2016年12月10日土曜日

瀬戸谷温泉 ゆらく(1)

ここの温泉は過去2回ほど来たことがあって、その時の記憶も比較的残っているんだけど、何故か温泉そのものの記憶が薄い感じ。
最初に行った時の記憶は理由はわからんけど内湯の湯口の記憶で、2回めに行った時の記憶は外に停めてあったコロッケの絵が書かれたバス。
うーむよくわからん。
お湯の記憶で薄く残っているのは「何だか普通な感じだなあ」というイメージだけ。
と、このようにあまり記憶に残っていないため、実際はどんなものなのか確かめに行ってきました。
サブジェクトの通り、温泉施設名は瀬戸谷温泉 ゆらく(静岡県藤枝市本郷5437:054-639-1126:¥510/3h:9:00〜21:00:定休月曜)。
瀬戸谷の部分はおそらく「せとのや」と読むと思います。

行ってみると過去の記憶の通りコロッケの描かれた黄色いバスが停まっていて、そう云えば思い出した。
前来たときにはそのバスのことを「コロッケの移動販売バス」と思い込み、一つ食ってやろうと思って乗り込んだら単なる普通のバスだったです。
コロッケはきっとあの辺の名物なんでしょうが、みしまコロッケに負けぬようぜひ頑張っていただきたいと思います。
玄関にある靴箱に靴を仕舞い、受付に行って510円支払い下駄箱の鍵を渡すとロッカーの鍵を代わりにくれます。
それ持って脱衣所に行って服を脱ぎ浴室に入りますが、内湯は結構でかくて多少混んでても問題なさそう。
浴槽窓際にある湯口も記憶の通りの形状でした。
かかり湯をして、しかしその内湯は無視して最初に露天風呂に入ってみました。
内湯ほどではないですが外湯もまあそこそこのデカさであり、しかも入っているのは爺さん3人組のみ。
爺さん3人組は、最近受けた心臓カテーテルの解説、天皇陛下も人なんだから希望通り「退職」させてあげて晩生は好きなようにさせるべきだ、前から薄々は感じていたがここ数ヶ月ではっきりわかったのはやはり韓国人はちょっとおかしすぎるのではないか、最近肉が食えなくなった、などの話題についてしきりに語ってましたけど。

その話を聞きながら暫く入ってたんですが、ん!
この温泉、結構泡付き激しい。
しかも、ぬるつべ系のワシが好きな泉質じゃないですか。
あれえ、おかしいなあ。
こんだけ特徴があれば大体は覚えてるはずなんだがなあ。

いや、でもホントに泡付きが良くてですね、肌をなでて泡を取っても取っても後からじゃんじゃん泡がつく。
うーん、なんだ、いい温泉じゃねえか。
こりゃあいいわと思って、激しく繰り返される天皇や心カテや韓国のお話を傾聴しながらさらに暫く温泉に浸かってました。
内湯には人工炭酸泉浴槽もあって、そこが一番人口密度が高かったんですが、こんだけいい泡付きの温泉があるのならそっちに入ればいいのにと思いつつ体を洗って、次は内湯に。
こっちもすごい泡付きとぬるつべ感を味わえるのかなと期待して入ったんですが、どうも源泉が異なるようで、全く特徴のない泉質でした。
もしかして内湯は水道局源泉かもしれないなあと思い、帰宅後に公式ウェブサイトでその辺を確認してみましたが、「浴槽別温泉表示」の項目には、
浴槽名:内風呂・露天風呂(温泉使用)
循環濾過装置:あり(加温する為と衛生管理の為)
加水:温泉1対井戸水1程度(温泉の供給量不足を補う為)
加温:40度程度に加温(入浴に適した温度を保つ為)
と書かれており、内湯にも外湯にも同一源泉のものを使っているようです。
なのに何故あれ程の泉質の違いが現れるのかが不思議ですが、もしかして内と外では加水の割合や循環濾過の程度に差があるのかもしれません。

ですのでまあ、広々とした浴槽でさっぱりとゆっくりとお風呂を味わいたいの言うのなら内湯を、ちょっと狭くてもいいけど(とは言っても充分デカイですが)温泉感が味わえるお湯を楽しみたいのであれば露天風呂と言う感じでどうでしょうか。

私は当然後者ですので、最後は露天風呂に入り直してから帰りました。

2016年9月25日日曜日

温泉に行かない日(332) 何故髭が白くなる?

51歳ですけど、その通りのオッサンになったなあと思う。
いいオッサンになりたいんだけど、髭が白いというのがその条件かどうかがよくわからん。

いろんなものがなくなっていくな。
体力も落ちてきたし、目も見えなくなってきた。
ハゲてきたぞ、だいぶな。
もともと記憶力は弱いので、最近記銘力がなくなってきたかどうかはわからんが、多分落ちてるんだろう。
こっから先は何でもありだから無視して貰えばいいけど、いろんなことがなくなってきた。

性欲もなくなってきた。
性欲だけでなく、いろんな欲がなくなっていくんだ。
昇進欲ないし、褒められたいとか貶されたくないとかそういうのなくなってきた。
俺、基本は引きこもりのほうが好き、言い方変えればヒトに会うのが嫌いなんだけど、今までは一応社会人なんで無理やりヒトと付き合ってきたけど、引退したら没交渉な人生を送りたい位なんですけどね、そう自分で思っている以上に俺から人が離れていくんだな。

そんな中、唯一増えているのが白髪。
頭部は勿論のこと、胸毛、詳しくは言えない部分の毛など次第次第に白髪率が増えてきているんだな。
その中にあって、ダントツに猛烈な勢いで白割合が増えているのが、髭。
俺、髭が濃くて毎日剃らないとダメなんだけど、週末とかは面倒くさいので剃らない。
長い休みのときも当然剃らないんだけど、そうするとなんですかね、えっとあの人みたいないな感じになるの。
使用許諾取れないので、イリーガル覚悟で掲載しますが、髭伸ばし続けたら多分このヒトみたくなるんじゃねえかくらいの白髪含有率の高さなんですわ。

あるいは、
みたいな。

しかし、何故髭の白髪割合が圧倒的に高いのだろう?
全くわからん。
脛毛、腕毛は全く黒いんですわこれが。
他の部位に生息している毛は一部白くなっていて、髭はそうだなあ、白と黒の対比的には3:1位。
全く不可思議じゃ。

でもこれって考えてみると面白いので、もし勤め人ではなかったら真っ白な髭を生やして吉原商店街とか彷徨きたいんだけどね。

まあ、どうでも良い内容ですまないね。
うーん、写真ではあまり伝わらないねえ
もっと白いんですがね
清原っぽいとも言えるなこの白さ
© ill-health(ruephas) 2016

2016年9月22日木曜日

termeいづみ園(1)

えっと、今日は何の日じゃったか?
そうか秋分の日で、だから休みじゃ。
洗濯もしたかったし。
早朝から起き出して窓を開けると雨。
先週くらいから雨っぽい日が続いて今日も雨で、でも昨日時点の予報では午前中は何とか曇りということだったので、本当はMerckxに乗りたかったのう。
でも洗濯もMerckxもこれでおじゃん。
クルマで何処かに出かけるのが吉じゃな。
雨だから観光客もそうはおらんじゃろうし。
Macを立ち上げて地図の情報を検討し、行き先を伊豆方面に定めた。


2016年9月19日月曜日

温泉に行かない日(331) 天竜二俣駅にあった素晴らしい珈琲屋台

お嬢様、お坊ちゃま方、お元気ですか?
僕は普通です。
人生にはいろいろあってさ、いろんな都合や、仕事の具合や、心身状態のお陰で自分が好きなことをしたり書いたり出来ない事は普通にあるのさ。

まあそんなことはどうでもいいんだけど、この週末は自宅に帰る所用があったため自宅に帰ったわけなんじゃが、そのついでに自転車で走ってみたんじゃ。
自転車の師匠に「君は貧脚だから、今つけてる28Tのスプロケを32Tに交換しろ」と言われてそう言われたまま交換したアルテグラのスプロケと、デュラエースのチェーンの調子を試すために坂を登りたかったんですよね。
アルテのデカいスプロケ
インナーのデカさが貧脚を物語る
貧脚上等!誰にも文句はいわせやしねえ
© ill-health(ruephas) 2016
当初の計画では、国道362号線を北上して秋葉神社の下社を経由して横山経由で南下するルートを考えてたんだけど、ここ数日の天候の乱れ具合からしてあまり山奥に車輪を向けるのもどうかなと思い(「Merckxを雨に濡らしたくない」といのが公式な理由ですけど「坂を登りたくない」というのが真実の事実じゃ。それが何か?)、とりあえず天龍浜名湖鉄道の天竜二俣駅に行って様子を見ようと思ったわけじゃね。

駅に着くと、駅前に「珈琲屋」と書いてある暖簾を飾った出店のような洒落た感じの屋台が出てて、暖簾の通り珈琲のいい香りがしてきてるわけです。

こんなシャレオツな感じの店、前には無かったぞ。

屋台に立っている男女の方は、いい人感がしてます。
お二人とも若かったな。
地元の方なんじゃろうか。
駅の脇に自転車を置いてその屋台にいったら、なんか旨そうなパンが6種類くらい置いてあって、その横には珈琲豆が入ったボトルがあるし。
フェアトレードの珈琲豆。
珈琲用のケトルもあって、一杯一杯を淹れてくれる感じ。

珈琲を注文すると「5分ほど時間を頂けますか」
もう全然ダイジョウブ、待ちます待ちますという感じ。
注文して速攻出て来る珈琲は大抵泥の味がしますから。
で、その5分の間、短い間だったけど、世間話以上な感じのお話をお二人として、その後旨いチーズのパンを、素晴らしいアイス珈琲とともに食べました。
いや旨かった、マジで。
どっちも旨いんだって
信用できねえんだったらさ
自分で行って試してみろよ
© ill-health(ruephas) 2016
なんでも春野の水で仕込んでいるとのことで、ホントに旨かった。
あまりにうまかったんで、もう一回味わいたいと思い実は翌日にもクルマで行ってみたんですが、残念なことにお店が出ていなくって(だって雨だしな)、普段のときはどこに行けばこの旨い珈琲とこの旨いパンが食えるんでしょうか。
困りますけど、食えないと。

この出店、それとその出店をやってるお二人、こんな感じの方々。
いい感じでしょ、ね?
駅で一杯ずつ旨いコーヒー淹れてくれます!
ステキな屋台ですよね
© ill-health(ruephas) 2016
ここの珈琲と旨いパンを味わいたくば、君らも今すぐ席を蹴って天竜二俣に跳べ!
いいからさ、兎に角行ってみなさいな。

2016年8月7日日曜日

Ride before you look!(8) クリートのねじが脱落した

先週近所を少し走ってた時、左のシューズがいつも以上にうねうねするなあと思ったんで、帰宅後シューズをチェックしてみたら、シューズとクリートを固定するねじが一本抜けとった。
ペダルはxpresso4というのを嵌めとるので、従って使っとるクリートは、TIMEのiclicという「素人さんでも使いやすいが、すり減りが早くしかも高い」という評判のヤツ。
クリート買った時についてきたねじは片足辺り3本だったので予備はない。
これは買わねばと思いネットでちょっと調べてみたが、SHIMANO用のねじはちょこっとヒットするものの、iclic用のねじは情報はほぼ皆無。
たぶんSHIMANO用のやつでも流用できるはずとは思うが、儂はまだ素人ゆえ完全な確信は持てぬし、仮に流用できるとしても、SHIMANOのねじはYahooショッピングのどっかで売っとる事を確認したが、100円弱のねじ一本の送料が700円という神をも恐れぬ非常識ぶり。

たわけめ、買うかこんなもん。

これではプロに聞いたほうが話は早いと思ったもんだから、近所のスポーツデポに行って店員さんに調べてもらった。
それによると、確かにSHIMANOからはその手の補修パーツは出ているが、TIMEは数年前から補修パーツのサプライを止めているので、正規品を入手しようと思うのなら新しいクリートを買って、そのねじを使うしかないとのことであった。
うむ、ふざけるでない。
如何に減りが早いことで高名なiclicといえど、儂の使っとるのはまだそんなに減っとらん。
いつかは買わねばならんとは思うが、それは今ではない。
今欲しいのはねじ一本だけ。
困却しておると、そんな儂を可哀想に思ったのか店員さんが、
「あのこれ、ジャンク品なんでよかったら使ってください。ネジ山がちょっと大きいんでつま先側には使えないんですけど、後ろのねじと場所をチェンジすれば全然使えますので」
と一本寄贈してくれた。
感謝の言葉を述べつつ、
「しかし、例えばホームセンターとかに行けば同等品が手に入るんじゃないすか」
と問うと、店員さんは、
「いやあ、ピッチがM5で長さが10㎜、ドライバーじゃなくて4㎜のアーレンキー(世間的に云うと六角レンチのこと。自転車業界はなぜこのようなわかりにくい用語を使うのか全く)で回せるねじって、はっきり云ってないですよ」
とのこと。
そんな馬鹿なことあるか。
我が国は工業国ニッポンである。
探せばあるはずと思い、
「いやあ、じゃあダメ元で隣にあるホームセンター見てきますわ」
と言い残して隣のカインズに入り探してみるも、スポーツデポ自転車部の店員さんが言うとおり、ないんですね。
これはいかん。
今回のことに懲りたんで今後は定期的にクリートねじの増し締めを行うことにはしたんだが、こればっかりはいつどうなるやも知れぬため、予備のねじがどうしても欲しいのだが…
これはいかん、困った。

なにしかし、カインズばかりがホームセンターではない。
ここは富士市である。
富士市に本社を置くホームセンターといえば、あなた、ジャンボエンチョーでしょう。
儂などは業界っぽく「ジャンエン」と略して呼称しておるが、そんなことはどうでもいいが、兎に角吉原の方にあるジャンエンに行ってみた。

店内に入り、ねじコーナーに行くと、おうこれは素晴らしい!
広い壁面と、幾つかの大きな商品だながこれ全てねじでうめつくされとる。
これならばきっとあるに相違なしと思い数分探したところ、あっさり発見。
この写真をみなされ。
どちらも「ピッチM5、長さ10㎜」の黒色のねじ。
写真の腕がないためちょっとピンぼけとるが、左がアタマが丸い普通っぽい感じのねじで、右側がアタマが平べったいちょっとかっこいい感じのねじ。
価格だが、左が15円、右が90円。
泣きたくなるほどの、感謝したくなるほどの安さであろう。
黒く引き締まったかっこいいねじ2本
とは言え、これに1000円弱もかけられるか
© ill-health(ruephas) 2016
ねじ1本を本体価格100円弱、送料700円で売り捌く、ここな悪徳やほお出店業者めが。
ザマを見さらせ。

2種類買ったのは、安い方のアタマの丸いねじはなんかどこかに干渉しそうな感じがしたため、平べったいやつを保険代わりに買った。
早速帰宅し、愛用マビック靴をひっくり返してつま先側のねじを抜き、さっき買った丸頭ねじをねじ込んでみたところ。
おう、素晴らしい。
全く何の問題もなく使えるではないか。
色が黒というのもステキじゃ。
如何に足裏といえど、真っ黒な靴底にチープなアルミシルバーのねじがくっついとるというのは精神衛生上ちょっと気に障る。

ということで、クリートのねじをなくして、泣く泣く1000円弱もかけてねじを贖う悲劇の者達よ。
今直ぐ席を蹴ってジャンエンに飛べ!
いや、それだと富士市民以外はちょっと困るだろうが、儂が言いたいのは「クリートのねじが欲しくば、デカ目のホームセンターを狙え」ということである。

