2011年8月31日水曜日

チャンピックス日記(30) 服用29日目/禁煙22日目

今朝、新聞で気になる記事を読んだ。
チャンピックスを服用してクルマに乗ってたらすげえ眠くなったり意識を失ったりして、溝に落ちたり事故ったりしたヒトがいるというニュースだった。
チャンピックスによる意識障害を伝えるニュース
月1500円という低コストなサーバの存在を伝える
衝撃のニュース…ではないぞ

何が気になるかというと、そういう副作用がある薬そのものが気になるのではなくて、溝に落っこちたり事故ったりする患者の方だ。

これは気軽なブログなんで特に裏は取らないけど、薬の添付文書にはそーゆーことは書いてある筈だし、それ以前に多分治験の段階で副作用とか有害事象として報告があった筈だ。
なにせ脳味噌直接働きかけ系のヤクだ。
仮に各種文書にその旨記載がなかったとしても、ある程度臨床経験がある医者なら言うと思うなあ。

わたしの場合だが、初回受診時にU野先生や院外処方してくれた薬剤師から非常にシツコクシツコク言われたのが、この「眠気」の件だった。
だから服用開始後暫くは、服用直後のクルマの運転にはナーバスになっていた。
数週間たって、幸いにして自分の場合は「眠気」はないようなので、今は普通にクルマを運転してる。
むしろ早朝に目覚めるようになってしまって困ってるんだけどね(^^ゞ
また、処方時に薬剤師から渡された説明書には「ぼんやりする」等とも書かれているが、わたしの場合大抵の時間は普段からぼんやりしているため、実質的な影響はないのであった。

要するに、医者のワーニングを無視した患者の方が悪いんじゃねーの、と言うことが言いたかったのです。
服用しなれないヤクをやるときには、プロの指示を守るのが肝要です。

さてと、だんだん恒例になってきた禁煙カウンタです。

┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】22 日目!【経過時間】512時間02分01秒
【禁煙金額】7,040円【禁煙本数】320本【禁煙長さ】27.2m
(^-^)∠※【祝】300本<25.5m>達成!
┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛

うーん、27.2mって、どんくらいの長さなのか知りたい。
さて、午前のお仕事だよ~。

昼飯時、禁煙成功者の一人に、
「今現在禁煙に挑んでいてあと2ヶ月もすりゃあ煙草もヤクも卒業だ」
と言ったら、
「ふうんそーですか。つまりあと2ヶ月したらまた吸い始めるって事ですよね」
等と抜かしやがったのでシバキ倒しておきました。
シバキ倒しておいたけども、奇しくもそれって常日頃私自身が感じている不安そのものなのだった。
まあ、まだ先の事なんでね。
取り敢えず今だけを考えることにしようっと。
さて、午後のお仕事だよ~。

あっというまに夜。
もう本当に完全に我慢出来る(吸いたい気持がなくなった訳ではないけど)なあ。

2011年8月30日火曜日

チャンピックス日記(29) 服用28日目/禁煙21日目

現在、朝の5時過ぎ。
実際の起床時間は4時5分。
ゆっくり寝るのはもう諦めたよ。
ここ1〜2日はおもろい夢を見ないので、ちょっと詰まらんな。

しかし早いもので禁煙開始からもう3週間ですなあ。
当初の予想に反してよく続いているなあ、というのが感想ですかね。
また、この日記の方も同様だ。
こんなに毎日、良くも書く事があるもんだと自分でも呆れてるけど、実際の中身はあんまり禁煙に関係ない事も多く、単なる周辺雑記的内容になってしまってるかも知れない。
まあこれは仕事や宿題じゃないし、他人からやれって言われてやっている訳じゃなし、テーマや形式が強制されている訳でもないので、別にいいでしょ。

本日は外来受診日で、こっちから先生達に聞く事は昨日書いた通り。
そんなに多くはないけど、きちんと訊かねばね。
で、先生達が云う事もきちんと聞かねばね。

いまふと思ったのだが、最近鼻毛が伸びない。
自分で云うのも何だが、野放図に伸び続ける鼻毛には我ながら実に困却しており、更に1年程前から遂に鼻毛に白髪が交わり始め、
「ああ、情けない事だ。まるでバカボンのおやじだ。これでいいのか?」
と慨嘆しておったのだ。
まあでも冷静に考えるとだね、自らの意思に反して、あれだけの量の煙を自らの中を通して一方的に排出させられてた鼻の穴にとってみりゃあ実にハタ迷惑な話で、
「せめて鼻毛でも密集させて自己防衛に走らなきゃやってられないぜこの野郎酒持ってこいコラぁ」
という屈折した気分になるのも致し方なかったのだろう。
彼の心中いかばかりであったか、想像するには難くない。
その凶悪な煙が2011年8月10日を境にぴたっと止まったので、
「え?何?何事?」
とか思ってるんだろう。
吃驚してるから、鼻毛伸ばすの忘れてるんだよ、多分な。

じゃあ、あと30分寝ます。

…と思ったが結局寝られず、唯闇雲に布団の上を轉輾とするだけの時間が過ぎて6時になり、朝食を取り、シャワーを浴びて出社。
ちなみに現在の禁煙状況は、

┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】21 日目!【経過時間】488時間03分17秒
【禁煙金額】6,711円【禁煙本数】305本【禁煙長さ】25.9m

(^-^)∠※【祝】300本<25.5m>達成!
┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛

です。
もはやこのカウンタなしで生きていけない体にされてしまった私としては、300本越えよりはむしろ「25.9㍍ってなにくらいの長さなんだろう?」の方に興味が沸いてしまうのであった。
高校時代にやっていた弓道の的までの距離ってこんくらいじゃなかったっけなあ。

お昼は拉麺。
大盛りとは言っていないのに大盛りが来たため根性で完食するが、きょう16時からの禁煙外来での体重測定で悲惨な結果が待っていると考えるとげんなりするが、仕方ないね。

で、禁煙外来受診3回目であります。





で、受診の結果、今後の方針が自分なりに固まった。
すなわち、
  1. この調子で禁煙を続ける。勿論薬の力に縋っても全然構わない
  2. おいおい2週間で2kgも体重が増えたな、だからそっちの対応
の2点。
 
1点目はこのまま(悪い表現かもしれないが、ある意味機械的に)継続すれば何とかなるだろうという感触は掴んでいるので、もう問題はない。
 
問題は2点目だ。
本日の計測結果は54kgオーヴァーであり、多分これまでの生涯で最重量記録だ。
自分で思っているデフォルトは51〜52kgであり、明らかにオーバースペック。
あと2〜3kgは落とさないと。

そうなると、あの禁じ手を繰り出さざるを得ないところまで追いつめられたようだな、どうやら俺は。
 
禁じ手とは何か?
ええい、言ってしまえ。
それは、歩く事だ。
歩くしかないだろ。
幸いチャンピックスを服用し始めてからというもの、無闇矢鱈に目が早く覚めちゃって困っているのはこのブログに記した通り。
だったら、その時間を使って歩けば良いのだ。
それしかないだろ。

今ひとつの禁じ手は、これはもう「酒を控える」につきるかもしれない。
その2手で、何とかなるのではないか。
早速明日からやってみようね。
 
これらは自分に強いている訳じゃない。
起きてみて、それが早い時間だったら(つまり具体的には5時30分以前であれば)兎に角散歩に行く。

それらを少し試してみよう。
変化が楽しみ。

2011年8月29日月曜日

チャンピックス日記(28) 服用27日目/禁煙20日目

全く持って、1秒も違わず正に6時ぴったりに起床。
余りない事なので不気味だ。
加えて、目脂が酷く、頭が重い。
体調が良くない証拠だ。
また月曜日が来てしまったぞ、はあぁぁ…。
Blue Mondayか、ほんとにそうだなあ。
はあぁぁ…、俺ってホント仕事嫌いなんだなあ、自分自身で呆れちゃうなあ。
以上、煙草には全く関係ないお話しでした。

昨日紹介したジョンジョンの禁煙カウンタ、面白いので早速使わせてもらおう。
現在時刻の禁煙状況だ。

┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】19 日目!【経過時間】450時間05分12秒
【禁煙金額】6,189円【禁煙本数】281本【禁煙長さ】23.9m
ボーリングレーン<23.72m→>に到達!に到達!
┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛

【禁煙日数】が「19日目!」なのは、多分このカウンタが「日」じゃなくて「時刻(時間)」で日数計算をしているからだろう。
やはり一番驚いちゃうのは【禁煙本数】で、おれはつい先月くらいまでは、僅か20日間に281本もの煙草を吸っていたのかという事実だね。
すげえな。
さらなる驚きは、ボーリングレーンが23.72mであった事実だが、よく考えれば281本にくらべれば大きな驚きはないし、そもそも何メートルだろうがどーでもいい情報だった。
さらなる驚きと書いたことは忘れてくれ。
しかし、281本分ものタールはすべて肺をはじめとする内蔵に溜め込まれ、その先はどうなったんだろうか?
ちょっと計算してみよう。
私が愛していた「マールボロ」ソフトパックだけど、今調べてみると1本当たり12㎎のタール。
単純計算で、281本×12㎎=3372㎎
1000㎎で1gだから、約3.3g。
20日間につき1円玉3個分以上のタールを貯めてたんだな。
もっと大きく計算してみよう。

1日15本×365日×30年間×12㎎=1,971,000㎎=1971g≒2㎏

ひえええぇ~、こええ~。
にきろおおお?
オレの体重の4%じゃねえか。
しかも今まで吸っていたのはマールボロだけではない。
禁煙直前まで吸っていたのは「わかば」ってヤツで、それは19㎎。
フィルタなしでゴールデンバットとか結構吸ってたし。
だから総タール量はもっともっと多い筈なんだよね。

ビビりなオレとしてはみんなにいいたいよ。
おいみんな、やっぱりやめようぜ。

昼は吉野家の牛丼並盛り。
本心では拉麺が食べたかったのだけど、ここ数日やたら拉麺が多かったのでご飯モノにした。
この調子でいけば何とか禁煙は達成できそうなので、もうそろそろ体重コントロールの事を考えなきゃな。
味の感覚が薄くなってるのにもかかわらず飯の量に変化はなく、先月より2㎏ぐらい体重増えてるんだよね。

で、時間は過ぎ去って今帰宅。

まあ禁煙的には恙無く、明日は禁煙外来3回目。
ホントに有り難いと思うのだが、現状を言えば「煙草はもう要らない」と思うよ。
だけど、それは今の所、何かと引き換えになってるんだな↓。
明日、U野医師に確認すべき事を(酔っぱらう前に)まとめておこう。
(すみませんK村先生、明日は休肝日だから今日は少し呑ませてくださいな)。

  1. 味覚障害
    やや詳しく書くと、舌の中心部の味覚が結構失われている。
    周辺部の僅かな部分だけでは何とか味を感じられる。
    塩気も旨味も普段(つまりチャンピックス服薬開始前)より格段に感じれないので、思わず醤油とかを追加で足してしまったり、何十年も使ってない「味の素」が欲しくなったり。
    塩分の取り過ぎは脳味噌的にヤバいのでなんとかしたい。
    この状況が服薬中限定の一過性のものであるかどうかを確認したい。
  2. 下痢・吐き気等
    ホントに下痢がおまらないんだなあ。
    それと、激烈な吐き気はないんだけど、うすーい吐き気はあって、確かにそれは服薬後に感じるんですよね。
  3. 薬を減らしてはマズいのか
    だから上記のような事由から、例えばチャンピックスの服用を朝か夜だけに出来ないか、それを確認したいですね。
    当然前提として、指定された外来受診は必ず受ける条件で。
ではお休みなさいませ。

2011年8月28日日曜日

温泉に行かない日(35) 次第に奈良田研究は進む

一度撤退した温泉に再出撃するケースはある。
例えば平山温泉龍泉荘がそうだが、ここの場合再出撃までになんと1年以上かかったりしている。
奈良田温泉についてはそのような愚を犯したくないため、しっかりと研究せねばならない。
奈良田温泉には日帰り可能な温泉が次の通り2ヶ所有る。

■奈良田温泉の日帰り可能施設■
名称内容
白根館山梨県南巨摩郡早川町奈良田344
0556-48-2711
白根館を紹介する各種サイトではhttp://www.salps.net/user/shiranekan/へのリンクが貼られているが現在切れている
町営 奈良田の里温泉 女帝の湯山梨県南巨摩郡早川町奈良田486
0556-48-2552

繰り返しになるが問題はアクセスだ。
昨日の体験からすると、自宅を14時に出発してR1バイパス⇒R52経由で道の駅とみざわに辿り着いたのが17時過ぎ。
どの区間も比較的順調であったが3時間かかったわけだ。
道の駅とみざわは目的地まで約60㎞の地点だから、残り1時間一寸だ。
トータル4時間から4時間30分と言った所だ。
例えば8時に自宅を出たとすると、お昼に現地着。
お昼ご飯を食べて奈良田地区にある上記2ヶ所の温泉を各1時間楽しんだとすると既に15時になる。
それから直ぐに取って返して自宅に戻れば19時着なのでほぼ常識範囲内と言えるが、このトシになって24時間のうち9時間を運転に費やすのは流石にしんどいのと、次に示す早川町内にある他の日帰り入浴可能な温泉、

■早川町内にある日帰り入浴可能な温泉■
名 称内 容
西山温泉湯島の湯山梨県南巨摩郡早川町湯島1780-7
0556-48-2468
ヴィラ雨畑・すず里の湯山梨県南巨摩郡早川町雨畑699
0556-45-2213
光源の里温泉・ヘルシー美里山梨県南巨摩郡早川町大原野651
0556-48-2621
慶雲館山梨県南巨摩郡早川町湯島825
0556-48-2111
大滝温泉 旅館 文勝館山梨県南巨摩郡早川町大原野420
0556-48-2448
ひのや本館山梨県南巨摩郡早川町高住618
0556-48-2531
ひのや別館山梨県南巨摩郡早川町高住字栃原島546
0556-48-2767
元湯 蓬莱館山梨県南巨摩郡早川町湯島73
0556-48-2211
混浴
    いずれも結構魅力的な温泉なので、これら全部とは言わないまでもせめていくつかには入りたい。
    従ってやはり1泊するのがベターとなるが、正直言って旅館に泊まる金がない。
    出来れば車中泊で安くあげたい。
    通常だと、街外れの公園駐車場・コンビニ駐車場の端っこ・公民館とかの駐車上・河原・道路脇のちょっとしたスペース・道の駅・鉄道の駅前等が有力な候補地なのだが、中々正確な情報が取得出来ない。

    一番いいのは何と言っても、食料や飲料水が容易に入手出来て、トイレも使えるコンビニか道の駅泊なんだけど、何となく解ってきたのは残念ながら早川町内にはそのいずれもなさそうだということ。
    駐車場関係でいうと、情報が2つある。
    一つは目的地である奈良田の里温泉には駐車場があって、どうやら夜間施錠される事はない感じだから使えるかも。
    もう一つは、山梨県道南アルプス公園線の奈良田より北は年間通して実質マイカー規制がかかってる関係で、奈良田には2ヶ所(40台と160台の計200台)の駐車場があるという事。
    こちらの方は、セキュリティが解らないため使えるかどうか解らない。
    40台収容の方(奈良田バス停近く)にはトイレがあるらしいので、使うならそっちかなと思う。
    食料確保に付いては、何とかなると思われる。
    町内にいくつかある店舗の多くは営業時間が17時までとなっているけど、22時くらいまでやっているところもある様だし、念の為に身延辺りで買っておく事も可能だ。

    という事で、奈良田温泉アプローチのモデルケースはこうだ。
    ベストなのは、土曜日午後出発ではなくて、金曜日業務終了後に出発することだ。

    金曜日と言ったってどうせ残業があるから所謂5時ピタは無理だけど、せめて19時くらいには着替えた上で出発したい。
    たっぷり時間があるので、高速なんて使わずR1バイパスをゆっくり走るのが吉。
    途中、何処かの24時間スー銭に立寄りひとっ風呂浴びておく。
    で、興津のあたりまで来るが、この時点で風呂の時間も入れてだいたい21時くらいか。
    それからR52(身延道)に入る。
    身延道をひたすら北上して行って、身延町下山の辺りのR300(本栖みち)との上沢交差点に出たら本来なら西に折れr37に入る。
    …のだが、その前にもう少しだけ直進してデイリーヤマザキ富士川ライン店(山梨県南巨摩郡身延町下山11360-10556-62-5567:酒類販売があり煙草も売ってるけどそっちには用はないはずだ)で、今夜と明日の朝用の食料や飲み物・酒類を調達しておく。

    r37をずんずん走り、23時過ぎに奈良田に到着。
    奈良田まで行くのがしんどければ、手前で何処か使えそうなスペースを見つけてそこに止まってしまうのもいいかもしれない。
    車内で食事。酒盛りして就寝。
    翌日の土曜日は朝から待望の温泉三昧だ。
    この際、早川町内全温泉制覇を狙うのも良いだろうね。
    そして夕方には奈良田を後にし 、自宅に帰着。
    帰着後から翌日日曜日にかけてブログを書き込む訳だね。

    どうだろう。
    誰か一緒に来ないかい?


