一緒に入れないのであれば、最低限の事は入浴前にきちんと教えておくべきであった。
そういう基本的な事も出来ないバカ親は、繰り返すが万死に値するぞこの野郎。
そういう非常識な生物は、国法により公共的な場所への立ち入りを一切禁止すべきであろうな。

兎に角罰として、バカガキとバカ親どもには、宿と我々に迷惑料を払った上で、カイシャを休んで一週間、風呂掃除に当たらせるべきであろう。
その間私は毎日通い詰め、濡れたタオルからボタボタと水滴をしたたらせながら脱衣場で着替えてやる、毎日な。
それをお前ら文句も云わずきちんと掃除しろよ。

私憤なのか公憤なのかはよくわからないけど、久しぶりに怒りを覚えた夜でした。


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