ちなみに儂が行ったジャンボエンチョー富士店はここにある。

住所:静岡県富士市永田北町4-5
電話:0120-956-861

その他の詳細情報は、ジャンボエンチョー富士店の公式サイトをご確認あれ。

兎に角自転車業界は、ちょっとしたグッズをダシにして、そのようなからくりを何も知らぬ素人顧客から一般常識以上のカネを絡め取ろうとする魑魅魍魎が行き交う怖〜い世界じゃ。
それらに騙されぬよう、知恵を絞って用具を揃えたいものだのう。
では。

2016年7月24日日曜日

Ride before you look!(7) 生まれて初めてパンクした

昨日、県内某所を目的地にして走っていてその目的地に着き、さてもう一走りしたいもんだとおもったんでスマホでよさ気なトコを探していたら、5kmほど先に牧場があり、そこで売っているソフトクリームが上手いと判明したため行くことにしました。
儂が乗っとるのはエディ・メルクスというまごうかたなきロードバイクなんですけど、走りだした道はロードバイクにはちと辛い路面状況で、出来るならマウンテンバイクで走りたい感じではあったものの、選んで走ればアスファルト面もないこともなく、ままよ行ってしまえと愚かな決心をしたのが運の尽き、途中「ぱしゃ〜〜〜〜!!」っとパンクしてしまいました。

ゔゔ。
生まれて始めてのパンク。
誰もいない出先で。
な〜んもない山の中で。

しかしいつかはそんなこともあろうと普段より交換用のチューブ・タイヤレバー等はサドルバッグに忍ばせておるゆえ、これまた生まれて初めてのパンク修理であるがなんとかなるだろうと暫く歩いてベンチのあるところまで辿り着き、メルクスをひっくり返してベンチに置き、パンクしたリアタイヤを外して修理を始めたのであった。

パンクしたリアホイールを外し、タイヤも外してるとこ。
この後パンクしたチューブを引っ張りだして、
右側ヘルメット辺りに見える新しいチューブを入れる。
初めての割には結構スムースに作業は進んだ。
ここまではね。
© ill-health(ruephas) 2016
初めての割には修理作業は順調に進み、パンクしたチューブを外して新しいチューブを入れなおしタイヤをホイールに嵌め込んで、チューブがホイールとタイヤの間で噛んでないか執拗に確認してからさて空気を入れるかと思い、携帯用エアポンプが付いているはずのシートシューブを見ると、ポンプがない。

ゔ、そうだった。
この間外してそれっきり付け直しておらんかったのだ。

やばい。
ここは山の中。
人っ子独りおらんとまでは言わんが、手助けしてくれそうなヒトは誰も居ない。
クルマを置いている出発点は8km以上も離れている。
この後どうなったかは、皆様のご想像にお任せしますけど、へろへろになって帰宅した後すぐにこれを買ったのは言うまでもあるまい。


TNI(ティーエヌアイ) CO2 ボンベセット (バルブタイプ) 2600462

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2016年5月14日土曜日

Ride before you look!(6) 用具について

用具。
何かオヤジくさいけど、おしゃれな言い方がわかんないので。

ロードバイクを始めるにあたっては、自転車だけではなく他に多少買わなければいけない用具があります。
私の場合はそんなにお金持ちじゃないので、最初から万全な装備を固める事は出来ず、知り合いの方に訊いたりショップの方に訊いたりしながら次のものを揃えました。
  • ヘルメット(KASKと書いてある)20000円くらい
  • グローブ(TNTROと書いてある)5000円くらい
  • レーサーパンツ(ビブ付きで真っ黒けの可愛げがないやつ)5000円くらい
  • LEDヘッドライト(CATEYEの400ルーメン)8000円くらい
  • LEDテールライト(CATEYEの15ルーメン)3000円くらい
  • ボトル(普通のやつだが保冷性が若干あるらしい)価格失念
  • 空気入れ(HPと書いてある)4000円くらい
  • サイクルスタンド(MINOURAと書いてある)5000円くらい
  • ワイヤーロック(やや貧弱)価格失念
  • メンテナンス用のケミカル(FINISH LINEと書いてある)1000円くらい
以上が自転車を購入すると同時に購入したものです。
これだと合計で5万円ちょっとかな。
結構高いなあ。
その他、知り合いからの貰い物と借り物があります。
  • サドルバッグ
  • 携帯用アーレンキーセット
  • チューブ
  • 携帯用空気入れ
  • タイヤ交換用レバー
  • ボトルホルダー
  • サイクルコンピュータ(借り物)
その後、
  • サイクルジャージ上下(中華製パチものを2セット)どっちも4000円くらい
  • シューズ(畑違いなPUMAのフットサル用)4000円くらい
を追加購入して、最低限走れる感じです。

乗り始めて1ヶ月少しになった今、反省点も含め用具関係で雑感的につらつら思うのはこんなことです。
  • ヘルメットは高かったけど、内側の頭に当たる部分のクッションが交換可能であったのは長く見れば安上がりでいい買い物だった。
  • グローブとかサイクルジャージはもう消耗品と割り切って安物をたくさん持ってるほうがいい。
  • ただし、レーサーパンツだけは何着かいいやつがあったほうがいい。じゃないとケツとお○ん○んの付け根あたりが痛い。
  • サイクルジャージについて更に思うのは、ネットで格安販売しているやつの殆どは、有名ドコロの自転車メーカーの名前、例えばCannondaleとかGiantとかlookとかデカデカと書いてある。
    そういうのに乗ってれば良いんだけど、実際自分が乗っているのはあまり見かけないブランドのもの。
    ブランド違いのジャージ着て走るのはちょっと嫌なので、選択の幅が非常に狭まり困っている。
    実際ブランド違いのジャージを着用するというのはこの業界ではどう見られるのだろうか。
  • グローブは指が出ないやつを買ったけど、特に今の季節は出るやつの方が涼しいし、サイコンとか下車してスマホを操作するときなど便利だ。
  • 400ルーメンのLEDヘッドライトは、製品の公式サイトの写真ではとても明るく見えたけど、実際には思ったほど明るくない。
    お値段が張っても800ルーメンかそれ以上(そうなるといきなり1600ルーメンですが)のものの方が夜道を安心して走れる。
  • ジャージは確かに安物でもいいんだけど、2つ購入したものの1つが、前のファスナーが胸元までしか開かないヤツ。
    なんとか脱げるけどかなり不便。
    下まで全部開くのにしたほうがいい。
  • 乗り始めてすぐに「自転車をちゃんと整備しなければ」と感じた。
    いまはフレームとかチェーンやディレイラーなんかを外から磨いているだけだが、素人か出来る範囲で少しばらして整備したり調整したい。
    だから使えなくともある程度のレベルの工具セットが最初からあったほうがいい。
  • 走っていると風のせいで涙が出たり虫が眼に入ったりすることが多いのでアイウェアが欲しい。
    しかしその方面の製品は、遠近両用の年代には冷たい製品ラインナップだ。
ということで今後は、ウェア関係以外のものでは以下のものを少しずつ購入しようと考えてます。
  • ある程度揃った工具セット(プロ用でなくてもいいけど、ネジ山が舐められちゃうような奴はいや)
  • バックパック(8Lくらいの小さめのやつ)
    これがないと追加のワイヤロックとか、温泉グッズを持ち運べない。
  • 800ルーメンのLEDヘッドライト
  • サイクルコンピュータ(なんせ借り物なんで)
  • もっとがっしりしたワイヤーロックをもう1個か2個(独りで走ってることが多く、盗難が怖くておちおちコンビニにも寄ることが出来ない)
  • もしあれば老人対応(つまり遠近両用)のアイウェア
そしてその辺が揃ったら次には、
  • ビンディングペダル&クリート付けられるシューズ(SPD-SLじゃなくMTB用のSPD)
  • もっと軽いホイール
くらいかなあ。
このレベルに行くには後数年かかるだろうなあ。
いやあ、カネがかかるなあ。
俺は貧乏といっても底辺というわけではなく一応会社勤めは出来てるし、それなりの地位にもいるので無理すればなんとかなると思うけどねえ。
いやあ、高いなあ。

2016年5月11日水曜日

温泉に行かない日(330) 123456

もしかしたら今年の秋でサヨナラだったかもなんだが、やはりもう少し乗ることにした。
ひとつ今後もヨロシクだ。
 © ill-health(ruephas) 2016

2016年5月9日月曜日

温泉に行かない日(329) 「今日のくそったれ(道路交通編)」が薄ら哀しい

ロードバイクについていろいろわからないことがあり、周囲に聞ける人がいないため、本やネットで調べることが最近多いです。
多くの情報が溢れており、ドストライクな情報からイマイチな情報まで千差万別ですが初心者で無知なロードバイク乗りにはいろいろな情報に触れることが出来るのは有り難いことです。

そんな中、「今日のくそったれ(道路交通編)」というステキなサイトを偶然見つけました。
この大変にお上品な名前のブログサイトは「世捨人」を名乗る人物が書いており、内容としてはもう本当に兎にも角にも理屈抜き(このポストを読んでいただければわかりますが、正にその言葉通り本当に「理屈抜き」なんです)で「ロードバイク大嫌い」「くそったれダ・イ・キ・ラ・イなの」という姿勢で一貫しており、そこにむしろ清々しさ、神々しささえ感じます。

記載の典型的パターンとしては、

  • 全くエビデンスがなく、
  • 要するに荒唐無稽としか云えないその場の浅はかな思いつきで提言とか考察とかを書きなぐり、
  • それに対しての極めて常識的かつ根拠ある書き込みに対しては、
  • 本当に意味のわからない哲学的コメントを返し、
  • その内容のあまりの無さ、意味不明っぷりにコメントを寄せた人が呆れ果てて黙りこむと、
  • それで相手を論破したと勘違いして鼻高々になり、
  • こういうすっとこどっこいな感じが繰り返される

というものです。

例えば、2015年7月23日にポストされた『「フルカーボン・ロードバイク禁止」3大理由』というのを読んでみると、禁止すべき理由として、
  1. 強度に難点がある
  2. 落雷の影響を受けやすい
  3. 弾力性がない
の3点を挙げています。
これに対して一般の人々が、
「あんたはどんだけすっとこどっこいで非常識な事を自慢気に鼻高々に書いているんだ。しっかりしろあんた大丈夫か?本当に恥ずかしくないのか?」
というような事を実例などを用いてわかりやすく指摘するんですが、それらへの返しがこれまたすっとこどっこいな内容なのでみんなもうげんなりしてしまうわけです。

上記の3点については一般常識的にはすべて誤りとされていると思うし、科学や物理学は全くわからない私でさえ、
  1. だったら何故F1のボディや市販高級車のボンネット(例えばマクラーレンF1とかですね。名前にF1がついてますが、そのまま公道走行可能なれっきとした市販車です。世捨人のブログを読んだ結果、このヒトは自動車至上主義なくせしてそんなことも知らなくて、最後まで莫迦みたいに勘違いしてましたが)にカーボンが使われているのか。
    あるいは燃料電池車の水素ボンベ(爆発すると大変なことになります)には、何故カーボンが使われた繊維をぐるぐる巻きにするのか。
    それはおそらく軽量かつ強度があり、加工が容易いからだ。
    強度や加工性に難があるなら、命に関わる製品にそんな素材を使うわけがない。
  2. カーボン製の釣り竿の落雷事故をどっかで聞きかじって書いていると思われますが、それは素材というよりは高さの問題だと思う。
    何もない平べったい海っぺりや河原で、あのようなものを振り回していたら落雷の可能性は高まる。
    素材関係なく。
  3. 弾力性がないのであれば、何故アルミフレームのロードバイクやクロスバイクのフロントフォークにカーボンが使われているのか。
    弾力を上手にいなす特性があるからだ。
と、これくらいの事は思いつきます。

しかしこれは、カーボンという素材とそれを使ったいろんな材料の本質とか原理を私が理解した上の見解ではなく、ただ「○○だからきっとこうなんだろう」という一種の推論であるのは認めます。
その点で弱い。
でも、世捨人というヒトは自らの無知も全く弁えず、一般人からのコメントだけではなく、ファブレスなことにカーボンを専門に研究している技術者がきちんとしたエビデンスに基づく指摘をしても、本当に、全くもって本当に自慢気かつ訳のわからない返しをします。

例えば、あるカーボン関係の技術者が、カーボンの強度に関して理論的な内容を持ってコメントし、その中で「ヤング率」(フックの法則が成立する弾性範囲における、同軸方向のひずみと応力の比例定数である。この名称はトマス・ヤングに由来する。縦弾性係数とも呼ばれる:当然Wikiからのコピペです)という専門用語を使ってます。

私のようなモンガイカンには、カーボン技術者さんのコメントが一読してもさっぱりわからんかったので、理解するためにヤング率に関するWikiの文章を読み進めると、どうもその率が高いほうがひずみに対する耐久力が高いということらしいです。

その技術者は、
また、カーボンの方がヤング率が高いのに、カーボンに比べてヤング率の低いステンレスやクロムモリブデン鋼でできたフレームを指摘しない理由を教えてください。[1]
と世捨人に問いかけたんですが、世捨人からは驚きの返し。
ヤングは危険な運転をしがちです。事故率が高いためか、ヤングの自動車保険は割高です(きっぱり!)
・・・。

ヤング、か。
ナウでヤング。

その後、このやり取りに対して他の常識的な方から寄せられた「おいあんた。だいぶ変だぞ」的なコメントに対する受け答えは以下のとおり。
【常識人】 技術者見習いさん(注:もともと「ヤング率」に関するコメントを寄せたカーボン技術者のこと)の言うヤング率って、多分世捨人さんの考えてるようなヤング(不良達)の事ではなく「縦弾性係数」の事だと思いますよ?
【世捨人】 「不良たち」というのは「ギャング」が適切ではないでしょうか?
【常識人】 Googleでヤング率って検索したら先ず縦弾性係数の事を書いたページがヒットしますし。
【世捨人】 「ヤング」はもはや死語ですね。
【常識人】 まぁ、過去の記事やコメントを見た感じ分かっててわざと言ってるようにしか見えないですけどねWw。
【世捨人】 技術さんはヤング率という語句の使い方を間違っていたようですね。
どうです、この狂いっぷり。
見上げたもんでしょう。
本当にトチ狂っていて自分ではマトモなことと思って書いているのか、確信犯的に人を茶化しているのかさっぱりわからないですけど、おそらく前者でしょう。
まあどっちにしてもはた迷惑ですが。

この人の書いてる事を読んでいるとものすごくムカムカしてくるし、私のこのブログの品性が疑われるのが嫌なのでこれ以上は引用しません。
もしこの荒唐無稽なブログをもっと読んでみたいというキトクな方は、『「フルカーボン・ロードバイク禁止」3大理由』でググれば一発でヒットします。
直リンク貼れば読者諸賢には便利だとは思いますが、気持ちが悪いから当ブログからの直リンクは貼りません。
追尾されるかもだからそれは穢らわしいし。
ググッて探してもらって読んでもらえばわかりますが全編記載内容は狂っていて、最初は、

「なんだこいつぁ?はあ、世捨人。何だか訳わかんねーヤツだな」

という感じで笑えるんですけどね。
あまりに頓珍漢過ぎる内容なので、最初はわかってる人がシャレで書いているギャグサイトだと思ってしまったんだよぅ…。
でも数本読むとこいつが極めてマジで書いている事がわかり、そのあまりの異常っぷりにはっきりと狂気を感じて、結果読み進めるのが薄ら恐ろしくなってくるというシロモノです。
マッドサイエンティストというか、似非科学者というか、本当に何なんでしょうこの人。