    より大きな地図で 温/泉/週/記Map を表示

    チャンピックス日記(27) 服用26日目/禁煙19日目

    病院のリハビリに行った。
    なんという名称かは知らないけど、小さな「流れるプール」みたいな浴槽があるじゃないですか。
    先日転んだか何かで故障した足腰をなんとか復活させる為に、爺さんや婆さんに混じってその浴槽で歩行訓練した。
    ところがその爺いや婆あ達の強い事強い事。
    あんたら全然リハビリなんて必要ないじゃんと思うくらいにグイグイ歩いて忽ちわたしを周回遅れにするのだ。
    で、バックマーカーになったわたしに向かって皆、馬鹿笑いするのだ。
    何時か見た楳図かずお漫画に出てくる主人公が笑ったときのような、大きくて真っ赤な口を開けて馬鹿笑いし続ける爺さんや婆さんを不安な気持で見ていたら目が覚めた。
    まったく意味不明な夢だが、わたしの責任ではないのでどうしようもないね。
    朝の4時。

    昨日の「温泉に向け勇躍出陣 ⇒ 自分のヘタレ心のため轟沈」のショックから覚めやらぬ朝であります。
    今朝は4時に目覚めてしまった訳で、なんともはや、如何ともし難い。
    まあ今日は日曜日なんで昼寝も出来るからと思い、無理矢理再入眠するのはやめておいた。

    ところで、わたしはわたしの心がとても弱い事を知っている。
    禁煙には強い心が必要と思うのだけど、弱い心しか持っていないわたしは途中でゼッタイに挫けるであろうと予想されたため、ファイザーのサイトに申し込んで「禁煙応援メール」が時々届くようにしてもらった。
    昨日もそれが届いたんだけど、こんな内容。

    Subject:3回目の診察日
    そろそろ3回目の診察日です。
    この頃になると禁煙に慣れてくるため、気がゆるみやすいと言われています。
    ここできちんと診察を受けておくことは禁煙に対する気持ちを高める上でも大切です。
    必ず受診しましょう。
    〔監修〕
    名古屋医療センター
    禁煙外来 専任看護師
    谷口 千枝 氏

    …なるほどね。
    うん確かに次の火曜日は3回目の受診日で、言われるまでもなく必ず行く事にしている。
    重ねて確かに気の緩みみたいな感じもある。
    はい、ご指摘の通りです、谷口看護師。
    でも、なんて言うのかなこのメール。
    はっきり書いちゃうと、あんまり力にならないなあと思う。
    何でそう思うのかなあ。
    自分なりに考えてみると、こうなりました。
    1. 内容がイマイチ
      病院の外来とかに置いてある禁煙パンフをそのままメールにしただけな感じで、目新しい内容がない。
      一般的な内容だから患者にとってキャッチ力に欠けるのかもね。
      「おー、そうかあ。そういうことかぁ!」感が溢れる内容だと、新たなモチベーションも沸くのだけどなあ。
    2. おれは谷口さんを知らない
      谷口さんは間違いなく禁煙看護のエキスパートだと思う。
      禁煙の専門看護師というのが存在するかどうかは知らんけど、それかそれに近いプロだと思うんだね。
      でもね、残念ながらおれ自身は谷口さんのことを全然知らないんだよ。
      なので、のめり込み感に欠ける気。
      知らない人に諭されてもイマイチ頭に染み込まないのは、これは仕方ないでしょ。
    3. 面白みに欠ける
      別の言い方をすれば、わくわく感がない。
      真面目すぎるっていうのかね。
    で、上記問題を打破し、禁煙に挑む男達や女達の心を鼓舞してやまないメールにする為にはどういった形にすれば良いか。
    わたしなりに大胆に提案してみよう。
    1. 差出人
      常識的に考えれば、やはり自分の主治医や担当看護師が差出人であってほしい。
      わたくしの場合で言えば、U野先生やI尾看護師・H置看護師等々、わたしの治療に関わってくれている人たちが差出人であれば「おっ」と思い、真剣に読むであろう。
      正直言えば、U野先生とかが実際に書いてなくてもいいんですよ。
      先生始め、医療スタッフは死にそうに多忙である事は良く知っている。
      だから、医療とか禁煙に詳しいゴーストライターが、それっぽい内容で書いてくれればいいんですよ。
      その辺はうまいことやってくださいな。
    2. 患者の名前を文中に登場させる
      自分を担当してくれているドクターやナースからのメールで、かつ、より親密に自分自身に語りかけてくれたら、これは効果的であろう。
      例えばわたしの氏名が菅直人だと思いねえ。
      その場合「担当医のU野です。ところで菅さん、頑張ってるね禁煙…」等と書かれていたら効果はいや増すというもんだ。
    3. 文体
      上記2.の「」内にも少し雰囲気は出してみたが、もっとくだけた文体が望ましいだろう。
      くだけた文体にして、説教的な言葉(必ず受診、とか、大切です、みたいなね)は避けるのがいいんじゃないだろうか。
      説教的な台詞は、わたしのように精神が成熟していないヒトの場合、反発を招いてしまう可能性があるからね(俺だけか、そんなことで反発するのは)。
    4. 写真
      1.にも関連するが、差出人の写真とかが載っているとさらに良いぞ。
      可能であれば毎回違うともっと嬉しいかもしれない。
      写真について別の支点に立てば、例えば「煤だらけになって黒く萎縮している肺」みたいなシャシンを毎回添付して、気の緩みがちな患者にしっかりとプレッシャーをかけて行くというのも有効かもだね。
      「菅さーん、この人って結局最後は息が出来なくなって七転八倒の末死んじゃったらしいの。ねっ、可哀想でしょ♪」
      とかね。
      ヤクザのオドシは虚仮威しな事が多いけど、医師の威し(言葉が不適切かねえ。一般的には医療上の助言とか言うのかな。でもこの小文に関しては「威し」という言葉の方が適切に思えるので使います)は、これは科学的な根拠に基づいているので、ヤクザの虚仮威し何かに比べたら本当に怖いですからね。
    5. 内容
      例えば、外来受診日を基準にするのではなくて、禁煙に関して乗り越えなければいけない壁が現れる時期を見計らって、それに対する対応を書く。
      成功者の体験談を添えればなお良しかな。
    6. 差出人その2
      先程は、自分に関わってくれている医療スタッフの名前でメールが来ると嬉しいと書いたが、別の考えも可能だ。
      つまり、自分の好きな(憧れの・一度はあいたい、等)タレントや初恋の人などの名前ではどうだろうか?
    7. 体裁
      見ての通り、送られてきたメールは文字が羅列しているだけの無味乾燥な体裁だ。
      断煙に苦しむヒトビトはそれをちらと見ただけで読む気をなくしてしまう事想像に難くない。
      「禁煙=艱難辛苦」という世間と禁煙希望者本人が持つ誤った常識をぶち壊し、「禁煙=POP」という本来の楽しい姿を解らせ、積極的にメールを読ませる為には内容もさることながら、体裁も非常に大事なエレメントとなる。
      テキストベースのメールではゼッタイにいかん。
      HTMLメールで、もっと派手派手にしてやるんだ。
    これらを盛り込んで、冒頭紹介したメールを書き直すとこうなる。

    Subject:がんばってるね菅さん!

    こんにちわ!U野です!
    すごいわね菅さん。
    もう3週間近くも完全禁煙出来てるのね。
    やっぱ違うわ、少しは見直したわよ♪
    でも、油断わ禁物だお。
    この辺で脱落しちゃったヒトも沢山いるんだからね。。。
    わたしの知ってる谷垣サンってヒトもこの時期に脱落しそうになっちゃったけど、彼は煙草が吸いたくなったら直ぐに華厳の滝に行って滝に打たれてその気持ちと戦ったって言ってたわ。
    多い時には日に10回も打たれたんだって、はははははは。はは。は。
    ま。でも菅さんだったら全然ダイジョウブ。
    あたしがついてるからね!
    あ、そうそう、もうすぐ3回目の外来よ。
    逢えるのを楽しみにしてるね!

    となる。
    シャシンは個人情報の関係もあり、個人情報以前の問題としてそもそも実物を入手出来る訳がないので、涙を飲んでフリーのイラストで代用した。
    また、ケータイメールっぽい感じをもっと再現したかったのだが、わたし自身が高齢なオッサンであって今日日のケータイメール事情を良く理解していない上、PCでは絵文字が使えないし、HTMLを良く知らないので上手く出来なかった。
    しかし、如何であろうか?
    誠に血沸き肉踊るメールに仕上がったのではないかと、自分では結構満足している。
    で、実際書いてみて改めて確信したが、矢張り苦しさを何とか乗り越えてきた先達の言葉はやっぱ重く心にのしかかり、浸透圧も高いな。
    谷垣サンの姿を重い浮かべ「おっそうか。そうすればいいのか。おれも我慢出来なくなったら華厳の滝でハードな滝行すればいいんだな。なんだ簡単じゃんか。早速白褌でも買ってやってみようかな。でも華厳は一寸遠いからまあ白糸の滝くらいにしとくかな」ということになって、断煙に苦しむ禁煙初心者のみんなが希望を持てる事必定だしな。
    タールで真っ黒けの肺
    わたしの肺もきっと

    こんな感じになってるんだよな
    ヤバいよな

    なお「威し」の為のシャシンとしては、まあ良くある画像だが、こういうのを毎回手を替え品を替えて添付すればどうだろうか。
    どうだろうか?ファイザーさん。
    チャンピックスの市場を更に広げる為もあるから、ここは素直にわたしの提案を受け入れてみたらどうかねぃ?
    金はいらんよ別に金はね。

    ちなみに禁煙薬を展開している製薬会社と言えばもう一つジョンジョンがある。
    ニコレットっていうニコチンパッチやニコチンガム売ってるところですね。
    そこは禁煙チャンネルってサイトを持ってて、ファイザーのサイトとは一寸違ったサービスを提供してる。
    携帯用の禁煙カウンターなんかもあって楽しそうだし、こーゆーテキストを生成してくれるので、ブログにも使える。




    ┏━\<^-^*> ニコレット禁煙カウンター |^ロ^|/━┓
    【禁煙開始】2011年08月10日【禁煙日数】19 日目!【経過時間】432時間01分10秒
    【禁煙金額】5,940円【禁煙本数】270本【禁煙長さ】23.0m
    砲丸投げ女子世界記録(ソビエト連邦)<22m63cm→>に到達!
    ┗━ p(^-^)q ━━ http://www.kinen-ch.com ━━━┛
    これがジョンジョンの禁煙カウンタ
    ヘンな雑学も身に付いてGoo!
    ニコレットを服用・外用していなくても
    使用可ですよ

    あと、これは真剣な提案なんだけど、有料サービスでいいから、
    「緊急時レスキューメールサービス」(*)
    みたいなのがあると有り難いと思う。
    先日非常にヤバい局面が一度だけあったのだが、今考えてみると、あの時誰かに電話したりメールを送ってアドバイスを貰ったり、励ましてもらったら随分違ってた様に思うんだよねえ。
    レスキューしてくれる人は医療スタッフでなくても構わない。
    希望としては禁煙完全成功者がいいですよね。

    まだ禁煙始めて20日にも満たない「禁煙仮免許者」が言うのもなんだけど、禁煙を決意してそれが完遂出来るまでに訪れる危機的状況って、意外にそんなになくてせいぜい数回、ゼッタイに10回はないと思う。
    だから、1人当たり5回までとか制限があってもいいので、そういうレスキューサービスがあると成功率が高まるんじゃないかなあ。
    とか思います。
    さあってと、朝ご飯食べて、ヤクを体内に取り込まなくては…。

    (*)
    誰もやってなかったら、誰かと組んでわたしがやってやろうと思って調べてみたら、当然の事ながらその種のサービスは既に世に存在してます。
    当たり前か。
    いくつかある中でわたしが良さげと感じたのは、
    インターネット禁煙マラソン(c)(奈良女子大教授で内科医師の高橋裕子氏が主催)
    ですけど、捜せばたくさんあるかもです。
    最近流行のツイッター絡ませたサービスなんかもゼッタイあると思う。 

    2011年8月27日土曜日

    温泉に行かない日(34) 撃沈

    奈良田温泉への出撃日である。
    予てよりの計画通り規定上の退勤時刻1秒後に勤務を終え、 一旦自宅に戻りスーツからカジュアルな服に着替え、手回し式のラジオや寝袋やタオルや着替えや持病薬や禁煙補助薬や電気シェーバーやビーサンやTシャツやパンツや(念の為の)痔の薬や金や携帯の予備バッテリや傘や必要な本等等を調え、ザックに仕舞い、奈良田温泉に向かうべく車に乗り込んだ。
    行動開始時刻、午後2時。

    「王道」たるR1バイパスを東進し清水で降り、所謂「身延道」(R52)を順調にひたすら北上した訳だが、途中17時過ぎに道の駅とみざわ(山梨県南巨摩郡南部福示28507-1:0556-66-2260)という所で撤退する事に決めた。
    残り約60㎞。
    恐らくあの道路状況ではあと1時間足らず、つまり18時には現地に到着しただろうと思う。

    撃沈・撤退の理由。
    久しぶりの車中泊だが、現地の状況がよくわからない。
    どこに停めればいいのか、ひょっとしたらそんなスペースさえ確保出来ない可能性がある。
    また、駐車スペースを確保出来れば車内で飲酒する可能性が100%だが、そのような状況は官憲との無用な衝突を招きかねない。
    だったら、大体の感触も掴めたし、撤退するの吉かなと思ったのだ。
    温泉に行きかけて、自己都合で撤退するのは初めてだよね。
    くそ、残念だ。


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    チャンピックス日記(26) 服用25日目/禁煙18日目

    バカで非常識な喫煙者が運転する車が、道路に吸い殻をまき散らしながら走るのを見つけたため足で追いかけ、自分でも驚いた事に追いつくが、そいつに天誅を下すためには精神注入棒が是非とも必要と気付き、已むなくコンビニに寄って購入したところで覚醒。
    今は6時過ぎで、今日は土曜日。
    悪夢ではないけど、毎朝ヘンな夢を見るので面白い。

    わたしのよーなしがないサラリーマンは、土曜日だって仕事さ。
    勤め先は一種のサービス業なのだが、土曜日の仕事は通常のウィークデイに比べれば、まあ楽である。
    だから普段の土曜日だと何とも思わないのだが、今日はわたくし、重大な決意でもって通勤するのである。
    それは何故か?
    1. 俺しか出勤しない
      わたしの所属するセクションはわたしと部下を合わせて全部で3人。
      まあそんなに多くはないけど、そのうちわたくし以外の2人がお休み。
      普段から少ない人数でやっていて、土曜日の業務量が如何に少ないとはいえ、わたしひとりというのは流石に一寸シビアだ。
      しかもわたしは、部下が普段しつけている所謂ルーティンワークというやつが大のニガテなのであった(屢々間違えて部下に怒られたりする)。
    2. 客が来る
      マトモな客ではない。
      カネをマトモに払わない客だ。
      マトモな対応では埒があかないため、かねてより大変苦労しているヒトである。
      本日はそいつが事務所まで来るのでお話しあいをするのだ。
      ただ、↑にも書いたように本日は出勤がわたくし一人だったりするので、その困った客とのお話し合いの間、私のセクションはすっからかんとなる。
      大丈夫かなあ。
    2.に関して言えば、実は昨夜もその客の自宅でその客とお話し合いをしている。
    部下と二人で行ったのだが、そのような後ろ向きで強いストレスを感じるよーなお話しあいの最中、或いはお話しあいの後というのは、不思議な事に極めて煙草が吸いたくなるもので(昨日のブログに[こんな重要な事なのに]書き忘れていたが)、実は昨日結構リアルに煙草が吸いたかったですねー。
    いつぞやのような半狂乱状態にはならなかったけど、勿論強く我慢する必要はあった。

    同行した部下は呆れた事にかつてのワタクシと同程度なスモーカーであり、お話し合いが終わるとそいつは「ああ煙草が吸いたいですね~。さ~行きましょうか。あ、そうだ○○さんって禁煙中だったんですよね~ゴメンね~あははははあ~」等と言いながら、わたしの横で旨そうに煙草をふかす始末。
    この野郎。
    まあ、我慢は出来ましたけどね。

    多分今日も、同じように吸いたくなるだろうと思うとユーウツであるが、昨夜同様我慢は出来ると思う。

    前書いたのの繰り返しになるけど、煙草の持つ「ストレス解消効果」は凄いと思うのだが、禁煙すればその効果の恩恵に浴する事は出来ない。
    何かいい方法はないかねえ?

