ここ数年における肉体的変化といえば、老化を除けば例えば体重増加です。
禁煙という成果を得た代償、いや代償とは違うな、禁煙という成果にくっついて来ちゃった余計な事象というべきか、兎に角ここ数年、肥満とまでは行かないものの体重が増加してるのはこれまで既に書いている通り。
でも、この状況への対応は比較的容易かなあと思っています。
容易というか単純と言うか。
つまりまず第1段階として、
- 別に何も対応せず放っておき太るがままにしておく
- 太ってるのが嫌ならなんとかして痩せてみる
という選択肢があり、もし「2.」を選択したらあとは第2段階として、
- 自分の消費熱量に見合った量まで飯を減らす
- 自分の取得熱量に見合った量まで運動量を増やす
のどっちか、或いはその両者の折衷型を実行するだけです。
ある意味で実に楽なことですよね。
選択することに関しては何の難しさもありません。
世の多くの女性は第1段階で「2.」を選んで美しさを競う戦線に何とか残留しようとしてる訳ですし、松村邦洋さんや石塚英彦さんはそれこそ自らの糊口を凌ぐため、敢えて積極的に「1.」を選んでる。
そして残る多くの人びとは第一段階で消極的に「1.」を選んでいるわけです。
「中年過ぎたら多少は太ってないと貧乏臭い」
「痩せているのもある意味不健康だ」
「太ろうが痩せようが別にどうでもいいじゃん」
など、「1.」を選択するためによって立つ御旗はいくらでもありますし。
それはそれで別に問題ないと思います。
自分の判断だから。
えっとこれ、別に「突き放し的」に言っているのではなくてホントにそう思うんですよ。
つい先週くらいまで、私もそうでしたから。
私の場合の御旗は、
「確かに肥満率(って言葉あるのかな[1])は人並みより図抜けているかも知れないけど、BMI的にはそれでもまだギリ標準枠内だもんね」
でした。
だってそれ事実だもん。
今は第1段階選択肢で「2.」を、そして第2段階で「1.」を選んでますけど、それは全く偶然にも消化器の調子がおかしくなるという一寸したトラブルをきっかけに、多少の減食は全然耐えられる事を知ったからで、それがなければ多分私は今日も昼飯に味噌ラーメンの大盛りを食って、明日も食って、毎日食ってその結果早晩、体重はユダヤ人たちがザフテイグと言っているレヴェルを忽ち突破し、1年もすればプチ石ちゃんと化すわけです、多分ね。
まあこのように今回は「ある偶然」によって得た偶発的状況に導かれて、体重増加という事象を片付けつつあるわけです。
でも、私を取り巻く他の多くの問題、軽度なものから実に厄介なもの、外的要因によるものや自らが原因で発生したトラブルなど、まあ色々ありますけど、それら全ての事が今回のような「偶発的要因」だけで片付いていく訳では勿論なく、一から全て自らの手だけで対応しないといけなかったり、そのトラブル自体にドップリと浸かりきってしまいもう身動きが取れない状態に陥っていたりと様々な状況にあるのが事実。
でもやはり、それらは何としても何時か片付けて、いろんな事を何とか元に戻さなきゃと思っています。
体重増加については多分そうですね、1ヶ月もすれば目標の52㌔程度には落とせるでしょう。
その後はもう増加しないように少し気をつければいい。
でもそれ以外の片付けるべき色々な事は、そうは容易には進まない。
矢張り多分、半年ほどはかかるんじゃないかなと思います。
それを早められるか、永久に片付かないかは偶発的要因により決まるのではなく、自分が決めることなんでしょうね。
[1]
個人的な意味のイメージとしては、「体重の増加割合が大きく、かつその速度が早い」状態を「肥満率が高い」と表現し、まさに私がそれでした。