「世を捨てた人」なのならそれなりに山奥あたりに引っ込んで、霞でも食って生きて、わけのわからんブログで広告料を稼ぐのはやめなさい。

ヤングは危険な運転をしがち、か。

[1]
このヒトがどのように誤読したかを想像してみたんですが、たぶんこんな感じです。
「ヤング」という単語の後ろに勝手に自分の思い込みで「購入」とか「使用」とか「乗車」を間違って補った感じだと思われます。
つまりこうです。
また、カーボンの方がヤング購入率が高いのに、カーボンに比べてヤング購入率の低いステンレスやクロムモリブデン鋼でできたフレームを指摘しない理由を教えてください。
という感じで誤読してるんですね、勝手に。
でも、ブログの中でカーボンフレームのロードバイクは高いと云うことをこのヒトは書いています。
高価格のカーボンフレームの購買率が「ヤング」の方が高いわけがない。
そして自転車の話をしているのに全く関係ない自動車保険の話をする。
その時点でもう理論が破綻しているのですが、本人は全くそれに気づいてもいない。
進軍ラッパ、ぱっぱぱぱー状態。
大人のナリして中身はガキな逆コナン君。

2016年5月5日木曜日

湯元屋 湯元虹乃湯(1)

10数年ぶりかそれ以上になるか、本当に本当に久し振りに事務所に出なくていい大型連休(ゴールデンウィークって言い方、何かヤなんだよな)になりました。
しかし、自主的宅直体制は最低必要だと判断して自宅には帰らず、単身赴任先近くにいることにしました。
連休中には何回かロードバイクに乗りに出かけ、ある日はちょっと事務所を覗きに行ったけど、やはりどうしても温泉に行きたい。
ということで、今まで食わず嫌いであった静岡市葵区にある温泉に行って来ました。

葵区といえば静岡県庁所在地。
その葵区と同じ区内にある温泉で南アルプス赤石温泉白樺荘ってとこがあります。
同じ区内なんですけど、両者の道程距離は約80km。
かたや新幹線駅前の繁華街、かたや赤石山脈が目前の山の中。
それが同じ区にある不自然さがたまんないです。
浜松市の天竜区もパねえって思うんですけど、葵区もパねえ。
で、しつこいようでがんすが、その葵区にある温泉に行ってきました。


2016年5月3日火曜日

Ride before you look!(5) 初めて北の方に向かってみた

ロードバイクの乗り始めて約1ヶ月、最初は恐る恐る乗り始めたのですが乗る道は自動車が入ってこない道(正確ではありませんが、以後サイクリングロードとします)か、早朝で車の往来がない公道のどちらかでした。
自宅アパートからサイクリングロードまでが離れている場合は、慣れない公道を走りたくないためフロントホイールだけ外して(リアホイールの着脱方法がわからないため)車に積み込み、車で行ってました。
そのうち少しづつロードバイクにも慣れてきて、自宅からサイクリングロードまでなんとかかんとか走れるようになってきたため、車での移動はしなくなりました
しかし、公道を長距離走るのは凄く恐怖感があるため、走るのは専ら田子の海岸線の堤防道路だけ。


こんなルートを走っていて、体力があればそれを何往復かやるという感じです。
殆どフラットなコースで、風さえなければ私のようなロートル初心者ロード乗りでも、あたかも経験者のような走りを楽にできるコースです。

沼津まで初めて行った時は、このコースの一番東側にある「みなと公園」というところから公道を使って田子の浦港をグルっと回って東側の鈴川の辺りまでいってから、東へ伸びる堤防道路に乗る必要がありました。
車の数はそんなに多くなかったので結構冷静に走れました。

また、先日は思いついて富士宮の朏島(みかづきじま)というところまで公道だけを走って行ってみましたが、使った静岡県道10号線は大型車が結構多く走っていて、それこそ死ぬ思いでしたが、何とか走ることが出来ました。

ロードバイクについて私にいろいろ教えてくださる方がいるのですが、其の方によれば、
フラットな道ばかり走っていてもトレーニングという意味では効果は薄い。
慣れてきたらそこそこアップダウンのある道をまとまった距離で走るほうがいい。
とのことでしたので、先日行った朏島よりももっと先、稲子の辺りまで行ってみようと決めました。

公道走行時はきちんとまっすぐふらふらせずに左側を走り、常にブレーキレバーに指をかけて走ればなんとかなると思えてきましたので普通の道は走れましたが、途中にある城山トンネルだけはとても怖くて走れそうにもなかったので、トンネルのある山を越えて通っている旧道を走りました。


地図、ちっちゃくて見難くてスミマセン。

感想ですが、往路は10号線一点張りでいいと思います。
復路はやはり城山トンネルは避けるのが吉だと思います。
自転車は基本左側通行ですが、あのトンネル左側走ったら、運が悪ければ轢かれると思いますし、轢かれなくとも通行する自動車にけっこう迷惑。


かと言って逆側だけにある歩道を走ればそれは逆行になりますし、トンネル抜けてから左側に復帰するのが難しい。
問題はそこだけで、あとは少し気をつければまあまあ快適だと思いました。
特に、芝川から北側のルートは道幅も広く、車も多くはなく(少なくもないけど)走りやすいと思いましたし、さらにJR稲子駅から北側はダラダラ登るルートになりますが、自転車乗りにはあまり知られてないのか「同業者」は皆無で、たま〜に地元の車が走るだけ。
道路は独占状態でしたので、神経を使わず走れました。
ダラダラと言っても、出発地の新富士駅辺りからは高度は200mほどあります。
逆に言えば、25kmかけて200mを登るのでハードではないと思います。
素人的にはやや辛い勾配もありますが、ギアを落とせば何とかなるし、場合によっては降りて歩いちゃえばいいですし。
同業者がいないので、そのへんも自由自在です(いたらたぶん恥ずかしくて出来ない)。
稲子に行ったってユートリオって言う温泉があるくらいでなんもないですが、ロードバイクに乗る場合って目的地に行くために乗りるけではないので、別にそれは構わないし。
帰りは城山トンネル回避ルートを除き、基本は一貫して下りなんで爽快に走れます。
片道25kmちょい。
朝早めに出発すれば、お昼時には帰宅することも可能な、素人向けの良い距離、良いコースです。

稲子の先をゆっくり走っていると、何故かちょうちょがいっしょのスピードでいっしょに飛んでくれて、春だなあ、って気持ちになりました。
もしかして俺が「いい人」なのでかもしれぬが。

2016年5月1日日曜日

Ride before you look!(4) 初めて95km走ってみた

このブログの本分は、ブログタイトルの通り温泉を中心として日常の周辺事とか自分の気持ちとか日記代わりに書くというのは重々承知はしているものの、今のところ幸か不幸かロードバイクにのめり込みつつあるので、その辺の内容が多くなるのは自分でも致し方無いと諦めております。
前回書いたように、ロードバイクで何の心配もなく温泉に行ければ最高なんですけどねえ。

今朝は早く起きたので、自分では結構な大事業だと思う沼津往復50kmライドの余勢をかって、それより何とか1ライドで距離を稼ぐべく出かけました。
沼津50kmを走った金曜日は、実はそれだけではなくてあと2ライドほど走って合計90kmになったんですけど、今日はできれば1ライドでそれに近い距離を走ろうと思ったわけです。
ただし、その金曜日の最初のライドで高度に負けて右脚を攣ってしまってそれが未だに痛く、今日はあまり負荷がかかる道は走りたくない。
なので、比較的ラクな東西方向の道を選びました。
コーヒーを淹れて(浜松のPONPONで買ったうまーい豆)飲んでから、タイヤに空気を入れ、未熟な私なりに車体をチェックしてから出かけます。

まず沼津に向かって東へ走りびゅうおまで。
びゅうおのたもとには、最近サイクルスタンドが設置
されました
富士山デザインで結構使いやすいです
© ill-health(ruephas) 2016
FUJI HINOKI MADEが誇らしい
© ill-health(ruephas) 2016
気分としては「意外に楽だった。気持ちよかったあ」と書きたいトコだけど「意外」にそうでもなく、やはり右脚が結構痛い。
これたぶん、ポジションとかペダルの漕ぎ方、力の入れ方に多大な問題があるような気がするんですけど。
あと沼津までの途中、リアのディレイラーの辺りから不快な「かちかちかちかち」という音がし始めて、それだけではなく、踏み込むと勝手にシフトアップし始めました。
異常なことだとはわかるけど、ほっておいてもなんとかなる程度なのか、このまま続けたら壊れるのかも判断がつかないので一旦降りてスマホで調べて、ディレイラーに付いているアジャストボルトというネジのようなもので修正可能だと判明したため調整したら治りました。

その後は正に快走。
沼津まで出て腹が減って倒れそうになったため、沼津港近くのファミマに寄って握り飯を喰い、そのまま西へ向かいました。
前回清水方面に行った時は旧街道(国一バイパスの北側を通っている道)を行ったんですが、今回はできるだけ海沿いに行きたかったので、新富士川橋の歩道を進み、橋を渡り終えると強制的に富士川の河口方面へ曲がらされてしまうためそれに従い南進。
 
上の地図で云うと、丁度国道1号線のおにぎりマークの辺りから西へは自転車・歩行者はもう物理的に進めません。
下に降りて海まで行ってその先は暫く快適な堤防道路です。
しかし、快適な海沿いの堤防道路はそう長くは続かず、しばらくしたら袋小路になって終わってしまいます。
くそお、って感じですが、一旦バイパスをくぐって北側の道に出て暫く走って再び海沿いに戻れる道を探して見つけてすかさず復帰。
しかしまたもや神沢の辺りで完全に行き止まり。


上の地図で云うと、東名高速と川が交わっている辺りで袋小路になってしまいますので、少し戻ってバイパスと東海道本線と東名高速をくぐって旧東海道に出て、神沢の交差点のYの字の下の方を由比駅に向かって走ります。
こっちの道は由比宿の面影を残していて、観光客も結構たくさん。
名物のしらすや桜えびの料理を狙って料理屋の前には長い行列ができてます。
で、由比駅を過ぎた辺りで、薩埵峠方面に向かって走るか、それともバイパス沿いの歩道を走るかの二者択一になります。
薩埵峠方面であれば、標識(ちっちゃくて見落としそうなので気をつけて)に従って山側の道を登っていきます。
バイパス沿いの歩道への出方が少しわかりにくいです。

 
この地図中央にZ型の細い道のようなものがありますが、これはバイパスを越える歩道橋です。
これをバイパスと東名高速の間まで渡ってしまえば、準サイクリングロードのような安全な道で清水方面に抜けられるのですが、この歩道橋への出方が難しい、と言うか怖い。
2014年に渋滞解消のため新設された寺尾インターの、上り本線から由比の街に出るランプウェイを逆走する形で、つまりバイパスから流出する車に向かって走らなければいけません。
で本線に出る前に、左側に歩道への入口があるのでそこから入ってえっちらおっちら上り、バイパスをわたって歩道橋を下れば、あとは一部荒れた路面にはなりますが、基本問題なく清水方面に行けるというわけです。


これが歩道橋への入り口ですが、画像をグリグリ回してもらえば危険な雰囲気はわかってもらえると思います。
しかし国土交通省の技官、あの危険極まりない歩道橋の構造は一体何なんだ全く。
何考えてるんだホントに。

確認はしてないのですが、もしかしたら由比駅前の通り(県道370号線の方)の何処かから由比漁港に出て、そこから先程の歩道橋に繋がる小道に直接出られるルートがあるかもしれません。

なんなヘンな内容になっちゃいましたが、その後は安全な準サイクリングロードをじゃーっと走って駿河健康ランドまで出て、そのまま由比まで引き返し、旧東海道である県道396号線を使って帰宅しました。

2016年4月29日金曜日

温泉に行かない日(328) ロードバイクで温泉に行くのは果たして可能か

今日も朝からロードバイクで50kmほど走ってきましたが、最近は本当に自転車のめり込んでしまってます。
で、且つ、温泉銭湯好きな私ですので、こうなるとどうしてもロードバイクで温泉に行きたくなってしまう気持ちが高まるのは已むを得ないというもんでしょう。
なので、ヒマな時間を使ってどっか行けそうなトコがないかどうか、自分の作った温/泉/週/記Mapを開いて探したりしてます。

でも実際には行けそうなとこってホントに少ないんですよね。
先ず問題になるのが目的にする温泉までの距離です。
現在の自分の実力としては、比較的フラットな道で、かつ、あまり風がないという状況下であっても、おそらく片道30〜40km、うーん頑張っても50kmが限界のような気がします。
先日沼津まで走りましたが、あれは往復50km。
思ったよりも疲れは感じませんでしたけど、あの距離の倍走れと言われたらちょっと無理な気がする。
あと今朝は、新富士駅辺りから大渕近辺まで片道10kmにも満たない距離を走ってみましたが、高度が400mほど上昇するルートであり、途中で足が攣ってしまいました。
情けない限りですが、現在の体力はそれが限界なのです。

次に装備です。
普段ロードバイクに乗る時にはレーパン着ているだけで殆ど何も持ってません。
でも温泉に行くとなると、タオルや石鹸、多少の薬(わたしアトピー持ちなんで、風呂に入った後の塗り薬が必要)などを持参せねばならず、そうなるとバックパックが必要になります。
ウェストポーチでも良いのかも知れませんが、ペダルを漕ぐのにじゃまになりそうな気がするので、バックパックが欲しいです。
しかし高い。
ドイターの10Lくらいのが欲しいんですが、1万円くらいする。
すぐには買えない。
© 2014 Deuter Sport GmbH, All rights reserved.
こんな感じのやつなんですがね、欲しいんですがね。
買えねえ、カネがない。
最後に、これが一番の問題なのですが、やはり盗難が怖い。
私の乗ってるロードバイクは、わけあってちょっと明記できないんですが安くないです。
忌野清志郎さんとかが乗ってた100万オーバークラスではないけれど、まあそれなりの値段です。
ですので、休憩するときは必ず自転車の横にいますし、途中トイレ行きたくならないように出かける前にはしつこいくらい排尿排便に努めてます。
こないだ沼津に行った時は結構腹が減ってしまったので、本当は海鮮丼か何か食って行きたかったんだけど、自転車から眼を離すのがイヤでやめました。
これ書いている今も自転車は室内の目の前にあって、実は今からトイレに行こうと思うんですが、通気の為に開け放っている窓はすべて閉じ、カーテンを閉めてからにしようと思います。
私の知り合いは結構高いロードバイク持っていて、当然室内保管してるんですが、前の通りから見える状態で保管していたためか、昼間出かけて帰ったら窓が綺麗に切り取られて持ってかれていたそうです。
この話は流石に凄い部類になると思うんですが、コンビニに寄ってトイレに行ってた1〜2分の間に消えてしまった系の話は、ちょっとググればゴマンと引っかかります。
ましてや何の対策も取らずに、いやいやいや、例え結構万全な対策をとっていたとしても1時間風呂に入っていたらやられちゃう確率は0ではないと思うんです。

となると、施設側でしっかりした保管対策をとっている温泉とか、凄くこじんまりした個人でやってる日帰り温泉とか、泊まったらウン万円するけどのみ可の温泉旅館とか、行けそうなところは極端に絞られてしまう。
施設側でしっかり保管対策している日帰り温泉や銭湯なんてあんまり聞かないからまず対象から外れます。
温泉旅館ならばしっかり預かってくれそうなのでまあ大丈夫かもしれない。
ということで、上記条件を満たしていて今のところ行けそうなのは例えば、

瓜島温泉旅館 翠紅苑(アパートから片道約17km)
芝川苑(同じく約17km)
三保園ホテル(同じく約30km)
KKR沼津はまゆう(同じく約25km)
駿河健康ランド(同じく約15km)