    もはや完全に習慣と化したチャンピックス服用後、出勤。
    曇ってて、かつ蒸し暑いというヤな感じの天候の中事務所に着き、もうすぐ勤務開始。
    尚、本日は午前勤務終了後、若干の装備を調えて「奈良田温泉」という所にクルマで出かけて、そのまま現地で車中泊予定。
    従いまして次回のポスティングは明日(2011/8/28)の夜になります。
    お元気で~。

    と書いたインクの乾かぬうちに恥ずかしい限りだが、結果は撤退。今、21時過ぎ。

    温泉に行けずに撤退したについては別コラムで記す事とするけど、煙草関係での今日の収穫は以下の通り。
    1. アイドルな時間での喫煙欲
      先日、自宅から静岡まで人間ドックを受けに行こうと思った時、一番ビビってたのが、ヒマな高速道路運転中における喫煙欲とどう戦うか、の一点だった訳だが、本日自宅から奈良田温泉への道中に関しては、その戦いには軽く勝つ事が出来た。
      解説しよう。
      先日の人間ドック受診の際には東名を利用した。
      その時煙草を吸わなかったのは勿論チャンピックスが効いていたせいもあるけど、もし効いていなかったとしても高速道路の高速道路では煙草を買うチャンスが極めて少ないからだ。
      吸おうと思っても、ブツを手に入れられないから吸えないのだ。
      今日の場合、自宅から清水区内(興津のあたり)まではR1バイパスのため、状況は高速道路と略同じだけど、興津の先から目的地までは一般国道であり、従ってロードサイドにはコンビニが乱立している。
      どーぞ煙草を買ってくれ状態なんだよね。
      その状況の中、煙草を買う為の行動を起こすのが心配だったが、全くの杞憂であった。
      酒も煙草も売っているコンビニには寄りましたよ。
      でも、煙草に手を伸ばす事すら考えつかなかったっす。
      酒は飲みたいと思った。
    2. 金を払わんお客との面談後における喫煙欲
      人権侵害の可能性がある事をビビりつつ書くけど、本日お話し合いをしたヒトは、嘘つき間抜けで根性なしで、要するにまあどうしようもないバカ野郎なんですわ。
      そーゆーヒトとの会話ってのは虚しい事が多いんですけど、予想に違わずやはり無駄な時間であった。
      で、やっぱり煙草が吸いたくなったよ。
      そいつさえいれば、今日いちにち、煙草の事が脳裏をかすめる事なく、平和な一日を過ごせたのに。
      いまは、煙草が吸いたい気分はなんとか消えているからいいけどね。
    うーん。
    禁煙、順調に進み過ぎじゃねえかな?
    落とし穴があるぜ、多分な。

    <体調><気分>については、本文中にある程度書いているので省略。
    でも、どっちも別に問題ないですぜ。

    2011年8月26日金曜日

    チャンピックス日記(25) 服用24日目/禁煙17日目

    街中のYAMAHAに行って、5万円くらいのアコースティックギターを買って弾いてみたら、いきなりFやGmが綺麗に鳴って(*)一人で喜んでいたのだ。
    その後、ギターのケースも買わなきゃと思って店員に訊いたら、10万くらいする白いゴルフバッグを押しつけられそうになって激怒して店を出た。
    というところで目が覚めた。
    時間はなんと丑三つ時。
    参った。
    多分、昨夜早くに就寝し過ぎたせいだ。
    何か象徴的な夢だ。
    それから30分ほど床の上を転々としていたがどうしても眠れなくて、仕方なくMacを立ち上げて昨日の野球の結果を見た。
    肝心なときに勝てないし、肝心じゃないときにも勝てない阪神の不甲斐なさに呆れ、モノも言えず、余計に目が覚めてしまった。
    しかし根性で目を瞑り続け、再度起床したのは6時過ぎであった。
    例によってご飯は炊いていないため、冷凍庫から讃岐カレーうどん等というジャンクな食べ物を取り出して暖めて食べ、チャンピックスを服用する。
    薄く吐き気が襲ってきたため、慌ててシャワーを浴びる。
    46年間の人生の中の臨床的経験の一つに、
    「吐き気が来たらシャワーを浴びると何故か収まる」
    というヘンなセオリーがあって、それに従ったのだ。
    で、出社して今。
    眠いなあ。

    午前中、仕事上でムカつく事が連発し、従って眠気は吹き飛びあっという間に時間は過ぎ、昼には拉麺を食べ(実に不健康だ、毎日麺類)、もうすぐ午後。
    拉麺屋では例によって喫煙者が同席したが、私の禁煙への決心はチャンピックスのおかげで揺るぎはしないのであった。
    おいおい、もうそろそろ「自分の意志で」って言えよな、って感じですかね。
    いいんだよ、とにかく吸わなきゃね。

    更に時間が経過し、いまは就寝寸前。
    今日も「今日も煙草を吸いませんでした」と書くのが面倒くさいほど禁煙出来ています。
    一本も、一吸いもしてません。

    <気分>
    まさしく、どんな汚い手を使っても「いいんだよ、とにかく吸わなきゃね」という気分。
    まだ、吸いたい気分を完全に払拭出来てはいないな。
    だけど、前にも書いたけど。その気持は容易くはねのけられるのであった。

    <体調>
    全般的には余り良くない状況が続いてるけど、明日は勤務終了してから一寸した冒険に旅立つので、早く寝なきゃと思う25時47分なのであった。
    はは。

    (*)
    セーハを伴うコードであり、大抵の初心者がこれらのコードが綺麗に鳴らせずギターから撤退するのだ。
    かつて若い私も同様であった。

    2011年8月25日木曜日

    チャンピックス日記(24) 服用23日目/禁煙16日目

    朝6時起床。
    非常に簡単な朝食後、チャンピックス服用。
    暫くして嘔吐。
    朝食はほぼ全部吐く。
    その後かなり強い眠気が、今も体を支配していている状態。
    加えて、酷くはないがしつこい下痢。
    一見、チャンピックスの代表的副作用が足並み揃えていきなりやってきた感があるけど、まだ観察は必要だ。
    何故かというと、
    1. 嘔吐・吐き気
      以前から朝、歯磨き時などにはゲロゲロと吐くことが普通であった。
      たぶん原因は喫煙と思うのだけど、禁煙2週間突破した今でもその影響が残っているかも知れない。
      だって、この間禁煙開始後1週間経過後の外来受診時には、非喫煙者では絶対に検出されない筈の一酸化炭素が微量ながら検出された位なので、喫煙の影響は自分が思っているより遙かにロングテールなのかも知れない。
      加えて「簡単な食事」とは、なんとインスタント味噌汁一杯のみ。
      それも影響しているかも知れない。
    2. 眠気
      昨晩は帰宅したのがやや遅く23時過ぎ、それからブログを2本ほどポスティングしたりしてベッドに入ったのは今日の1時過ぎだった。
      最近は特に早めに就寝する日が続いていたので、それが原因かも。
    ということで、暫く様子を見よう。

    毎度の如く今は昼間。
    むかむかしているのにもかかわらず味噌拉麺を食すという無謀なマネをしたのだが、大方の予想通り全部は食べられず、半分ほど残す。
    朝方感じた体調は、嘔吐を除き基本的に続いている。
    眠気も吐き気も。
    事務所でいきなりゲロったら、スタッフみんなビックリだな。
    そういう意味ではしてみたいけど、深層ではそれはしたくない。
    もう暫く、兎に角夕方までは様子見だな。

    ということで、今は夜。
    あれから夕方までムカムカ感は消えず参ったが、今現在はそれは消失し、普通になっています。
    眠気は継続中。
    しかし、単にマジで眠いだけという可能性は未だ否定出来ないし。
    まあしかし、こんな日はやっぱり早めに寝るに限るね。
    ホントに実際眠いし。
    おやすみなさい。
    zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz...............................................

    温泉に行かない日(33) チャレンジングな温泉を見つけた

    奈良田温泉という温泉場がある。
    秘湯という事になっていて、例の「日本秘湯の会」ご指定の温泉宿もあるところだ。
    何かの雑誌を見ていたらたまたま見つけた温泉で、山梨県南巨摩郡早川町という場所にあり、写真を見ると一昔前な雰囲気に溢れていて、わたしを呼んでいる感じがすげー強いんだな。
    泉質もいいらしいけど、あの雰囲気に浸りたいのだ。

    で、チャレンジングというのは、道程の事である。

    かなり長時間地図と睨めっこして行き方を考えたのだが、自宅からだと東名清水インターからR1経由でR52に入り、さらにr37をひたすら北上するのが「本道」だと思われる。
    自宅から実に200km。
    4時間以上かかる道程だ。
    他に使えそうな道はないかというと、ない。
    物理的に存在する道は、あるにはある。
    例えば梅ケ島温泉から安倍峠経由で大城って場所に向かう道(正式名称が分からんが、林道豊岡梅ケ島線とか呼ばれているのかな)がある。
    愛知県の井川あたりから山伏峠とかいう所を経由して行く道がある。
    逆からだと、夜叉神峠たらいう所を経由して行く道がある。
    だがどれにしても、如何に山道での走りに強いと定評のあるわたし(まあ自分で思ってるだけだが)とは言え、地図を見る限りどれもこれも流石に途中で20回はゲロ吐きそうな道だし、そもそも一般車で立ち入る事が出来るかどうかすらわからない。
    地図によっては「冬期通行止め」になってるしな。

    あるいは逆転の発想で、東名高速を一旦西に向かい、小牧JCTから中央道に入り、さらに中部横断自動車道の終点から向かう手もある。
    ヒトによっては「そうか中央道経由か。でも俺だったら西方面じゃなくて多分東名で東京まで行っちゃって首都高4号線に入り、さらに中央道を西に向かうルートを行くだろうな」という強者(というか吉外)もいるかもしれない。
    しかし流石にそんなバカなルートを選択する奴とオレは友達になりたくない。

    で、まあ結局行くなら「本道」を使うべきなんだろうと思うのだけれども、片道4時間以上の道程を1日でこなす体力気力が最近なくなってきたのだよね。
    基本わたしは温泉は「日帰り」という考えを持ってるので、ここにも出来れば日帰りで訪れたい。
    しかしまあ無理なら、以前良くやっていた車中泊という手もある。
    土曜日の勤務後直ちに出発すれば、夜には現地に到着するであろう。
    運が良ければ温泉の締め切り時間に間に合うかもしれない。
    それでそのまま車中で一泊し、翌日は一番風呂に入り、早めに帰路につくというやり方をすれば、気持を焦らせる事なく温泉を楽しめるだろう。
    近々やってみますね。

    ちなみに奈良田温泉のある早川町というところは、日本一人口の少ない町らしい。
    なんでも2011/8/1現在の人口が1258人なんだそうだ(早川町ウェブサイトより)。
    古来より「陸の孤島」ともいわれていたとのことで(今も昔も行きづらい場所だったんだな、やっぱり)、これら全てがわたしの気持をくすぐる訳です[1]
    早ければ今週末。
    道的に冬場はシビアだと思うので、遅くとも冬が来る前に。

    [1]
    前回行ってきた湯の島温泉も、かつて「日本一のミニ村」と言われていた旧富山村(現在は豊根村に編入)にあって、豊根村編入直前時の人口はたったの218人であったらしい。
    今でも、湯の島温泉に行ってあの辺りで会う人は、その湯の島温泉の番人をしているオッサンのみという事は毎回の事である。
    わたしゃー、そういうのが好きなのだ。


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    2011年8月24日水曜日

    チャンピックス日記(23) 服用20日目/禁煙13日目⇒服用22日目/禁煙15日目

     Mac環境のないこの2日間を非常に総括しますと「全て世は事もなし」。
    いやいや、世には事が溢れていて、私にも事が溢れていた2日間であったけれども、禁煙とか喫煙に関してはなんの「事」もありませんでした。
    順調に禁煙をKeepできた2日間でした。
    明日からまたちゃんと書きます。

    <気分>
    服用を始める際、U野先生に言われたのが「このチャンピックスという薬を服用して、禁煙が順調に進んで行くと、禁煙に対する自信が出てきて薬をサボる。或いは1本だけといって吸っちゃって奈落へ落ちて行くヒトもいるから気をつけよう」という事でした。
    まあ先生は「奈落へ落ちて行く」という表現はしませんでしたが、そういう意味だと思う。
    今のところ幸い、わたしはどちらの気分にもなっていないけれども(弱気な性格とか、他力本願な性格のいい面がこういう点に現れるんだねえ)、少しではあるけれども基本的に「禁煙に対する自信」というのが出てきているというのは実際のところですね。
    煙草と悪縁が切れない連中はわたしの周辺に大量に存在するけど、もうそろそろわたし自身をサンプルとして、禁煙を勧めても良いかなと思い始めている程度の自信はついてきました。

    <体調>
    下痢と味覚異常は相も変わらず。

    2011年8月21日日曜日

    チャンピックス日記(22) 休業日のお知らせ

    チャンピックス日記の「服用20日目/禁煙13日目」~「服用22日目/禁煙15日目」については、都合によりお休みさせて頂きます。
    自宅のMac及び勤務先(あるいはその他も含めて)のPC環境に接する事が出来ない期間になる為であります。
    例えば「辛抱たまらず煙草を吸っちゃった」等と言う超緊急事態が発生した場合は携帯から何とかポスティングしますが、喫煙する可能性は今の所は略皆無ですので、次のポスティング予定は、今週木曜日(2011/8/25)の「服用23日目/禁煙16日目」からです。
    温泉関係も同様です。
    まあ、休もうがどうしようが、我が国には余り関係ないけどね(^^ゞ」

    湯の島温泉(2)

    この埒もない温/泉/週/記というブログは2011年4月23日に始めた。
    その最初のポストは「湯の島温泉(1)」というモノだったんだけど、それ以前からここには足しげく通っていたですね。
    今日はいろいろ悩んだけど、こんな雨まじりの天気の時は劇的に客が少なくなる事と、ハードな道が連続するため煙草の事は欠片も思い出さない筈だとの計算も働き、湯の島温泉に行く事にしたのさ。
    途中「何でこんな腕の奴がここを走ってるんだ」みたいなドライバーに結構遭遇し少しいらついたが、予定通りの時間で温泉に到着。
    で、入浴していた2時間の間、予定通り完全貸切状態。

    今日は日曜日なので、露天風呂にも湯が張ってあり(というが、温泉がどばどばと注ぎ込まれており)、内湯と露天を代わる代わる楽しみました。
    独りで。
    あまりに客が来ないため、以前から一度やってみたかったトドる(*)という状態にも露天で挑戦してみたよ。
    うん、凄い凄い。
    トドるの、きんもちいいぞ。

    内湯の方は、浴槽が扇の形をしていて、その要の部分から、お湯が矢張りどばどば出てきている(残念ながら、半循環だと思いますが)。
    浴槽の横には大きな窓があり、やはりこれも誰もいない事をいい事に全て開け放ち、借景を楽しみながら私にとってちょうどいい温度の温泉に浸かる。
    ヒグラシの鳴き声が聞こえたり、涼しい風が入ってきたり、本当にいい気分なんですよねここって。
    で、寝やすい形状の浴槽なんだわこれがまた。
    どうぞ寝てくれ、ここで寝ないでどうするんですか、と浴槽が言っているようなものだ。
    そういわれるとワタクシも弱い。
    30分程まじ寝をして、起きて伸びをして浴槽を出たですね。
    いやあ、ここはホントに何回来てもいいな。

    (*)
    私が何時も参考にしている日帰り温泉に行こうの愛知県の温泉一覧の中にある「018-01]  永和温泉[1](えいわ) 永和荘 (えいわそう)」の記載の中に簡単な説明があるのでご参照ください。
    主に「トドる」とか「トド化している」等と言うような使い方をするのが正しいようです。

    温泉に行かない日(32) 家のヒトがいない日

    別途書いている「チャンピックス日記」の温泉的続きなのであった。

    横浜にでも行こうかな。

    なんて事ができるはずもなく、 久しぶりに湯の島温泉にでも行こうかな。
    程度の事を考えている小心者だ。

    しかーし!
    読者諸賢よ、良ーく考えてみ給えよ。
    ワタクシ(古い言い方をすればワタクシ「家長」だぜ。家長と言えば神と同じ。エラいんだぜ)は今まで日曜日に温泉に出かける時(略毎週の事なんだけどね)、家のものにバレないようこっそりと出て行ってはいなかったか?
    或いは家長たるワタクシは今まで温泉からの帰宅時、そう遅くもない時間に帰着しているのに、矢張り家のものにバレないようにこっそりと帰ってきてはいなかったか?

    今日は違う。
    堂々とケロリン桶を捧げ持ち、胸を張って温泉に出かけられるのだ。
    そして今夜、温泉からの帰着がどんなに遅くなってもいい。
    それを咎めるものは誰もいないのだ。
    わははははは、ざまあみろ。
    へっ、行ってやるぜうーんと遠くへな。
    男の誠を胸に、出かけてやるぜ。
    うーんと遠くの温泉へな。

    全く小心者だね、おれは。

    なお行き先の候補としては今の時点で、
    1. 焼津黒潮温泉元湯 なかむら館かな。
    2. 接阻峡温泉会館にしようかな。
    3. 山王峡温泉しらかば荘でゆっくりしようかな。
    であり、これらは全てワタクシにとって、通常行きつけの温泉であるのだね。

    誰かが言ってたな。
    「冒険は計画的に」

    チャンピックス日記(21) 服用19日目/禁煙12日目

    朝起きると、誰もいなくて置き手紙があった。
    「子供を連れて神戸に行きます」
    ふうんそおか。
    神戸。
    泣いてどうなるものでもないし、この手の置き手紙での定番である
    「捜さないでください」
    との台詞は未記入のため、これはこれとしてこのまま放置するとしよう。

    ところで、ヤクを体内に取り込む為に朝ご飯を食べなきゃなのだけど、子連れで神戸に旅立って行ったヒトはご飯を炊いてくれていなかった。
    一合炊きのご飯は不味いので、出た、朝からパスタ。
    しかもインディアンスパだ。
    こいつは何時も俺の心に蹴りを入れ、熱い火をつけてくれる。
    などと訳分からんことを考えながら塩水を沸騰させ、市販のレトルトカレーを袋のまま投入し、それを一旦引き上げてから引き続きイタリア製パスタも投入する。
    それを食べ、チャンピックスを服用し、家人のいない家の中でぼーっとする。

    やや煙草が吸いたいが、多分これはぼーっとし過ぎているから、つまり手持ち無沙汰だからだろうと思い、どっか行く所を今慌てて捜してる所です。

    横浜にでも行こうかな。
    なんて事はなく、結局湯の島温泉に出かける。
    道程の殆どをハードな県道(険道)を占めているため、煙草を思い出すヒマと余裕はないだろうと踏んでの目的地だった。
    とはいっても、まあシビアはシビアだけど、ワタクシにとってここは既に通い慣れた道であり、途中一寸だけ煙草が吸いたいなあと思ったけど、それは容易にはねのける事が出来た。

    で、帰宅し、誰もいないし飯(というかワタクシの場合は酒の肴だけど)作るのもめんどくさいので、チャリで近くの飲み屋に出かけて済まそうと思う(よゐこはゼッタイに真似をしてはいけないよ)。
    もう数時間立つと、完全禁煙まる12日だ。
    その間、ワタクシはいくつかの飲み屋に通い、その厳しい喫煙環境の中であっても煙草を口につける事は一切なかった。
    今日も吸う訳がないので、安心してくれ給へ。
    わはははははは。

    <気分>
    開放(或いは解放が正しいか?)された気分だけど、普段の行動パターンを棄てられないビビリなワタクシが情けないという気分。
    煙草関係の気分は、吸いたいとも吸いたくないともなにも感じない。
    ただ、先日スーパーの駐車場にまき散らされた煙草の吸い殻を見て心から嫌悪感を感じたが、今日も路上で煙草を吸うオッサンを見て同様の嫌悪感を感じた。
    元喫煙者(というか今の俺は「準禁煙者」「禁煙路上教習中」みたいなイメージだよね)としては、現喫煙者をヘンに攻撃するのはやめようと思っていたのだが、かつての俺もそうだったんだろうけど、彼らって何だか何処か反社会的なんだよね。
    現喫煙者のみんなに忠告しとくけどね、公共の場所に吸い殻をまき散らしたり、年端も行かないガキや腹ん中でガキを育ててる女性が通る天下の公道で煙草を吸うのは、まあやめた方がいいぜ。

    <体調>
    温泉に行きゃあ、体調が悪くなる筈ないじゃん。
    ヤクの服用に伴って継続している体調の変化は、大きな所では今のとこは味覚障害だけだな。
    これ、薬やめたらちゃんと回復するのかね?
    ずーっと味が感じられないなんて、ヤだもんね。
    次回の外来の時にちゃんと先生に確認しよっと。
    以前「煙草をやめられるんだったら味覚がなくなるくらいナンボのもんじゃ」と言うような事を書いたけど、禁煙が上手く行きそうとなると掌を返すようにこれだ。
    オレは実に現金な男だと、今自分で思ったよ。
    人間は欲望の生物だもんな、ははは。

    2011年8月20日土曜日

    チャンピックス日記(20) 服用18日目/禁煙11日目

    5時に起床。
    これは自然に起きたんじゃなくて自らの意思によるもの。
    昨日来ちょこちょこ書いているけど、本日人間ドックのため静岡市に出向かねばならない為早朝起床と相成った。
    行くのは聖隷健康サポートセンターShizuoka(静岡県静岡市駿河区曲金6-8-5-2:054-280-6211:予約センター0120-283-170)。
    会社指定の施設で、ドック費用の殆どをカイシャが出してくれる。

    起き抜けなのにも関わらず、早速いくつかの各方面に問題が出来していて、ボク困っちゃってるんだな。
    解説しよう。
    1. 大便が出ない
      検便せねばならんのにうんこが出んのだよ。
      なんでかねえ。
      まあチャンピックスのみ始めてから、それに関係しているのか偶然なのかは知らないんだけど、快便状態から見放されているのはいるんだけどねえ。
      何時もは軟便なのに今日に限って便秘かよ、全く。(*)

    2. (しつこいけど)Googleの最新投稿フォームがまだ少しヘンだ
      投稿画面上部の「タイトル」の部分が上手く編集出来ない。
      でもまあ、このブログ環境は(若干の個人情報や、このブログから発する若干の情報と引き換えにではあるけれど)タダで使わせてもらっているから、余りしつこくグダグタ文句を言うのは控えましょう。

      そしてこれが最大の問題なのだが、

    3. チャンピックスが服用出来ない
      人間ドックにつきものの胃透視(バリウムのんで、ってやつよ)をする為に、昨夜21以降飲食厳禁してますけど、従って朝飯も喰えない、水も飲めない。
      必然的にヤクもやれない、という訳。
      自慢じゃないが、ヤク抜きで禁煙出来る自信がまだ全くないので、胃透視が終わったらすぐにでも服用したいんだけど、バリウムが満たされた状態の胃にヤクを投入していいんだかどうなんだか。
    うーん。
    仕方ないな。
    禁煙初めてすぐに未分煙会場で行われた宴会があり、その時は「これも一つのベンチマークだ」と思って参加したのだけれど、今回もそう考えよう。
    この間は「廻りを喫煙者に固められた宴会で、オレは孤高に禁煙出来るのか」
    今回は「ヤク抜きで、オレは半日も禁煙出来るのか」

    昨日までの17日間は、全く持って真面目に、定められた通りの用量用法をキチンと服用してきて、それは何でかというと、煙草への誘惑を自力で断ち切れる自信が全然ないからさ。
    今日は半日弱とは言え、ヤク抜きで禁煙しなければならない。
    しかも2時間弱、単調な高速道路を走るという、正に喫煙にはうってつけの環境が待っている。

    ううむ、予めU野先生に相談しておけば良かったのうと思いつつ、仕方ない。

    たまには己を信じてみよう。
    半日と考えず、数時間と考えてみよう。
    たまには己を信じてみよう。半日と考えず、数時間と考えてみよう。
    たまには己を信じてみよう。半日と考えず、数時間と考えてみよう。

    何回もそう考え、その事を頭にインプリンティングする。(*2)

    久しぶりに朝食抜きの朝だが、これが私の本来の姿だったりする。
    かつてワタクシの尊敬する内田百閒先生は「空腹は快い感覚だ」みたいな事を書いていたが全くその通り。
    朝飯を抜いた日のお昼少し前から感じ始める空腹感は何とも言えないと思う。

    東名が渋滞するかも知れないので早めに家を出た。
    可成りの安全運転(余りに遅い80キロ前後で走行した為、他車にとっては寧ろストレスだったか?)で向かったが、結局指定時間1時間前に到着。
    指定された駐車場に車を入れて(白いポルシェの横だ)携帯のアラームを設定し暫く朝寝。

    うとうとしてるとアラームが鳴ったので、車を降りて施設に入り受付し、その後は問診されたり、うす暗い部屋でお腹にぬるぬるの液体を塗られてぐりぐりされたり、血を抜かれたり、目に素早い風をしゅっと当てられたり、か細い音を聴かされたり、白くて比重の重そうな変な液体を飲まされて体を上下左右に蹂躙されたあと機械のトンカチに腹をぎゅーっと押されたり、でかくて不気味な音を立てる白い筒に出入りしたり、その他ありとあらゆる行為を受けた後、白くて比重の重そうな変な液体で満たされた胃に、施設から提供された旨い筈の(「筈の」というのは、俺の舌は今、イマイチ味を感じられないので)食事とチャンピックスを投入してから、K村医師の総括。

    先生は大変気さくで、結果についてワタクシのような素人にも分かりやすい言葉と話の組み立てで説明してくれた。
    気さくな感じで大変分かりやすく説明をしていただいたのだけど、しかしやはり相手はプロの医者である。
    流石に一筋縄ではいかない。
    ヤバい所に差し掛かると、先生は目をギラリと光らせ、明確にヤバいと伝えてくれた。
    その総括の主旨は要するに、
    「酒を減らせ」
    の一言に凝縮される。

    はいK村先生、わかりました。
    大変辛い状況だけど、可及的速やかに善処いたします。
    チャンピックス服用完了の後は引き続き断酒会か?
    ああ、ついに俺も久里浜送りか。

    今回の人間ドックを予約したのは禁煙を決意する前だったのだが、どうやらその時点でも長年にわたる喫煙生活による肺への影響が心配だったらしく、オプションで「CT肺気腫検査」を申し込んでいた(5000円程度の自己負担がありまっせ)。
    で、結果所見としては「ほぼ正常範囲」ということだった(詳細は後日郵送されるらしい)。
    また、胸部一般撮影の結果もざっと見ただけではあるが「異常なし」との事だった。
    うーんそおかぁ。
    30年間もケムリに犯され続けてきた割には頑張ってきたのだな、俺の肺。
    偉いぞ俺の肺。
    苦労かけてすまんかったのう、もうこれからはダイジョウブだからな。

    肺に関しては別の検査が標準メニューの中にあって、それは「肺機能検査」だ。
    やったことあるヒトは分かると思うが、大抵いきのいい看護師さんが横についてて、
    「いきーを、おーーーーきくすって、ふぅううううううーって、はいてはいてはいてはいてはいてはいて、さいごまではいてぇーーーっ!!!!」
    って声を限りに応援してくれるあれです。
    私の肺活量は意外に多くてだいたい4.5Lくらいだ。
    4.5Lといったらあなた、自家用車だったら凄いですよ高級車です。

    それはさておき、肺活量そのものはいいんだけど、肺に吸い入れた空気をどのくらい吐き出す事が出来るかという指標があって(1秒率って言うらしいです)、それが70%を切るとヤバいという事になってるらしい。

    ワタクシは前回、前々回とも70%を越えていたのだけど、今回遂に69.1%に転落。
    K村先生は、
    「ぎりぎりのところで禁煙始めた感じだよ。何とか間に合ったっていうね。この時点でもし吸ってたらやめさせてるよ」
    とおっしゃっていた。
    おれも禁煙始めて良かったと思う。
    呼吸が出来なくて苦しむのは嫌だ。
    息が出来ん、なんて最高に苦しい拷問だ。
    午前中には全てが終了し、K村先生を含め施設のスタッフにお礼を言って施設を辞した

    再び高速をだらだら走り、坂道になったら登坂車線に入り、途中パーキングエリアに寄って白くて何時もより比重の思い大便を一発放出し、自宅に戻って車を置いて、(K村先生ゴメンナサイ)少しお酒を呑んでから帰宅。

    帰宅し新聞に目を通していると、こんな広告が目に入った。
    「クールな瞳をニコチンで」
    何だかコピーと画風がアンマッチかもです

    一寸怖い画風に感じるのは俺だけか?

    ふうむ。
    「クールな瞳をニコチンで、か…」
    暫し目を閉じ、沈思する。
    煙草を吸えばクールな瞳になれるのかね、イマイチわからん。
    子供が主役だし、煙草の広告には見えんが、これは一体なんだ。
    と思ってよく見たら「ニコチン」ではなく「ニチコン」だった。
    ニチコンってのはコンタクトレンズ屋らしいので、意味としては「ウチのコンタクトを買って使えばあなたもクールな瞳になれまっせ」という事なんだろうが、殊、禁煙挑戦中の諸氏がこれを見たらワタクシと同じ誤読をしてしまうに違いないです。
    まあ、以前ここにも書いたけど、こういう読み違いは良くある話です。

    明日は日曜日。
    どこにも行かず、ぼーっとしているつもりだけど、近場の入浴施設に行くかもしれない。

    <体調>
    下痢気味だが、これは何時もの下痢という訳ではなくて、白い大便を強制排出させる為に処方された下剤の働きによるものだろうな。
    それ以外は特に好不調は感じない。

    <気分>
    ヤクなしで数時間我慢できたという事が若干の自信になっていて、その点では明るい。
    しかしプロの医師に「酒を減らせ」と正面切って言われたことは流石に寂しく「遂にこの時が来たか…」感がある。
    まあ、今まで飲み過ぎだったしな。
    まずは取り敢えず麦酒はやめよう。
    でもね、こうやって少しずつ楽しみが減ったり奪われたりして、最後は80いくつくらいになって「」と一言呻いて、それで死ぬのだ。

    (*)
    その後可成り強引にひねり出した。
    自ら行ったといえ、正に拷問に近い苦行だった。
    下部消化管最末端部(肛門って言えばいいだろ)が切れるかと思った。

    (*2)
    自分の中でこんだけすったもんだした(「マイ大騒ぎ」(C)みうらじゅん)にも関わらず、施設についてから事前に貰っていた「ドック受診のご案内」見たいなものを精読していたら、その中に「持病等の薬は、受診当日午前6時までに少量の水(確か50mlって書いてあった気がする)で飲むのは可」みたいな記載があるのを発見。
    バカだねオレも。
    まあいいけどね。

    2011年8月19日金曜日

    チャンピックス日記(19) 服用17日目/禁煙10日目

    起床は5時40分。
    確か何か夢を見たのだが、忘れた。
    まあこれは禁煙日記であって夢日記ではないので忘れてもいいと思うけど、悪夢ではない事、夢の中で「あ、これはちゃんとチャンピックス日記に書かなきゃだぞ」と思ってた事だけは覚えてます(笑)。

    これもまた禁煙とは関係ないけど、数日来悩まされてきた「Blogger投稿フォームの最新版が使えない」という問題に関しては、古い投稿フォームに切り替えるという対応を取ってきていたのだが、古いだけあって最新版に比べて機能が制限されており、まあちょっと不便だ。
    なんとかならんもんかと思い少し調べてみたら、BloggerのDashboardから環境を英語版に変更すれば最新版が使用できるという事が判明した。
    これが英語環境 どうという事なし
    早速試してみると、メニュー関係の表示が英語になっているがそれだけの事で、投稿言語が英語に制限されるとか言う事ではなく日本語で可能だし、使い勝手は全く変わらない。
    よおしいいぞ。
    これで問題解決だと思って喜んでいたのだが、まあ一応念のためと思って言語環境を日本語に戻してみたらあら不思議。
    使えるじゃん。
    これが日本語環境 昨日までの努力は…?
    今までの苦労は何だったのだ、全く。
    ぷんぷん。

    さてと、今日で禁煙10日目に入る。
    今までまる9日間も禁煙している。
    これまでの人生における「最長禁煙期間」はまる7日であったため、それを2日越えて今なお記録更新中という事だ。
    前回は大学時代での記録であったけど、その目的は「禁煙して煙草の旨さを再認識する」という全くふざけたモノであったので、悲壮感もなく、毎日期待が膨らんでいる感じだった(苦しい事は苦しかったけどね)。

    前も書いたけど今は「煙草をやめる為に煙草をやめている」状態。
    そのせいか大学時代の気持とは全く違っていて、自分の弱さにより再喫煙野郎に陥ってしまう不安を感じ、それを押し殺しながらも淡々と禁煙しているという感じだなあ。
    ただし、先生や看護師の皆さんが表に陰に支えてくれているので、不安の方は少しずつ軽減していると思う。
    確信とか根拠はないけど「何とかなるんじゃないの」程度の自信というかイメージと言うかは持て始めているですね。

    今日は金曜日だなあ。
    何とか今日一日頑張っていこう。

    毎回同じよ~な表現で誠に相すみませんが、今は昼飯のラーメンを食べ終わったところ。
    最近では未分煙の飯屋や呑み屋で飯食ったり酒呑んだりしてても、吸いたいとはおかげさまで全然思わなくなってくれて、自分で「偉いぞ」と思う。
    多くはヤクの性能によるモノだけど、それを使ってでも煙草やめようと思ったのは他ならぬオレと言うのも事実なんで、自分を必要以上に卑下するのはやめようと思いますが、ダメですかね?