くらいかなあ。
佐野川温泉も行けそうだけど、あそこはそこそこ客数が多いから自転車に気を配ってくれる可能性は低そうです。
本当は倉真赤石温泉がいい感じで、お願いすれば自転車を屋内に持ち込む許可も貰えそうだとは思うんだけど、なんせ片道100kmもある上、途中アップダウンがけっこうあるので完全にだめ。
駿河健康ランドはリーンではあるけれどれっきとした温泉であり、自転車専用の室内保管スペースが有り休憩室で宿泊も出来ますんで、長距離走る自転車乗りの方にはオススメの施設だと思いますよ。

ということで、まずはしっかり走って脚力体力をつけ、少し節約して気に入ったバックパックと防犯グッズを購入してからまいりましょう。
ロードバイクで温泉か。
だいぶ先になりそうだなあ、うーむ。

2016年4月25日月曜日

Ride before you look!(3) 初めて50km走ってみた

この間の土曜日は、実は地元の友人ロード乗りから、
「伊豆の国にある江間いちご狩りセンター(静岡県伊豆の国市北江間563−7:055-948-1115:営業は概ね毎年12月中旬〜5月上旬:9:00〜16:00)までいっしょに走りませんか」
というお誘いを受けていて、私も行く予定でいろいろ準備していたんですが、数字前になって土曜日の昼間に仕事が入り、泣く泣くお断りしました。
長距離公道は1人では怖いけど、経験のある先輩たちとなら何かあっても頼れると思っていたので本当に残念でした。

ですので土曜日は仕事に行き、仕事が終わった後にジャージに着替えて富士川沿いを北上し、富士宮の朏島(みかづきしま)の辺りまで走って帰ってきました。
公道はどんなもんか体感するためです。

実はこれ、長い距離の公道を生まれて初めて走った体験なんですね。
富士川右岸の県道10号線は普通車だけではなくトラック・ダンプもジャンジャン走ってたから結構怖かったので、体力面より精神面で疲れました。
一方で公道でもある程度は走れると云う自信にもなりました。

で翌日曜。
走りたくて仕方ないので、朝食をさっさと済ませてどこに行ってみようか少し考えてみました。
その日は少し風が有るようでしたがなんとかなるだろう。
あと流石に全部公道というのは辛い。
公道半分、サイクリング専用道半分みたいな経路がないか少し考えて、結局沼津行きに決めました。
東寄りの風のようでしたので、往路の富士から沼津方向は松の木で多少防風されていることを期待して県道380号線(千本の通りとか言われてますね)を使い、復路はフォローの風を使ってスカッと走れるよう海沿いの堤防を使うことに決定。
往復50km、休憩含めてサイクリング時間を2時間30分と定めてでかけました。

往路は一旦富士川の河口まで出て、既に何回か走って慣れてきている海沿いの堤防を東進。
風が強くて参った。
みなと公園からはJR東海道線吉原駅の南側を経由して、あとはひたすら静岡県道380号線を沼津に向けて走るだけ。
この日は東寄りの風、つまり東に向かう私にとっては向かい風い強くて、歩いている分には「ちょっと風があるなあ」程度かもしれないんですけど、体力のない私が自転車に乗っている状態だと結構抵抗になるのを実感。
乗っている自転車は8kg弱という軽さで、時折横風に煽られて少しぐらつくほど。
後ろからやって来る大型車の気配を察知しながら風に向かうというのはちょっとつかれるなあと思いました。
でも、風に負けて自転車を降りるのは絶対にやめようと決心して走りました。
途中で私と同じか少し年上に見える人が乗ったCannondaleを抜かしたり、彼に抜き返されたりしながら(競争したわけでなく、二人共ゆっくりペース)頑張って走り続けたら、自分が思っているより早く沼津港に、結構あっさりついてしまいました。
びゅうおのたもとのベンチに腰掛けて20分ほど休憩し、沼津港で飯も食わずに直ぐ帰途につきました。

帰りは公道ではなく、海岸線の堤防道路を追い風に乗って気持よく西に。
沼津から富士に抜けるこの堤防道路は自転車乗りにとって結構有名らしいのですが、雨なのか曇りなのか微妙な天気だったせいかあまり自転車に乗ってるヒトは見かけることはなく、ほぼ独り占めの状態で走ることが出来ました。
堤防道路というのはどこもそうなのかもしれませんが、この堤防道路は結構道の構造が複雑で、一回だけ袋小路のようなところにハマってしまいましたが、全体的にはストレスのないルートで気持ちよかったです。

出かけてから3時間少し、バテきることもなく無事帰宅できました。
さあ、次の週末はどこに行こう。
ルートを探すのが楽しみになっています。

2016年4月23日土曜日

温泉に行かない日(327) まる5年

2011年に発生した東日本大震災の約ひと月たった頃から始めたこの雑文ブログですが、本日でまる5年経ちました。

そして偶然にも皮肉なことというか、残念なことというか、悲しい事に、5年前にブログを始めた時と同じように、今度は九州でも大変な地震が発生し、決して少ないとは言えない方々がお亡くなりになり、非常に多くの方々が今も揺れ続ける被災地での避難生活を送っている状況です。
わたくしごとではありますが、現在の戸籍では本籍は中部地方の県になっていますが、本来の本籍は大分県であり、震度7が2回も発生した熊本県には多くの親類も住んでいます。
幸いなことに、そう言った親類あるいは九州在住の友人たちは怪我もなかったんですけど、先ほど書いたように多くの人が苦しい生活を余儀なくされていることについては本当に心が痛みます。

また、これも別のポストで書いたとおり、父親が心臓の血管バイパスのオペを受けました。
オペは無事終了して現在は心臓リハに取り組んでいるようですが、高齢なことでもあり今後の生活に若干の心配を感じているのは否定できません。

自分自身についてもそこそこいろいろあり、仕事や個人的理由により昨年末くらいから先月くらいまで非常に気持ちが落ち込み、数日間ではありますが仕事を休ませてもらったり、参加予定だったイベントにマトモに参加できないなど、あまり良いことはありませんでした。

その中でも、念願だったロードバイクを手に入れることが出来たり、上の子供が何とか大学を卒業したり(就職大丈夫なのだろうか?)、会社の方は苦しいながらも、前期決算は何とか黒字で終われそうだったりと、決して悪いことばかりではないです。

50になんなんとする人生となりましたが、その分いろいろあるなあと最近ほんとに思えます。
いいこともヤな事も結局避けて通れない。
そういういいこと、ヤな事を今までどおり書いていきたいと思います。
5年経ってPVがやっとのこと10万を越えました。
PVを期待して書いているわけではないけれど、ブログを書くということは心のどっかでは「誰かに読んで欲しい」と思ってるからだと思います。
今後もこれまでどおり、時々休むことも有るかもしれないけど、このブログは続けて書いていこうと思います。

2016年4月21日木曜日

温泉に行かない日(326) 【悲報】豊橋の菊乃湯が廃業の模様

先日は静岡市にあった天神湯が廃業の模様と書きましたが、今度は豊橋にあった菊乃湯が廃業し、跡地は住宅になってました。
左側の建物、水色っぽい方が菊乃湯の後に立った家
© ill-health/YT 2016

現在の日本の生活では銭湯の存在意義がなくなってしまったと言われて久しく、ネットや図書館なんかでちょっと調べると銭湯の数の半端無い減りっぷりはすぐ分かります。
仕方ないといえば仕方ないけど、残念なことには変わりません。
テルマエ・ロマエの影響で銭湯ブームが一時期盛り上がったりしてましたけど、あれはあくまで一過性であり、私のような門外漢な一見さんがたまに行っても経営的には何の影響もなく、結局地元の人達が普段使いするかどうかで銭湯の存続が左右されるのだけど、たぶん今日日の住宅(賃貸含む)の内湯装備率は限りなく100%に近いと思うので、普段遣い率はどんどん減ってきているんでしょう。

過日見たニュースでは、あれは関東の方の話だったような気がしますが、ある銭湯はマラソンやバイク(自転車)ブームに目をつけ、それらの基地として銭湯のスペースを提供するというサービスで売上を伸ばしているとのこと。
つまり、銭湯の板場を改修して大きめのロッカーを設置。
利用者は荷物をそこに預けて走りに出かけるというわけですね。
ひとっ走りしたら当然銭湯に戻ってひとっ風呂。
さっぱりして家路につけるということであります。
バイクなどの場合、1台数十万、ヘタすると100万とかする場合があって、普通の風呂屋なんかだと盗難が怖くておちおち湯船に使ってられないということも有ると思いますが、そのへんの対応もきちんとしてくれるのであれば安心して汗を流せるというものです。
普段の生活の中での銭湯の存在意義が薄れてきているのであれば、それを逆手に取って「非日常での存在感」を追求するのも一つの手かもしれません。

兎にも角にも私の知っている限りでは、豊橋の銭湯は残り2湯で、石巻湯と人参湯のみとなってしまいました。
あの激熱風呂にもう入れないと思うと残念であります。

2016年4月20日水曜日

Ride before you look!(2) もっと乗りたい

4月2日にロードバイクが自分のものになり、その日のうちに乗り始めました。
私は組織の中では数字中心の事務屋をやっていて、この時期はそこそこ忙しく、またプライベートでも父親が入院したりして時間が取れず、まとまった時間乗ることが出来ないまま今日に至ってます。
富士市在住の友人から「今週末の土曜日、伊豆の江間までいっていちご狩りしない?」って誘われて、一大決心して行こうかなと思っていたんですが仕事が入ってしまいこれは叶いませんでした。
江間ライドに向け、揃っていないウェアなどを買ったり、いっしょに行ってくれる友人たちに迷惑をかけないように時間を見つけてちょっとずつ乗ったりしていたので大変残念です。
でも兎に角乗りたくて乗りたくてしかたがないんですよね。

昨日まで所用のため実家に帰省していたんですけど、夕方16時前に富士に戻れたので荷物を整理するのもそこそこに寝室に行き、通風の為に開けっぱにしている玄関ドアを尻目に素っ裸になって中華製パチもんサイクルジャージ(上下合わせて4000円もしないやつ)に着替えてマルちゃん(私のロードバイクの愛称)に跨って富士川の河口に行き、海沿いの堤防を田子の浦港に向けて走り出しました。

日没までの約1時間、富士川河口とみなと公園の間を3往復30キロほどを走り、とても気持ちが良かった。
深刻で面倒な問題が人生には有るんだけど、なんかそういうことも忘れそうな晴れやかな気持ちになれた気がしました。
だから毎日走りたいです。

ロードバイク自体にもう少し慣れてきたら片道5キロの通勤で乗りたいし、通勤で公道に慣れてきたら、田子の堤防だけでなく公道をもっと長い時間、長い距離を走りたい。
もっと乗りたいです。

2016年4月19日火曜日

温泉に行かない日(325) 父親へ、ボクが言いたいこと

何年か前にも外科の手術を受けた父親ですが、過日心臓血管のオペをしました。
息子としては大変心配だったわけですが、幸いにして両親が住む実家の近くに高機能病院があり、そこに所属する経験豊かな医師が主治医になって頂けたおかげで、ほぼ計画通りに手術を行え、手術を終えることができました。
手術翌日から早くもICU専属PTから車椅子から立ち上がるという軽い心リハを受け始め、同時に一般病棟に移り、2日めには離床して1日2回の本格的リハを行っていると聞きました。
人工心肺を使わず心臓を動かしたままで低侵襲のオペを普通に行えるという技術の進歩には驚きますし、患者をいち早く離床させ出来るだけ短い時間で日常生活に戻そうと云う昨今の手法には感服するばかりです。

父親には是非、メディカルスタッフの指示に従ってリハに努めて頂きたいと思っています。
父親の人生をより良くしてくれた医師や看護師、コメディカルの皆さんの努力に報いるためにも、しっかりとリハをこなして、今後の人生のできるだけ長い時間を、質の高い生活を送ってもらいたいと、愚息として切に父親に願うものです。

父親は、今回のオペで正に「生かされた」と思います。
生かされた者として、生かしてくれた方々に報いるためにも、愉しくて素晴らしい人生を送って欲しいと思います。

2016年4月13日水曜日

Ride before you look!(1)[1] ロードバイクに乗り始めました

これまで、ロードバイクを手に入れたい日記というタイトルで幾つか書きましたが(現在事情により幾つかのポストは非公開)、ロードバイクについては経緯があってもう手に入れてしまいましたので、今後はタイトルを改メ、手に入れてからのことを書こうかなと思ってます。
手に入れたのは中古のバイクで、愛称はまるちゃんです。

手に入れた直後、バイクにコンポ他を組んでくださったショップからクルマで少し走ったところにある河川敷で習熟ライド。
人生初ロードバイクでしたが、全く乗れないのではないかと事前に相当恐れていたのに反して何とか乗って走ることは出来ました。

いやほんと、走りだして走るだけなら[2]誰でも乗れます。
51歳の俺でも、何とかいけます。
私の場合は幸いにもその場で教習してくれる人物がいましたから良かったですが、ネットで調べた知識だけでも30分もあれば多分誰でも走りだすことは出来ます。
走りだすまでの過程を自分の感覚で云うと次の通り(素人らしくフラットペダルのケース)。
  • バイクの左側に立ち、
  • デュアルコントロールレバー(カンパとか高級コンポを使ってるヒトは読み飛ばしてくれ)を握ってブレーキを掛け、
  • おもいっきりハンドルを右(自分とは逆の方)に切りながら車体を可成り深く自分側に倒して(つまり車体の左側を、自分が立ってる方の地面に出来るだけ近づけるんだ)、
  • その状態で右脚を後ろのタイヤとサドルを越すようにして跳ね上げて(だから車体を地面に倒せば倒すほうが楽)サドルには座らずトップチューブを跨ぎ両足を着き、
  • 跨いだら左脚をしっかりと地面につきながら、
  • 右脚で右ペダルを前方向、つまり進行方向に向くように水平よりちょっと上くらいになるまで回してあげて、
  • 右脚を自分が普段乗ってるママチャリを漕ぐ時よりはちょっと前、つまり土踏まずではなく、親指の付け根のかかと方向にある、あれはなんて言うんですか肉球みたいな丸い部分を右ペダルの真ん中に乗せ、
  • 気持ちの踏ん切りがついたら、
  • ブレーキかけるのをやめて、
  • ちょっとバランスを取りながら右脚でペダルを踏み出して体を浮かせてサドルの後ろの方にケツを乗せ、
  • 少し走りだしたら左脚も肉球の部分を左ペダルの真ん中に乗せ、
  • それから未来に向かって走りだすんだ[2]
こんな感じ。
2〜3回練習すれば誰でも出来ます。
で、これができれば、つまり走りだすことさえできれば走れます。
アタリマエのようだけど「走る」前には「走りだす」ことが当然必要で、でも初心者はこれが不安なんですよね。
走りだすことが出来るかどうか、がね。
でも、見る前に乗れ、乗り出せ!
だと思います。
壁は思ったより高くないから。

だけど、安全に停まる事を1人で習熟するのはかなり難しいです。
走りだすよりも綺麗に停まることの壁の方が遥かに高いと思います。
乗り出すことをテキストにするのは何とかできるけど、ブレーキングをテキストで表現するのはちょっと難しいよ。

私、クルマ好きで山道だろうが高速だろうが適度に飛ばせるんですが、それは基本「停まること」に多少の自信があるからです。
クルマのブレーキングについては、元トラック運転手のオヤジに結構教えられましたからね。
オヤジ曰く、「阿保でも走れるが、阿保では停まれない」んだそうです。
今のクルマは誰が踏んでもガックンせずに停まれるらしいですね、機械仕掛けでね(俺、機械仕掛けのクルマは大嫌いだけど)。