    で、午後になり、システムがこけたり、訳のわからん依頼が入ってきたり、部下にちょっと怒られたり怒ったり、暑くて死にそうになったりしながら時間は過ぎ、今は17時30分過ぎ。
    既にタイムカードは打刻し、でもまあこけたシステムが復旧していることを確認してから帰ろうと思うのだけどなかなか処理は進まず、ちょっといらいらしてるんだ。

    繰り返しだけど、明日は人間ドック。
    5時に起きて、車にガソリン入れて、東名高速に乗って出かけます。
    肝機能以外は正常な事を確認する為に、5時に起きて、車にガソリン入れて、東名高速に乗って出かけます。
    では、お休みなさいませ。

    <体調>
    最近、やたらめったら眠いんですけどね。
    昼間なんだけど。
    元々がぐうたら社員なんで基本的姿勢としてはいつも眠いんだけど、それ以上に眠い。
    薬の直接的影響により眠いのか、薬を服用することによって早起きになってために間接的に眠いのか、単にぐうたら度合いが以前より上昇したため眠いのかは、よくわからない。
    ただ、事務所を出ると忽ち元気になって目が覚めるということが厳然たる事実であることも正直に申し上げる必要はあるだろうね。
    <気分>
    気分ですか?
    ビビリ系の気分かな。
    今、真剣に思っているのは「禁煙後、自分に対していろいろな屁理屈を付けながら結局煙草を旨そうに吸ってる男A」に、自分自身がなってしまう事

    2011年8月18日木曜日

    温泉に行かない日(31) 次の土曜を活かすには

    小生、46歳であります。
    つまり、もうトシであります。
    であるから、健康の為に禁煙したり、人間ドック受けたりするわけだ。
    禁煙に関して正確に言うと「健康のために禁煙する」要素は否定しないけど、一種の「面白がり」で禁煙してる節もある。
    自分がどう転がって行くかに対する第三者的興味があるのは確かだと思う。
    しかしこちらは温泉サイドなので禁煙は書きません。

    次の土曜日は人間ドックであります。
    近くの健診施設に行けば良いんだけど(例えば禁煙外来に行っている所はドックもしている)、ワタクシは変人なので「出来たばかりで綺麗で親切で空いている」たる理由でわざわざ遠く離れた静岡市内の健診施設に行く事にしている。
    で、ドックは午前中に終わるので、どおせだったらその足であちら方面の温泉へ行こうかなあっと画策してるわけだよね。
    あっち方面という事で言えば、静岡市営温泉シリーズで行っていないところとか、もう少し足を伸ばした所にある温泉とか、いくつか思い浮かぶのだが、それ以外に行ける所はないかどうか、今日・明日・明後日で考えるのさ。
    自分好みの温泉に実際に出向くのは面白い事だけど、与えられた(=制限された)状況の下で行く温泉はどこが最適なのか夢想する事も、同じくらい面白いもんだ。
    ワタクシが尊敬するところである稀代のテツドウ屋である宮脇俊三さんも同じような事をおっしゃっていたと思う。
    時刻表を眺めて、というより「読んで」どこに行くべきか悩みながら楽しむ。
    或いは、実際に汽車に乗って車窓を楽しむのも負けないくらい楽しいな、みたいなことですね。

    という事で、出発までに限りがある時間だけれども、それを上手く使って行くべき温泉を考えようと思う。

    チャンピックス日記(18) 服用16日目/禁煙9日目

    近所の道路に小学生が何人か集まっていて「と~しまえんに、い~きたいな~」という唄を唄ってる。 何だろうなあと思ってみてると、他の小学生も少しずつ集まってきて次第に大集団になってきて、全員整然として「と~しまえんに、い~きたいな~」と唄い続けていてうるさい程。
    気が違いそうになってきたため耳を塞いでやり過ごそうとするが、それでも聞こえてくるのでのたうち回る。
    流石に辟易してわたしは岐阜の実家に逃げて2階で寝そべってぼんやりして本を読んでいる。
    そこで可成り強い地震に襲われた。
    さてどうしたものかと思案していると、揺れの影響で家が水平方向にゆっくり回転し始め、遂には360°完全に回り切ってしまいそこで地震はやんだ。
    地震が止んだ後も何故か電気やガスは使えるのだが「360°家が回転したら、普通配管や配線が切れて電気とか使えねえんじゃね。でも使えるという事はこの家を造った大工の棟梁は相当エラい奴だな」と思った。
    そこで目が覚めた。
    時刻は5時少し過ぎ。

    どう?
    意味も創造性も明日への示唆もなーんにもない夢でしょ。
    夢ってのは「理論整然として思わず膝を叩いて納得」みたいなのは皆無で、大抵ヘンですよね。
    この日記に過去2つほど見た夢について書いたけど、どちらもヘンでした。
    今朝見た夢もちょっとヘンだけど、それでもまあ普通寄りかな。

    ただ「地震が起きて、そのとき自分がいる建物が回転したり流されたりする夢」っていうのは過去何回か見た事があるので、まあ自分としてはスタンダード。
    従って、この夢はチャンピックスの副作用ではないよ~だ。
    1回目の夢も、今冷静に考えてみると、あれもたまに見る「ヘンな夢」の域を出ないような気がする。
    わたしに関しては、チャンピックスの高名な副作用である「悪夢」は起きていないと言ってよろしかろう。

    それはそれとして、どっかの大学の心理出身でフロイトかぶれのヤな奴がもしいたら、良かったら俺のこの夢を分析してくれないか。


    一方現の世界のわたしは、どーも寝違えたようで左肩に痛みに近い違和感を感じている。
    わたしは相当寝相がよろしくないため、しばしばこうなる。
    肩だけではなく、上腕部にまで痛みが走る。
    クルマの運転が心配。

    さて、シャワーを浴びてご飯を食べてチャンピックス服用して、出勤ですね。
    退職まで毎日続くルーティンワークの始まりだ。

    ただいま会社に到着。
    昨日から続いている「Bloggerの新しいバージョンの投稿画面が全然使えない」というトラブルは、ひょっとして自宅で使用しているパーソナルコンピュータのOSやブラウザのせいではないか(MacOSX+FireFox)と密かに考えている私は、事務所の机に向かうと早速PC(Windows7+IE8)を立ち上げ、新バージョン側で投稿を試みたが、予想に反してこっちでもダメ。
    ず~っと砂時計状態。
    MacOSでやってもダメ、Windows7でやってもダメ。
    ということはOSとかブラウザの問題でなく、わたしというヒトに問題があると考えざるを得ない。
    Googleよ、何故にわたしを謂われもない差別で苦しめるのだ。
    神よ、我を救い給え。

    時間は飛んで、今は昼休憩中。
    吉野家で牛丼並盛りつゆだくを食べて帰ってきたところだ。

    早速これを書いているわけだけど、依然として新バージョン投稿フォームが使えない、でもまあ別にかまわない。
    ただ、これが続くと、このブログの本業である温泉記録にやや不便だ。
    「場所」のオプションが表示されないのは困るんだな。
    うーん、機能が回復したらまとめて修正すればいいか…

    とか何とか、敢えていろんな事をあーだこーだ考えながらこれを書いているのは、実は午前中、顧客絡みでちょっと(というか、随分)厄介な問題が発生し、そういうときはすごおく煙草が吸いたくなるんですよね。
    酒飲んでるときより、ずっと吸いたくなる。
    それを忘れるために思考を横にねじ曲げてるわけです。
    まあ、事務所に帰ってしまえば基本的には吸えないので、その環境でだいぶ助かっているけど。
    さあ、午後は午前中出来なかった仕事をやらなけりゃな。
    がんばろ。

    午後はルーティンワークそのもの。
    それが嫌で役職者になった筈だけど、部下の管理もルーティンワークも課の運営もやってる。
    給料、まあああああああったくぜんぜん足りませんね。
    まあいいやそれはね。
    人生だからな。

    <体調>
    何だか、嗅覚が冴えてきた。
    香りも臭いも、煙草吸ってた頃より敏感に感じる様な気がする。
    「香り」のほうは別にそれで問題ないけれど、「臭い」の方は困るんだな。
    さっきも、電柱からわんこのおしっこと思われる臭いが立ち上ってきて辟易した。
    乾き具合からすると、時間経ってるはずなのになあ。

    <気分>
    なんていうのかな、ひからびた気分かな。
    U野先生、今書く事は、禁煙に対して否定的な意味ではないよ。
    ただ、整理しなきゃ。
    (元喫煙者として甘えて)再記しますけど、何かの危急の時にまず落ち着いて煙草を嗜み、それで落ち着いて事に対応出来るってのがあったんですよ。
    コーフンして攻撃的になってる債務者に「まあ、取り敢えず(敷地外に行って)吸うか」って言う事も(稀ながら数回は)あったな。
    「オマエも吸うんだろ。よし、スーパーの駐車場に行くか」
    ってね。
    それが今後出来ないんですよね。

    わたしもやつらも、落ち着けない訳だよね。
    ひからびた気分ってのは、そういう意味です。

    おやすみなさい。

    2011年8月17日水曜日

    チャンピックス日記(17) 服用15日目/禁煙8日目

    あったーらしーいー、あーさがきた、だ。

    朝の喫煙欲はもうしっかりすっかりなくなった。
    薬のせいかもしれないけどなくなった。
    「空気がうまい」とかいう類の感覚は、まだ残念ながら感じることは出来ないけど。
    そのうち感じるだろ、多分。
    昨夜はぐっすり寝れた(ら抜き表現はやめましょう)。

    ところで昨日の<気分>にも書いたが、今は過去1週間に対するちょっとした高揚感と、今後に対する強い不安がない交ぜ状態の心境だ。
    わたしはこの薬を通じて行う治療(舘ひろしも言っている。「たばこは やめるのではなく 治すのだ。」)全体を努々疑う者ではないが、それでも知りたいことがあるんだね。
    それは、
    1. 治療開始後3ヶ月(つまり禁煙治療終了時期)における禁煙成功率
    2. 1.における成功者の経年的変化
    3. 上記2点についての、他の治療法(例えばニコチンパッチとか)における同様の数字
    の3点。

    うち、1.及び2.に似た数字が「禁煙手帳」には書いてあって、それは、
    「最終診療完了した患者の禁煙治療から9ヶ月における禁煙率」
    という数字で、49.1%だそうだ。
    この数字をどう見るかですよね。

    つまりこれって、禁煙治療を始めて規定通りきちんと外来受診すれば、9ヶ月後(つまり治療終了後半年時点)でも禁煙を継続できてるヒトが半数いるということだ。
    素人目に考えて、ヤクをやめてから半年も我慢できれば成功だろうと思う。
    それから吸い始めるヤツは、これはホントにバカなヤツだと思う。
    でも、逆に言えば半年時点で半数は「脱落」してしまってるんだね。
    脱落していった者たちには、どんな背景があったのだろうなあ。

    つまり、やはり真の勝負は投薬終了後だ。
    それを忘れないようにして、それまでは素直にヤクの力を借りて、何とか禁煙を続けよう。

    お昼は久しぶりに未分煙の饂飩屋。
    目の前で煙草を吸われたが、本日もチャンピックスは良い仕事をしており、煙草側にぐらつく気配は一切見えない。
    とはいっても、我が身にとってはその副流煙さえも今だに良い香りであるため、早めに店を脱出する。

    しかし暑いね~。
    気温34℃らしいけど、それより遙かに高い温度の路面から熱気が立ち上っていて、体感温度はもっと高い気がする。
    その酷暑な歩道の上で、敢えて煙草を吸ってる男たちがいたが、如何にわたしでも「おいおいそこまでして煙草にしがみつくこたぁねえだろう」と思ってしまうよ。
    しかしそれは今のわたしの感覚であって、つい先週くらいまでは、わたしはまさにあの男たちと同じだったんだよね。

    歯を磨いて、午後の仕事に掛かります。
    今日は業務的には相当てんぱってるぞ。

    あれからいろいろあり、今8月18日の朝。
    このブログはGoogleのプラットフォーム(Blogger)を使っているのだけど、昨日のある時点から新規・追加投稿を全く受け付けなくなり、それこそ七転八倒していたのだ。
    投稿画面を旧バージョンに落とし、やっと投稿している。

    まあサラリーマンには良くある話で、
    1. 急な仕事が舞い込んだり、
    2. その割には早く帰りたかったり(わたしは仕事が絶対的に好きではないといつも周囲にはっきり表明している)、
    3. 上司に少し怒られたりスタッフを怒ったり、
    4. 販売代金の支払を悪性の便秘以上に渋る客と電話で話し合いをしたり
    といろいろあった訳ですね。
    特に3.4.辺りの後には、矢張り少し煙草に郷愁を覚えた訳です。
    郷愁を覚え吸いたくなったが、結果吸ってなけりゃいいでしょ。

    んでもって早めに帰宅し、スーパーによって冷凍モノの鰹たたきと半額になった焼き鳥と麦酒と日本酒を購入後帰宅し、それらを素早く摂取し日記の続きを書こうかなと思ったら投稿出来なくて困って七転八倒していた訳だ。

    このブログはGoogleのプラットフォーム(Blogger)を使っているのだけど、昨日のある時点から新規・追加投稿を全く受け付けなくなり、それこそ七転八倒していたのだ。
    投稿画面を旧バージョンに落とし、やっと投稿している。

    まあサラリーマンには良くある話で、
    1. 急な仕事が舞い込んだり、
    2. その割には早く帰りたかったり(わたしは仕事が絶対的に好きではないといつも周囲にはっきり表明している)、
    3. 上司に少し怒られたりスタッフを怒ったり、
    4. 販売代金の支払を悪性の便秘以上に渋る客と電話で話し合いをしたり
    といろいろあった訳ですね。
    特に3.4.辺りの後には、矢張り少し煙草に郷愁を覚えた訳です。
    郷愁を覚え吸いたくなったが、結果吸ってなけりゃいいでしょ。

    んでもって早めに帰宅し、スーパーによって冷凍モノの鰹たたきと半額になった焼き鳥と麦酒と日本酒を購入後帰宅し、それらを素早く摂取し日記の続きを書こうかなと思ったら投稿出来なくて困って七転八倒していた訳だ。

    このブログはGoogleのプラットフォーム(Blogger)を使っているのだけど、昨日のある時点から新規・追加投稿を全く受け付けなくなり、それこそ七転八倒していたのだ。
    投稿画面を旧バージョンに落とし、やっと投稿している。

    まあサラリーマンには良くある話で、
    1. 急な仕事が舞い込んだり、
    2. その割には早く帰りたかったり(わたしは仕事が絶対的に好きではないといつも周囲にはっきり表明している)、
    3. 上司に少し怒られたりスタッフを怒ったり、
    4. 販売代金の支払を悪性の便秘以上に渋る客と電話で話し合いをしたり
    といろいろあった訳ですね。
    特に3.4.辺りの後には、矢張り少し煙草に郷愁を覚えた訳です。
    郷愁を覚え吸いたくなったが、結果吸ってなけりゃいいでしょ。

    んでもって早めに帰宅し、スーパーによって冷凍モノの鰹たたきと半額になった焼き鳥と麦酒と日本酒を購入後帰宅し、それらを素早く摂取し日記の続きを書こうかなと思ったら投稿出来なくて困って七転八倒していた訳だ。

    あれ、おかしいと思いましたよね。
    ごめんごめん、この循環参照ギャグを一度やってみたかったんだな。
    あなたのPCやブラウザや脳みそは全くの正常です。

    <気分>
    普通ですねー。
    普通ってことは、いい事なんだよな。

    <体調>
    普通ですねー。
    と言いたい所だけど、下痢なんだよなあ。

    2011年8月16日火曜日

    チャンピックス日記(16) 服用14日目/禁煙7日目/外来2回目

    カイシャで仕事をしている夕方、女性社員数員がわたしの所に来て、
    「ねえ○○さん、今夜いまから飲みに行きませんか?あと△△さんとか別に何人かいるんですけどね、早く行きましょうよ」
    といやに積極的に誘ってきたんですよ。
    誘いにきた女性職員も△△さんも、社内では「美人」とか「可愛い」と言われている女性である。
    変な事もあるものだと思いつつも鼻の下を長くしてさっさと仕事を片付け、カノジョらとミナミにあるバーみたいな所で、1対n状態で呑んだのです。
    で、その中の数人がしきりに「ここを抜け出して別の所に行こう」みたいな感じで迫ってくるのだよねえ。
    なんて夢みたいな状況なんだと思ったら目が覚めた。

    今日、完全禁煙7日目だ。
    予想外にもまあよくここまで持ったものだ。
    しかし例年春先から夏くらいまでの阪神の姿を見れば解る通り、幾ら好調でもある日突然崩れてしまうものだ。
    でもまあ、今後も地道に七転八倒しながらじわじわ進もう。
    仮に失敗しても死ぬ訳ではない。

    夢についてだけど、正に夢みたいな、現実にはゼッタイにありえん夢だったねえ。
    わたしは以前20代の頃、関西でサラリーマンをしていた。
    勤めていたカイシャには何故か、当時の年齢で20代後半から30代前半の先輩おねいちゃん社員が沢山勤めていて、人事部の影響なのか偶然なのかは知らないけど美人ぞろいであった。
    今朝見た夢に出てきた女性陣は、その大阪時代の女性達であった。
    名前まで特定出来るよ。
    夢のポイントとしては、
    1. 私ではなくカノジョらが自主的積極的に誘ってきている
    2. 当時の姿顔立ちの状態で夢に出演している
    3. 極めて多数の女性が出演している
    4. 全員が全員わたしに好意、或いはそれ以上の感情を抱いている様だ
    5. 誘いたいのは合コンだけはないらしい
    であり、要するに諸星あたるだったら狂喜乱舞、正に男のパラダイスッ!(ここんとこ、小枝師匠の声で音読の事)である。

    しかし極めて惜しむらくは、合コンが始まって、数人のおねいちゃんが個別にわたしを誘ってきた時点で目が覚めてしまった事である。
    その後私たちがどーなったかは神のみぞ知る、だ。

    まあ、これは悪夢なのかどうなのかは意見が分かれるし、悪夢だったとしてもさらにこれがチャンピックスの影響なのかどうなのかは今後の研究を待つしかないが(誰もしないって)、上記 ポイントの2.が仮に「現在の容姿顔立ちの状態で夢に出演している」であったとしたら、合コンの場所はとげ抜き地蔵周辺になっていたものと思われる。

    さて、カイシャ行くかな。
    繰り返しになるけど、本日午後4時より、2回目の外来受診。
    外来では呼気中の一酸化炭素濃度を測定する予定だが、そのエビデンスをPDFにしてアップするから、お楽しみに。

    光陰矢の如く過ぎ去り、気づけばお昼。
    昨日に引き続き(芸がないのは重々承知だけどさ)吉野家で牛丼。
    本当は拉麺が食べたいのだけど距離的にやや遠く、この暑さの中歩いたら失神すること必至必定と見てやめたのだ(T_T)

    何だかこうやって書くと、わたしって面白みの無い人生だなってつくづく思うぞ。

    起床⇒食事⇒薬服用⇒通勤⇒缶コーヒー⇒出勤⇒AM仕事⇒吉牛(或いは饂飩屋或いはラーメン屋)⇒PM仕事⇒時々怒られる⇒帰宅⇒飲酒⇒薬服用⇒就寝

    というローテーションを水戸黄門の如く忠実に繰り返してるだけだ。
    で、最後は80位のトシで「うう」と呻いて死ぬだけなんだろうな。
    これも人生。
    さあ仕事だ。
    しかしこれって禁煙日記なんだけど、今日は冒頭以外に禁煙喫煙関係のテキストが全く出てこないな。
    まあいいか。

    さらに光陰矢の如く過ぎ去り、午後3時過ぎから訳のわからん事が幾つか発生したりして、気づけば夕方4時前。
    「少し遅刻するかもです」と連絡しておいてから禁煙手帳などを持ち、聖隷健康診断センターに行く。

    最初に診療体重の測定。
    身長の計測結果が自分で思っているデフォより1㎝ほど少ないことを目ざとく発見したわたしは素早く再計測を要求し、公式記録を自分標準の身長に書き換えることに成功。
    身長が低い男にありがちな、哀しくも真剣な行動である。

    体重は前回より1㎏程度増加。
    必ず朝飯を食っているので仕方ないとは思うが、何とか目止めをかけねばと思う。
    その後、看護師H置さんの問診。
    「ブログ読んでますよー」の嬉しい一言の後、いろいろな事を尋ねられ、正直に答える。
    一番答えにくかったのが「禁煙して体にいいなあって感じることがありますか」の質問。
    正直言ってまだそれを感じることが出来てないんだよね~。
    「イライラしたとき、それが解消出来なくて困ってます」とか答える 。

    さあ、一酸化炭素濃度の測定であります。
    呼気一酸化炭素濃度の検査結果
    なんのはんこも署名もないけど
    これはセンターの看護さんが
    書いてくれたもの
    信じなさい
    (C)ill-health 2011
    前回は風邪のため数日煙草を吸えなかったが、それでも13PPM。
    今回は概ね1週間の禁煙で4PPM。
    3分の1以下の数値。
    うん、嬉しい。
    嬉しくはあるけれど、測定直前までは内心「0PPM」というのを期待していたので、残念でもある。
    まあよい。
    次回を楽しみにしよう。

    次にU野先生の問診。
    相変わらずにこやかな先生。
    看護師のI尾さんも同席。
    本日は全く豪華メンバーだなあ。
    わたしが禁煙外来に行きたいとセンターに相談するため電話したところ、受けてくださった職員の方は「確認して後ほど電話します」と答えてくれた。
    わたしとしては、予約担当の事務の方から折り返し電話がかかってくるんだろうと思っていたのだけど、予想外にも看護師のI尾さんから直接電話がかかってきてビックリした覚えがあるが、今同席してもらっているのはその方である。

    お二人とも矢張りこれを読んでくれているとの事で「あまりヘンな事は書けんのぅ」と思いつつ、まあヘヴィースモーカーの禁煙という、自分では最初で最後(になる筈)のイベントなんで、事実であれば「ヘンな事」でも書くか、等と思った。

    U野先生とI尾看護師により、これも丁寧且つ可成り微に入り細に入った問診。
    お二人とやりとりするだけで、何となく禁煙に対する自信のなさや不安が解消されて行く気がするから不思議だ。
    舘ひろし(というかファイザーが)「お医者さんと禁煙しよう」ってのは確かそうだと思う。
    そのやりとりの中で心に残ったのは2つのことです。
    1. 禁煙というのは行動療法という先生のことば
    2. たくさんの医療スタッフがわたしの禁煙に関与してくれているという事
    おーし。

    薬のおかげでとにかく何とか1週間吸わずに過ごせた。
    それだったら、少なくとも次回外来受診日までも吸わずに過ごせるだろう。
    おーし。
    舘ひろしも椎名誠も山下達郎も桑田圭祐もみんなやめているじゃないか。
    今、関東方面の支店で働いているカイシャの大先輩も、あんだけヘヴィーな喫煙者だったのに、いまはやめてるじゃないか。
    しかも俺にはやたら大人数の医療スタッフが付いている。
    おーし行ける!

    と意を強くしたが、一方で禁煙に挑戦するもあっさりと敗れ去っていった男達の姿も目に浮かぶ。

    どこまでいっても強気になれない私ですが、まあ性格ですから。

    <喫煙本数>
    0。
    以降、この「<喫煙本数>」の項目は記入しないよ。
    既に意味を失った項目だからね。

    <気分>
    複雑。
    兎に角、1週間は何とかなったという気分と、この先不安だという気分が半々。
    まさにコンプレックスだ。

    <体調>
    1㎏太った事実にショックだぞお。
    朝飯はどうしても食べなきゃなので、昼を抜くか控えめにしよう。

    2011年8月15日月曜日

    チャンピックス日記(15) 服用13日目/禁煙6日目

    今朝はほんの少し寝坊して6時15分に起床。
    薬を服用し始めて暫くの間は「起き抜けの一服は我慢だぞ~!」と自分に必死に言い聞かせていたのだが、ここ数日はその「起き抜けの一服」そのものが頭に浮かんでこない事に今気付いた。
    よし、いいぞ。
    そういえば、「起き抜けの一服」に限らず、暫く前まで一日を通して頭に浮かんできていた「頑張って禁煙するぞ」とか「あーくそったれ煙草すいてえ」とかいう類いの煙草関係の思考なんだけど、やはりここ数日それらを考えたり頭に浮かんでくる時間が以前より少し減ってきたような気がする。
    うん、ほんの少しずつだけど、体だけではなく頭からも煙草が抜けてきているのかもしれないな。
    完全じゃないけどな。
    昨夜の阪神の9回における体たらくに心の底から憤慨し、その間も煙草に関する思考は飛んでいる。
    阪神の負けが込んで、怒りが頭の中に充満すれば禁煙できるのかねえ?


    わたしは実は基本、以前からあまり朝食を食べない方なので、食べたいなあと思うとき以外は積極的にはたべない。
    しかし、チャンピックスを服用する為には何か口に入れないとダメと言われているので無理矢理食べているのだが、意外にそれが一番辛かったりするんだな。
    煙草を吸いたい時にそれを我慢するよりは、食べたくない朝食を食べる方が辛い。
    いい事なんだか、悪い事なんだか。

    という事で、無理矢理飯詰め込んで、薬のんで出かけるか。
    世間はまだお盆なのだな。

    いつもの如く、スーパーの駐車場で出勤直前のコーヒー。
    ふとクルマの下を見ると煙草の吸い殻が大量にまき散らされている。
    Fuuuuuuuck OfffffFFFFFF!
    こ、こ、この罰当たりめがあああああああ!
    こーゆー事をするからバカにされ、忌み嫌われるんだよ喫煙者は、ったく。
    俺がやめる為にも、こーゆー大バカ野郎の出現を未然に防ぐ為にも、煙草はすぐに一箱10000円に値上げするべきだ。
    そう思わないか?

    と憤慨しつつコーヒーをすすっていたのだが、胸からおなかにかけてもやもや感あり。
    禁断症状なのか副作用なのかは解らんけど、煙草を吸いたい気がせんでもないな。
    頭をぶんぶん振って煙草思考を飛ばして、出社。

    事務所のPCからチャンピックスの製造販売元たるファイザー製薬の禁煙応援サイト「すぐ禁煙.JP」に行き、「禁煙」と書いた紙を掲げてにこやかに笑う館ひろしのA3版ポスターをダウンロードしてA6版で縮小印刷する。
    それを愛用の「ほぼ日手帳」の表紙に入れる。
    言うまでもなく、気合いを入れ直すためである。
    ボクの横には常に館ひろしがついている。
    禁煙に成功した舘ひろし氏のお姿
    この微笑、優しいのか怖いのか
    昼食は吉牛でミニ牛丼とざるそばのセット。
    ちょっと食べ過ぎかも知れない。
    吉牛に行くのは店内禁煙だからだ。
    ミニ牛丼もざるそばもぺろりと平らげて、外に出る。
    喫煙欲は感じない。

    チャンピックス君は我が体内できちんと仕事しているようで、店外にある灰皿の前で煙草吸ってるお姉ちゃんをみても、あんまり動揺を感じない。
    ≒ちょっとは動揺を感じているんだな(^^ゞ。
    喫煙ねえちゃんからさっさか歩み去って事務所に帰る。
    しっかり歯を磨いて午後のお仕事に突入だ。

    で、システムが動いたり落ちたり、クレーマーなヒトが来たり、予想外の処理を強要されたり、それに怒ったり、暑かったり、血が上ったりして午後は過ぎて行って18時が来て退勤。
    帰宅し(本来は本日休肝日なのにも関わらず)お酒を呑んだ。

    突発的で強い喫煙欲はないんだけど、すごおーく薄くて、心のそこにべったり貼り付くような、自分でも気付かないような喫煙欲は残っているようで、(恐らくヤクが切れる)夕方近くになると何となく吸いたくなるんだよね。
    それでも今の所それを容易に抑えられているんだが、ほら、ゼッタイに決壊しない堤防なんてあり得ないって言うじゃない。
    原発だってゼッタイ事故らないってみんな言ってたのに、案外あっさり事故っちゃったじゃない。

    今、それが不安なんだよなあ。
    今は、非常に優秀なダム修復業者が八面六臂で働いてくれてるからダムは決壊せず何とかなってるけど、その業者も夕方になると働き過ぎて疲れちゃうみたいで、流域の住民は心配してるんだ。
    ましてや、その業者との契約は3ヶ月。
    それが過ぎたら「次がありますから」ってどっか行っちゃうんだよねえ。

    ダイジョウブかなあ…

    あすは禁煙外来。

    <喫煙本数>
    吸ってないですよ〜。
    よたってへろへろになってるけど、何とか吸わずに持たせてますよ〜。
    神よ、我を救い給え。

    <気分>
    本文の通り。
    依然として、自分を信じられない。

    <体調>
    僅かに頭痛を感じますねえ。
    あ、あと今朝気付いたんだけど、朝の歯磨き時における吐き気が最近ないな。
    やっぱあれって、煙草のせいだったんだね。
    あと数日前に感じた「性欲の先鋭化」というのは今は全然なくて、あれはどうも薬とは関係ないみたいだなあ(ということは、わたしは普通にエロオヤジなのかね。別にそれでいいけどな)。

    2011年8月14日日曜日

    ホテル岡田屋(1)

    と言う事で本日はホテル岡田屋(愛知県豊田市武節町田ノ洞21-2:0565-82-2544:¥400:営業時間・入浴可能日は要確認)に行く事にした。
    自宅から約70キロという適度な距離であり、わたしがかつてメンヘルに倒れ、それと戦う為[1]に毎日のように通っていた湯谷温泉への道と重なるため気楽だ。
    ブログ書いたりなんやかやで出発は11時頃。
    出発前に現地に電話して、日帰り入浴出来る事を確認。
    「のみ可」であった。
    宿泊系の施設における日帰り入浴で結構あるのが「食事+休憩+入浴」のセットでのサービス販売。
    個人的に言えば、食べたくもない飯を喰わされ、入りたくもない休憩部屋に入らされて数千円というのは耐えられない。
    ここはそんな阿漕なことはしていなくて一安心。

    途中、以前から少し気になっていた饂飩屋によってみる。
    それは手打ちうどん二五七(二五七は「ぢごな」と読ませる:浜松市北区引佐町伊平1134:090-7175-7555:定休水曜:営業午前11時〜午後2時)という店。
    ぢごな=地粉という意味だそうで、その名前の通り自家製粉や高級粉に拘った饂飩や蕎麦を供しており、どうやら麺が終わると店も閉めちゃうんだろうな。

    本日は肉汁をつけて食べる笊饂飩を食べてみたが、哀しい事に今服用中の薬の副作用の為、味覚が少し失われていて、明確に「旨い」と断言出来ないのが残念だ。
    ただ、食感は流石に素晴らしく、一気食いしてしまった。
    もう少しゆっくり味わえば良かった。
    安くはないが、行く価値ありです。
    店は3人程でやってて、店主(貰った名刺によると「代表 山岸岩雄」さん)と思しき方は、カッコいい口ひげを蓄えた落ち着きのある人物。

    よくさあ、拘りの蕎麦とか饂飩を出す店って、客に威張り散らす店主がいる所があったりするじゃない。
    なんていうの、作務衣って言うんだっけ、あんな服着てて、客が一寸でも変な事したらさぁ、
    「そこな客人。当店は大盛りや、ましてはかけそば等という下品な商品は出しておりませぬ。どうしてもと申されるなら別の店に出向かれたら如何か」
    とか抜かしたりさぁ、蕎麦出来るまで時間がかかるから日本酒でも呑もうと思ってお銚子2本頼んだらさぁ、また作務衣着た白髪総髪のオッサンが奥から出てきてさ、
    「そこな客人。当店では酒は1本までと決まっております。それ以上呑みたいのであればカネはいらん出てけ
    みたいな奴いるじゃない、たまに。
    そういう哀れなオッサンに巡り会う度に「おいオッサン、客に威張るたあ何事だよ」と(心の中で)言って(自分のイメージの中では)カネをカウンターに叩き付けて出てきちゃうんだけど、この店はそんな事はありませんよ〜。
    謙虚に、美味しい饂飩や蕎麦を打って、一番美味しい状態でお客さんに出してくれる店だとみました。
    客に威張り散らす蕎麦屋店主の実例
    先日友人が長野県で遭遇
    決死の思いで撮影し、私に送ってきたもの
    貴重な記録写真であるが、その友人は
    それ以来姿を消している…
    秘密組織に消されたか!?