二輪といえば私は昔、エンジン付きの二輪に乗っていました。
自動二輪免許取得の為に行っていた教習所の教官がたまたまそういう人だったからだと思いますが、走るより停まることを凄く教えられました。
リアブレーキ(右脚で踏む方ですね)はバランス取るためのほんのお触り程度で、基本はフロントだけで停まれ、というのが教えられたブレーキングです。

でも同じ二輪である自転車では、いや違うな、ロードバイクではその辺の常識は殆ど通じないです。
少なくとも初心者は。
エンジン付きバイクよりももっと積極的に、体重の荷重を後ろに移さないと上手く停まれない。
エンジン付きバイクと同じようにフロントだけで停まろうとするとジャックナイフになっちゃいます。
特にパニックブレーキの場合は。
だから私のような慣れない初心者は、多分リアとフロントを同じにするのがいいと思うけど、慣れてきてスムースに体重をリアに掛けられるようになればフロントをやや強めにしたほうが良いかもしれない。

兎に角、走るより停まる。
エンジンの有無にかかわらず、車両に乗るの時にはこれが大事と思いました。

[1]
これは「見る前に乗れ」という意味のつもりで、言うまでもなく大江健三郎の「見る前に跳べ」のオマージュです。

[2]
このあたり、つまり「走りだすまで」を非常にしつこく書いてますが、初心者として云えば、そのあたりの所作さえもわかんないんですよね。
達人たちが書いているブログサイトには、そのような初心者の不安については全く触れていないのが不満ですね。
「走りだして、走るだけなら」と云うのは普通意味が重複していて日本語として失格だけど、「走りだす」のと「走る」のは本質的に全く違うことですので、敢えてこう表現しました。

2016年4月12日火曜日

温泉に行かない日(324) 【悲報】静岡の天神湯が廃業の模様

昨日昼メシを食い終わって歩いていると、静岡市内から通っている同僚が向かいからやって来た。
少し四方山話をしていたんですがその中で彼が、
「そうだAさん。この間話してくれた静岡のほれ、浅間さんの近くにある銭湯。あそこ潰れたみたいですよ」

ゔ。
天神湯のことだ。

まじですか?
今年1月に行ったばっかりなんですけど。
激アツで看板建築が印象的な素晴らしい銭湯だったんですが。

ただし、この情報は同僚が直接確認したわけでなく、同僚の先輩というヒトからの伝聞。
同僚を疑うわけではありませんが、自分の目で確かめないと。
それに銭湯に限った話ではありませんが、街場の店舗が廃業すると結構な確率で「可及的速やか」に解体が始まってしまう。
ううう、しかしウィークデイに動くのは難しいし、少なくとも今週末まではまたねばならぬ。
ここは一発山神さんに助太刀を願うかな。

しかしううむ。
もしこれが本当だと、静岡に残る銭湯は駒形神社近くにある桜湯のみという惨状に陥ってしまいます。
誤情報で有ることを望むですが…

2016年4月2日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(23) 人生初ロードバイク

父親の入院とカテで実家に帰省していましたが、結果としては日を改めてオペをすることになり、私は30日に一旦単身赴任先に戻ることにしました。
父親の入院に伴ってここ数週間で1000キロ以上の距離をクルマで走ってややお疲れ気味ですけど、予てからの予定通り本日4月2日、浜松に戻ってEMX-3の納車を受けることになりました。
開店時間の10時丁度にミソノイサイクルに行くと、先日お会いできなかった店長さんが本日はいらっしゃっていてご挨拶しました。
そうこうするうちに、今やすっかり私のロードバイク師匠となってしまった感のあるOさん(以後は「師匠」と呼称します)も来店。
来客多数で多忙の中、購入した物を確認しながら自転車本体と周辺グッズを受け取り、こうなるとやはり緊張が高まってきます。
ハンドルにはCat EyeのLEDヘッドライトの他、師匠から暫くお借りするGarminのEdge 800Jがど贅沢にも取り付けられており、もう本当にオーバースペック極まれり、って感じです。
まあこれはすぐにお返しする予定なんですが(欲しいけど)。
ショップ2階のフィッティングルームで、ネット購入で何とか今日に間に合った中華製パチもんジャージと、このショップで買ったビブのレーパンを身につけ、これまた昨日何とか滑り込みで購入したPumaのフットサル用シューズを履いて、クルマで天竜川まで移動していよいよ師匠によるライディングクリニックです。
河川敷に着き、クルマに載せるときに外していたフロントホイールと車体を取り出し、慣れぬ手つきでそれを組み立て、ヘルメットとグローブを嵌めていよいよ開始。
遂に乗ります
© ill-health(ruephas) 2016

最初に乗り方(跨がり方)とスタートの仕方を教わって遂に走り出しました。

人生初ロードバイク。
走りだしての感想。

走り始めた瞬間は、感激したとかその手の感情よりは、
「俺みたいなへっぽこな奴が今こんなのに乗ってる。なんかの間違いではないか」
という戸惑い系の気分でした。
しかしいざ走り始めると、当然の事ながら普段遣いの折りたたみ自転車とは全く異なった爽快感というか、クランクに与えた力が全く無駄なくチェーンに伝わり、スプロケットに伝わり、ホイールとタイヤに伝わって、漕いだ分だけ前に進み、スピードが上がっていく感動。
その感覚が身体に伝わってくるに連れて、
「わあ、こりゃ気持ちいいわ」
というのに変化してきました。
走りながら師匠から、ハンドルの持ち方、ペダルに載せる足の位置、姿勢、シフティングの方法、視線などなどを教えてもらいました。
暫く走ると停止し、今度はブレーキングについて可成りしつこく詳しく丁寧にレクチャーを受けました。
バイク(エンジン付きのほうね)でもクルマでもそうですけど、安全にしっかり停めれるのは重要というか大事なことで、これはたぶんロードバイクも同じだと思います。
私は昔オンロードバイクに乗っていたのですが、基本はフロントブレーキが主でリアブレーキは使わないか補助的に使う程度だったのでロードバイクも同じと思っていたのですが、実際には違うんですね。
停止するときには体を少し後ろにずらして荷重をリアに持って行き、ブレーキはフロントリアを同じ割合で使う。
停止する前にはペダルの上に立ち上がり、右脚を下に伸ばしきって左脚をついて止まる。
というのが基本。
右脚を伸ばして左脚で着地するのは、逆だと右側に転ぶ可能性があり、その場合はクルマにアタマを轢かれて死ぬからだそうです。
納得。
パニックブレーキの時も基本は同じなんですが、リアへの荷重移動をもっと強くして、ペダルに立つときは「飛び上がるような感じ」にして、ブレーキを強くかける、ということでした。
何回もそれを練習し、アタマでは理解できたので今後練習を繰り返してカラダで覚えるようにしようと思いました。
こういう感じで師匠のクリニックは続き、非常に勉強になったというかラッキーだったというか。
最初にきちんとした知識を持っている先輩にその知識を授かるというのは本当に素晴らしいなあと思いました。
我流は良くないですよね。
基本を直に教えてもらえるなんて本当にラッキーでした。
「じゃ、そろそろ戻ろうか」といって師匠は走りだし、「じゃあ、今先に誰も走ってないから一度限界まで飛ばしてみて」といいます。
ならばやってやると決意し、やってみました。

だめ。
3分と持たない。
死にそう。

限界を覚えて停まると、後から追いかけてきた師匠、
「じゃあ、クルマのトコまで走るか」
と云って師匠はまた走りだし、今度はあろうことか私をちぎり始めました。
師匠が乗っているロードバイクはかなり高性能ではありますけれども、とはいっても御年○○歳。
私より可成り年上である師匠が瞬く間に私をぶっちぎって行きます。
くう。
全く追いつけない。
途中でスローダウンして私を待ち受けていた師匠がニヤニヤしながら私を見てます。
「流してる時は気持ちよさだけしか感じないけど、こういう側面もロードバイクにはあるということを知ってもらいたかったんだ」
とのこと。
クルマまで戻り、ヘロヘロになってEMX-3から降り、最後は苦しかったけど「気持ちいい」という方が上回ってました。
フロントホイールを外して車体をクルマに仕舞い、最後に師匠にお礼を申し述べてから帰路に着きました。

その後師匠からは何通かのメールを頂き、走りながらでは教えきれなかった事について幾つかフォローしていただきました。
本当に恵まれたロードバイクのスタートでした。

ロードバイクを手に入れ走り始めましたんで「ロードバイクを手に入れたい日記」はこれにて終了。
以後は、Ride before you look!(見る前に乗れ!)という日記(週記?月記?)に変えます。

2016年3月31日木曜日

温泉に行かない日(323) 父親の再入院

EMX-3が手に入るということで浮かれているそんな中、実家の母親から電話があって父親が入院してオペするという連絡がありました。
心臓のオペをするとのこと。
両親はもう79歳で、心臓に何かする=手術という理解をしてしまったようですが、病院にいってよく聞くと入院したのは心臓血管外科ではなく循環器内科で、やるのはカテ。
まあ切った貼ったをするよりは侵襲性は低いので少し安心しました。
私が病室に着いたのと入れ替わるように、病衣を着た父親がカテ室に運ばれていき、私と母親は病室で待つことになりました。
待つこと3時間と少し、カテを終えた父親が病室に戻ってきました。
この病院のカテは手ではなく鼠径部からガイドワイヤを入れる方針のようで、足の付け根辺りがしきりに痛痛い痛いと言うので、結果については本人からすぐには聞けませんでしたが、暫くして病室まで来てくれた医師から、
血管の状態がよろしくなく、ステントを入れることが出来なかった。カテではちょっと難しく、無理やり入れてもリスクが高いし、抑ステントを入れられない。
むしろ外科的な処置をしたほうが安全だ。
というような説明をきちんとしてくれました。
その日は一旦実家に帰り、翌日、つまり今日に心臓血管外科の医師と話をすることになり、結局今度こそ「オペ」することになりました。
心臓の状態こそ放っておいたらそれこそいつ死んでもおかしくない感じですが、それ以外はまあまあ元気な父親です。
とは云ってもトシもトシですので、胸を開くとなると息子としてはそれなりに心配であります。
しかし先生によると、今の開胸手術は昔と違って侵襲性はそんなに高くなく、何でも人工心肺は使わないとのこと。
リスクは(つまり失敗して死んでしまうと意味だと思うんですが、それは)今のオヤジの身体状況を鑑みた上でも1%くらいじゃないかなあ、ということでした。

兎に角、放っておいたら突然死するわけだし、ここは先生を信頼してやっていただくしかありません。
実家の近くに高機能病院があって本当に良かったと思います。

久し振りに見た父親は僅かに腰が曲がっていて、かつて運送会社で関西までの長い距離を毎日のように往復していた壮年期の力強くカッコいい姿とはやはり違います。
最近運動できないためか、下半身もか弱い感じで少し痛々しい感じ。
それを見ながら、井上陽水の「人生が二度あれば」を思い出してしまいました。

オペは来月中旬とのことで、その際には勿論行きたいと思っています。

2016年3月28日月曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(22) サイクルウェアに困っている

ひょんな事がきっかけで、Oさんの好意のおかげでとても良いロードバイクを手に入れることが出来たのは全くラッキーな事です。
しかしそれがあれよあれよという間に、あっという間過ぎて、サイクルウェアが入手出来ず大変に困っています。
Oさんからのメールや、自分なりにサイバー空間で調べた知識で最低限の身なりについてはだいぶわかってきました。
でも、それを入手できる時間がない。
探す時間がない。
何でもいいじゃん、それなりであれば。
と思うでしょ?
俺もそう思うし、Oさんからは「ネットで買えばいいよ。消耗品だし」と言われてます。
で、確かにAmazonとかで見てると、安くて☆も多い商品もある。
でもそういうやつに限って、自転車のブランドが書いてあるんですね。
Bianchi、look、Cannondale、Giant、TREK、等など。
私が戴いたのはEddy Merckxというフレームメーカのものなんですが、それに乗ってるヒトがGiantとか大書されたサイクルジャージ着てるのはこれは流石におかしいでしょう。
例えばさ、TAMAのバスドラに「YAHAMA」とか「Pearl」って書いたドラムヘッド張りますか?
わかるでしょ。
すまない、分からなかったとしても責める気は無いから気にしないでくれ。

探すと(パチもんかも知れませんが)Eddy Merckxと書かれたジャージも有るんですが在庫は無い。
派手でもなく地味でもなくいい感じなんですが
勿論値段も7,000円くらいといい感じなんですが
品切れじゃ買いたくても買えない
Amazonより転載
© 1996-2016, Amazon.com, Inc. or its affiliates
じゃあ、そういう自転車ブランドが書かれていないウェアを探すと、意外にも結構高いんですよね。
何故だろうなあ?
うーむ。
しかし、試乗会の期日は迫っている。
素敵なEMX-3はいよいよ今週末の土曜日に納車され、おそらく今後ロードバイクの師匠となっていただけるはずのOさんは、EMX-3納車の日に最初の教習へ私を連れて行く気マンマンであり、私も是非そうしていただきたいと思っているのです。
でも、私がこの間購入したのはビブ(フレディ・マーキュリーのやつだ)とグローブとヘルメットのみ。
人気のない天竜川河川敷といえどもそのような格好のみで走れば、直ちにすわこそとばかり官憲が駆けつけ、私はその日の夜から浜松中央署のオリの中で愉しくて仕事から開放された数日間を送ることになるであろう。
できればそれは避けたい。
今週中にジャージとアンダーウェアとシューズをなんとかせねばならない。

ということで、今週中にアパート近くにあるSPORTS DEPOで、永年勤続表彰で貰ったJCBのギフト商品券でなんとかかんとか格好をつけるつもり。
仕事から早く帰る日を1日でいいから造らねば。

2016年3月27日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(21) ショップに行ってみた

本日自宅に帰り、お世話になるミソノイショップに行って実物を確認してきました。
その場にはフレームの前オーナーであるOさんにも来て頂けました。
昨日本日と、浜名湖の花博会場だった場所で大規模な自転車関係のイヴェントが有るということで、店長さんはそちらに出向かれていて不在。
今日はフレームの調整(サドルの高さ等)をする事になっているんですが、休日ということもあって来訪するお客さんも引きも切らない感じ。
そちらにかかれるまでには暫く時間が必要なようなので、それまでは調整して戴ける店員さんとは別の女性の店員さんとOさんの意見を聞きながら、なんて言うんですか、周辺機器?つまりヘルメット(ピンクを選択)とかグローブとかスタンドとかを選定。
うっすら恐怖に感じていた例のフレディ・マーキュリーみたいなインナーも試着の上購入。
恥ずかしいが、Oさんや店員さんによるとやっぱり必要とのこと。
Freddiest Familyへようこそ!より転載
ということで、他のお客さんの仕事が終わった店員さんにやっと調整して戴ける事に。
EMX-3
ケーブル以外の主要なパーツはもう組み終わっていました
おいおいこんなたいそうなブツ所持してマジで大丈夫ですか?
© ill-health 2016
スタンドのようなものにリアのハブを載せ、白い小さな板の上にフロントタイアを載せて準備を終えた店員さんにOさんが、
「シートポストに印がつけてあるでしょ。それボクのポジションだから、とりあえずそこまで下げてくれる」
と指示が出て、店員さんはそれに合わせてくれます。
私もOさんも男性としては小柄で、Oさんが痩せているという以外は足の長さとかの体格は非常に似通ってます。
「じゃあ、これに跨ってみてください」
加齢と運動不足によりすっかり柔軟性が失われた右脚を後ろに蹴りあげてなんとかかんとか跨ると、
「じゃあ、ペダルに足を載せてサドルに座ってみてください」
おっかなびっくりサドルに尻を乗せると、
「ちょっと低いですね」
Oさんも「うん、もう少しサドル高くても良い」
え?
もう結構十分にケツは高い位置にあるよ。
まだ高くしますか?
「はいじゃあさっきみたいにトップチューブにまたがるように一度降りてください」
そして少しサドルの高さを上げます。
その後更に少し高くして、
「まあ、こんなもんでしょう」
うげー。
あのぉー、サドルに座ったまんまだと足とっつかないんですけど。
EMX-3
怯えつつ初めてEMX-3に跨る小心者の初老
もう少し肘を下げなさいと言われてこのあとやってみましたが
数分で腕がガクガクしてきました
© ill-health / TY 2016
でもそれで良くて、停車するときにはトップチューブを跨いで立っていれば良いのとのこと。

うーむ。
何か、あれよあれよというまに「猫に小判」状態が現実化してしまって戸惑っているんですけど。
来週末には全部出来上がるとのこと。
Oさんは早速スケジュールを確認し、
「うん土曜日だったら時間有るな。いきなり街中乗ったらコケてクルマに轢かれて死ぬから、どっか安全なところ、どこが良いかなあ、うーん天竜川かなどこが良いかな」
等と初老初心者の初指導について検討を開始し、私は私で少しは乗り方の勉強をネットでもいいからやっておくかと考えてました。

2016年3月25日金曜日

温泉に行かない日(322) 山神さんが飛ばしている

少し舞えにご照会した山神さんですが(大山祇命では無いですよ)、愛変わらず会長に跳ばして折ります。
創造するにこの方、藍地県在住だと思われるのですが兎に角行動力が凄くて、廃湯になった乳欲使節が本当に肺等しているかどうかを炎炉はるばる覚仁しに行くという、デブ小な折れとは魔逆の坑道帰阪を持ってます。
その様子を書いた文章も面白くて、呼んでるうちに「じゃあこうなったら俺も逝くか」という強い気持ちがいつのまにやら芽生えて参ります。
フツーのヒトとはだいぶ異なる四川で音栓を黄泉解く山神さんのブログ。
改めてオススメします。
ちなみにワタクシ、同志社大学を受験して当然落ちましたが、それがなにか?