    更に走り続け、13時頃現地に到着。
    ホテルのフロントに行って500円払い、100円おつりを返してもらって階下にある大浴場に向かう。
    服を脱いで脱衣篭にしまい、引き戸を開けて浴室に入る。
    誰もいない。
    また貸切だ。
    広い洗い場の一番奥に木の浴槽。
    洗い場は広く清潔感があり、シャワー付きカランが5ヶ所、シャワーなしカランも5ヶ所。
    シャワーで掛かり湯をして早速浴槽へ。

    お湯はヨードチンキを薄くして、その上でやや黄色を濃くしたような色をしていて、さらっとした感覚。
    恐らく加熱循環している。
    木製の浴槽は良く使い込まれていて、いかにもいい感じの雰囲気を漂わせている。
    ベスト入浴人数は4人かな。

    うーん、文章ではその物理的形状を説明しづらいんで、主義を曲げて写真を乗っけますが、浴槽の端っこには階段状になった吐湯口があり、その下にオーバーフローしたお湯が流れて行く口がある。
    ホテル岡田屋の浴槽湯口の写真
    中央右に写っている細長い黒い隙間が
    お湯が流れ出る口
    (C)ill-health 2011

    そのお湯が流れて行く口の方なんだけど、なんていうのかお湯が下の方に流れ落ちる仕組みになってて、その流れ落ちる音がまるで「水琴窟」のようで、いつまで聴いていても飽きないんだな。
    風流を狙ってこのような構造にしたのか、はたまた偶然そうなったのかは知らないけど、とにかくこういうのは今まで見た事ない。
    結構な時間、じっと聞き入ってました。

    不思議な音と温かい温泉を、独りきりで、そして物凄く安い料金で充分堪能した私は、非常に満足して家路についたのであった。

    [1]
    当時メンヘルに打ち勝つためにやっていた事として、温泉以外では「プラモデルの作成」「昼間からの飲酒」「友人宅に乗り込んでの遊び」「映画鑑賞」「一寸した一人旅」「直接ハイパーテキストを用いてのウェブサイトの作成」「ギター」などがある。
    図らずもこれらから透けて見えるのは「メンヘルにかこつけて都合よく遊ぶ中年の姿」であるが、実際これで立ち直っちゃったんだから人間不思議なもんである。

    温泉に行かない日 (30) お盆に行ける温泉はどこだ?!

    何だかお盆である。
    わたしは元々が九州方面の出であり、従って親類縁者の殆どは九州方面に住んでおり、且つそれらの親類縁者をわたしは殆ど知らないため、生まれてこのかたお盆関係の活動をあまりしてこなかった。
    かてて加えて、勤め先が一種のサービス業であるためお盆でも普通に仕事をしている。
    要するに私の人生で今の所お盆は重要なファクターではない。

    しかし一般的な日本人にとってはそうでもないらしく毎年この時期は日本中大騒ぎだ。
    どこの場所もどこの道も全てが混み合う。
    お盆に浮かれた大量のヒトたちが街に海に山に川に海外に島にデパートに飲み屋に温泉に、つまり考えうる全ての場所に出張り、遊弋している。
    うっとおしい。

    わたしの場合、「今日はお盆だ」という理由ではなく「今日は日曜日だ」という理由で温泉に行きたいわけさ。
    だけれどもお盆と日曜日が重なっているため、(繰り返しになり大変恐縮ではあるけれど) お盆に浮かれた大量のヒトたちが街に海に山に川に海外に島にデパートに飲み屋に温泉に、つまり考えうる全ての場所に出張り、遊弋している。
    そんな状況の中、やっぱりどうしても温泉に行きたい場合はどこが良いのか考えてみる。
    温泉に行かない日(8) 行く温泉の選択基準に従い暫く考えてみるが、全ての条件が悪すぎて行きたい温泉を見いだせない。
    この状況は大変不幸な状況だ。

    うーん、まてよ。
    少ないノーミソだけれども、もう少し考えてみよう。
    そうだなー。
    どうだろうか、多分日帰り施設よりは「旅館系のみ可」(本業は「旅館」等の宿泊「系」施設だけど、少しお金を払えば入浴「のみ」でも「可」能なところの事)の方が意外に行けるかもしれないな。

    説明しよう。
    お盆って言うのは一般的にいつからいつまでを指すのかもわたしは知らないけど、少なくとも今日は日曜日であり、それはつまり明日は月曜日である事を示しており、月曜日は多くのヒトにとっては仕事日の筈だ。
    つまり、昨日以前から宿泊している客どもの多くは、本日午前中までにはCOする筈だ。
    その頃を狙って行けば、意外に空いてるだろうということだ。
    なんて素晴らしいロジカルな思考だろう。
    論旨に一点の曇りさえ捜す事は出来ない。
    素晴らしいに決まっている。
    この考えに何の問題もない。
    あんたもそう思うだろ。

    よし決めた。
    以前行こうと思っていた愛知県の夏焼温泉に行ってみよう。
    がら空きで100%貸切状態の浴槽が俺を迎えてくれるだろう。

    チャンピックス日記(14) 服用12日目/禁煙5日目

    起床は6時。
    日曜日なんでゆっくり寝ればいいとは思うのだけど目覚めてしまうから仕方がないじゃないか。 昨日の投稿を少し補足修正してから、これを書き始めている。
    煙草を吸いたいとは全く感じない事に気付いて内心にやりとしている。

    ところでこのチャンピックス日記のシリーズだけど、大抵どの投稿も1日分を何回にも分けて書いている。
    どんな感じかというと、最近朝早く目覚める事が非常に多いので、起床後(正に今がそうだけど)まず少し書いて、書いた分だけ投稿してしまう。
    -------------------
    この回を例にとると、上の-------------------までの状態で投稿してしまう訳だ。
    だから、朝のこの段階でこのブログを読んでも全く意味が分からないですよ〜。
    書きかけだから。
    それから通勤し、7時30分過ぎに事務所に着くのだけど、自宅を出てから事務所に着くまでに思いついた事や朝書き忘れた事をまた書いて投稿。
    同様に昼休みに投稿。
    で、帰宅して寝る前に投稿。
    という具合に3〜5回に分けて、だんだん完成して行く。
    何故かというと、一にも二にも「わたしは物覚えが極めて悪い」からだ。
    通常一般のヒトのように、一日分まとめて夜書き込むという事はわたしに言わせればマジック以外のナニモノでもない。
    従って勤務中も常時PCにテキストエディタを起動してあり、禁煙に関する事を思い浮かべたらすぐに打ち込むようにしている。
    そして昼休みとか退社前にエディタからブログの投稿画面に貼付けて投稿する訳だ。
    だからチャンピックス日記については夜読んでくださいませ。

    さて、既に7時も過ぎた。
    食欲はあまり沸かないが朝食を摂って薬のんで、今日何するか(つまりどこの温泉に行こうか)ゆっくり考えよう。

    で、朝飯としてインディアンスパゲティ(45歳以上のオッサンオバハン、どうだ懐かしいだろ。それ以下のケツの青いガキども、こんな旨いもん喰った事ないなんて哀れだな、おい)等と言う朝食としては大変過激なものを食しチャンピックスのんで出発。
    本日の行き先は愛知県にある夏焼温泉に大決定。
    その事は別コラムにて。
    こちらは悪魔で禁煙日記なのでそっち方面を追究する。

    やはりお盆らしく道は渋滞しており、満ちあふれている車の99%は普段車に乗り馴れていないヘタクソなドライバーのもの。
    嫌が上にもイライラ感は募ってくる。
    こんな状況の時、4日前であれば鞄からさっと煙草を取り出し、かちりと火をつけ深く吸い込み、落ち着きを取り戻す事が出来たのだが幸か不幸か今はそれは出来ない。
    従って、鞄からさっとミンティアを取り出し、ささっとパッケージを振って一粒取り出し、口に含んで落ち着きを取り戻す…
    事が出来ないんだよね〜、正直ミンティアじゃあ。

    まあ、この期に及んで煙草を一部援護しますけど、煙草が持つイライラに対する鎮静効果というのは凄いと思う。
    ニコチンの効果なのかタールの影響なのか、はたまた「煙草を吸っている」という状況が心に落ち着きを取り戻させるのか、理由はよくわからんけど、兎に角少し吸うだけで落ち着きを取り戻せた。

    つまり今後上手く禁煙出来ればそのような事は当然出来ない訳なんで、他の方法を考えなきゃだな。

    車中の私はイライラを紛らわすためエアコンの設定温度を18°にし、ポルノグラフィティや小田和正の楽曲を大音量で流し、決して旨いとは言えないミンティアを次から次に口に放り込み何とか凌いだ。
    冷静に気分を振り返ってみると、これらの行動は煙草から逃げるためが20%で残りが純粋にイライラを紛らわすため、という感じだと思う。

    幸いな事にへたくそで溢れ返っている渋滞エリアはそう長くは続かず、ほどなく流れ始めて、2時間弱で目的地に到着。
    ひとっ風呂浴び、帰宅して今。
    今の所、何とか禁煙をキープ出来てます。

    今、20時30分。
    帰宅して温泉の方のブログを書き、一寸昼寝(というか夕寝か)して起き出して焼き魚を肴にお酒(缶チューハイ・麦酒・カップ酒 各1)を呑み、少しお腹は空いてるけど「禁煙すると太る」という噂に怯えている為それ以外は何も食べず、チャンピックスを服用しての今。

    チャンピックスのスタート用錠剤パッケージは上手く出来ていて、服用しはじめて何日目か、或いは完全禁煙初めて何日目か、一目で分かるようになっている。
    それによるとさっき服用した時点でまる5日間完全禁煙した事になる。
    私は高校生の頃から煙草を吸い始めて(最初の煙草はオヤジからくすねたチェリーだった。シビアだった)、ある1回を除いて自ら禁煙をした事はない。
    流石に強烈なインフルエンザに襲われたとか、成人してからおたふくに罹患しちゃった(*)時は吸わなかったけど、それは吸わなかったというよりは吸えなかっただけ。

    ある1回というのは大学時代の出来事。
    私は某大学の軽音楽サークルに所属していて、わたしも含めて多くの部員が喫煙者。
    私はいくつかのバンドで主にはドラムを担当していたが、当時流行っていた「チープトリック」というバンドのドラマーがチェーンスモーキングしながらドラムを叩いていたのがカッコ良く思えて、その真似をして煙草吸いながらドラムを叩いていたくらいの喫煙者。
    そのサークルの部会が、えーっと確か毎週水曜日に開かれていて、それが終わってから、先輩のひとり(確かB'さんというあだ名の先輩だったような気がする。ちなみに私の当時の渾名はA')が、
    「おいお前ら、一週間煙草やめた後に煙草吸ったら、ゼッタイ旨いぞ。やってみるか!」
    と提案してきたため、単細胞な俺たちは確かにそうだと思い、ホントに一週間やめたんだな。
    チャンピックスも、ニコチンパッチもなしでね。
    結構苦しんだけど、やめられた。

    で、一週間後。
    「きっちり一週間後じゃないと意味がない」という意見を尊重し、部会が終了するのを待ち、我々は一斉に煙草に火をつけた訳だな。

    まあ、それの旨かった事旨かったこと(淀川サン風ですね)。
    わたしなぞ、その余りの旨さに感涙を流し、その感激を皆に示す為「決死の4本吸い」(火をつけた4本の煙草を同時に吸う危険な行為)という荒技さえ繰り出したのであった。

    その時してたのは「煙草を旨く吸う為に禁煙する」という行為だったんだけど、今わたしが必死にしているのは「煙草をやめる為に煙草をやめてる」という事。

    煙草を旨く吸う為に煙草を一週間やめられて、煙草をやめる為に煙草を我慢する事には七転八倒するんだね。
    おもろいなあ、人間って。
    でも、5日間は禁煙出来たぜ。
    でもそれは多分、多くの部分がチャンピックスのおかげで、自分では何もしてないような気がする。
    でも、何でもいいんだ。
    やめられればな。

    <喫煙本数>
    この5日間、全然吸ってないよ。
    「嘘だろ。お前ホントはどっかで隠れて吸ってるんだろ。吸っててもブログに『吸ってない』って書けば吸ってない事になるもんな」
    等と言う天の邪鬼野郎がいるかもしれない。
    吸ってない一つの証拠として「呼気一酸化炭素濃度検査」の結果を提示するという方法がある。
    喫煙者以外に、呼気に一酸化炭素が含まれる事はないとの事。
    前回禁煙外来受診時に計測した所によると「13PPM」だったが、次回外来受診時にその数値がどう変化しているかが一つの注目点になるだろう。
    8月16日のブログに報告書を貼り付けるよ。

    <体調>
    変わらず。
    旨い飯を喰い、旨い酒を呑み、快便するという平民にとってのささやかな喜びはいつ戻ってくるのだろうか?