因みにこのポストは山神さんを茶化してる訳ではないですよ。
山神さんのブログ↓読んで頂ければわかります。
ある人物のオマージュであります。

http://blogs.yahoo.co.jp/poseidonttz1126

2016年3月24日木曜日

温泉に行かない日(321) 遂に出た

New York Auto Show 2016で、MX-5 RF、日本名でロードスターRFが遂に発表されました。
誠にひゃっほう!です。
MOBYより転載
私の好きなクーペタイプ。
新色のマシーングレーも大変よろし。
くそ、お前にやられたよ。
よし、買おう。

と、云うわけには行かないのが人生。
まず、これはまだロードスターじゃなくてあくまで欧米人向けのMX-5ですので。
日本での販売予定はまだわかりません。
だから実車はまだ見られない。
ワールドプレミアされただけなのでね。

幌車とくらべて良いほうを買いたいので、実車を兎に角みたいです。

あとはですね、単純に金の問題ですね。
今はお金がEMX-3というロードバイクに流れている状況ですので、買えるとしてもどっちみち少し先です。
あと1年位はかかるかなあ。
それまでじっくり愉しく悩んで行こうと思います。

しかしどっちも良い車だよなあ。

http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/wp/

2016年3月23日水曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(20) 半端ない心配事の数

私のビビリを悟ったかのごとく、Oさんは正に「Oさん新聞」の如く毎日のように私にメールを送ってくれ、ペダルの選択から自転車の保管方法まで、正に私の不安を先回りしたようないろいろなサゼッションを与えてくれます。
これは心強いですよマジで。
もっと早くお知りあいになれればよかったです。
で、そういった「Oさん新聞」である程度解決したり、このブログで既に書いたものが一部含まれますが、ロードバイクを手に入れることが決まってから抱いたいろいろな心配事について、箇条書きにして軽重の区別なく順不同的に書きだしてみようと思います。
  1. そもそもこんな俺にロードバイクを乗る資格があるのか。
  2. 俺は今51歳なんですけど、いかになんでも始めるのには遅すぎないか。
  3. カネがないんですけど、どのくらい借金(そう、借金だ)すればいいのか。
  4. 何を揃えれば良いのか。
  5. 街でよく見るロードバイク乗りのあの格好が恥ずかしいが、普通の格好で乗ってはマズいのか。
    • 何故恥ずかしいかというと、突き出た腹が顕になるからだが、それは我慢できそうだ。自業自得というやつだ。
      例を上げればこういう感じですね。
      徒然ピータンより転載
      著作権表示しようと思いましたが探してもなかった
  6. 噂によると、ロードバイク乗りは空力向上のために脛毛を剃ってるらしいんですけどその噂はマジなんでしょうか。トーハツが残念なヒトは他の部分が濃いという一般例の通り、私も脛毛が濃いんですが、肌が弱いので剃るのは嫌だ。
  7. 私は老眼で且つ極度の近視。遠近両用メガネをかけているのですけど、多くの自転車乗りがかけているあのサングラスのようなものはどうすればいいのか。メガネの上にサングラスを掛けてもいいのか。ちなみに私はコンタクトは体質的に合わなくて使っていません。
  8. Oさんは私の背格好を見ているため大丈夫だとは思うけど、フレームサイズは大丈夫か(俺はだいぶ小男ですんで)
  9. 俺ははっきり云うけど少し(少し?自分をまっすぐに見据えろよ)禿げている。メットでその傾向が加速化することはないか。
    • いや待てよ、考えてみればそれは別に構わない。この件は忘れてくれ。
  10. 跨がり方がワカラナイ。
  11. サドルに尻を載せる方法がワカラナイ。
  12. 最初の漕ぎ出しがワカラナイ。
  13. シフティングがワカラナイ。
  14. ブレーキングがワカラナイ。
  15. 走ってる途中でパンクしたら多分お手上げだ。
  16. メンテの方法がワカラナイ。
    • 以前、乗っている折りたたみチャリの変速機(どうもディレイラーのあたり)の調子が悪く、下調べもせず自力で調整しようとしたら状況は逆に極めて悪くなり、結局ホームセンターに持ち込んで調整をお願いした経験あり。
    • タイヤ交換は上手く出来た。
    • ロードバイクは1万円の折りたたみチャリより遥かに複雑で繊細だろうから、手入れは欠かせないと思うが、うーん大丈夫か?
  17. 最低限のメンテをするための工具はどの程度必要なのかなあ。
  18. 自宅から富士まで100km以上の距離があるので、納車されたらクルマで運ばなければならない。ホイール外してクルマへは何とか載せるとして、富士で自力で組み直せるのか。前輪は何とかなりそうだけど、後輪は絶対ややこしそうだ。
等など。
まだまだたくさんあるぞ。
面倒だから書かないけど。

でもね、この内いくつかある「心構え」関係については実はもう「そんなのどうでもいいやあ」って思えてます。
数本前のブログで書いた「あいつ、素人のくせしてあんないい自転車に乗りやがって」の件についても、それはそれで別に構わない。
この人生で恥ずかしい思いや死にたいと思ったことは結構あったけど、それにくらべりゃ全然どってことないでしょ。
歳くうと、恥ずかしいと思う感度も都合よく薄れてくるし。
オレはオレだし。
ハードウェア系の件については、それこそOさんがいろいろ適切な提案をしてくれるので、それをちゃんと読んで従っておけば、まずは大丈夫だと思います。

借金については、この程度であればまあよいわ。
鉄道作家の宮脇俊三さんは日本中や世界の鉄道に乗り倒して、その費用は多分家を数軒建てられるくらいのものだったと想像しますが、私はそんな凄い投資をしようとしているわけじゃない。
とは云っても、趣味にお金がかかるのは仕方ない。
仕方ないけど今はその金が無い。
そうなると借金するしかなくて、今回は会社の互助組織にいくらか借りて1年位で返していくことにしました。

ところでちょっと引用が長くなるけど、借金についての面白いお話し(と云うか見解)があるのでちょっと読んでみてください。
宮脇俊三さんの師である内田百閒(うちだ ひゃっけん)の文章です。
百閒先生はその著書「第一阿房列車(だいいちあほうれっしゃ)」で「なんにも用事はないけれど」汽車に乗って大阪に行くため(つまり100%、汽車に乗るためだけに大阪に行くということですね)知人に借金を求めるんですが、その際のお話しです。
気を持たせない為に、すぐに云っておくが、この話のお金は貸してもらうことが出来た。あんまり用のない金なので、気が楽だろうと云う事は、借りる側に起っていてもわかる。借りる側の都合から云えば、勿論借りたいから頼むのであるけれど、若し貸して貰えなければ思い立った大阪行をよすだけの事で、よして見たところで大阪にだれも待っているわけではなし、もともとなんにもない用事に支障が起こる筈もない。
  -中略-
一番いけないのは、必要なお金を借りようとすることである。借りられなければ困るし、貸さなければ腹が立つ。
  -中略-
私が若い時生活に困り、借金しようとしている時、友人がこう云った。だれが君に貸すものか。放蕩したと云うではなし、月給が少くて生活費がかさんだと云うのでは、そんな金を借りたって返せる見込みは初めから有りゃせん 。
そんなのに比べると、今度の旅費の借金は本筋である。
  -中略-
ただ一ついけないのは、借りた金は返さねばならぬと云う事である。
( 内田百閒「第一阿房列車」新潮文庫の新仮名遣版より、コピペではなく本を目で見ながら手で打ちなおした形で引用)

最後のセンテンスは確かに私も「いけないなあ」と思いますがね笑。

あと、〜の仕方がワカラナイというようなテクニカルな件については、Oさんやショップの方に加え、こちら富士でいっしょに乗ってくれる友人が数人はいそうなので、その方たちに教わりつつ練習を重ねれば、そのうち「公道デビュー」も出来るでしょう。
なあに、俺がニガテなジャズドラムよりはきっと上手く行くだろ。
なんとかなるでしょ、たぶん。
たぶんね。

2016年3月22日火曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(19) 恐る恐るショップに電話した

清水の舞台から飛び降りたのは自分なクセして、
「よし。こうなったらウジウジしてても仕方ねえ」
等と決意し、お世話になるショップに恐る恐る電話しました。
そのショップは、浜松では一番の老舗で、飲み屋しかないと思われがちな有楽街の南側にあるミソノイサイクル有楽街店(静岡県浜松市中区鍛冶町320-27:053-454-7108:定休水曜)というところです。
私が有楽街に繰り出す場合、ほぼ100%呑んだくれるのが目的なんですが、この店、ショーウィンドウにはいつも何だか変わった形やカッコいい形の自転車が飾ってあり、中にはロードバイクやいろんな自転車がおいてあって、酔客としてではありますが、前を通る度に気になっていました。
実は以前浜松の街中近くで仕事していて、たまに自宅から30分ほど掛けて自転車(ホームセンターで1万円コースで売ってる重い折りたたみ:折りたたんで運んだことは結局1回だけだった)で通ってたんですが、いつぞやそれにつけていたLEDライトをなくしてしまったため、帰りの夜道が怖かったのでこの店で買ったことがあるのを思い出しました。

ところで電話するのに何で「恐る恐る」かというと、このような専門店は私のような素人にはなかなか敷居が高く感じられ、中の人はきっと海原雄山みたいな感じで「自転車道」(この場合の「道」はRoadのことではなくて「茶道」「弓道」「柔道」に使う「道」のことです)を深く哲学的に探求していて、従って私のような素人の一見さんには、
「あんた。ロードバイクってのはなぁ、あんたみたいなぽっと出の根性無しじゃあダメなんだ。悪いことは言わねえ帰んな(発音は「けえんな」が最適)」
なんて言われそうで電話するのが怖かったんですよね。
長野とかにある有名蕎麦屋の頑固亭主、みたいなイメージ。
でも、お世話になる以上は仮に怖くてもまずは電話ででもご挨拶はすべきでしょう。
ロードバイクというある意味専門的で難しいものに乗るなら、乗り方のレクチャーやメンテナンスなどのことも含めてきちんとしたショップに頼るべきだ、特に素人はという話もよく聞きますし。
ロードバイクという趣味を長く続けられるかどうかは付き合うショップ次第らしいですし。
今回のことをきっかけに、きっとこのショップが私のメインのショップになるのは間違いなく、今後長くお付き合いをさせて頂く事になりますので、礼は失しないようにしないと。
で、恐る恐る電話してみました。
わたくし今度Oさんにフレームを譲っていただき、そちらでお世話になるものですが。
今回は本当にお世話になります。
Oさんからお聞き及びかもですけど、私ほんとに素人でして、いろいろわからないことばっかりなんですが、よろしくお願いします。
いろいろとご教授頂きたく、お力添えお願いします。
来月の上旬には出来上がる筈だとOさんから伺ってますが、とりあえずどうすればよいでしょう?
と伝えると、電話の向こうの男性(店長さん?社長さん?)は海原雄山的雰囲気は全く無く、柔らかく丁寧な対応と言葉遣いで、
はいはい、Oさんから伺っております。
費用についてはOさんから言わた範囲内で仕上げますのでご心配なく。
防犯登録とかのこともありますし、他に色々確認させていただきたいこともありますので、一度こちらに来ていただけるといいんですが。
とのことでした。
海原雄山じゃなくてホントに良かった。
で、今週末の27日の日曜日に浜松で所用があるため、その際にショップに伺うことにしました。
ううむ、素人なのにOさんとかにこんなに良くしてもらって、ロードバイクもショップも、こんな本格的な環境から始めて大丈夫なのだろうか?
すべてが今の俺にとってオーバースペックであることに間違いはなく、身の程知らず感がだんだん強まってきたぞ。
何か自信がないなあ。
ロードバイクってのは一旦ハマればどんどん深みにはまっていくとは聞いていますが、何しろ自分は飽きっぽいと自分で知っているので「ボク、大丈夫?」っていう不安でいっぱいであります。

2016年3月21日月曜日

御胎内温泉健康センター(1)

連休も最後で、明日は会社の重要な会議もあるし、温泉に行ってきます。
この辺りで行ったことない温泉も限られてきていて、今日行った御胎内温泉健康センター(おたいないおんせんけんこうせんたー:静岡県御殿場市印野1380-25:0550-88-4126:¥500:10:00~21:00:定休火曜:8月無休)は存在は知ってたけど、知った当時は確か凄く入浴料金が高くて見送っていたのです。
今日は朝から行く温泉調べをしていて、念の為にここを確認してみたら平日500円、休日700円と可成りお値打ちになっていたため行ったのであります(貧乏だからなあ)。

2016年3月20日日曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(18) コンポ決定

ホントに詳しくないためEMX-3 コンポというワードで調べたりしていたら、まあしっかり数えたわけではないけど多くの方が当然のようにULTEGRAを選択していて、格下の105は可成り少数派。
流石に105より下のコンポを選択しているヒトは皆無でした。
まあそうだろうなあ。
しかし素人の私が、戴き物とは云えミドルクラス(私にとっちゃあ十分にハイエンドですが)のフレームに、そんなアッパーなコンポ装着してふらふら走っていたら、長年ロードバイクに乗っている方々から「下手くそな素人のくせに偉そうに」等という誠にご尤もなご意見を頂戴するかもだし、実際自分でも宝の持ち腐れなのかもとか感じたりするし。
とは云っても、フレームがとても良いものなので、やはりそれに相応しいコンポでないと、なんかバランスが崩れそうというか。
ううむ、さりとて懐具合もあるわけだしどうしよう。

等と相変わらずウジウジしていたところ、フレームを譲っていただく方(以後「Oさん」と表記。実際の仕事では私が「Oさん」等と気安く呼べるような立場ではなく、然るべき敬称を持ってお名前をお呼びしています)がやって来て、3枚の紙を私にくれました。
それはどこかのサイトのハードコピーで、EMX-3に組んだコンポの一例のような資料。
それには105が使われておりました。
Oさんとはその時少し話したのですが詰まるところ、
  1. コンポは最低105が必要だけど、今回はその105で良いと思う。
  2. あなたのようなビギナーが今回差し上げるフレームを使っていると、他のロードバイク乗りに変な目(さっき書いた「あいつ下手なのに偉そうに」系のことですね)で見られるかもだが、あなた大丈夫か。
  3. そういったことをわかった上で欲しいというならフレームを譲ろうと思う。
  4. コンポの予算を教えてくれれば、私の出入りのショップにフレームを持ち込んでその予算で105で組んでもらうように手配する。
ということです。

1.については、渡りに船というか、経験豊かなOさんがその経験と知識と今回の状況を踏まえた上で105でも可というのはありがたい話です[1]

2.については、さっき書いたとおり私も全くそのとおりだと思います。
私だって、私より明らかに下手くそな奴が500万クラスのクルマにふらふらしつつ自慢気に乗ってら、糞野郎と思いますからね。
マトモに乗れるようになるまでは近隣の安全な場所で練習しようと思います(なんか初めて自転車に乗ろうとしている子供みたいな感じですが、気持ち的には正にその通り)し、マトモに乗れるようになってからも「諸先輩方、僭越ですが走らさせていただきます」的な感じの人生を送ろうと思います。

3.については、そういったことですので謹んで戴きます。

4.については、車体の組み上げだけで(つまり、他に必要な関連費用を別にして)○○万円くらいで出来るでしょうか、とお願いしちゃいました。

ああ、遂にやっちまった。
遂に身の程知らずっぽいことをしでかしてしまったようだ。
しかしもう後には引けない。
不安を感じつつ突き進みます。

[1]
ただし「こいつが提示した予算じゃあ105しか選択肢無いんだが、俺ならULTEGRAが普通なんだけどなあ。仕方ねえなあ全く(苦笑)」とかと思っていらっしゃるかもしれません。

2016年3月19日土曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(17) コンポ検討

R3のリビルドについてうじうじウジウジ考えていた時にいろいろ調べてわかったんですが、ロードバイクとかってのの基本は、気に入ったフレームに気に入ったパーツ(コンポという。きっとコンポーネントの略なんでしょうなあ)を、自分の希望と(俺の場合)貧困な予算を突き合わせながら組み合わせて行って完成車にするということのようです。
で、そのコンポというのは一般的にはホイール、サドル、ペダル等とか以外の、駆動系とか制動系のパーツ群の事を指します。
でも私を含めて多くのパンピーは、組み上げていく等という高度な技と知識は持ち合わせていないために、フレーム+コンポ+コンポ以外のパーツが最初っから組み上げられている「完成車」を購入すると(ただし、ペダルだけは更に別売なことが通常。その理由さえ知らない素人な俺です)。
私見ですがたぶんそういうことのようです。
今回はEMX-3という高性能なフレームを譲っていただくという状況ですので、基本的には素人の私がコンポとかを考えて選んで買って、そして組んでいかなければなりません。
まあ実際問題、組むのはとても無理ですのでプロにお任せするつもりですけど。

で、どんなコンポを選べばよいか考えてみました。
自転車用のコンポサプライヤーは素人の私でも大きなので云うと2社あると知っています。
シマノとカンパニョーロですな。
どっちがいいとかどっちが高いとかは余りわからんけど、まあシマノでしょう。
カンパニョーロ?
海外のメーカーですよね。
高そうだなあなんとなく。
シマノだったら日本メーカーだし、釣具も作っているし(釣具は関係ないかもだけど、グルグル回るという点ではリールとかと共通的な技術を使ってるかもしれない)。
シマノであればR3の時にいろいろ調べたからなんとなく知っているし、ホームセンターとかで良く売っている多くの自転車の変速機にはシマノって書いてあるから、なんか安心感ある。
私が今乗ってる安物の折りたたみ自転車にもシマノの変速機ついてるしね。

シマノが売っているコンポにはいくつかのシリーズがあって、上位のやつから言うと、
で、完成車の素人向けエントリーモデル(15万円から20万円くらい)の上位の極一部に採用されているのが105で(だけどよく見ると、主要パーツ以外には格下のコンポを混ぜて使ってたりする)、多くはTiagraとかSORA。
私がR3の時に考えていたのはSORAかClaris。
105の上のULTEGRAは、自分ではだいぶ無理しないと買えないなあと思うクラス、完成車価格で言うと30万以上とかかなあ、そういうのに装備されていました。
この30万円以上のクラスになると通常はULTEGRAで、最低でも105が装備されている気がする。

うむ、成る程。
実際に使ったことはないのですが、このような価格展開状況ですと、装備すべきはおそらく最低でも105、もしかしてULTEGRAが必要かも知れない。

ネットで調べてみると、コンポとコンポ以外のホイールなどを含めて105中心に最低乗れるように揃えていくと10数万円程度、ULTEGRAだとそれより当然数万円高い。
今の経済力でいうとULTEGRAは家庭内稟議的に無理なのは明らかで(決して貧乏ではないけど、俺くらいの経済力だと数千円数万円の価格差でもこうなるんだよ)、できれば105路線で揃えたい。

SHIMANO 105 5800(現行バージョン)
時々モデルチェンジがあるらしく、メジャーな場合は
「5800」の下2桁目、マイナーな場合は下1桁目部分
が変わるらしいです
2014年4月に現行の5800が発売されたとのこと
シルバーとブラックのカラーバリエーションがありま
すがこの写真には両方入ってます
©SHIMANO
ヘルメットとかライディングスーツ(あのぴちぴちの)とか保険とか保安基準を満たしたライト(通勤に使う可能性も僅かにあり)とかの関連費用も莫迦にならないだろうしね。
だから本音を云うと、もう少し安いTiagraを使いたいんだけど、それじゃあ走りに行って他人に見られたら「こいつ変なやつか」と思われそうだし。
しかも聞いたところによると、105以上のリアは11段変速で、それ以下は10段変速かそれより枚数が少ない。
その間には基本的には互換性がないらしいので、上位互換がある(と思うけど自信なし)105は最低ラインということになるような気がする。
ということで、経済と性能のせめぎあいの末、何とか105で収めたいと思うのですが、素人なのでその選択が正しいのかどうなのか悲しいことにワカラナイ。
もし大した性能差が無いのであれば安いほうが良いに決まっているのですが、性能差があるからこその価格差でありますし。
乗り比べることもできんしなあ。
ううむ、どうしたら良いのだ。

2016年3月18日金曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(16) EMX-3を知らない

ズブの素人たる私は、ロードバイクのメーカー(ブランド)で知っているのはいくつかありますが、そんなに多くはないです。
ロードバイク欲しいなあと思いながらネットでいろいろ見ている中で、自分の財力と技量(ってったって乗ったことないのだから、技量もクソもなんにも無いんですけど)にふさわしいのは、例えばGiantとかanchorとかのよく知られたメーカーで、それの初心者用エントリーモデル。
完成車ベースの価格帯で云えば15万円とかくらいなのかなあって根拠もなく考えていたくらいの程度。
CannondaleのCAAD10とかもし買えたらいいなあ、はあ、とか。
俺みたいな初老はBianchiとかは浮くだろうなあ、とか。
まあその程度。
ましてや、EDDY MERCKXという自転車メーカーも、その会社が出していたEMX-3というモデルのロードバイクも知らない。
EDDY MERCKXをどう発音していいかも実はワカラナイ。
で、調べてみたらシクロワイアード.jpというサイトのページで紹介されているのを見つけました。
それによれば、
  • EDDY MERCKXは「エディメルクス」と発音すること
  • ミドルグレードに位置づけられる
  • レースやロングライドなど様々なシチュエーションに対応
  • 素材には300GPaクラスのカーボンを使用
  • ハイエンドモデルEMX-525と共通のカーボンラミネートプラス製法を採用することで剛性と乗り心地の相反する性能を高い次元で両立
  • 価格は257,143円(税抜、フレームセット) ※全て2014/2/7現在の情報
フルカーボンのバイクのようですが、300GPaってのの凄さがいまいちわからん。
たぶん凄くスゲエんでしょう。
同じく、カーボンラミネートプラス製法ってのも同様にわからん。
兎に角凄くスゲエんでしょう。
想像する事すら難しいです。
2014年の記事ですので2014年モデルだと思うのですが、フレームセットだけで25万円もするという凄さは、言い換えれば、私のようなズブの素人にとって破壊的なまでのオーバースペックを予感させるということはわかる。
ミドルグレードと言うけど、ハイエンドモデルがどの程度でローエンドがどのくらいかも知らない。
今のオレ的には、完成車15万でも充分超ハイエンドなんですがね。
この歳になってレースはありえんので、主目的はロングライド(まだ憧れ)ということになるんですが、それにも対応しているというのは安心な気がします。
EMX-3の完成車
(c)深谷産業 / cyclowired.jpより転載
ふうん。
でも、包丁でも何でも素人は道具でカバーせよということを聞いたことあるし、全く畑違いで申し訳ないけど、大学時代にドラムを叩いていた経験で言えば、かなり無理して買ったTAMAのスネアドラムに、自分の下手くそさをだいぶカバーしてもらった実感もあるし。
やはりせっかくだから戴こうかなあと思います。
思いはしますが、戴けるのはフレームのみで、コンポとかは自分で買って組む必要が有ります。
どのレベルのものを用意すべきで、それは即ちいくらくらいなのか。
それがわからねば安易に「じゃあください」とはいえないから。
フレームが「ミドルクラス」なだけに、あまりにローグレードなコンポはつけられないだろうから、それなりの出費が必要になりそうなのは予感できますが…

2016年3月17日木曜日

温泉に行かない日(320) ビジネスシーンを快適に。まるで紳士靴にみえるスタイリッシュなスリッパ

俺にはちっともそうは見えないが。


このスリッパだか何だかを履いて自席から上司の席に赴き、何かの報告を出来ると思うヤツ。
あるいはこのスリッパを履いて上得意先に行って、何かのプロポーザルを出来ると思うヤツ。
一歩前に出ろ。
歯を食いしばれ。

ギャグでおうち用に買おうと思ったが、税込12,960円という価格もこれまたギャグな感じだと知り断念。
誰がどんな状況でこれを買うのか、更にはビジネスシーンで使いたいと思うのか。
これが欲しいと思うあんた、スマンが俺に教えてくれ。
昔流行ったやっすい「健康サンダル」のほうが相当マシじゃ。

2016年3月15日火曜日

ロードバイクを手に入れたい日記(15) へ?EMX-3?

報告事項①
前上司から貰い受け、SHIMANOのSORAかClarisレベルのコンポ(前者はエントリークラスのロードバイク完成車、後者はエントリークラスのクロスバイク完成車によく使われています)で組み直そうと思っていたGiantのR3ですが、なかなか作業が進まない(忙しくて進められなかった)中、少し前にアパートの駐輪場から忽然と姿を消してしまいました。
会社から帰って自転車置き場を見たら綺麗サッパリ消えていた。
たぶん盗まれたか誤って回収されてしまったのだと思われます。
ううむ、仕舞った…っと思っていたのですが無くなってしまったものは仕方がない。
ごめんなさい、Kさん。

報告事項②
そうこうするうちに時は経ち、今日先程の事。
具体的な状況は一切書けないのですが(犯罪系の話ではなく、個人情報系の話だから)、ある人物と仕事上のお話をしているうちにロードバイクの話になりました。
その人物はある業界では一目置かれる立場であり、かつ尊敬を集めている人物です。
ある分野の先駆たる存在であります。
一方でその人物はロードバイクをこよなく愛し、週に何回かは自宅から片道○○kmほどの距離にある仕事場までロードバイクで通っているというツワモノ。
聞けばその人物の現在の愛車は、気に入ったフレーム(内緒、高いよ)に好みのコンポやホイールなんかをビルドアップしていった結果、ここではちょっと書けないほどの金額になっているとのこと。
で、その人物とはいろいろ盛り上がったんですが、盛り上がっているうちに、
「なんだ。君もロードバイク好きなんだね。今、使ってないフレームがあってさ。知り合いのショップに置いてあるんだけどね、あげようか?」
へ?
まじですか?
まあ俺貧乏だし、貰えるものなら何でも有り難いですので、
「はっ!戴けるのモノであるならば戴きます」
と返答したら、
「よし。じゃああげようか。えっとあれはEMX-3っていうフレームで、確か7000kmくらい乗ったんだけど、他に気に入ったフレームがあったからそっちに乗り換えてて今使ってないんだ。ただし、譲れるのはフレームだけだよ」
へ?EMX-3?
知らない。
寡聞にして存じあげませんです。

ロードバイクに関しては耳学問以上の知識はなく、ママチャリは別として本格派のロードバイクには乗ったことはない恥ずかしい私ですが、その耳学問の範囲でEMX-3という固有名詞は私にはない。
その人物に訊いてみたところ、それはあるブランドのフレームで、フルカーボン。
発売当時の価格は素人の私がちょっと引く感じのものであることが判明。
戴けそうなのは完成車ではなくフレームだけですが、兎に角高い。
ゔゔ。

考えましたよ。
そりゃ考えた。

俺、素人です。
陶芸の世界には「無名以前の作家」というクラスがあると聞いたことがありますが、私はかぶせて云えば「無名以前の作家の弟子」位な軽薄な者です。
そんな俺がそんな凄いの(通の人であれば「そんなの普通の価格だよ」って言うかもだけど)を貰って走って良いのか、って感じですよ。

2016年3月11日金曜日

温泉に行かない日(319) 祈念の日

5年前の今日、前の職場(病院です)で大きくゆったりした揺れを感じ、その異常さに嫌な感じを覚え、被害の有無を確認するために産科・新生児科などが入っている病棟とオペ室に飛んでいった事を今も強く覚えています。
幸いにして何事もなかったんですが、その後戻った事務所のテレビで次々に入ってくる東北の被害。
時間が経ち、日が経つに連れ次第に明らかになってくる、激しい揺れと津波と福島第一原子力発電所炉心メルトダウンによる甚大な被害。
街と人を飲み込みながら陸地に襲いかかる津波。
原子炉から吹き出す大量の水素ガス。
まだ若い頃、阪神大震災発生2日後に現場に行って目の当たりにしたその凄さも悲惨でしたが、テレビを通じて伝わってくる東日本の被害の実態に言葉もありませんでした。

5年が過ぎ2016年になりましたが、今だ17万人の方が自分の住処に帰還できず、震災関連死は3000人を越え、フクイチでは破壊された炉心(破壊の原因を東電は想定外の津波によると言っているようですが、1号機では津波到来前に建屋内の放射能量が急上昇したという情報もあります)に今だ近づくことも出来ず、強い放射線を発生させたままのデブリをどうすることも出来ない状況があと数十年続くと思われます。

そして私だって偉そうなことは言えない。
私自身はあれから今まで、この震災に対して、まるで何も出来なかった5年でした。
何回か募金をしたり、震災後暫くして大洗まで行って温泉に入ったり、つい先日は知り合いになった大学生にお願いされて福島の食品を現場で買ってもらったりということはしてましたが、具体的には何の直接的行動も起こせていない自分です。