    <気分>
    本文に書いた通り、今のとこ禁煙出来てるのは、自分の努力ではなくチャンピックスという薬が効いているだけだと思っているので、不安な気持を全然払拭出来ない。
    えーっと具体的に言うと、この治療(投薬)の1クールは3ヶ月なんだけど、その期間が終わり、チャンピックスの処方がなくなったら忽ち元の木阿弥、ってなるんじゃないかという強い不安が心にまとわりついている。

    (*)
    その病にかかる事により、人間として(というか、男性として)重要なある機能が失われると言われているが、幸いな事にそのような状況に陥る事になる事もなく、わたしは今を生きているぜ。

    2011年8月13日土曜日

    チャンピックス日記(13) 服用11日目/禁煙4日目

    例によって朝5時20分くらいに目覚める。
    昨夜はまるでスラプスティックコメディのようなすったもんだの様相だったけど、そのせいで心身ともに疲れ果て、寧ろスッキリ眠れたみたいだ。
    まあ兎に角、今まで最大の危機だったのは間違いない。
    部屋にある筈もない煙草を探しまわるなんてまるで末期のアル中患者の様だが、こーゆー場合に備えて家中煙草関係物を完全に放逐するのは有効だと思い知りました。
    しかし例のフェラーリ優勝マルボロには手を伸ばしてないんだよなー。
    ヘンな所に律儀だな、わたしって。

    起床したが、昨夜の騒ぎが嘘のように、あんまり煙草が吸いたくない。
    ただし今日は「いっちゃんしんどいと予想される日」である。
    事実、今朝も起きてから、ちらっちらっと吸いたい気持ちが露頭する瞬間がある。
    それは時間にして1秒もしないうちに消えて行くけど、煙草への気持はまだ完全には消えていないわけですよね。
    でもまあ、昨夜何とか凌ぎ切ったというのが変な自信になっていて、根拠なく「何とかなるわい」と思い込んでいるフシがある。
    別にいいでしょ、思い込むだけで一寸でも楽に山を越せるんだったらナンボでも思い込んだるわい、くらいの勢いである。
    野蛮な中年だと思う。

    さて飯喰ってチャンピックス服用して、土曜日だけどお仕事。
    どうあがいても仕事場では吸えないからむしろ安心ですね 。

    会社着。
    服用開始後の副作用的症状として、自分では最も大きいと思ってるのは味覚異常なんだけど、もう一つあって、それは下痢。
    何でか知らないけど毎朝の様に下痢症状に悩まされており、家を出る寸前にひと下痢、事務所に着いた直後にひと下痢、10時30分頃にダメ押しのひと下痢といった具合だ。
    ただこれは、酒の飲み過ぎや最近時々朝食べてるアイスクリームなどの要因も捨てきれない。
    まあ、脱水症状を引き起こすようなハードな下痢ではないので余り心配はしていない。

    そういえば、以前大阪で働いていた頃、毎日の様に下痢をしている男が同僚にいて、そいつの渾名は当然の様に「ゲーリー」だったのだが、今思えばそいつの事を小馬鹿にしていたことを後悔してるぜ。
    下痢というのは、辛く虚しく哀しい。
    その割に、小馬鹿にされやすい症状だ。
    損である。

    すまんかった、ゲーリー改めS藤君。
    毎日しんどかったんだね、ゲーリー改めS藤君。
    ゲーリー改めS藤君、キミは今も元気に下痢しているのかい?

    午後12時30分にお仕事終了。
    煉獄の暑さの中を駐車場まで歩き、車に辿り着く。
    そのまま乗り込んだとしたら干上がって死んじゃう事必定と思われたため、5枚のドアを暫く全て開け放ち、車内温を少なくとも外気温と同じにする。
    ちなみに外気温は38°、勘弁してくれ。

    さーて、午後はどうすれば煙草と離れた生活が出来るだろうか。
    いろいろ考え、少しドライブして、夜は外で一寸呑む事にした。
    で、少し遅くなったが23時過ぎに帰宅。

    各種禁煙関係情報にも書いてあるし、チャンピックスに付いてきた「禁煙手帳」にも書いてあるし、主治医のU野先生や担当看護師のO沢さんにも言われている事だが、酒を飲むと煙草が欲しくなるため宴会は凶ということらしい。
    しかし私は休肝日を除き毎日家で晩酌する男。
    お酒は日常であり「さーて今日は2ヶ月ぶりに呑むかな」等という軟弱な男とは性質が異なる。
    つまり何が言いたいかというと、完全禁煙後も略毎日酒を呑んでるが、それにより「煙草が吸いたい」と思った事は皆無である、という事。
    あんだけ「禁煙チャレンジャーにとって酒は凶」との各種情報が満ちあふれているという事は、それが一般的なのだろうかね。
    わたしは本当に全然平気だ。
    完全禁煙直後の宴会(喫煙可の会場で分煙もされていない会場)の時は流石に喫煙者から逃げ回ったが、実は内心少し「意外にヘーキじゃねえか」と感じていたし、さっきの外呑みの時もオヤジが隣で吸ってたが(家族で居酒屋に来て、子供の目の前でガンガン煙草吸うというライフスタイルは頂けないな)、全然平気だったしなあ。
    その点においてはどうも特殊体質であるらしい。
    或いは、今まで外呑みの時は結構喫煙していたが、あれは煙草が欲しかった訳じゃなくて単に「呑み会の時は煙草をガンガン吸うもの」という悪しき常識がインプリンティングされていただけなのかもしれない。

    遅くなったがチャンピックス服用して今から就寝。

    <喫煙本数>
    書くまでもなかろうて。
    よれよれしながらも何とか3日は持ったな、うん。

    <気分>
    本文中にも書いたが、
    「今朝も起きてから、ちらっちらっと吸いたい気持ちが露頭する瞬間がある。それは時間にして1秒もしないうちに消えて行くけど、煙草への気持はまだ完全には消えていない」
    と思われる。
    決して「爽やか」「希望に満ちた」系の気分ではないけど、でも、昨夜に比べりゃあ上々ですな。

    <体調>
    依然として、
    • 腹部膨満感
    • 味覚異常
    • 下痢(水様便から軟便)
    等は継続中。
    服用開始後より快便状態から見放されている。
    適度な状態の便をスカッと排出出来たら「爽やか」で「希望に満ちた」感じになれるだろうなあ。

    2011年8月12日金曜日

    チャンピックス日記(12) 服用10日目/禁煙3日目

    少し離れたコンビニでこっそり「わかば」を購入し、一口吸ってしまった。
    自分の考えで吸ったくせに一口吸ったあと「わー、ダメじゃん吸ったらー!」等と大声で叫んでしまったところで目が覚めた。
    ストレートな喫煙夢だなー。
    しかも「わかば」ってのがいじらしいな。
    どうせだったら、一番好きなマルボロにすればいいのに。

    とか思ってたら地震発生。
    これは現実です。
    小さく、直ぐに収まったため再度眠り、起きたのが6時過ぎ。
    今朝はご飯がないため、そうめんを食べ、薬を服用。
    昨日みたいに吐かなければよいけどなあ。
    では、出社します。

    明確な吐き気は無いんだけど、おなかの辺りがむかむかするのが通勤中気になった。
    以前から感じ続けている腹部膨満感の延長のような感じもする。

    夢では煙草を吸ったけど、現の世界では、薬服用開始後(特に2㍉になってから)一部の時間を除いて煙草を吸いたい気分には余り陥らない。
    吸いたいと思うときであっても、夢で見たように「こそこそ隠れるようにしてまで吸おう」とは思わない。
    ただ、離脱症状(のような気がする症状)の方は、少し辛い。
    今日も頑張って耐えよう。

    で、なんだかんだいろいろあったり無かったりして午前中のお仕事は終わり、昼食。
    近くのラーメン屋で拉麺を食す。
    ラーメン屋に行く途中に煙草を売ってるお店があり、その前には大抵工事現場系の人々が大挙して煙草を吸ってる。
    チャンピックスはえらいなあと思ったのだが、今日はそれを見たり、流れてきた副流煙のにおいをかいだりしても、煙草を吸おうとは思わなかった。
    助かります。

    ただし。

    味覚異常は依然として続いております。
    通常の味覚を100%とすると、感覚的ではあるけれど20~30%程度の味覚しかない。
    ラーメン食べても、味が殆どしない。
    味の無いラーメンって言うのは、まさに本当に味気ない。
    2ヶ月後、きちんと煙草をやめられて、薬の服用が終わったら味覚は戻るのだろうか?
    不安だなあ。
    やはり拉麺は旨いと感じたいからなあ。
    今度の外来時に先生に訊いてみなくちゃ。

    ということで、午後の仕事開始であります。
    明日土曜日は出勤予定なので、今日は早めに帰ることにしている。
    う~んと呑むんだ、今日は。

    ばたばたしながら午後の時間は過ぎ去り、途中激しい睡魔に襲われながらも何とか仕事をこなし、現在夕刻。
    少し危険なことに、17時前位からごく薄くではあるけれども「煙草吸いたいフィール」がじわじわと心に広がり始めているんですけど。
    私の心は弱く、悪魔に付けいられる隙は非常に広大である事を強く自覚しているので、その「魔のフィール」が強くなる前に何とかせねばならん。
    ならんのだが、イマイチその方法が思いつかん。
    仕方ないな、ガッツを出して耐えるしかないようだ。
    それか、もうぐでんぐでんに酔っ払っちまって意識をなくして早めに寝ちまうか。

    思うんですけど、やはり夜の2錠目を服用する少し前がいつも辛いような気がする。
    ということはですね、朝夕じゃなくって、0.6㍉ずつ朝昼晩の服用にした方が良いような気がするのだけれども、素人の意見ですんで、読み飛ばして結構ですよー。

    ということで、家路につくのであった。

    19時過ぎに帰宅。
    あーーーーー、極めてヤバい。
    吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい。
    吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい吸いたい。
    なんでー?!
    なんでー?!

    今まで我慢出来てきたやん。
    てか、我慢するってこともせーへんかったのに、普通に耐えられたやん。
    解らんわ。
    変化が急すぎて、なんでこうなるんやろ。

    自分では、二日も禁煙出来たのは奇跡と思ってて、でもやはり30年も連れ添った悪妻はなかなか別れてくれないようだな。

    あかん。
    煙草捜してる。
    棄てたからないです。
    ないけど、捜すのは何でだ?!
    凄く吸いたい。
    なんで????
    急すぎて、自分の精神が信じられない。

    うーんうーん、仕方ない。
    もっと酒呑みます。

    今、ふと冷静になったが、酒の味もなかったぞ。
    ひじょーに苦しい。

    おれがんばれ!

    がんばるけど、だれか、すこしでいいから

    冷静になろう。
    えーっと、筆舌に尽くし難い状態では、まだない。
    何とかなるだろ。
    もっときつい修羅場はあっただろ。
    よし、何とかなる。
    と思うぞ。

    でもねー、たばこって、疲れたときうめーんだ。
    そういう肯定的な記憶しか蘇らない。
    くそ。
    なんとかしなければ。
    さっき薬のんだんだけどなあ。

    煙草吸ったら、落ち着けるのに。

    オレは、騙されてる。
    我慢出来る筈だ。
    ゼッタイに越えてやる。
    汚いぞ、ニコチン。
    急な攻撃は控えてくれ。

    ゼッタイ、越えてやる
    しんどいわ、でも、なんとかしてやる。
    くそったれめ。

    (この間、約20分くらい)

    これ以上ない程 、眉間にしわ寄せながら頑張った。
    耐えました。
    8月13日が一番きついと言われてたけど、それを目前にしてこれかあ。

    疲れた。
    寝ます。
    吸ってません。

    2011年8月11日木曜日

    チャンピックス日記(11) 服用9日目/禁煙2日目

    昨夜の飲み会では、私の席の近くで高齢女性が煙草を旨そうに吸い始めたため、慌てて席を変更する等、兎に角煙草から逃げ回っていた。
    「敢えて煙草のある環境に身を置いてみる」などと粋がることはやめて、暫くは素直に逃げ回った方が吉と思う。
    今朝は6時一寸過ぎに起床。
    薬が増えているので悪夢も見るかなと思っていたのだが、そうでもないな。
    夢そのものがを見ない。
    この間の「汽車の部品の夢」はたまたまだったんだろうか。
    煙草は別に吸いたくない。
    朝食を摂り、朝の1錠を服用する。
     昨日はかなり酷い離脱症状だった(と自分では思う)のだが、今日はどうなんだろうかととても不安だ。
    いらいらが高じたためか、ヒトを殴りたい等という暴力的な衝動も発現したが、今日はなんとか収まってほしい。


    完全禁煙開始後、まる1日以上たった。
    一般には、ニコチン離脱症状が消失するのは、一つの目安として3日程度らしい。
    今の所、だいたい1.5日は経過している。
    自分では一つのめどとして「土曜日の朝まで逃げ切れ!」と思っている。
    なんとか頑張ってみよう。

    …と「頑張ってみよう」と書いた直後に急に吐き気を催し、さっき食べたばかりの朝食をすべて戻す。
    薬とは関係ない現象だと思う。
    吐きながらも、服用したチャンピックスまで戻してないかどうか必死に視認している自分に少し笑える。
    こういう状況でもし薬まで戻してしまったら、もう1錠服用していいのかな?
    薬なしじゃ、とても禁煙を続けられないと思うんだけど。
    念の為、カイシャに薬を持って行こうと思う。



    で、出社したが、今朝吐いたときに薬も一緒に戻してしまっているような気がしてならず凄く不安になったため、9時を待って外来受診をした際に立ち会って頂いた看護師さんに電話をしてみたが残念ながらお休み(そうか、今はお盆休み期間だもんねぇ)との事。
    誰か代わりの方に連絡を頂きたい旨お願いして暫くすると、すごい。
    ちゃんと電話が掛かってきた。
    電話を掛けて頂いたのは、休まれている看護師さんの上司に当たる方で、担当医師(時々出てくるU野先生)ともご相談して頂いた上でとの事。
    朝ちょっと吐いただけなのだが、何だか騒ぎになってるぞ。
    しかし患者(っていうんですかね)としては不安なので、この対応は有り難い事だ。
    で、まず「煙草は吸ってないですよね?」と確認される。
    この時ばかりは(電話なので相手に見えるわけないのに)胸を張って、
    「昨日から1本も吸ってません!!」
    と答える( ̄^ ̄)。
    そのあと、
    「今日は煙草は何とか我慢して、追加の薬は服用しないで頑張って下さい」
    との指示を頂いた。
    今のところは全然吸いたくないので、何とかなると思う。
    また、
    「次回外来は816日ですから、きちんと来て下さいね」
    との言葉も頂き、その時までは何とか吸わずに頑張ろうと思う。

    で、ふと気づいたのだが、今日は昨日の様ないらいらや暴力的衝動は今の所感じられない。
    普通のヒトよりはちょっと早いが、昨日がピークだったんであれば、と願う。
    今日一日、このまま何とか持って欲しい。
    「ミンティア コールドスマッシュ」というやや刺激の強いタブレットを時々口に放り込みながらそう思うのであった。

    昼飯は近所の吉野家。
    店内禁煙なので選んだ。
    つゆだくの並盛りを食べ、店外においてある灰皿を横目にさっさと事務所に逃げ帰る。
    で、今これを書いているのだが、以前までは飯あとに非常に強い喫煙欲があったのだが、ここ数日は不思議なことに全く感じない。
    薬が効いているのだなあと実感する。
    しかしまだ油断はならないぞ。

    午後、普通に仕事。
    「虫酸が走るくらい嫌いな」或る人物と長時間面談。
    イライラする。

    でもねー、前までだと、正にこういう状況の時、ホントに煙草が吸いたくなるんだよ。
    今回の場合は違って、煙草を吸いたい気分は消えていて、兎に角そいつを殴りたい。
    殴りたいけど、俺も一応大人だから、それはしない。

    夜8時過ぎに帰宅。
    何だか抑鬱的精神状態のため、カイシャ近くの公園みたいな所で携帯ゲームをして、心が落ち着くの待ってた。

    うーん、数式で書くとね、
    煙草が吸いたい<離脱症状
    という感じかな。

    苦しい。

    本日のまとめ。
    <喫煙本数>
    書くまでもないだろ。
    煙草そのものからおさらばするのは、意外にもそんなに苦しくない。
    なんて表現すればいいんだろう。
    少なくとも今はね、
    「吸っても吸わなくても。どっちでもいいかな」
    程度。
    うーーーーーん。
    でも今、煙草を積極的に勧められたら、問題なく吸うだろうな。
    端境期です。
    有り難いのは、禁煙を助けてくれるヒトがいる事です。
    有り難い事です。

    <体調>
    普通かな。
    概ねそうだけど、違う部分もある。
    恐れず全部書く。
    • 下痢
    • 吐き気
    • 体が重い
    • 性欲が先鋭化
    あと、おしっこが濃いね。

    <気分>
    表現が、難しいなあ。
    煙草を吸いたい気分は薄くなってるのは確実です。
    でも、煙草が懐かしく思い出されるのさ。
    誤解を恐れず云えば、煙草なしではあり得なかった事もあるんだ。
    若い頃、音楽してたとき、煙草なしじゃあ、仕上がらなかった。
    煙草を吸いつつ、ギターを弾きつつ、電話帳をスティックで叩きつつ、楽曲は出来て行ったんだよな。
    僕は煙草をやめる決心だけど、煙草は全否定しない。
    必要だった時間があったんだよね。
    煙草は100%悪者かもしれないけど、 でも、それも文化でしょ。
    文化としての煙草は、否定する気になれません。
    だけど、医学上の煙草は、これは否定しないとならない。
    非喫煙者の芥川龍之介が、執筆の雰囲気を盛り上げるため、原稿書きの現場に同席(して、催促)している編集者に煙草を吸わせて朦々たる煙を吐き出させていたというのは有名な話。
    でも、オレは、少なくとも今は吸わないよ。