でも自分の中で、阪神大震災も東日本大震災も風化はしてません。
忙しい日々の中でという埒もない言い訳しながら直接的行動は取らなかったし、今後もそうかもしれない。

今出来ることは限られているかもしれないけど、少なくとも忘れないようにする。
起こったことは、忘れません。
そしてもう少しして仕事と時間の余裕ができたら、今度は大洗よりもっと北まで遊びに行こうと思います。
温泉もあるし、近づけるかどうかはわからないけどフクイチ近くにはいくつか山神社もあるし。
そういう感じのことしか私には出来そうもありませんが、でも、出来そうなこと出来るときにしてみたいと思います。

2016年3月10日木曜日

温泉に行かない日(318) この抜け毛は何とかならんか

毎朝ほんとうに辛いのだ。
部下などは「じいさんだからだ」等と云っているけど、若かった頃からヒドい脱毛で起きて枕を見て驚愕したことが普通にあったし。
本当に原因は何なんだろうなあ。
原因を探るため過去2度ほど、かかりつけの皮膚科医に受信したが、「いや別に普通だし、抜けるのはどうしようもないし」と言われる始末だし。
抑、抜け毛の原因を探るために皮膚科医にかかったという自分がなんか情けねえし。
結局、超短髪にするとか毎朝ジェルで毛髪を盛り上げてごまかしたりしてお茶を濁してしのいでいるのだが、根本的に治す方法は無いのかなあ。
はげえええ。

温泉に行かない日(317) この吐き気は何とかならんか

毎朝ほんとうに辛いのだ。
部下などは「飲み過ぎだからだ」等と云っているけど、呑まなかった翌朝もヒドい吐き気に悩まされることが普通にあるし。
本当に原因は何なんだろうなあ。
原因を探るため過去2度ほど、内視鏡検査を受けたがほぼ呑んだくれている割には非常に綺麗なものだったし。
抑、吐き気の原因を探るためにゲロゲロしながら内視鏡検査を受けるというこの矛盾にも疑問を感じたりするし。
結局、ナウゼリンなどを服用してお茶を濁してしのいでいるのだが、根本的に治す方法は無いのかなあ。
おええええ。

2016年3月8日火曜日

温泉に行かない日(316) SPAMなコメントについて

始めてから5年経つこのブログですが、たまにコメントを戴いて、戴くと正直大変嬉しいと思います。
しかし通例により、極くたまに所謂SPAMコメントも戴き誠にありがとうございます。
このブログのプラットフォームであるBloggerというサービスは、SPAMっぽい書き込みをちゃんとSPAMとして認識して、そういうのは先手回しにちゃんとSPAMフォルダに入れてくれるので今まで気づきませんでしたが、今改めて見てみたらちゃんと来てるんですね。
ということで、3つほど紹介してみましょう。

その1
角川文庫版の米倉斉加年の絵が表紙のやつね AKBセクシービデオや有名人の服をここで入手してください。 http://twentie.com/akb my blog post *****
このSPAMが寄せられたポストには、米倉斉加年さんやAKBについては一切書いていないんですけど、何故このコメントなんでしょうね。
不思議だな。
他のポストでは書いていたような気もしますが。
貼り付けてあるコメントの最後の*****のところは、Chiyoと書いてあります。
自分をファブレスだと思ってて、AKBのえっちいビデオ見たいという奇特な特攻野郎は、是非*****をChiyoに置換して突撃してみてください。
結果の報告は、俺としては特に不要です。
俺自身がそのサイトに行くのは、俺はファブってるチキン野郎なのでちょっと遠慮しておきます
しかしどっから「米倉斉加年」(俳優/挿絵作家で、夢野久作の「ドグラ・マグラ」の表紙画が印象的)なんて固有名詞が出てきたのかねぇ(なんとなくわかるけど)。

その2
This is a great tip particularly to those fresh to the blogosphere. Short but very accurate info… Thank you for sharing this one. A must read post! Feel free to visit my web-site: ホテル予約
うーんこれは多分英語だな。
しかしおれちょっと英語わからん。
スワヒリ語じゃないことだけは確かなように思える。
英語はわからんものの多分このコメントが来たポストには全く関連がない内容だなあ。
最後だけ漢字とカタカナなのも俺を混乱させる。
わからんから機械に翻訳させてみたところ、
これは特に、ブロゴスフィアに新鮮されるものと大きなヒントです。短いが非常に正確な情報が...これを共有していただきありがとうございます。記事を読まなければなりません!私のウェブサイトを訪問すること自由に感じなさい。ホテル予約。
との事で、自由に感じさせて戴きまして誠に有難く、是非今後も宜しくお願いしますとかしか言えない弱っちい自分が悔しいです。

その3
Do you have a spam issue on this blog; I also am a blogger, and I was wondering your situation; many of us have developed some nice practices and we are looking to trade methods with other folks, please shoot me an e-mail if interested. hoteru onsen ryokan ホテル Here is my website: onsen
英語連発で右翼な俺を苛立たせます。
再度機械にご登場戴き翻訳して貰いましたところ、
あなたはこのブログ上のスパム問題を持っています。私もブロガーだ、と私はあなたの状況を思っていました。興味があれば私たちの多くはいくつかの素晴らしい習慣を開発しているし、我々は他の人々との方法を交換するために探している、私に電子メールを撮影してください。 hoteru温泉旅館はテルここでは私のウェブサイトがされホ:温泉
とのことで感じ入りました。
SPAMなヒトから「あんた、SPAMに悩まされてるだろ」と意見を頂戴奉る事に不条理を感じる昨今です。
特に悩むほどは問題無いですけど。
「投稿者もおかしいですなあ」とSPAMのヒトを斬って、その返す刀で痛み入りますが、機械もどうかと思われます。
ホテルという単語を文章の中で敢えて「ホ」と「テル」に分割して表すという斬新な手法には、俺的にはただただ恐れ入るしかありません。
申し訳なかった、と今は平伏するしかなすすべがないと申し添えます。

「私に電子メールを撮影してください」か。

夜も更けてきたようだし、明日(いやもう今日か)も会議で早いようなので、うどん食ってクソして寝るかな。

2016年3月7日月曜日

温泉に行かない日(315) 阪神の記事をニヤニヤしながら見ている

今もそうですけど、毎日のように面倒ばかりが増えてきてぐったりと疲れる仕事が終わって帰宅し、PCを開いてお酒を飲みながらタイガースの記事を読んでいる時間が結構至福です。
しかも、タイガースファンであれば(いや違うな、そうじゃなくても)わかると思うけど、その至福の時間を味わえるのは大抵の場合、長くて夏まで、短ければ開幕戦までなので、夢に浸れる開幕までの時間を大事にしたいわけです。

しかし今年は昨シーズンまでのタイガースと何か違う気がする。
一発やってくれそうな気がする。
私の夢の一つは「死ぬまでに1回だけでいいから阪神優勝」なんですけど、もしかして今シーズンやってくれるかもしれない。
鬼籍に入られた北杜夫さん(超虎キチでした)も、今シーズンばかりはきっと冥界から同じことを思ってタイガースに注目していることでしょう。

3月25日になったら、おそらく尼崎商店街の面々が阪神専用マジックボード、即ち、タイガースが1試合こなす度に勝敗に関係なくマジックが一つずつ減っていくあの特殊なボードを掲げるだろうし(だから開幕プレイボールの瞬間、多分いきなりマジック143で、試合が終わったら142)、私自身もそんな気分で開幕戦を迎えたいと思います。

兎に角開幕戦、本拠地(残念ながら京セラドームですが)でドラゴンズを無慈悲に切って落とす結果を待ちたいと思います。
あと、できればですけど、優勝は無理でもせめてジャイアンツには勝ち越して欲しいです。
すみませんがよろしくお願いします。

2016年3月4日金曜日

温泉に行かない日(314) 「山神のブログ4」が面白いです

馴染みの入浴施設に繰り返し行くのも好きですが、やはり行ったことが無いところにも行ってみたいというのは多くの人と同じです。
しかし、今住んでいる辺りの入浴施設は、一部食わず嫌いなとこ(例えば富士宮の華の湯など)や事情があって入れないとこ(例えば富士駅前のスーパーホテル天然温泉富士本館:多分のみ不可)を除いてほぼ行き尽くしている感じです。
ですので、時間があるときにはPCを使って日帰り可能な温泉や銭湯を探すわけですが、参考になる度が高く、且つ読んでいて面白いのは旅行会社系や大手ポータル系の温泉紹介サイトではなく、個人系ブログサイトだと思います。

前者は不特定多数の人から情報を集めて載せているので物件数は多く、ざーっと探すのには便利かも知れませんが、投稿にいろんなタガ(文字数とか内容の制限とか)が嵌っていて深みがないというか、通り一遍というかそんな印象です。
一方個人系ブログサイトは、言うまでもなく何の制限も無いため大抵極私的内容であり、いい意味で(そう、いい意味で、です)書き手の思いが満ちており、大手サイトでは書けない真実も書かれていたりして、読んでいて面白いものが多いです。
ということで、これまで幾つか面白い個人系サイトを愛読していたわけですが、最近見つけたブログサイトがなかなか面白いです。

それは山神のブログ4というサイトです。

ブログ名にある通り、山神という方が書いているブログですね。
偶然見つけたブログサイトなのですが、読み始めたきっかけは、現時点での最新のポストです。
内容的には、同志社出身を名乗る人物が取締り(ママ)役(その人物のFacebookの自己紹介からそのママ引用)を務めている、如何にもアヤシゲな会社が運営し始めた温泉に就いて(結構ボロッカスに)書いているというものです。
この書きっぷりが面白かったのがきっかけで読むようになりました。
この方、広角打法というか、温泉そのものだけでなく、温泉が関わる周辺事も書いてらっしゃいます。
また、私の場合調べた結果面白そうだと思っても実際には現場に行かないことが多いのですが、この方はいろいろ調べ尽くした上、更に現場に行って実物を見るという行動規範の持ち主であるらしく、そのお調べ段階から現場までを極私的視点を持って書いてくれてます。
ホントに面白いですので、みなさまも是非お読みいただいたらよいですよ。
オススメします!

2016年3月3日木曜日

九重湯(2) *廃業*

たまたま京都に出張に行っていた友人から、九重湯(京都府京都市南区東九条南山王町28:075-681-3634¥41016:00~23:00日曜定休公式Websiteなし)についてのご報告を戴きましたので、今回はそれを紹介したいと思います。
堀川御池より九重湯を目指す。
地下鉄に乗って京都駅に戻って…と思って地下鉄路線図を見たら、なんとちょうど駅南に続く線ではないか。
これなら、京都駅の1つ南、九条駅で降りた方がよいか?と思い、Google Mapを確認。
が、まさに九重湯はちょうど京都駅と九条駅の真ん中あたりのようです。
悩んだ結果、道のりが楽しそうで運賃も安い京都駅で降りることに決定しました。
いざ、京都駅に着くと、まあ予想していたことなんだけど、どっちが八条口なのかさっぱりわからない。
そうしているうちにお土産やさんにフラフラと吸い込まれたり右往左往してようやく見つけた案内板を確認すると、現在地は思いっきり逆の北口側であることが判明。
まあよれならそれでむしろ清々しい、迷いなく真逆にいくだけだと、ズンズン歩き、ようやく駅南の地上に出たところ、目の前には先ほど地図で見た「京都アバンティ」。
おお、アバンティ!きみが目印だ、頼もしいぞ。
という事はだ、このアバンティの東側の道を南下していくだ、と先ほどまでの駅構内のウロウロぶりとは打って変わって地上に出てからは迷いなく歩みを進めることができました。
行くに当たって予め温/泉/週/記で確認した情報では、駅から5分ほど南下、とありましたが、実はワタクシ少々疑っておりました。
最寄り駅からまでバスで40分、と謳っている中古マンション広告のように(嘘つけ、40分なんかで着かすかい!)、若干の誇張があるのではと思っていたのです。
意図的でなかったとしてもね。
もうちっと遠いのではないかと。
が、ほんと5分足らず歩くと、第2のランドマークである交番が見えるではありませんか!
おお、交番だ、確か温/泉/週/記では交番の次の角を曲がると書いてあったはず…と思いつつ、ブログではなくGoogle Mapを見返すと、まさに交番の角を曲がったところにあることになっています。
その小路を覗けば、確かに青果店がネギだの白菜だのを商っており、昭和のかほりが漂っています。
まさしくこの道、と確信を持って進むこと約20秒、右手でやっている工事現場眺めて暫く歩き、営業中の旗をはためかせている精肉店を過ぎ… 
って、あれ…? 
まさか⁉︎ 
そう、そのまさかで、戻ってみた工事現場、そこが九重湯でありました。
今まさに、ショベルカーが入って建屋をバリバリと壊しており、よく見れば、敷地奥の方に浴場らしき空間が見えます。
手前にあるのはおそらくお湯のタンクでしょう。
作業している兄さんたちとは明らかに年齢も出で立ちも異なるおじさんが腕組みしてじっと見守っています。
年の頃、80歳近くでしょうか。
間違いないとは思いつつ、一応そのおじさんに、 
「あのう、ここは九重湯ですか?」 
と聞いてみると、 
「そうだよ」 
とのこと。
ああ、間に合わなかったか…
先月から解体しはじめたそうです。
おじさんは、 
九重湯の4代目で、息子さんが継いで5代続いた古い銭湯だったこと。
NHKも2回くらい取材に来たことがあること。
有名人も結構きていたこと。
昔は床屋もやっていて、みんな散髪した後にお風呂に入ってそれで1セットだったこと。
だから年末なんかは床屋も銭湯も大忙しだったこと。
お湯は100メートルくらいボーリングして地下水を汲み上げていて、そのまま沸かすと鉱物で濁ってしまうので濾過してから沸かしていたこと。
九重湯の前の道はずっと行くと東寺にぶつかり、徳川時代からある古い道であること。 
などを話してくれました。
「私は入ったないんですけど、知り合いにいい銭湯だと聞いたので来たんですが…残念です。その知り合いは通りすがりに寄ったので、石鹸とか持ってなくて買おうとしたら番台のおばさんが九重湯って書いた桶を貸してくれたって言ってました」
と伝えたところ、
「ここはねぇ、京都駅近いでしょ?だから結構遠くから来た人もくるのよ。そんな人にさあ、石鹸代とかもらうの悪いじゃない」
と、江戸っ子ならぬ京都っ子の心意気を見せてくれました。
わたし、実家が店を廃業して工場解体した時泣けて泣けてしょうがなかった。
きっとおじさんも泣いただろう。
でも、もう今日のおじさんにはそんな湿っぽさはなくて、サッパリした様子でした。
現場は浴場の様子がまだわかるだけに痛々しい感じがして、長いことお疲れ様でした、と浴場(とおじさん)に頭を垂れて帰ってきました。
帰り道、すぐ近くの青果店の前を通った時に、おそらくそこのおばさんが、「目は痛いし、ノドはイガイガするし…もう」と、誰かにブツブツ言っているのが聞こえ、ちょっとわたしの湿っぽさも飛んだのでした。
ううむ、そうか。
でも仕方ないね、残念だけど。
1回でも入浴できたのは幸せだったと考えるしかないでしょう。
考えてみれば、1回入っただけの銭湯が廃業して取り壊されてしまったのはこれが2つめなのですが、繰り返すけど仕方ない。
レポートを書いてくれた方は写真を撮ってくれていました。
もう入ることの出来ない、今正に取り壊されつつある銭湯の姿なので、主義を曲げて掲載したいと思います。
九重湯
photo © y/ill-health 2016
九重湯
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九重湯
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九重湯
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九重湯
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